トンギュウバター

バターの一種。
通常のバターとは異なり、徹底的に圧縮されレンガ状になるまで硬く成型されている。
その為に“切る”ではなく“削る”といった方法で利用するのが一般的。
そして本当にレンガ同様に使われた事もあるらしい。

これはトンギュウバターが超高級品であった時代に課税対象であった為であり、料理人達は徴収人の目をごまかす為にレンガと偽って所持していた事からである。
そして厨房の壁の一部がこのバターで作られたのだが、ネズミに集中的に齧られて最後にはバレたという逸話が笑い話として伝わっている。


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最終更新:2022年05月29日 17:08