ロクシアでは通常のコウモリの他、魔物としてのコウモリも多数存在する。
全体的に弱い部類ではあるが、各地に広く生息。
場合によっては非常に煩わしく面倒な相手となる事も多い。
バッドバット
直訳すれば『悪いコウモリ』という、あまりにストレートな名称の魔物。
スタートゥ王国等、ユグレス東地域に生息する体長50センチ程のコウモリ。
自分とは姿の違う生物を見ると構わず襲いかかり吸血しようとする。
夜間であっても超音波による索敵で目標を見失う事は無い。
だが耐久力は全くと言ってもいい程に無く、能力も超音波による探知のみ。
こいつらに苦戦しているようでは、冒険者どころか移動すらままならないだろう。
イービルバット
バッドバットの近縁種。
トリナー王国含む、ユグレス西部に生息する体長80センチ程の吸血コウモリ。
体躯こそバッドバットより上ではあるが、能力は変わらず『超音波による探知』のみ。
耐久力もバッドバットよりはマシという程度であり、やはり簡単に倒せる。
フーリガンバット
体格はイービルバットよりも更に一回り大きく(体長約1メートル程)なっており、イービルバットよりも少しだけタフになっているがやはり弱い。
グリル帝国辺りで活動する事の出来る冒険者であればなんの造作もなく倒せるだろう。
ギャングバット
バッドバット系統の最上位種。
デルモンガ島のみに生息する。
体長は1メートル程。
他地域の魔物と比較すれば若干手強くはなっているが、デルモンガに足を踏み入れるような者なら楽勝だろう。
サンゾクコウモリ
ロブラヌア諸島にのみ生息しているコウモリ。
全身が暗い桃色をしているのが特徴。
ティーザーバット
バッドバット系統のコウモリが
魔界へと迷い込み
瘴気で変異した魔物。
被膜を広げると2メートル近くなる。
爪や牙はより鋭く、皮膚は硬質状と化した。
群れで行動し、破壊的な高周波や強い精神ダメージを与える鳴き声を発する。
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最終更新:2023年02月22日 15:33