主に
薫桜ノ皇国で見られる
魔法武器。
短い柄の両端に複数の爪と短い刃が取り付けられた様な独特な形状の武器。
元々は
アッシュラ等の東大陸の
武僧が持っていた『ヴァジュラ』という法具が原型とも。
一部の
陰陽師や
神職、
巫女等の護身用途として使われる。
爪や刃で切り付ける事も出来るが、柄に
魔力を流し込めば柄の両端から魔力の刃を発生させ魔法剣にする事が出来る。
刃を展開中は常に魔力を消費し続けるので注意。
戦闘中に刃の長さを変える事も可能だが、消費魔力も増大するので得策ではないだろう。
祭事や儀礼にも使用され、先端の形状の違いから『独鈷杵』『三鈷杵』『五鈷杵』など名称の異なる物も多い。
【ヴァジュラ】
アッシュラの古い宗派を信仰する寺院の僧侶や武僧が持っていた武器法具。
形状や性能は金剛杵と同様でこれが東大陸との貿易で
ロブラヌアに渡ってきたのが金剛杵の原型とされる。
アッシュラの古い伝説に残る強大な『
鬼神』が所持していた武器の一つをモデルに作られたとも云われる。
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最終更新:2023年10月02日 08:56