ヴァンパイア

高い知能と再生力を含む身体能力、膨大な魔力を保有するアンデッドの一種。
吸血した相手を下位アンデッドにして下僕にする能力を持ち、『吸血鬼』『闇の貴族』とも称される種族。

上位種には魔族魔人に等しい力を持つ者も存在するようだ。
しかし強力な反面、一部の超越者を除いて太陽の光や聖属性、それらによって清められた銀製の武器等と言った弱点も多い。

リッチと同様、怨霊魔術によって自身をアンデッド化する事で誕生した例もあるらしい。
だがそのようにして生まれたヴァンパイアは能力的にレッサーと呼ばれる程度の存在であるとの事。


【真祖】

原初に生まれたヴァンパイアにして、吸血鬼の始祖と云われる存在。
太古の時代に悪魔と契約を交わした人間、もしくは悪魔そのものとも云われる。
だがその明確な起源等は殆ど解明されてはいない。

ロイヤルヴァンパイア達からは崇敬の念で称えられると同時に強く畏怖されている。
不死に至った存在とも云われ、現在も世界の何処かに存在していると噂されているようだ。


【ロイヤルヴァンパイア】

『真祖』に力の一部を分け与えられた吸血鬼。
非常に高い魔力と身体能力を兼ね備え様々な魔術を自在に操る、吸血鬼の中でも上位の存在。

真祖と同様、吸血した相手を眷属とする能力を持つ。
王侯貴族に属していた者が多いとされており、吸血鬼になってからも自身達を誇り高き存在として振舞っている者が多い。


【グール/フォローズ】

『グール』
ヴァンパイアに吸血され、下僕となった者。
知能は殆ど失われており、本能のまま生者を襲って血を吸おうとする。
ヴァンパイアとしての能力は怪力ぐらいであり、再生力も低く吸血しても仲間を増やす事は出来ない。
基本的に主であるヴァンパイアの尖兵として使役されている事が多いようだ。

『フォローズ』
主であるヴァンパイアがある程度意識し、吸血と同時に魔力等を分け与えた存在。
グールとは違い、本人の自意識や知識は残っている為に何らかの用途を担う従者として充てられている。


【アストレイ】

ヴァンパイアとは関係なく、動物の血を吸う性質を持つ人型生物や魔物の総称。


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最終更新:2023年06月15日 09:56