ストライプアルテミア

砂漠地帯の河川やオアシスに生息する原始的な姿の甲殻類。
緑色の甲殻に黒い縞模様が特徴で全長は約20センチ。

雨が降って水位が上がると一斉に卵から孵り、水中の藻類や有機物を食い尽くす勢いで取り込みながら十日~二週間前後で成熟。
そして直径2センチ程の卵を産み終えると同時に命を終え、次の雨季に備えると言うサイクルを繰り返す。

この卵は乾燥に強く、完全に干からびた状態でも水に数時間入れておくだけで復活する。
砂漠の民は枯れた河川の砂の中からこの卵を採取すると手頃なオアシスに放つのが慣例。
卵を産む前に捕まえて食料とする他、オアシスの水質浄化にも利用しているようだ。


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最終更新:2022年09月05日 03:57