ハジメ・タムラ

『田村 肇』
スタートゥ王国で暮らしていた転移者の男性。故人。享年七十八。
元の世界では著名な陶芸家であったと言い、ロクシアに来てからも変わらず陶芸家として作品作りに打ち込み続けた。

彼の作品は芸術を愛する貴族や豪商に高く評価されており、ハジマリの街郊外の工房で三十余年に渡る研鑽の末に作り上げた最後の逸品は王城の大広間に堂々と飾られている。
現在でも彼の作品は収集家達の間にて高額で取引されているようだ。

なお死因は約五十年前、素材となる粘土探しでグリル帝国へ赴いた際に病死したと伝えられている。


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最終更新:2024年02月17日 22:54