天地創造

――内なる神信仰における世界創世

初め、世界は混沌であった。
神は「光あれ」と言い、世界を光と闇に分けた。
次に不動たる地を創り、世界を天と地に分けた。
これにより、朝と夜ができた。第一日である。

神は二人の天使を創り、世界の管理を命じた。
エルトロンには光を、エルクロンには闇を。
二人の天使は水を生んだ。
エルトロンは天に雨を、エルクロンは地に海を。第二日である。

神は「地は草と樹を芽生えさせよ」と言った。
地は草と木を生えさせた。第三日である。

神は太陽と星を創り、
太陽に昼を、月に夜を司らせた。第四日である。

エルトロンが動物と鳥を創った。
神はそれを見て良しとされ「産めよ、増えよ、水や地に満ちよ」
それを見たエルクロンは、闇から魔物を創った。
神は何も言わなかった。第五日である。

神は自分を象って人間の男女を創造した。
二人が寂しがったため、エルトロンがさらに9つの種族を創った。
神はそれを見て良しとされ「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせ、全ての生き物を支配せよ」と言った。
エルクロンはさらに闇より9つの種族を創った。
神は3つだけを残した。第六日である。
(合わせて12の種族の詳細は不明)

こうして天地万物は完成した。
神は仕事を離れて安息した。神は第7の日を祝福しこれを聖別した。


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最終更新:2022年01月29日 10:52