島小鬼達の間では海の向こうからやってきた存在を『マレビト』と呼ぶ概念がある。
『マレビト』とは古の時代に海を渡って来た
鉄の探求者の事を指しており、彼らの優れた鍛冶技術の伝来による恩恵からマレビト信仰が生まれたと考えられる。
しかしこれらの話は地域によって大きな差異が見られ、違った場所では『死者達が海から押し寄せた』『異形が海の化け物を引き裂きながら上がってきた』等の伝承も。
これらは
外海生物や何らかの
悪神に関わるのではないかとも言われ、本来のマレビト信仰と区別化して『ヨモツマレビト』と呼んで恐怖の対象となっているようだ。
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最終更新:2022年12月31日 15:35