ブロンズソード

銅を用いて製造された剣。
一般的に『銅の剣』と呼ばれる剣のほぼ全ては純銅ではなく、銅と錫の合金である青銅製である。

鉄の剣よりも切れ味・強度共に劣るが、鋳造による量産効率も高く値段も安価。
弱い魔物相手であれば充分に戦える為、各地の駆け出し冒険者の装備として広く普及している。


銅の剣(スタートゥ王国製)
一定の年齢に達したスタートゥ王国の国民が王から賜れる剣。
(男性の場合は剣を、女性の場合はより軽く取り回しやすいナイフとなる)
通常サイズの剣と比べて僅かに小さく作られているが性能自体は変わらない。

【通常の銅の剣との差異】
①鋳造した後の研磨の際には聖水を混ぜた水が使われている。
②柄の部分にはスタートゥ王国の紋章がある。

贈呈品だがある程度の実力が付けば売り払ってより強い武器の足しにしても良いとの事。
しかし王国出身者の大半は初代勇者の伝承にあやかり引退時までこの剣を所持しておくのが当たり前らしい。


銅剣(薫桜ノ皇国製)
薫桜ノ皇国にて太刀の製造技術が発展する以前の時代に造られていた両刃の剣。
刀身の先端部分が若干膨らんだ形状をしているのが特徴。
一部地域の墓や集落跡から勾玉や聖銅の鏡と共に出土する事も。

現在では武器として帯刀される事は無い。
だが一部の巫女陰陽師が儀式の際に使う事もあり、聖銅で作られた物は浄化の力を帯びている。


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最終更新:2024年04月02日 11:30