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グリルグゥルデン帝国にて皇帝と帝国を守護する騎士団。
一人一人が従騎士の頃より鍛え抜かれた非常に高い戦闘力を有する者達である。
魔物の軍勢とも真っ向から戦い抜ける実力者が集い、帝国による対魔族の主戦力として数えられている。

騎士団で最も層が厚いと言われる騎兵部隊。
魔鉄製の馬鎧を纏った屈強なグリルドーディアンを駆り、長大なランスや長剣を構えて突進し敵陣を切り開く。
同様の装備を持ったユニコーンやペガサスの部隊も存在しているようだ。

ワイバーンに騎乗する竜騎士で構成された帝国の空戦騎士団。
高い飛行能力と機動力を駆使し、上空から敵を強襲・制圧する。
ワイバーンの中でも大型のオールドー種を用いた竜騎士はグリル帝国でのみ見られるとか。

グリルの神々への高い信仰心を持つ聖騎士達の部隊。
帝国が信奉する各神殿で三つ以上の神護の儀式と呼ばれる試練を成し遂げ、『聖騎士叙任』を受けた者達で構成されている。
神聖魔術を操り、神の加護を受けた装備から繰り出される攻撃は邪悪な魔族に対し極めて高い威力を誇ると言う。
但し試練の難易度は非常に高い為、入団資格を得られる者は非常に少ない。

皇帝直属の近衛騎士団。
かつて国父と民達を守り導いた伝説の白狼『グリルス』の名を冠して『グリルスナイツ』とも。
騎士団の中でも更に選りすぐられた精鋭で構成させており、普段は近衛兵として皇帝の警護にあたっている。
だが皇帝に命じられれば皇都の治安維持や国内外への偵察として出向く事もあるようだ。
騎士団長は軍部の将軍と同列でもある為に『白狼将軍』とも呼ばれる。

帝国騎士団の中でもごく一部しかその存在を知られていない特殊部隊。
騎士団の一つとして数えられてはいるが普段は表舞台に出る事は無く、その様相はもはや密偵やアサシンに近い。
皇帝からの特命が下れば黒紫の軽装鎧と鉄仮面を身に着け、暗闇に紛れての情報収集や裏工作だけでなく暗殺任務をも行うと言う。

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