聖剣リッパー・ワン

『無垢の象徴』
勇者ヴィオラ・ヴィルヘルムソンの持っていた剣。

曰く、天より授かった剣であり『斬る』という概念そのもの。
勇者が持てば鋼鉄であろうと、霊体であろうと、ドラゴンであろうと(魔法や、精霊、外神の力も含めて)切断可能な物であれば斬れたらしい。
だが勇者以外が使えばただのなまくら同然の剣だった。

名目上は聖剣だが、ロクシアにこれが聖剣だと知る者は居ない。
その為か勇者の墓に雑に突き立てられていた。

墓のある村の人達がヴィオラ・ヴィルヘルムソンを勇者だと認識しておらず、ただの旅の人だと思われていたらしい。
そのせいか墓も雑に建てられおり、聖剣なのに誰も管理していなかった。
結果、剣は誰かに持ち去られて行方不明になっている。

村の子供による唯一の証言。
『竜の騎士様が持って行った』


関連



最終更新:2022年02月19日 06:46