ロクシアにとっての『異物』を排除する存在。
殆どの人間にはその姿が見えないらしい。
そして運悪くその姿を見た人間の殆どは『ディオ』に殺されてしまっている。
詳細は不明だが、『憤怒の仮面』『３メートル程の巨体』という情報がある程度。
しかし“これ”の姿を見て、殺された人間にはある共通点が存在している。
それはその犠牲者達の殆どが所謂『
異世界人』と呼ばれる“ロクシアの外から来た者”という事だ。
『ディオ』は異世界人の存在を何らかの方法で感知し、無尽蔵の体力と圧倒的な戦闘力で襲い、そして殺害している。
ただ、具体的な位置を感知出来ている訳では無いらしい。
人ごみに紛れ、大人しくしている分には発見されず襲われない。
それに『大した能力を持たない異世界人』はあえて見逃されている節もある。
暫くすれば別の異世界人の所へと行くようだ。
なお、別に倒せないと言う訳では無い。
異世界人５人とベテラン冒険者１０人がかりで殺す事に成功した記録がある。
その時の異世界人によると遺体は霧のように消えてしまったという。
だがその直後、別の大陸の異世界人の目の前に再出現してその首を引きちぎったようだが。
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最終更新：2022年12月31日 15:34
