特別体験版まとめ


概要

  • 『ポケットモンスター サン・ムーン』(以下本作)の体験版。2016年10月18日(火)より、ニンテンドーeショップで配信されている。

タイトル ポケットモンスター サン・ムーン 特別体験版
配信開始日 2016年10月18日(火)
メーカー 株式会社ポケモン
任天堂株式会社
価格 無料
ジャンル RPG
プレイ人数 1人
セーブデータ数 1
必要ブロック数 最大400MB(3,058ブロック)
セーブに必要な容量 1,016KB
3D映像の表現 あり
CERO 規定適合


注意

  • クリア特典のアイテム・ポケモンを製品版に送るには、本体験版と製品版ソフトが同じ本体に挿入/ダウンロードされている必要がある。
    • 製品版ソフトのダウンロード版容量は約3.2GB。従って、4GBのSDHCカードを使用かつダウンロード版購入を検討している場合、事前に大容量のSDHCカードにデータを移行する必要がある(8GB以上がおすすめ)。
    • データ移行の方法は任天堂のサポートページも参照。
  • 本体の3Dボリュームなどで3D映像をオフにしている場合、ポケファインダーの画面は2D映像になる。


内容

ストーリー概要

  • 【1周目】主人公の家のポストに差出人不明の手紙が入っている。手紙の主に託されたゲッコウガの入ったボールを手に、主人公と母はハウオリシティ・ショッピングエリアにある市役所へ。そこでハウと出会う。スカル団との戦闘の後、ポケモンセンターへ。回復後、外へ出るとククイ博士と出会い、「テンカラットヒル」で博士からの試練に臨む……。
  • 【2周目】起動時に自動レポート。ポケセン前でククイ博士から「ライドギア」をもらい、ケンタロスに乗れるようになる。また、街に人が増え、様々なイベントが起こるようになる。

詳細・小ネタなど

  • 通常の体験版と異なり、起動回数制限や時間制限はない。
  • ソフトアイコンは製品版とは異なる特別なデザイン。HOMEメニューでアイコンにカーソルを合わせた時のジングルはレベルアップ時のBGM。
  • 初回起動時、ゲームを始める前に言語を選択する。日・英・西・仏・独・伊・韓・簡体字・繁体字からいずれか1つ。一度選んだ言語をあとで変更することはできない。
  • 冒険の途中でセーブすることはできない。遊んだデータは初回エンディングや道具を手に入れた後に自動的にセーブされる。
  • セーブデータを消すことはできない。セーブデータが使えなくなった場合、所定の画面で十字キー上、B、Xボタンを同時に押して、画面の案内に従うこと。
  • 「メニュー」は「ポケモン」「バッグ」のみ。設定を変えることはできない
  • 従来通り、L+R+START/SELECTボタン同時押しでソフトリセットできる。ムービーもこの方法で飛ばせる。
  • 今作からIDナンバーが6ケタになった。
  • フィールドの移動に十字ボタンは無効。スライドパッドのみで操作する。(十字ボタンの役割については後述)
  • バッグについて
    • ポケットは、「かいふく」「どうぐ」「わざマシン」「きのみ」「たいせつなもの」「フリースペース」「Zクリスタル(2周目に追加)」。ポケットの位置は変えられない。
      • 「フリースペース」は『ブラック2・ホワイト2』以来の復活。
    • 新しい道具を手に入れると「NEW」の文字が点滅する。
    • Zリングは「たいせつなもの」。
    • Xボタンでもちもの整理、Yボタンで入れ替えを行える。
  • 1周目途中でククイ博士から預かるピカチュウのステータス。
    • 「2016年5月10日」にハウオリシティでLv.7のときに出会った、とのこと。因みに同日、本作の発売日や御三家(モクロー,ニャビー,アシマリ)などが発表された。
名前 性別 レベル 親名 IDNo. 性格 わざ
ピカチュウ 40 ククイ 161118 むじゃき 10まんボルト なきごえ たたきつける アイアンテール

  • 主人公と母はカントー地方から引っ越してきた。
  • 2周目以降、起動ごとにランダムで昼になったり夜になったりする。
  • ハウオリシティのBGMは昼と夜で異なる。
    • 昼夜で街のBGMが異なるのは、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』以来。
  • 2周目以降、下画面のロトム図鑑をタッチすると、様々なアクションをする。
    「どうがをみる」で、体験版を終了し、ムービーを鑑賞。タイトルへ戻る。「サンをかう」「ムーンをかう」でゲームを終了し、ニンテンドーeショップを起動して本作の詳細ページに移動する。
  • 2周目以降、ゲッコウガに経験値は入らない。
  • エリートトレーナーやプルメリはハイパーボールからポケモンを出してくる。
  • HPなどのステータスは上画面の右半分に占められ、6角形で表示されている。上から時計回りに、HP、こうげき、ぼうぎょ、すばやさ、とくぼう、とくこう。
    性格によって上がっているステータスはピンク、下がっているステータスはブルーで表示される。
    • また、Yボタンを押すと、「きそポイント」の溜まり具合が表示される。(前作で言う「スパトレ」のガンバロメーター)
  • マーキングの色がブルーピンク、マーキングなし、に増えた。マークをタッチするごとに色が変わる。
  • 以前のデモプレイにあった通り、戦闘中の下画面レイアウトが変更された。
    • たたかう」が右側に。真ん中にバトル場にいるポケモン。「ポケモン」は左上、「バッグ」は左下。「にげる」は下部で変わらず。戦闘背景も動きがある。
    • 技のリストは切り替え無く、シースルーで前面に。縦に4つの技が並ぶレイアウトに変更。
    • 真ん中のポケモンアイコンをタッチすると、味方/相手ポケモンの情報も一目で分かる(どのステータスが上がって/下がっているか、どういう状態なのか)。
    • 野生ポケモン戦でボール系アイテムがある場合、Yボタンでモンスターボールを使うことが出来る。使うボールは十字ボタン横で選択できる。
  • 青い丸囲みの「i」をタッチすると、技や特性、状態異常の説明を確認することが出来る。
    • 戦闘中の技一覧は、従来通りL+Aボタン同時押しでも確認可能。
    • 戦闘中の「こんらん」や「みやぶられている」といった状態にも、説明が設けられた。
    • 今作より、ステータス画面の特性名と説明が下画面に移動し、特性名などの横の「i」をタッチすると説明が表示されるようになった。それにより、説明文が最大3行程度に拡大し、より詳細な説明になっている。
  • 建物・門の扉の前に立つと(A)と表示される場合、Aボタンを押せば開き、中に入れる。
  • 本体験版では椅子に座ることが出来ない。製品版でも座れない。
    • 製品版には一部、座れる椅子、横になれるベッドがある。
  • 街の北東辺りの道路(製品版ではビーチサイドエリアへつながる場所)をヤドンたちが封鎖している。
  • 一部の建物には入ることが出来ない。例:ブティック、ヘアサロン、大きな邸宅など。
  • ブティックの前にいる女性が「てんさいゴルファー カヒリ」について話している。
    • 「カヒリ」はハノハノリゾートホテルのオーナーの娘で、アローラ地方の四天王。
  • ライドギアについて
    • フィールド上でYボタンを押して起動。本体験版では「ケンタロス ラッシュ」のみを登録。
    • Bボタンでラッシュし、速く移動しながら頑丈そうな岩を壊すことが出来る。
    • リスト上の名前の横にある丸をタッチすると、登録画面になる。十字ボタンのいずれかに登録すると、登録した上下左右いずれかを押すだけで一発で乗り降りすることが出来る。いわゆる「べんりボタン」と同様。
    • もしくは、登録済み+岩を調べることでもケンタロスに乗ることが出来る。
    • 勿論、室内など使用できない場所で使おうとすると、呼び出せない旨を知らせるメッセージが表示される。
  • フィールド移動中にスライドパッドを回転させると、プレイヤーがその場で回り始める。回転を止めると、最後にポーズをとって終了する。
  • まだ話しかけていないNPCに近づくと、主人公の方向を向く。
  • 観光案内所にある「ぜつみょうな あじわいの ごとうちグッズ」のビジュアルが、体験版と製品版で一部異なる。
    体験版では植木が置いてある箇所が、製品版ではドデカバシの置物になっている。

  • 【草むらから出現するポケモン】イワンコ,ツツケラ,ヤングース,ピカチュウ(出現率低め)。通常草むらではLv.22くらい。捕獲チャレンジではLv.30~34くらい。
    • 無論、捕獲チャレンジにおいてピカチュウを手持ちの先頭にすれば、「せいでんき」特性の効果でピカチュウが出やすくなる。
  • 捕獲チャレンジについて
    • テンカラットヒルに入ってすぐにある岩を壊すと行けるようになる場所で出来る。おじさんと話して、同意すると、ボールをいくつか受け取ってスタート。
    • 時間制限はない。やめるには任意でおじさんに話しかける。
    • 【貰えるボール】モンスターボール×16 ヒールボール×3 スーパーボール×1
    • 初めて3匹以上捕まえると、「きんのたま」を製品版に送れるようになる。
    • 20匹捕まえるとちょっとしたイベントが起こるが、特に何かを貰えたりはしない。
  • 2周目以降、街外れにいる女性に話しかけると、マハロさんどうに行ける。ケンタロスで岩を壊しながら進むと、奥に「なぞのおじさん」がいて、初めて会った時に「ほしのすな」3個を送れるようになる。
    何度も行くとおじさんのセリフが変わる。しかし「本当に何も無い」と言われ、自動レポートされるだけ。(要検証)
    • ほしのすなを貰う際に、おじさんがシリーズおなじみのセリフ「おじさんのほしのすなだからね」と発言する。

  • その他、前作からの変更点など。
    • 「いいキズぐすり」の回復量が50→60に。
    • 技「みずしゅりけん」が物理→特殊技に。威力・命中率・PP・効果はそのまま。
    • 十字ボタンはフィールド移動には使えない。フィールド上では「ライドポケモン」のショートカットとして使う。(従来通り項目移動などでも使用)
    • ポケモンステータスなどのメニューを、Xボタンで一気に閉じられなくなった。
  • 最後のムービーに、体験版配信開始時点で公式未発表の人物を確認(ネタばれが含まれるので、白文字で説明)。
    • バンバドロを連れた少女=ポニ島出身の少女「ハプウ」。作中で亡き祖父の後を継ぎ、しまクイーンとなる。
    • ペリッパーを連れた男性=ポニ島・海の民の村で出会う、海の民の団長。姿は「ベテラントレーナー」。
    • 紫髪の女性=ウラウラ島・マリエ図書館で出会う少女「アセロラ」。ゴーストタイプのキャプテンを務めるが、その後四天王に就任。実はこのムービーで流れるシーンは、ポケモンリーグでの戦闘前。

登場するトレーナー

初回

肩書 名前 ポケモン 性別 レベル 賞金
スカルだん したっぱ ヤングース 25 800円
スカルだんかんぶ プルメリ ゴルバット 36 4320円

2周目・テンカラットヒル

  • たんぱんこぞうのリョウタは初回プレイ時にも戦えるが、省略可能なのであえてここに記載している。
  • エリートトレーナーのミユキ以外のトレーナー3人を倒すと、彼女と戦える。戦闘後、ほしのかけらを送れるようになる。
肩書 名前 ポケモン 性別 レベル 賞金 製品版での居場所
たんぱんこぞう リョウタ イワンコ 28 560円
ミニスカート エリー ツツケラ 36 864円
イワンコ 36
ホープトレーナー ヒロユキ ツツケラ 36 1824円
ヤングース 38
エリートトレーナー ミユキ ジャラコ 36 2856円
ピカチュウ 42

日数経過による変化

  • 2周目以降、街に人物が増え、初めて体験版を起動した日からの日数経過により、様々なイベントが起こる。

日数 人物 イベント
1日後 ポケセン前 男性 きれいなハネを10コ送れるようになる
その後、「ハウオリシティには、何日か後会いに行くと、何かが始まる人がいるよ」と話す
5日後 標識そば 女性 この間足をくじいた時、助けてくれた方=カイリキーが来る
その後、「海辺でふたり歩いた。楽しかった」という話をする
12日後 市役所 男性 ピカリンちゃん(ピカチュウ)の誕生日を一緒に祝うと、
かおるキノコを送れるようになる
その後、「お互い年を取った」という話をする
18日後 ポートエリア おまわりさん 一緒にあぶない取引を食い止める…も、実際は男性2人のヤドン自慢を見守るだけ
その後、「世の中には知らなくていい世界がたくさんある」という話をする
24日後 乗船所 女性 船に乗るのを見送ってほしいと頼まれる【もちろん!/うーん……】
「もちろん!」を選ぶと、すいせいのかけらを送れるようになる
その後、女性は両親に会うため連絡船に向かう
不明 ポケセン内 ジーナとデクシオ 話しかけると、アローラ地方について会話する
(恐らく日数経過で出現。11月10日に確認)

曜日イベント

  • 火曜日の昼(ゲーム内の時間)にブティックの前を通るとママとのイベントが発生する。
    その際選択肢が出るが、どちらを選んでも展開は同じ。
  • 金曜日にテンカラットヒルの入り口手前にリーリエがおり、近付くとイベントが発生する。
    その際選択肢が出るが、どちらを選んでも展開は同じ。
    ククイ博士を待たせてると言い去っていくが、この後にククイの場所へ行っても彼女はいない。
  • 日曜日の夜(ゲーム内の時間)にマラサダ屋前を通るとハウとのイベントが発生する。

ランダムイベント

  • テンカラットヒルの砂浜に帽子を被り水色のワンピースを着た女性が現れることがあり、話しかけると「ダグトリオ(リージョンフォーム)」を撮影できるイベントが発生する。
    • この時、ポケファインダーがVer.2にアップグレードし、十字ボタン上下でズームイン・アウトできるようになる。
    • ダグトリオは前向き、もしくは後ろ向きで沖の小島にいる。
      ダグトリオを撮影するか、ダグトリオを撮影せず規定撮影回数を消化するとイベント終了。女性がいる限り、再度話しかければ何度でも撮影できる。
    • ダグトリオ(アローラのすがた)については、公式サイトも参照。

ポケモン・アイテムを製品版に送る

  • 今作でも、一度エンディングを見ると、製品版にポケモンや道具を送ることが出来る。
    • 体験版からはおくりものを何度でも送ることが出来る。製品版ではそれぞれのおくりものを一度だけ受け取れる。
  • 製品版を挿した/ダウンロードしたのと同じ本体で特別体験版を始め、ポケセン内にいるククイ博士に話しかけ、「せいひんばんに おくる」を選択。説明を確認したら、製品版に送るポケモンor道具を選択する。
    製品版のゲームを開始して、ポケセン内の受付前にいる「オレンジ色の服の配達員」に話しかけると、受け取ることが出来る。

道具・ポケモン 条件
ゲッコウガ 特になし
ほしのすな×3 女性にマハロさんどうへ連れて行ってもらい、奥にいるおじさんからもらう
ほしのかけら テンカラットヒルで、エリートトレーナーのミユキに勝利する
きんのたま ほかくチャレンジで、初めて3匹以上ポケモンを捕まえる
きれいなハネ×10 初プレイから1日後、男性からもらう
かおるキノコ 初プレイから12日後、ピカチュウの誕生日を一緒に祝った後、男性からもらう
すいせいのかけら 初プレイから24日後、乗船見送りに同意した後、女性からもらう

特別なゲッコウガ

  • 「2013ねん10がつ17にち レベル5のときに カロスちほうで うんめいてきなであいをしたようだ」とのこと。この日はアニメ「ポケットモンスター XY」の初回放映日。
  • 親名は言語によって異なる。日本語は「サトシ」。「Sacha」はフランス語、それ以外が「Ash」。
  • 製品版で大試練を2つクリアするまで、このゲッコウガは言うことを聞いてくれない。

名前 ゲッコウガ
レベル 36
性別
性格
特性 きずなへんげ
初期技 みずしゅりけん
つばめがえし
かげぶんしん
つじぎり
持ち物 なし
親名 サトシ/Ash/Sacha
IDNo. 131017
場所 カロス地方
ボール モンスターボール
リボン メモリアルリボン

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最終更新:2016年12月14日 11:54