PASELIについて

2010年春よりサービス開始。QMA7が初めての対応ゲームだった。PASELI公式サイトmyKonamiも併せて参照のこと。

PASELIとは

  • KONAMIが独自に運営する電子マネーシステム。(Pay Smart Enjoy Life.の略)
    • QMA5・6での「e-AMUSEMENT PASS メンバーズサイト」の購買部で利用可能だった「コナミコイン」が、
      2009/10/20より名称変更の上、クレジットカード以外の決済方法が追加された。
    • 2010/3/17のQMA7稼動開始と同時に、一部店舗にてゲーム機上でのサービスを開始。2010/4/7より「麻雀格闘倶楽部 我龍転生」でもPASELIサービスが開始された。
      現在はKONAMIのアーケードゲームのほぼすべてで導入されている。
      • ゲーム機への導入に際し、筐体やカードの更新が不要な点が大きな特徴。
      • 通常プレー時に小銭を用意する手間が緩和されるのはもちろん、少額の追加料金でPASELI専用特典を受けることができる。
  • PASELIの導入は任意であり、導入するかどうかは各店舗の判断に委ねられている。
    • このため、PASELI対応のゲームが設置されていても店舗が対応していなければ利用できない。非対応の店舗も少数ではあるが存在するので注意が必要。
    • 2016年7月1日よりパセリの単位が「P」から「円」に変更された。
  • JAEPO 2016にてPASELIがセガと言った他社のゲームでも使えるようにするという発表があり、その後PASELI決済が可能なマルチ電子マネー決済システム「シンカターミナル」が2017年4月17日より順次開始されている。

利用準備

  • PASELIを利用するには下記の準備を全て行っておく必要がある。
    • KONAMI IDの取得
      コナミのサービスを利用するための個人情報登録です。
    • 使用するe-AMUSEMENT PASS番号の、KONAMI IDへの登録(紐付け)
    • 登録済のe-AMUSEMENT PASSに対する、PASELIの利用設定
      • 上記は全て、e-AMUSEMENT GATE内で行える(いずれも無料。携帯の場合通信費は別途)。
  • 既にe-AMUSEMENT PASSを所持している場合、新たなカードの購入は必要ない。
  • ただしKONAMI IDへの登録は必須のため、IDを所持していない場合は新たなIDの取得が必要となる。
    • KONAMI IDに登録していないe-AMUSEMENT PASSであっても2013年8月15日よりPASELIチャージ機でチャージできるようになった(仮IDが作成され紐付けと利用設定がされる)

チャージ方法

  • 登録済のKONAMI IDに対し、クレジットカードかプリペイド式電子マネー(BitCashとウェブマネー)、チャージ専用のPASELIカード、アミューズメント施設内のPASELIチャージ機(設置されていない店舗もある)を用いてチャージを行う。
    • チャージはmyKonamiのサイト(URLは前述)にて行う必要がある。
      チャージ先はKONAMI IDであり、e-AMUSEMENT PASSに対してではないので注意。e-AMUSEMENT PASSで使用すると、登録してあるKONAMI IDのチャージ残高から引かれる。

クレジットカード

  • 利用可能なクレジットカードはVISA、Master、JCB。
    • プリペイド系の対応状況はカードの種類によって異なるので注意。
      PCサイトは3Dセキュアを使用するが、未対応の金融機関の場合は携帯サイト経由でならチャージ可能。
  • クレジットカードでのチャージ時に限り、同時にオートチャージの設定が可能(チャージをしないのにオートチャージだけ設定する事は不可能)。
    オートチャージを設定しておけばその後一切手動でチャージをすることなく無限回プレイできる。
    • ○○円以下になったとき△△円をチャージする、という形の設定となる。
    • 一度オートチャージを設定すれば、チャージ時でなくても設定変更ができる。
    • オートチャージを一度解除した場合は、再度設定するには再びチャージ時のみとなる。

BitCash

  • 特定のコンビニに設置されてる端末でBitCashシートを購入、またはコンビニ等で発売されているBitCashカードを購入してチャージ可能。
  • ビットキャッシュメンバーなら自分専用のマイビットキャッシュが持てネットによるBitCash購入(ダイレクトチャージ)の他にで上記で購入したBitCashシートやカードを1つにまとめる事も可能。
    • またマイビットキャッシュによるPASELIチャージならびっ得コインも獲得でき(会員グレードによって獲得できるびっ得コインは変わる)、マイビットキャッシュを使ったキャンペーンにも参加できる。
    • 購入単位は500P、1000P、2000P、3000P、5000Pの5段階で、1P=1円となる。
    • 一度にチャージできるのは5000P(5000円分)までだが、10000円のBitCashを購入して5000円を2回チャージすることもできる。
      (2回目はログインし直して1回目と同じひらがなIDを入力する)
    • 当然、10000円分を1000円×10回に分けてチャージすることも可能だが、1回の利用額を対象としたキャンペーンを利用する場合は注意が必要。
      • 1度にPASELIチャージできるのは5000円までなので、1度に5001円以上利用を対象としたキャンペーンには参加できない。
  • 端数の出たBitCashがある場合は、別のひらがなIDのBitCashに残額をまとめることができる。
  • 以前はST(全年齢向け)、EX(成人向け)と別れていたが2015年6月1日よりこの区分が廃止され1つに統合された。
  • ビットキャッシュメンバーの登録や残額のまとめ方等の詳細は公式サイト

WebMoney

2016年7月4日より使用可能になった。
購入方法やチャージ方法はBitCashとほぼ同じだが、入力するIDは英数字である。詳細は公式サイト

PASELIカード

  • PASELIのポイントチャージ専用のプリペイドカード。主にPASELIに対応しているアミューズメント施設で購入できる。ポイントが足りなくなっても店舗ですぐ購入→チャージが可能。
    • ただしゲーム筐体でチャージできる訳ではないので、店内でチャージする場合は携帯電話が必要になる。
    • 購入単位は1000円のみで、チャージも1000円分を一度にチャージする。

PASELIチャージ機

  • PCや携帯電話を使うことなく、すぐにPASELIをチャージできる機器。
    • e-AMUSEMENT PASS(または携帯電話)をタッチし、暗証番号を入力したあと1000円札を投入することで即チャージできる。
    • 1000円札しか利用できない(硬貨の投入口は無い)ので、チャージも1000円単位。したがって、500円分だけチャージして500円のお釣り、という利用もできない。

  • ID毎のチャージ上限は2万円、1ヶ月あたりの累積チャージ上限は20万円まで(2011/6/1より10万円から増加)。
    • PASELI公式サイト等に累積チャージ上限は明記されていないが、
      チャージの際に表示される利用規約に、1ヶ月あたりのチャージ上限が記載されている。
  • チャージ残高はID毎の管理のため、複数のカードを所有している場合は、それらのカードを同じIDに登録し、
    前述「PASELIの利用設定」を行うことで、チャージ残高を共有して利用できる。
    • 知人と残高を共有する等の場合、同じKONAMI IDに登録されているカードを同時間帯に複数使用してプレーすることも可能。
      この場合、他の筐体で引き落とされた残高は即時反映されないので注意。
  • ゲームプレー中にチャージすることは可能だが、実際に反映されるまでにタイムラグがある。協力プレー中のチャージは余裕のあるポイントが残っているうちに済ませておくこと。

QMA MAXIVCORDにおけるPASELI特典

QMA MAXIVCODEではPASELIを消費する事で使える特典とゲーム開始時にPASELIプレミアムプレーを選択するを選択する事で得られる特典とリコードを購入するの3種類がある。

  • ゲーム開始後にPASELIを消費する事で得られる特典
    • 購買部で、PASELI専用のアイテム(カスタマイズアイテム・お助けアイテム)が購入できる。
      • 店舗によってはお助けアイテムは購入できるがカスタマイズアイテムは購入できない設定の場合もある(ゲーム開始前に断り書きが入る)。
    • 予習回数を増やす事ができる(最大5回まで)。
    • トーナメント・NEO終了後、復習モードを利用する事ができる。(1回につき6問)
  • ゲーム開始時にPASELIプレミアムプレーを選択する事で得られる特典
    • 獲得魔法石が30%増量、マジカが2倍になる。
    • 検定試験・サークル対戦終了時に「プレミアム復習」が利用できる(トーナメントと違い追加PASELI消費はない)。
  • リコードの購入
    • リコードパックを購入することが出来る。


その他

  • 筐体のPASELI対応・未対応の区別は、筐体デモ画面時に下部中央に表示される「PASELI利用可」の有無で判別できる。
    • 公式設置店舗検索でも判別可能。
    • 筐体などにPASELIのPOPやステッカーが貼ってある場合でも、(まだ)対応していない場合もあるので注意。
  • PASELI対応筐体では、カード挿入により自動的にチャージ残高が認識される。
    • QMA天の学舎の扉の場合、画面左下のCREDIT表記欄の上段に「PASELI」という項目で残高が表示される。
  • チャージ残高を利用する際は必ず確認画面が表示され、「PASELIを使用する」を選択することにより、そこから引き落としが行われる。
    • 現在のところプレー前にPASELIの消費量を知ることはできない。PASELI利用を選択する段階で表示されるのみである。
      店頭でも掲示してあることは少ないため、店員へ聞いたり、当wikiの店舗情報などで事前に確認しておくことが望ましい。

  • 時間貸しの際などに設定されるフリープレーモードでは、画面左下のCREDIT表記欄に「PASELI : NOT AVAILAVLE / - FREE PLAY -」と表示され、ゲーム内でPASELIを使用する一切の行動ができなくなるので注意。
    • 初回・カムバックプレー無料サービス利用時についても同様。
      • カムバックプレーを行っていない店舗の場合、ゲームプレー時にe-amusementの暗証番号のみ登録して一度中断してから(注意事項で「いいえ」を押す)PASELIをチャージすることにより、PASELIを利用することができる。

  • 消費PASELIは店側の設定で変更可能だが、すべての項目が基準値×料金比率となる。
    • 基準値はプレミアムプレーが120円、ノーマルプレーが100円、お助けアイテムが50円、予習復習が20円であり、料金比率を変更することにより料金が変動する。料金比率は30%~120%。
      • 2014/3/18までは料金比率と独立してスタートと(通常)コンティニューの料金を1円単位で設定することができた。
      • 2014年4月1日以降消費税が8%になったため、5%から8%になった増税分を徴収する設定も可能になった模様。
    • つまりスタート料金を据え置きながら協力プレーのコンティニュー料金を安くするという設定は不可能であり、
      お助けアイテムの価格が5/12、予習は1/6となる(端数処理により正確ではない)ので、
      ゲームを始めなくとも全ての料金を算出することが可能。
    • 2016/03/24よりPASELIでノーマルプレイが実装、プレミアムプレー特典を使わずにPASELIでプレーする事も可能になった。
      • 料金は基本的にプレミアムプレーの5/6(通常設定なら現金スタートと同額)。独立設定が可能。
      • これに先立って「プレミアムプレー」のアイコンが通常とは異なるデザインになっている。
      • この実装に伴いトーナメントモードでの復習モードが現金スタートでも利用できるように変更された。

  • また筐体ごとにPASELIの使用記録がログとして残るようになっているので再起動等でPASELI使用分を補償する時はその都度確認してもらうといい。

PASELI使用時の注意事項

  • カード参照後の暗証番号入力をもって認証済となるため、暗証番号入力後は自由にチャージ残高が利用できてしまう。
    PASELI利用可能カードの管理には、十分注意が必要。
    • 1度認証を行ってから3000円分連続でプレーするとそのプレー終了時に強制排出され、再度暗証番号の入力が必要になる。
      • 購買部を利用して3000円に達した場合も同様で、そのプレーではそれ以上購入できなくなる。
    • GAME OVERでない(コンティニュー可能な)状態で筐体を離れると、例え手元にe-AMUSEMENT PASSがあっても、第三者にPASELIを勝手に使用されるおそれがあるので要注意。
  • カードの紛失や盗難の際は、PASELIの不正利用防止のため、利用設定を停止することを強く推奨。
    • 「データ引継ぎ」機能を用いて、紛失したカードを無効化する手段もある。(新カードに引継げば、旧カードは未使用状態に戻る)
  • カード間でデータの引継ぎを行った場合、旧カードのPASELI利用設定も引継がれるため、新カードで改めて利用設定し直す必要はない。
    • 旧カードは完全な未使用状態になっているため、再利用する場合は、旧カードに対して改めてPASELI利用設定のし直しが必要。


最終更新:2018年04月25日 20:28