写真提供 fastech360:撮影 2017/07/29最新の情報提供 fastech360:情報更新 2017/07/29
備考:御殿場線が東海道本線と名乗っていた東海道本線熱海ルート未開業の時代に、小田原〜熱海間を結んでいた軽便鉄道が熱海軽便鉄道である。開業時は人力で客車を押す人車軌道で、社名も豆相人車鉄道という名であったが、その後の1907年(明治40年)、人車軌道から蒸気機関車牽引の軽便鉄道への切り替えを行い、社名も熱海軽便鉄道へと変更になった。この切替時に導入されたのが、本機である。路線は関東大震災の影響で1923年(大正12年)に廃止になったが、本機は各地の鉄道建設工事に使用された後、国鉄鷹取工場に標本車として保存されていた。この保存車両を熱海市が払い下げ、修復を行った上展示しているものである。なお、JR東日本横浜支社指定の準鉄道記念物第一号であり、機関車の横にその旨を示す立て札がある。又、国鉄鷹取工場で1969年(昭和44年)に復元を行った旨のプレートが車体側面に取り付けられている。
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