写真提供 刑事長:撮影 2017/07/24
最新の情報提供 刑事長:情報更新 2017/07/24
現在の状況 | 静態保存 外観のみ見学可能 |
管理者 | 東武ワールドスクエア |
協力募集 | 不明 |
備考:1897年アメリカ、ボールドウィン社製造のナロー機。(軌間914㎜)ハワイ州ワイパウにあったOahu
Sugar(製糖工場)の1として納入され、さとうきび輸送に充当された。その後1954年に愛好家によって買収され、Cotton & Wood
Southern Railwayで運行された後に1977年にカリフォルニア州フェルトンの保存鉄道、The Roaring Camp & Big
Trees Narrow Gauge
Railroadに移籍し4に。1988年、栃木県日光市のテーマパーク、ウエスタン村の園内鉄道用車両となり日本へ。番号はそのまま引き継がれ、「ワイパウ号」という愛称で呼ばれることに。老朽化が酷く1993年から96年にかけて大規模な改修が行われ、この時に薪焚きであったボイラーを重油燃焼式ボイラーに取り換えている。2006年に冬季休業となり、そして2007年から無期限休園となり、園内の車庫に放置されていたが、2014年に僚機である6号機ヴァージニア号がヤフオクに出品されており、このころどうやら園内から運び出され某所に保管されていた模様。2017年7月22日の東武鬼怒川線ワールドスクエア駅開業に合わせ現在地に移送・展示。(僚車である6号機ヴァージニア号は、日光市内の個人が保管している模様)
参考資料としてThe Roaring Camp & Big Trees Narrow Gauge RailroadのWikipediaのページ、ならびにイギリスの鉄道趣味団体、Japanese Railway Society(日本鉄道友の会)のホームページ内のウエスタン村鉄道についての記事を使用しております。(http://www.japaneserailwaysociety.com/hiroshi/wipu/wipu.htm)