写真提供 P.M.(すふぃ):撮影 2017/07/14
最新の情報提供 P.M.(すふぃ):情報更新 2017/09/02
現在の状況 |
静態保存(屋根あり。工事用の柵に囲われているので接近できない) *交通公園時代にあった公式側のホームは解体されている *公園再整備後も基本的に非公開の状態が続いている |
管理者 | 豊田市(近隣の自治会が自主的に管理している模様) |
協力募集 | 現在は募集なし(公園再整備以降「保存会」は存在していない) |
備考:1943年9月11日に国鉄浜松工場で竣工。新製配備は稲沢機関区(1943-9-19)
以下、米原(1943-12-29)→稲沢(1945-12-1)→中津川(1948-3-22)→多治見(1950-12-11)→稲沢第一(1955-10-04)→中津川(1970-10-1)と生涯のほとんどを名古屋近郊で過ごし、中津川で廃車(1972-6-26)
当時、市内に住む小学生の女の子が市長にあてた「SLというものを見たことがないので保存して」という手紙が元で、国鉄より無償貸出で保存されることになる(1972-9-5)
中央西線SL最終定期旅客列車の牽引機(1972-5-13):前年にDL化されていたが、この日のために中津川-塩尻を1往復している
最終配置区(中津川機関区)の機関車に多く見られた長工式集煙装置は保存に際して取り外されている。戦時型の変形テンダーは改修されずに最後まで使用された。中津川機関区所属機の特徴とも言われる青ナンバーの機体ではない。
*鞍ヶ池公園での保存を前提にしていたが、移送途中の道路橋梁が耐荷重量規制で通行できないことが解ったため、現在地に保存されることになった。
*当機の保存に際して、当時部分開業していた国鉄岡多線北野桝塚からトヨタ自販専用線を経由してトレーラーに積みかえられた(トヨタはク5000に新車を積んで貨物輸送していた)
*豊田市交通公園は2010年3月に閉鎖。当機の移設には1000万円程度かかるため、市は解体を検討していた。現在の公園に再整備されるまで残置され、現地が管理することで保存が継続されることになった。