写真提供 P.M.(すふぃ) :撮影 2017/10/27
最新の情報提供 P.M.(すふぃ):情報更新 2017/12/04
現在の状況 |
静態保存。リニア・鉄道館の車輛収蔵エリアに展示 リニア・鉄道館への入館料が必要<開館時間、休館日に注意> |
管理者 | 東海旅客鉄道株式会社(JR東海) |
協力募集 | なし |
備考:1956年の東急車両製。鉄道博物館に収蔵されているキハ1125とは姉妹(あちらは旧キハ48025)関係にある。
以下「佐久間レールパーク」時代の説明板の内容
昭和30年から製造された液体式2等ディーゼル動車で、その後のディーゼル動車の標準形として位置づけられているキハ17(旧45000)形式を両運転台化したものである。
主に閑散線区での単行運用を使命として活躍していた。
主な特徴としては、運転台を半室とし、前後部とも貫通形となり、排煙管を客室中央の両側を通して屋根上に突き出しており、
また、液体式変速機を用いた総括制御や自動戸ジメ機械、密着式小型自動連結器などを初めて採用した。
昭和31年(1956年)東急車両製で、キハ48000形(キハ48036号)と称していた。
昭和32年(1957年)に、形式称号を変更してキハ11形(キハ1126号)とした。
新製時より昭和55年(1980年)の廃車になるまで真岡機関区にて使用されていたが、その後、茨城交通株式会社に売却されて平成7年10月まで活躍していた。
室内は、便所の撤去や室内灯の変更など、一部の変化があるものの新製当時の姿をとどめていいる。
*リニア・鉄道館への収蔵に際し、ヘッドライトが原型復元されている(当初はシールドビーム2灯化されていた)
*茨城交通時代の車番はキハ11 3(姉妹機キハ1125の茨城時代の車番はキハ11 2で、新製から譲渡・廃車になるまで姉妹関係だった)
*37両目なのにキハ1126に改番されたのは、途中48016-48026の11両が100番台に改番され抜けいているからである。