写真提供 刑事長:撮影 2016/10/08
最新の情報提供 刑事長:情報更新 2018/04/12
現在の状況 | 静態保存 ボイラー部等がオープンカットされている 動輪とピストンが動くようになっている |
管理者 | 鉄道博物館 |
協力募集 | 博物館独自の会員組織、teppa倶楽部が会員募集をしている |
備考:同型の9700形、9800形との形式が分かれているのは、製造会社(9700形はアメリカン・ロコモティブ社、9800形はボールドウィン社製)別に形式番号を分けたためである
1912年、ドイツ・ヘンシェル・ウント・ゾーン社製。マレー式(0-6-6-0)テンダー機関車。新製配置は東京鉄道管理局で急こう配の峠越えとなる旧東海道線(現御殿場線)の山北~沼津間の補助機関車や貨物列車牽引に充当。一時期は信越線長野~直江津でも使用されたが1922年に再び東京局に戻る。東海道線の改良(丹那トンネル建設)が進行中であったことから軸重の重い9900形(D50形)蒸気機関車の投入が見送られたため山北~沼津間での活躍が続いたが、1924年交通博物館への収蔵が決まり廃車となり、大宮工場でオープンカットされたのちに収蔵。1945年5月25日の東京大空襲で焼夷弾が命中するも奇跡的に不発に終わる(痕跡が今でも残っている)。2006年の交通博物館が閉館するも鉄道博物館での展示が決まり2007年より現在地に。