クラスの特徴:クレリックの信仰の領域「墓の領域」

Grave Domain
墓の神々は生と死の間の境界線を見張っている。これらの神々にとって、死と来世とは多元宇宙の作用の基礎的な部分である。死に抵抗することや、死者の眠りを冒涜することは憎悪すべき事柄である。墓の神々にはケレンヴォー、ウィー・ジャス、不死宮廷の祖先の霊、ハデス、アヌビス、そしてオシリスが含まれる。これらの神々はその信者たちに対して死者を尊重し、相応な敬意を彼らに払うよう教えている。これらの神々の信者たちは安息せぬ霊魂に安息を与え、彼らが発見したあらゆるアンデッドを破壊し、瀕死のクリーチャーの苦痛を緩和してやる事を目指す。また彼らの魔法はクリーチャーの死を遅らせることも許すが、そうした魔法を使ってクリーチャーの寿命を死すべき者の限界を超えて引き延ばすことは拒絶する。
表:墓の領域呪文
クレリック・レベル 呪文
1 フォールス・ライフ、ベイン
3 ジェントル・リポーズ、レイ・オヴ・エンフィーブルメント
5 ヴァンピリック・タッチ、リヴィヴィファイ
7 デス・ウォード、ブライト
9 アンティライフ・シェル、レイズ・デッド


ボーナス習熟

Bonus Proficiency
1レベル時にこの領域を選択するとき、君は重装鎧に対する習熟を得る。


死すべき運命の循環

Circle of Mortality
1レベル時、君は生と死の間の境界線を操作する能力を得る。ヒット・ポイントを回復させる呪文を、現在0ヒット・ポイントの生きているクリーチャーに対して発動するとき、その呪文が治癒する量を決定するためにロールするあらゆるダイスはその最大の結果を出したものとして扱われる。加えて、もしスペア・ザ・ダイイングの初級魔法を有するなら、君はそれをボーナス・アクションで発動することができる。


墓の目

Eyes of the Grave
1レベル以降、その存在が生命の自然循環に対する侮辱であるクリーチャーに対する固有の知覚力を得る。もし君が中断されることなく沈思黙考することに1分間を費やすなら、君はそのエリアにいるアンデッド・クリーチャーの存在と性質を判定することができる。この探知はあらゆる方向に向かって最大で1マイルまで広がる。君はアンデッドの数と、君からの距離と方向を知る。加えて、君はそのエリアにいるアンデッドの打ち最も高い脅威度を持つ者のクリーチャー種別を知る。
いったんこの特徴を使用したなら、大休憩を取り終えるまでそれを再び使用することはできない。


神性の利用:墓への道

Channel Divinity: Path to the Grave
2レベル以降、君は神性の利用を使って、他のクリーチャーの生命力に打ちきりの徴を付けることができる。
アクションとして、君は1体のクリーチャーに接触する。そのクリーチャーが君か味方からの呪文や攻撃によってダメージを次に受けたとき、その者はその呪文や攻撃のダメージに対する脆弱性を得る。この脆弱性はダメージ発生源がダメージを与えた最初のときにだけ適用され、その後終了する。
もしそのクリーチャーがそのダメージに対する抵抗や完全耐性を有するなら、代わりにその呪文や攻撃が最初にダメージを与えるときに、それに対する抵抗や完全耐性が失われる。


死者の扉の見張り

Sentinel at Death’s Door
6レベル以降、君は死の進行を妨げる能力を得る。君か君が見ることができる30フィート以内にいる味方がクリティカル・ヒットを受けたときのリアクションとして、君はその攻撃を通常の命中に変えることができる。クリティカル・ヒットを起点とするあらゆる効果は取り消される。
いったんこの特徴を使用したなら、小休憩か大休憩を取り終えるまでそれを再び使用することはできない。


信仰の打撃

Divine Strike
8レベル時、君は自らの武器攻撃に信仰のエネルギーを吹き込む能力を得る。君が武器攻撃を1体のクリーチャーに命中させたときの君のターン毎に1回、君はその攻撃で目標に対して追加1d8[死霊]ダメージを与えることができる。14レベルに達すると、この追加ダメージは2d8に上昇する。


魂の守り手

Keeper of Souls
17レベル時、君は生と死の間の境界線を操作する能力を得る。君が見ることができる敵が君の30フィート以内で死ぬとき、君か君が選択した30フィート以内にいる1人の味方は、その敵のヒット・ダイスの数に等しいヒット・ポイントを得る。君が無力状態ではないのであればこの特徴を使用することができるが、1ラウンドに1回より多く使用することはできない。


最終更新:2017年03月06日 21:45