SWC イメージフォーマットには 512 バイトのヘッダがある。 使用されないバイトは 0x00 で埋められる。
オフセット | 機能 |
0 | サイズ (下位 8 ビット) |
1 | サイズ (上位 8 ビット) |
2 | イメージ情報 |
8 | SWC ヘッダ識別子 (0xAA) |
9 | SWC ヘッダ識別子 (0xBB) |
10 | SWC ヘッダ識別子 (0x04) |
サイズ値にはイメージサイズを 16 倍した値が入る。 イメージサイズが 4 Mbits の場合、 4 * 16 = 64
イメージ情報 (76543210 の並び順)
ビット | 説明 |
7 |
1 - プログラム実行モード 0 (JMP $8000) 0 - プログラム実行モード 1 (JMP RESET Vector) |
6 |
1 - マルチイメージ (分割された他のファイルが続く) 0 - マルチイメージでない (分割されたファイルは無い) |
5 |
1 - SRAM メモリマッピングモード 21 (HiROM) 0 - SRAM メモリマッピングモード 20 |
4 |
1 - DRAM メモリマッピングモード 21 (HiROM) 0 - DRAM メモリマッピングモード 20 |
3/2 |
00: 256kbit SRAM 01: 65kbit SRAM 10: 16kbit SRAM 11: SRAM 無し |
1/0 | 予約済み |
SWC に似ているフォーマットで、 512 バイトのヘッダがあり、 使用されないバイトは 0x00 で埋められる。
オフセット | 機能 |
0 | サイズ (下位 8 ビット) |
1 | サイズ (上位 8 ビット) |
2 |
0x40 - マルチイメージ 0x00 - セットの最後のイメージ (またはシングルイメージ) |
3 |
0x80 - HiROM の場合 0x00 - LoROM の場合 |
4 |
DSP1 チップが使用されている場合: 0xFD - SRAM 使用 (SRAM サイズ > 0) 0x47 - SRAM 無し (SRAM サイズ = 0) 0x77 - DSP1 も SRAM も使用しない場合 (SRAM サイズ = 0) |
5 |
DSP1 チップが使用されている場合: 0x82 - SRAM 使用 (SRAM サイズ > 0) 0x83 - SRAM 無し (SRAM サイズ = 0) 0x83 - DSP1 も SRAM も使用しない場合 (SRAM サイズ = 0) |
Game Doctor では SWC のように 512 バイトのヘッダは使用されない。 代わりにファイル名によって複数のファイルを区別するようになっている。
ファイル名は、SFXXYYYZ.078 のようなフォーマットになっている。 SF : Super Famicon XX : イメージサイズ (Mbit) 1 桁の場合、先頭に 0 は追加されない。 YYY : 香港でのカタログ番号 (0 = スーパーマリオ、 1 = F-Zero) Z : マルチファイル。使用しない場合、無視される。 A が最初のファイル、B が次のファイル。
例 : 16Mbit の Donkey Kong Country (カタログ番号 475) の最初のファイルは、 SF16475A.078 のようなファイル名になる。