アクセスフラグ : 書バ強VH?
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
n | - | y | x | - | - | - | a |
いくつかのゲームはここから値を読み込もうとしますが、 オープンバス値が読み込まれているものと考えられます。
このレジスタは、電源 ON 時、リセット時に 0x00 に初期化されます。
アクセスフラグ : 書バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
a | b | x | x | x | x | x | x |
基本的にこれは 8 ビットの I/O ポートですが、 'b' はコントローラポート 1 の 6 ピンに接続されていて、 'a' はコントローラポート 2 の 6 ピンと、PPU のラッチラインに接続されています。 'a' が 1 の時に 0 を書き込むと、0x2137 読み込み時のように、 H・Vカウンタがラッチされます (0 に遷移する時にラッチが起こる)。 'a' が 0 の時は、ラッチは起こりません。
このレジスタの他の変化は不明です。 0x4213 は、この I/O ポートの対になる入力用ポートです。
IO ポートは電源 ON 時に全て 1 が入っているかのように初期化されます。 リセット時はたぶん変化ありません。
アクセスフラグ : 書バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
m | m | m | m | m | m | m | m |
アクセスフラグ : 書バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
m | m | m | m | m | m | m | m |
0x4202 に書き込みした後、 0x4203 に書き込む。 0x4203 に書き込んだ 8 "マシンサイクル" (およそ 48 マスターサイクル) 後に、 乗算した結果を 0x4216 ~ 0x4217 から読み込むことができる。 この動作で 0x4202 は変化することはなく、 そのままリセットせずに 0x4203 に違う値を書き込むと、 新しい結果が得られる。
乗算は unsigned の値で行われる。
電源ON時に 0x4202 は 0xff で初期化され、 リセット時には変化しない。
アクセスフラグ : 書下強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
d | d | d | d | d | d | d | d |
アクセスフラグ : 書上強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
d | d | d | d | d | d | d | d |
アクセスフラグ : 書バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
b | b | b | b | b | b | b | b |
0x4204, 0x4205 に書き込んでから 0x4206 に書き込みます。 0x4206 に書き込んだ 16 "マシンサイクル" (およそ 96 マスターサイクル) 後に、 除算結果の商を 0x4214 ~ 0x4215 から、 余りを 0x4216 ~ 0x4217 から読み込むことができます。 0x4202 と同様に、たぶん 0x4204, 0x4205 もリセットされません。
除算は unsigned の値で行われます。 0 を除数に割り算した時 (Division by 0) は、商が 0xFFFF になり、 余りが 0x4204, 0x4205 の値になります。
電源ON時に、0x4204, 0x4205 は 0xffff で初期化されます。 リセット時には変化しません。
アクセスフラグ : 書下強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
h | h | h | h | h | h | h | h |
アクセスフラグ : 書上強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
- | - | - | - | - | - | - | h |
0x4200 のビット 4 がセット、ビット 5 がクリアになっていて、 H カウンタがこのレジスタに設定された値に達した時、 スキャンライン毎に IRQ が発生します。 ビット 4, 5 が両方ともセットされている時は、 V カウンタが 0x4209 ~ 0x420a にセットされた値と同じ時だけ IRQ が発生します。
H カウンタは 0 ~ 339 の範囲で変化します。 これより大きい値がセットされた時には、IRQ は発生しません。
電源ON時に、HTIME は 0x1ff で初期化されます。 リセット時には変化しません。
アクセスフラグ : 書下強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
v | v | v | v | v | v | v | v |
アクセスフラグ : 書上強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
- | - | - | - | - | - | - | v |
0x4200 のビット 5 がセット、ビット 4 がクリアになっていて、 V カウンタがこのレジスタに設定された値に達した時に IRQ が発生します。 ビット 4, 5 が両方ともセットされている時は、 V カウンタがこのレジスタにセットされた値と同じ、 かつ H カウンタが 0x4207 ~ 0x4208 で設定した値に 達した時に IRQ が発生します。
テレビの方式が NTSC の時、V カウンタは 0 ~ 261 の値を取ります。 (他の全てのフレームでインターレスモードが有効の時、262 にもなる) PAL の時は 0 ~ 311 の値を取ります (インターレス時 312?)。 これらより大きい値を設定した時、IRQ は発生しません。
電源ON時に、VTIME は 0x1ff で初期化されます。 リセット時には変化しません。
アクセスフラグ : 書バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 |
詳細は 0x43x0 ~ 0x43xA を参照してください。
DMA転送中にHDMAの初期化または転送が発生した場合、 DMAはその間停止されます。 現在使用中のDMAチャネルと同じチャネルでHDMAが発生した場合は、 DMAはすぐさま停止され、その時使われていたレジスタの値を使って HDMAは転送を継続します。他のDMAチャネルは影響を受けません。
電源ON時、リセット時にこのレジスタは 0x00 で初期化されます。
アクセスフラグ : 書バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 |
詳細は 0x43x0 ~ 0x43xA を参照してください。
DMA転送中にHDMAの初期化または転送が発生した場合、 DMAはその間停止されます。 現在使用中のDMAチャネルと同じチャネルでHDMAが発生した場合は、 DMAはすぐさま停止され、その時使われていたレジスタの値を使って HDMAは転送を継続します。他のDMAチャネルは影響を受けません。
フレーム処理中にHDMAチャネルが有効になった場合、 そのチャネルは次のHDMAポイントで開始されます。 HDMAレジスタの初期化処理は、スキャンライン 0 の HDMAポイントの 前でのみ発生するので、HDMA を有効にする前に これらのレジスタを手動で初期化する必要があります。 フレーム中にすでに停止されているチャネルは、 この方法によって再度開始することはできません。
チャネル指定ビットに 0 を書き込むとき、現行の HDMA チャネルは停止されます。 この転送は、1 を書き込むことで再開することができます。
電源ON時、リセット時にこのレジスタは 0x00 で初期化されます。
アクセスフラグ : 書バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
- | - | - | - | - | - | - | f |
電源ON時(リセット時も?)に、このレジスタは 0x00 で初期化されます。 詳細は memmap.txt を参照してください。
アクセスフラグ : 読バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
n | - | - | - | v | v | v | v |
電源ON時またはリセット時に、NMI はクリアされる。
'-' になっているビットはオープンバス。
アクセスフラグ : 読バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
i | - | - | - | - | - | - | - |
説明はないが、他のドキュメントでは このレジスタが読み込み/書き込み可能と書かれている。
電源ON時、リセット時に IRQ はクリアされる。
'-' のビットはオープンバス。
アクセスフラグ : 読バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
v | h | - | - | - | - | - | a |
説明はないが、他のドキュメントでは このレジスタが読み込み/書き込み可能と書かれている。
アクセスフラグ : 読バ強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
a | b | x | x | x | x | x | x |
このレジスタは、I/O ポートからデータを読み込む時に使う。 0x4201 から 0 をセットした時、このレジスタから 0 が読み込まれる。 0x4201 から 1 をセットした時は、このレジスタから 0 または 1 が読み込まれる。 これは、I/Oポートに接続されたデバイスがこのビットに 0 をセットするかどうかに 関連している。
'b' はコントローラポート 1 の 6 ピンに接続されていて、 'a' はコントローラポート 2 の 6 ピンと、PPU のラッチラインに接続されています。
0x4201 は、この I/O ポートの対になる出力用ポートです。
アクセスフラグ : 読下強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
q | q | q | q | q | q | q | q |
アクセスフラグ : 読上強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
q | q | q | q | q | q | q | q |
0x4204,0x4205 に書き込んだ後に 0x4206 に書き込んだ時、 0x4206 への書き込みから 16 マシンサイクル (およそ 96 マスターサイクル) 後に このレジスタから除算結果の商を読み込むことができる。 剰余は 0x4216,0x4217 から読み込む。
除算は、unsigned で行われる。
アクセスフラグ : 読下強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
x | x | x | x | x | x | x | x |
アクセスフラグ : 読上強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
x | x | x | x | x | x | x | x |
0x4202 に書き込んだ後に 0x4203 に書き込んだ時、 0x4203 への書き込みから 8 マシンサイクル (およそ 48 マスターサイクル) 後に このレジスタから乗算結果 (積) を読み込むことができる。
0x4204,0x4205 に書き込んだ後に 0x4206 に書き込んだ時、 0x4206 への書き込みから 16 マシンサイクル (およそ 96 マスターサイクル) 後に このレジスタから除算結果の余り (剰余) を読み込むことができる。
乗算、除算ともに unsigned で行われる。
アクセスフラグ : 読下強VH常
アクセスフラグ : 読上強VH常
アクセスフラグ : 読下強VH常
アクセスフラグ : 読上強VH常
アクセスフラグ : 読下強VH常
アクセスフラグ : 読上強VH常
アクセスフラグ : 読下強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
a | x | l | r | 0 | 0 | 0 | 0 |
アクセスフラグ : 読上強VH常
D7 | D6 | D5 | D4 | D3 | D2 | D1 | D0 |
b | y | e | t | U | D | L | R |
上の表は、ジョイパッドの時のみ当てはまる (ジョイパッド以外のものを接続した時には当てはまらない)。 自動ジョイパッド読み込みは、0x4016,0x4017 を 16 回読み込み、 0x4218 ~ 0x421F に値をセットする。
0x4200 のビット 0 の、自動ジョイパッド読み込みフラグが 有効になっている時のみこれらのレジスタの値が更新される。 更新中は、0x4212 のビット 0 の、 自動ジョイパッド読み込みステータスがセットされる。 この間に読み込み操作を行うと、不正な値が返る。
詳しくは コントローラ の項目を参照してください。
アドレスと名前の中の 'x' には、DMAのチャネル番号が入る。 DMA・HDMA共に 0 ~ 7 の 8 個のチャネルがある。