スライムのおへや
【すらいむのおへや】
ジャンル |
コミュニケーション |
|
対応機種 |
PCブラウザゲーム |
配信元 |
スクウェア・エニックス |
配信日 |
2012年5月9日 |
価格 |
無料 |
備考 |
2013年7月1日にサービス終了 |
判定 |
なし |
ポイント |
スライムと触れ合う 課金要素がないまま終了 |
概要
DQシリーズ公式HPが「ドラクエ・パラダイス」と新装された後、天空の大神殿に続く形で登場したブラウザゲーム。
スライムをつついてコミュニケーションを取る。
特徴
- 4種類のスライムの内から1匹を選び、つっつく事でコミュニケーションを取る。
- つっつく事でなつき度が上昇し、様々なしぐさを取るようになる。
- つっつきでなつき度が上がる回数は一日ごとに上限あり。
- おたからの地図
- 手に入れた宝の地図へ冒険に行ける。
- 道中ではHPやMPを消費しつつ戦闘し、素材となるアイテムを集める事が可能。
- フレンドを連れて行く事も。
- 錬金
- 手に入れたアイテムを素材として家具を作る。
- 一定確率で「ふしぎ錬金」が発生し、アイテムの形が変化する事もある。
評価点
- スライムがかわいらしい。しぐさも豊富に用意されている。
- 入手した家具を飾って自分だけの部屋を作れる事ができ、家具の種類も豊富。
- フレンドの部屋を覗く事も可能。
- コラボ家具も多く出来はそこそこ良い。一部の家具は『DQX』と同一のデザインが使用されている。
問題点
- やれる事や収集要素が家具だけに集中しており、飾る事にモチベを活かせなければすぐに飽きてしまう。
- タイトルからしてそうなのだが、スライム以外のモンスターを育てる事ができない。
- グラフィックもスライムに合わせて絵本風味であり、この絵柄では拡張性も難しいか。
総評
スライムに特化した点や可愛らしいグラフィックは良いのだが、DQシリーズ自体は「かわいい」だけで済まないキャラも多く、万人に受け入れられるものではなかった。
当時はコミュニケーションを主軸としたゲームから収集ゲームに切り替わっていた時期である事や、ゲームとしても薄味で1年でサービス終了を迎えたのも仕方のない所である。
とはいえ、本作に惹かれたユーザーも少なからずとも存在しているのも確かであり、サービス終了はやや悔やまれる。
余談
- 『テリワン3D』、『DQX』、『3DS版DQVII』と立て続けにコラボが行われた。ドラクエ以外では『太鼓の達人』とのコラボも。
- 同じくドラクエ公式HPに設置されていた『天空の大神殿』も同年にサービス終了した。
サービス終了に関して
- 2013年4月30日に突如発表され、「携帯ゲーム市場が大きく動く中でバージョン0(無料)としてサービスを開始したが、2013年に入ってさらにオンラインゲーム市場が大きく変化したので、『スライムのおへや』の在り方を変える必要がある」という判断でサービス終了となった。
- 代替品として新ゲームの開発も告知されており、入れ替わるようにベータテストが開始された『ドラゴンクエスト モンスターパレード』の事と予測できる。
- 当時はブラウザゲームやソーシャルゲーム全般の流動期であった事から間が悪いタイトルであったと言える。
最終更新:2022年03月05日 19:32