羽黒(評価11)

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羽黒のアイドレス *部品構造 -大部品: 羽黒 RD:122 評価値:11 --大部品: 外見 RD:3 評価値:2 ---部品: 東国人の素地 ---部品: 顔と身体 ---部品: 装い --大部品: 東国人 RD:7 評価値:4 ---部品: 東国とは ---部品: 特徴 ---部品: 爆発のデパート ---部品: 環境 ---部品: イグドラシル ---部品: 社会 ---部品: 漢字 --大部品: 性質 RD:9 評価値:5 ---大部品: 知識と能力 RD:2 評価値:1 ----部品: 記憶力 ----部品: 効率化 ---大部品: 性格と嗜好 RD:3 評価値:2 ----部品: 苦手なもの ----部品: 猜疑心との付き合い ----部品: 本好き ---大部品: 動物はきらいじゃない RD:4 評価値:3 ----大部品: 動物好きの肯定 RD:2 評価値:1 -----部品: もふもふ生物を触りたい -----部品: 生命の尊重 ----大部品: 距離を置きたい気持ち RD:2 評価値:1 -----部品: 全力で関わることへの躊躇 -----部品: 自分の都合 --大部品: 身体能力 RD:65 評価値:10 ---大部品: 鍛えた走力 RD:31 評価値:8 ----大部品: そうだ、逃げ足を鍛えよう RD:2 評価値:1 -----部品: 鍛える理由 -----部品: 走り方の教え ----大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8 -----大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3 ------部品: 筋トレの重要性 ------部品: 怪我の予防 ------部品: フロントランジ ------部品: 腹筋・背筋 ------部品: 腕立て伏せ -----大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1 ------部品: 準備運動の効果と重要性 ------部品: 良好なコンディションを保つ -----大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3 ------部品: インターバル走 ------部品: レペティション ------部品: ペース走 ------部品: ジョグ ------部品: ビルドアップ走 -----大部品: フォーム RD:6 評価値:4 ------部品: 正しいフォームの重要性について ------部品: 正しい姿勢を保つ練習 ------部品: 足の出し方 ------部品: 使う筋肉 ------部品: 腕の振り方 ------部品: 呼吸の仕方 -----大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2 ------部品: ペース配分 ------部品: ランナーズハイ ------部品: クールダウン -----大部品: 道具 RD:5 評価値:3 ------部品: 靴 ------部品: 帽子 ------部品: ワセリン ------部品: 動きやすい服 ------大部品: 女性用 RD:1 評価値:0 -------部品: スポーツブラ -----大部品: 食事 RD:3 評価値:2 ------部品: 走る前の食事 ------部品: 水分の取り方 ------部品: エイド ---大部品: 護身武術 RD:34 評価値:8 ----大部品: 修得経緯 RD:2 評価値:1 -----部品: 武術との出会い -----部品: 危機意識 ----大部品: 猛蒼流木刀術 RD:32 評価値:8 -----大部品: この武術について RD:2 評価値:1 ------部品: 発祥 ------部品: 名前の由来 -----大部品: 着用制限 RD:4 評価値:3 ------部品: 基礎から上級へ ------部品: 上級技までの修行と着用 ------部品: 更なる修行と皆伝着用 ------部品: 覚悟 -----大部品: 装備品 RD:2 評価値:1 ------部品: 木刀 ------部品: 履物 -----大部品: 儀礼 RD:2 評価値:1 ------部品: 蛇神への祈り ------部品: 挨拶 -----大部品: 入門から上級まで RD:20 評価値:7 ------大部品: 心得 RD:2 評価値:1 -------部品: 誰のための技か -------部品: 優先事項 ------大部品: 知識 RD:2 評価値:1 -------部品: 最大の防御 -------部品: 急所の扱い ------大部品: 身体づくり RD:2 評価値:1 -------部品: 走り込み -------部品: 柔軟体操 ------大部品: 基本の修行 RD:5 評価値:3 -------部品: 素振り -------部品: 打ち合い -------部品: 多対一訓練 -------大部品: 修行用の道具 RD:2 評価値:1 --------部品: 防具類 --------部品: 武器類 ------大部品: 基本技 RD:7 評価値:4 -------大部品: 防御 RD:2 評価値:1 --------部品: 受け --------部品: 払い -------大部品: 攻撃、反撃 RD:3 評価値:2 --------部品: 両手持ち打ち込み --------部品: 片手打ち --------部品: 蹴り -------大部品: 培われた感覚 RD:2 評価値:1 --------部品: 呼吸 --------部品: 視野の広さ ------大部品: 上級技 RD:2 評価値:1 -------部品: 周辺環境の応用 -------部品: 突き -----大部品: 皆伝技 RD:2 評価値:1 ------部品: 急所狙い ------部品: 無手 --大部品: 生活能力 RD:8 評価値:5 ---大部品: 身に付いた理由 RD:2 評価値:1 ----部品: 必要のなかった時代 ----部品: 使用人の解雇 ---大部品: 飲食 RD:3 評価値:2 ----部品: 小食 ----部品: 日常的な食事 ----部品: お茶を淹れる ---大部品: 環境 RD:3 評価値:2 ----部品: 住居の手入れ ----部品: 衣服の手入れ ----部品: 食器の扱い --大部品: 仕事 RD:8 評価値:5 ---大部品: 稷阜隆文君 RD:2 評価値:1 ----部品: 統治形態 ----部品: 稷阜図書館拡充計画 ---大部品: 現政権においての役割 RD:2 評価値:1 ----部品: 国政補佐官 ----部品: 代表者代理 ---大部品: 過去の仕事 RD:2 評価値:1 ----部品: 湯城視察 ----部品: 風俗問題担当 ---大部品: 通勤 RD:2 評価値:1 ----部品: 政庁勤務 ----部品: 出張 --大部品: 蛇神大神宮とのつながり RD:6 評価値:4 ---大部品: 関わりの経緯 RD:3 評価値:2 ----部品: 蛇神の社移築 ----部品: 湯城蛇神神社へのお参り ----部品: 内戦籠城中の出来事 ---大部品: お参りと御守り RD:3 評価値:2 ----部品: 蛇神大神宮への日参 ----部品: 神全般への感謝の心 ----部品: 蛇神様のお守り --大部品: 大切なもの RD:4 評価値:3 ---部品: なくした剣 ---部品: アネモネの栞 ---部品: 想い ---部品: 玄関先の花 --大部品: 羽黒とエクスカリバー RD:12 評価値:6 ---大部品: 初日 RD:2 評価値:1 ----部品: 雇用経緯 ----部品: 最初の仕事 ---大部品: 湯城視察 RD:2 評価値:1 ----部品: 外出理由 ----部品: 成果 ---大部品: 無名の砂漠 RD:3 評価値:2 ----部品: 同行 ----部品: 決裂 ----部品: 拷問 ---大部品: 決裂のあと RD:2 評価値:1 ----部品: 治療と帰還 ----部品: 再会から再生治療へ ---大部品: 扉は閉じる RD:3 評価値:2 ----部品: すれ違い ----部品: 訪問 ----部品: 眠り *部品定義 **部品: 東国人の素地 黒い髪、黄色系の肌、東洋風の服装。菜食中心の文化から胴部が長めで、筋肉は育ちにくい。顔立ちはあっさり傾向。 **部品: 顔と身体 表情にとぼしいあっさりした顔。外交などの場ではもちろん笑顔を作ることはできる。黒い長髪を後ろひとつにまとめて低めに結う。爪はいびつに歪んでいる。身長173cm痩せ型。 **部品: 装い 普段は木綿でできた墨染の男性用着物を着用。儀礼の場となると正絹を着用し、内に詰襟を着る。儀礼用として刀を1本帯に差すが、刃はない。化粧はしたことがない。 **部品: 東国とは 東国は帝國版の森国であるが、××××の影響が薄く、魔法も強く持たない。そして、××××の影響なしに一番爆発しやすいツリー体系をしている。 **部品: 特徴 東国人は黒髪で、着物や唐装など東洋風の服装をしており、東洋風の人材である。東国人は信心深く、神々に近しい。 **部品: 爆発のデパート 東国人にタブーは薄く、それゆえヤオトの影響を極短時間で受ける。\n東国には決まった爆発のパターンがなく、爆発のデパートと言われる。\n北国は東国を爆発のデパートと呼んでいる。 **部品: 環境 東国には春、夏、秋、冬の四季がある。火山があり、入り組んだ地形をしている。紙と木でできた家に住んでいる。\n東国人は稲作を行っているが、意外に稲作は得意ではない。 **部品: イグドラシル 東国人は、剣士、理力使い、忍者、サイボーグなど多様な可能性を持っている。当初なんとなくファッションで機械化してたが、維持費(燃料)がかかるので廃れた。東国ではパイロット職は自分で殴った方が早い持って回った存在と思われており、低い扱いを受ける。 **部品: 社会 東国人は母系社会でなく、異母兄弟には相続権がある。東国人は王権と上意下達を重視しており、選挙などはやらない。 **部品: 漢字 東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う) **部品: 記憶力 自分が興味を持って調べたことは一通り記憶している。一部分野では歩く検索機能ほどの性能を発揮するが、興味のないものについてはまったく覚えない。 **部品: 効率化 自分が得られる知識を駆使して作業の効率化を図る。効率を追求することによって思考以外の部分にかかる時間を可能な限り圧縮し、作業時間を減らす。当人いわく「楽がしたいので」。 **部品: 苦手なもの 騒々しい声。けばけばしい装飾。争い。人が死ぬこと。辛い食べもの。忠義面をした男、ただし一人の例外を除く。 **部品: 猜疑心との付き合い 人の能力は信用するが人柄を簡単に信用しない。また、自分が信頼される人間だとも思っていない。生来の疑り深さに加え、たびかさなる戦乱の経験が疑心を深くした。そのために一度大切なものを失い、以来意識して修正をかけるよう努めている。 **部品: 本好き 読書も好きだが物体としての本も好き。古い本が好きだが古い文体がすらすらと読めるわけではない。趣味は図書館滞在及び古書修復。 **部品: もふもふ生物を触りたい 犬とか猫とか、ネコリスとか、もふっとした生物、要するに獣は基本的に愛らしい。自分に危険がなく、対象が気分を害さなければ触りたいと思う。だが好き嫌いはある。 **部品: 生命の尊重 人間以外の生物を愛でるということは、人間以外の生命を尊重するということ。また、かわいい守りたいという保護本能が機能しているという証である。 **部品: 全力で関わることへの躊躇 もふもふしたものは可愛いし触りたいけど、一緒に生活したいとか、ひゃっほう全力で遊びたいとか、そこまでじゃないな。という心のブレーキ。本当にそこまでの欲求がない場合と、単にかっこつけてる場合がある。 **部品: 自分の都合 触れ合うと毛がつくとか、対象に怖がられるかもとか、これから仕事とか、飼っても面倒が見られないとか、動物に全力を傾けることを引き止める個人的都合。でもご近所に仲良くしてくれる犬とか猫がいたらうれしい。 **部品: 鍛える理由 頭で考えるだけが自分の仕事だと思っていた。歩き回らねばならぬことを覚えた。歩き回るには身を守らねばならぬと知った。自分の身を守るためには、逃げ足を鍛えるところから。 **部品: 走り方の教え 異国にてキルケ女史が提唱した長距離を走るための訓練に関する技術と知識。靴は草鞋を、動きやすい服装は作務衣を、スポーツブラに関しては晒着用をもって代用とする。 **部品: 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 **部品: 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 **部品: フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 **部品: 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 **部品: 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 **部品: 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 **部品: 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 **部品: インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 **部品: レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 **部品: ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 **部品: ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 **部品: ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 **部品: 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 **部品: 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 **部品: 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 **部品: 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 **部品: 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 **部品: 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 **部品: ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 **部品: ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 **部品: クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 **部品: 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 **部品: 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 **部品: ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 **部品: 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 **部品: スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 **部品: 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 **部品: 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 **部品: エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 **部品: 武術との出会い 蛇神大神宮(猛虎の殿堂)へ日々通ううちに顔見知りになった僧兵から紹介された、蒼梧発祥の護身武術。生き延びるための力を身に着けたいと考えて通い始め、年月を経て皆伝に至る。 **部品: 危機意識 漠然と猛蒼流木刀術でいうところの知識と心得程度の対応を頭に置きつつ、国政に関わる者として護衛をつけるなどはしていたが、自分の名と顔が急速に広まった上、湯城視察の折護衛が意のままにならないという現実を目の当たりにして考えを改め、自らの手で自らの身を守ることの必要性を意識する。 **部品: 発祥 内戦とテロ続きで不特定多数の国民が集団避難を強いられ、誰を信じてよいか、逆に誰を敵と見なせばいいのかも分からないなかで生まれた護身武術。知恵の共有から始まって自らを鍛える集団が現れ、のちに体系づけられて武術の一派を称するようになった。 **部品: 名前の由来 蛇神大神宮「猛虎の殿堂」を拠り所にしていた蒼梧の民の間で始まった武術であることから。決して猛々しい蒼梧の意味ではない。 **部品: 基礎から上級へ 上級技は、1年以上の修行期間と、基礎動作の修得が必須となる。また、判断力が未成熟な子供への伝授は禁じられており、目安として16歳以上から上級技の習得が可能とされる。 **部品: 上級技までの修行と着用 最低3年の修行を要する。修行は皆伝を授けられた師範・師範代のもとで行うものとされ、師を得られたならば必ずしも蒼梧に滞在する必要はない。 **部品: 更なる修行と皆伝着用 皆伝を授けられるためには上級技までの修得ののち、更に6年以上蒼梧藩国「猛虎の殿堂」近隣の道場で修行が必要となる。 **部品: 覚悟 猛蒼流木刀術は護身のための武術ではあるが、武を持って身を守ることは即ち自分の身をおびやかす相手を攻撃するということである。自分が力を振るうことで相手に何が起きるのか、しっかりと理解できる理性と、その上でなお大切なものを守る覚悟がなくては皆伝技を授かることはできない。 **部品: 木刀 基本武器。重さや長さ、重心などの慣れが生じるため、普段から自分専用の木刀を用いることが望ましいが、応用力をつけるためあえて修行場でのレンタルや複数持ちを是とする者もいる。発祥のころは丈夫な木の枝や木材が用いられていたと伝わる。実戦で緊急の場合は頑丈な棒状のものがあれば何でも役に立つだろう。 **部品: 履物 足技を使用するため、下駄やしっかりした靴を用いる。発祥時の推奨は手に入りやすいこともあり木下駄だったが、近年は足の保護も兼ねて洋靴を推奨する師範も多い。 **部品: 蛇神への祈り 発祥のころ多くの民が身を寄せていた「猛虎の殿堂」の祭神である蛇神への感謝と、加護を願う祈り。修行の始めと終わりに必ず神棚もしくは神社の方角へ向かって行う。 **部品: 挨拶 修行の始めと終わり、蛇神の次に、師範や同じ流派生に対し挨拶をする。先輩後輩などの上下関係を厳しくすることは流派の発祥から離れるため避けるべきものとされているが、それ以前の挨拶や礼儀は学ぶ者、教える者にとって当然のものである。 **部品: 誰のための技か この武術は、元はと言えば女性や体格に恵まれない者が、自分自身と、自分の大切なものを守るために生まれた術である。現在の修得に際し性別などの制限はないが、決して私欲のためや、みだりに他人を傷つけるために使用してはならない。 **部品: 優先事項 第一に、自分自身と守るべきものの生命、第二に、相手の不殺。この二点を最優先事項として教えられ、第三に次の被害を防ぐことを目的とした相手の捕縛が続く。 **部品: 最大の防御 攻撃、ではなく危うきに近寄らないこと。危険な場所を避け、危険から逃げることが身の安全を守る第一である。武術よりも何よりも最初に、どういった場所が危険なのか、どのように逃げるのが最善なのかなどの知識の講義を受ける。 **部品: 急所の扱い 急所への狙い打ちは、あまりにも相手との力差が明らかで、通常の手段では身を守れないと判断した場合にのみ用いる手段とされる。とはいえ、充分に修行を重ねた者でなければ急所を狙うこと自体が難しい。猛蒼流木刀術では、自らの急所を守ることを第一に伝授し、これを狙う的確な攻撃方法を最後(皆伝者)に伝授する。 **部品: 走り込み 上体だけで木刀は扱えない。むしろ足腰の動きが肝要である。また、護身のためには危機から逃げる力が必要であり、逃げ足を鍛える意味でも日々の走り込みは重要視される。 **部品: 柔軟体操 柔軟な動きは柔軟な肉体から。身体の柔らかさによって切り抜けられる危機もある。怪我を防ぐ意味でも柔軟は重視されている。 **部品: 素振り 体幹を鍛え、木刀を自らに馴染ませる。木刀をしっかりと両手で構え、踏み込みながら振り下ろす動作を繰り返す。姿勢を崩さずに出来る回数から始め、日に500回程度を目安とする。 **部品: 打ち合い 基本的には指導者と行う。最初はゆっくりとした動作で形を覚えるところから。実力の近い者同士が打ち合う場合は防具を着用することが義務付けられている。 **部品: 多対一訓練 身の危険は相手が増えるほどに増す。普段から多人数に対応する感覚を鍛えるため、一人または少数に対し大勢で襲い掛かる訓練と指導を行う。訓練の際は全員防具着用が義務付けられている。 **部品: 防具類 多対一訓練や打ち合いで使用する、主に急所を保護するための防具は必須。足技も使用するため、修行用の履物としては足袋が多く採用されている。 **部品: 武器類 初心者や低年齢層は筋力が不足しているため、竹刀を用いて指導を行う師範もいる。防具と合わせて用い、安全に配慮しながら実戦に近い訓練を行うことが、実際の危機に際しより的確な判断を下す下地ともなる。 **部品: 受け 得物の片端を握り、逆端を支えて相手の攻撃を受ける防御術。払い、蹴りなどの回避・反撃技につなげることが重要。 **部品: 払い 受けた攻撃を横方向へ流す、受けの体勢に入らず両手で得物を構えたまま受け払うなど、相手の攻撃を流す回避技。押し合わず相手の動きの流れを逸らす技術。熟練すると払いだけで相手が勝手に倒れるという。 **部品: 両手持ち打ち込み 得物を両手で構え、振り抜いて相手を打つ。武器を持つ手や肩を狙うのが基本。頭部への打ち込みについては、最悪死に至る場合もあるため、安易な使用は修行の初期段階で厳しく戒められる。 **部品: 片手打ち 片手で得物を構え、振り抜くことによって打撃を与える。両手打ちよりは威力がかなり劣るが、片手が使えない状況で役立ち、逆に空けた手でなにかを守ることもできる。 **部品: 蹴り 相手の攻撃を受けた状態、打ち込みが受けられて得物が使えない状態で多く使うことになる足技。足を払う、足裏で押し返すなどの反撃動作が基本となる。 **部品: 呼吸 自己の危機に際し、人は必然的に緊張し、呼吸が浅くなり、脈拍が上がる。危機感は大切だが混乱したまま動いては危険を逃れることができない。猛蒼流木刀術では、得物を構えた際深く呼吸する習慣をつけることで、いざというときの思考力、判断力等を向上させる訓練としている。 **部品: 視野の広さ 多対一訓練で磨かれた、目の前の危機に対応しながら、周辺から襲い来る脅威にも気を配る感覚。もちろん直接見える範囲には限度があるが、音や匂いも含め危険を感知する感覚を鍛えることで己を守る。 **部品: 周辺環境の応用 木刀を持っている、木刀術を身に着けているからといってその技術ばかりに頼ってはいけない。小石や砂を掴んで撒くなどの初歩的な技術をはじめ、その場にあるものを利用して身を守る術を伝授される。 **部品: 突き 得物の先端を勢いよく相手に突き入れることで、攻撃を一点に集中させ強い衝撃を与える攻撃術。殺傷力が高く、扱いが難しいため、上級までのほかの全ての技・心得を修得した者だけに伝授される。 **部品: 急所狙い 目、金的、喉、顎、顔面、額、こめかみなど、人体の急所を的確に狙う技と、その是非を判別する精神の強さ。 **部品: 無手 無手技といっても、素手の殴り合いだけで勝てという教えではない。周辺環境の利用から発展した手法で、手に持つべき得物がない状態でいかに己を守り生かすかという技術を学ぶ。 **部品: 必要のなかった時代 蒼梧に入ったころは領主であった。内戦が起きてからは避難に次ぐ避難の集団生活。内戦終結後には藩王補佐の任に就いており、家のことは使用人任せの暮らしが続いていた。 **部品: 使用人の解雇 無名の砂漠から戻って以後、羽黒は数名の使用人をすべて解雇。国政関連の職を辞して引き籠るための前準備だったのだが、引退を撤回してからも人を雇う気にはなれず、それなりの家と自己を維持していく生活能力が必要となった。 **部品: 小食 食に関する執着が薄い。身体維持のために食品を摂取する、という感覚で食事をしている。主食はと問われれば茶と答える。自分の食事が少ないことは自覚しており、外食では少な目にと依頼を出したりするが、身体機能として人並みの食事ができないというわけではない。 **部品: 日常的な食事 長年の避難と多忙な暮らしからか、食べないことに慣れている。だから料理できなくても問題ない。と言いたいところだが走り始めてから食事を見直し、簡単な煮炊きや卵焼き程度なら可能になっている。 **部品: お茶を淹れる 主食は茶。と言うほどなので、使用人がいたころから茶の淹れ方だけはそこそこである。そこそこだが自分で淹れた茶には不満顔。発酵系の茶を好む。 **部品: 住居の手入れ 資料と食器は整理整頓できるのだが、その他生活用品の片づけは下手くそ。掃除はするが片付かず、なんとなく雑然としている。本人いわく、ものが増えるのが悪い。 **部品: 衣服の手入れ 生活に必要程度の洗濯はできる。着物類の手入れは得意。礼装などは王城の使用人にお任せ。総じて暮らしに困らぬ程度には、まあまあなんとかやっている。 **部品: 食器の扱い 食器棚の中だけは、雑然とした部屋とミスマッチなほどきちんと整えられている。洗い物の手順は悪いが丁寧に洗う。当人いわく「あったものをもとの場所へ戻すのはできる」。自分が選んだ食器には不満顔。 **部品: 統治形態 内戦前に与えられていた蒼梧南西方面の領土、その領主の封号。知恵を預かる地方を統治し、施設の拡充に務めるのが羽黒の職務となるはずだったが、王犬お世話係の叛乱により蒼梧全土の領主制度が一旦棚上げとなる。その後領主の座は藩王預かり、羽黒は地方統治においても補佐的な役割に留まっている。 **部品: 稷阜図書館拡充計画 当初は稷阜の図書館を拡充して管理運営するのが羽黒の務めのはずであった。内戦後、図書館は蔵書や設備の修復、内戦による被害を受けた施設の資料保管などが業務の中心となり、拡充は見送られている。羽黒は時折出向いて経過観察と指導を担当している。 **部品: 国政補佐官 取り分けて権限のある役職ではないが、藩王側近の一人として補佐官を務める。主な職務は資料整理、政策に関する助言や文章整理等。 **部品: 代表者代理 藩王摂政多忙時には国内のとりまとめや外交対応も行う。特に委任された場合を除き、決定権などは持たず、判断が必要なものは持ち帰り協議として対応する。 **部品: 湯城視察 恐怖政治の到来と言われ、国民の生活実態が掴めず暗中模索状態となっていた内戦終結後の時代。優秀な執事の手引きで僅かではあるが直接国民の声に接し、実情の一端を情報として持ち帰った。 **部品: 風俗問題担当 観光業が盛んになった時期から悪化した観光地周辺の治安と性風俗問題を担当。観光ガイドとの連携も加え、改善に成功する。 **部品: 政庁勤務 政庁との往復は、よほどのことがなければ徒歩である。距離が近いというのは勿論あるが、歩く速度で街を見なければわからないことがある、というのが自論。 **部品: 出張 稷阜の図書館へは月2~4度程度直接の様子見に行く。そのほか、各所視察や交渉など。移動はエアバイクタクシーが主になる。 **部品: 蛇神の社移築 最初に蛇神を祀ったお社が取り壊されることとなり、急ぎ湯城に移っていただくよう手配。羽黒が指揮を執り、まだ蛇神への恩義を持ち続けていた国民により移された。 **部品: 湯城蛇神神社へのお参り お社だったころは気が引けて行けなかったけど、自分が移築のお世話をしたしいいよね、と始めた日々のお参り。 **部品: 内戦籠城中の出来事 追い詰められた戦況の中、元気をなくしていく蛇神に声をかけるべく、蛇神にかつて世話になった者たちと共に僧に頼み、子らを集め、元気づけようと手を尽くした。 **部品: 蛇神大神宮への日参 大神宮へ移ったときからつづけている日々のお参り。はじめは自分が移築した社の神様だからというご挨拶だった。やがて蒼梧の明日を願うものになった。その後は、自分が傷つけた一人のひとの安寧を願うものになった。 **部品: 神全般への感謝の心 宗教という形態を持つ前の信仰に近い、神という存在、彼らが為してくれることへの感謝の気持ち。その神が姿を現し言葉を聞かせてくれることを喜ぶ。 **部品: 蛇神様のお守り 毎日通う大神宮でいただいた、人との縁をつなぐ御守り。新たな出会いではなく、大切な人への再会と、ふたたび繋がれたならばその縁を強く保てるようにと願いを込めて、いただいたもの。 **部品: なくした剣 執事の募集を掛けた頃に、城の庭にある池から拾ったもの。まさかとは思うが差し出されたような気がしたので保管してそのままになっていたが、探してみると消えていた。捨てたはずはないので、思い出しては探している。 **部品: アネモネの栞 貰った花束を色別に押して栞に加工したもの。はじめに貰った花もこうしておけばよかった、と考えながら自分で作ったもの。まとめておくと辛い言葉だが、ひとつひとつ中を見れば意味は違って響く、というまじないめいた願望の発露。 **部品: 想い ある日突然執事として現れた男に対する、少々複雑すぎる想い。認識は仕事ができる、顔が良い、茶が美味い、距離が近すぎる、髪の色が変わる、蒼梧に思い入れている。 **部品: 玄関先の花 玄関の外側、表札の下に一輪挿しを置き、日々欠かさず紫のアネモネを生ける。生花が手に入らない場合は出来の良い造花を代理とする。花言葉は「あなたを信じて待つ」 **部品: 雇用経緯 蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。 **部品: 最初の仕事 羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。 **部品: 外出理由 藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。 **部品: 成果 羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。 **部品: 同行 大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。 **部品: 決裂 セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。 **部品: 拷問 羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。 **部品: 治療と帰還 和錆医師と玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。 **部品: 再会から再生治療へ まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。 **部品: すれ違い 宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。 **部品: 訪問 迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。 **部品: 眠り 藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。 *提出書式 大部品: 羽黒 RD:122 評価値:11 -大部品: 外見 RD:3 評価値:2 --部品: 東国人の素地 --部品: 顔と身体 --部品: 装い -大部品: 東国人 RD:7 評価値:4 --部品: 東国とは --部品: 特徴 --部品: 爆発のデパート --部品: 環境 --部品: イグドラシル --部品: 社会 --部品: 漢字 -大部品: 性質 RD:9 評価値:5 --大部品: 知識と能力 RD:2 評価値:1 ---部品: 記憶力 ---部品: 効率化 --大部品: 性格と嗜好 RD:3 評価値:2 ---部品: 苦手なもの ---部品: 猜疑心との付き合い ---部品: 本好き --大部品: 動物はきらいじゃない RD:4 評価値:3 ---大部品: 動物好きの肯定 RD:2 評価値:1 ----部品: もふもふ生物を触りたい ----部品: 生命の尊重 ---大部品: 距離を置きたい気持ち RD:2 評価値:1 ----部品: 全力で関わることへの躊躇 ----部品: 自分の都合 -大部品: 身体能力 RD:65 評価値:10 --大部品: 鍛えた走力 RD:31 評価値:8 ---大部品: そうだ、逃げ足を鍛えよう RD:2 評価値:1 ----部品: 鍛える理由 ----部品: 走り方の教え ---大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8 ----大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3 -----部品: 筋トレの重要性 -----部品: 怪我の予防 -----部品: フロントランジ -----部品: 腹筋・背筋 -----部品: 腕立て伏せ ----大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1 -----部品: 準備運動の効果と重要性 -----部品: 良好なコンディションを保つ ----大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3 -----部品: インターバル走 -----部品: レペティション -----部品: ペース走 -----部品: ジョグ -----部品: ビルドアップ走 ----大部品: フォーム RD:6 評価値:4 -----部品: 正しいフォームの重要性について -----部品: 正しい姿勢を保つ練習 -----部品: 足の出し方 -----部品: 使う筋肉 -----部品: 腕の振り方 -----部品: 呼吸の仕方 ----大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2 -----部品: ペース配分 -----部品: ランナーズハイ -----部品: クールダウン ----大部品: 道具 RD:5 評価値:3 -----部品: 靴 -----部品: 帽子 -----部品: ワセリン -----部品: 動きやすい服 -----大部品: 女性用 RD:1 評価値:0 ------部品: スポーツブラ ----大部品: 食事 RD:3 評価値:2 -----部品: 走る前の食事 -----部品: 水分の取り方 -----部品: エイド --大部品: 護身武術 RD:34 評価値:8 ---大部品: 修得経緯 RD:2 評価値:1 ----部品: 武術との出会い ----部品: 危機意識 ---大部品: 猛蒼流木刀術 RD:32 評価値:8 ----大部品: この武術について RD:2 評価値:1 -----部品: 発祥 -----部品: 名前の由来 ----大部品: 着用制限 RD:4 評価値:3 -----部品: 基礎から上級へ -----部品: 上級技までの修行と着用 -----部品: 更なる修行と皆伝着用 -----部品: 覚悟 ----大部品: 装備品 RD:2 評価値:1 -----部品: 木刀 -----部品: 履物 ----大部品: 儀礼 RD:2 評価値:1 -----部品: 蛇神への祈り -----部品: 挨拶 ----大部品: 入門から上級まで RD:20 評価値:7 -----大部品: 心得 RD:2 評価値:1 ------部品: 誰のための技か ------部品: 優先事項 -----大部品: 知識 RD:2 評価値:1 ------部品: 最大の防御 ------部品: 急所の扱い -----大部品: 身体づくり RD:2 評価値:1 ------部品: 走り込み ------部品: 柔軟体操 -----大部品: 基本の修行 RD:5 評価値:3 ------部品: 素振り ------部品: 打ち合い ------部品: 多対一訓練 ------大部品: 修行用の道具 RD:2 評価値:1 -------部品: 防具類 -------部品: 武器類 -----大部品: 基本技 RD:7 評価値:4 ------大部品: 防御 RD:2 評価値:1 -------部品: 受け -------部品: 払い ------大部品: 攻撃、反撃 RD:3 評価値:2 -------部品: 両手持ち打ち込み -------部品: 片手打ち -------部品: 蹴り ------大部品: 培われた感覚 RD:2 評価値:1 -------部品: 呼吸 -------部品: 視野の広さ -----大部品: 上級技 RD:2 評価値:1 ------部品: 周辺環境の応用 ------部品: 突き ----大部品: 皆伝技 RD:2 評価値:1 -----部品: 急所狙い -----部品: 無手 -大部品: 生活能力 RD:8 評価値:5 --大部品: 身に付いた理由 RD:2 評価値:1 ---部品: 必要のなかった時代 ---部品: 使用人の解雇 --大部品: 飲食 RD:3 評価値:2 ---部品: 小食 ---部品: 日常的な食事 ---部品: お茶を淹れる --大部品: 環境 RD:3 評価値:2 ---部品: 住居の手入れ ---部品: 衣服の手入れ ---部品: 食器の扱い -大部品: 仕事 RD:8 評価値:5 --大部品: 稷阜隆文君 RD:2 評価値:1 ---部品: 統治形態 ---部品: 稷阜図書館拡充計画 --大部品: 現政権においての役割 RD:2 評価値:1 ---部品: 国政補佐官 ---部品: 代表者代理 --大部品: 過去の仕事 RD:2 評価値:1 ---部品: 湯城視察 ---部品: 風俗問題担当 --大部品: 通勤 RD:2 評価値:1 ---部品: 政庁勤務 ---部品: 出張 -大部品: 蛇神大神宮とのつながり RD:6 評価値:4 --大部品: 関わりの経緯 RD:3 評価値:2 ---部品: 蛇神の社移築 ---部品: 湯城蛇神神社へのお参り ---部品: 内戦籠城中の出来事 --大部品: お参りと御守り RD:3 評価値:2 ---部品: 蛇神大神宮への日参 ---部品: 神全般への感謝の心 ---部品: 蛇神様のお守り -大部品: 大切なもの RD:4 評価値:3 --部品: なくした剣 --部品: アネモネの栞 --部品: 想い --部品: 玄関先の花 -大部品: 羽黒とエクスカリバー RD:12 評価値:6 --大部品: 初日 RD:2 評価値:1 ---部品: 雇用経緯 ---部品: 最初の仕事 --大部品: 湯城視察 RD:2 評価値:1 ---部品: 外出理由 ---部品: 成果 --大部品: 無名の砂漠 RD:3 評価値:2 ---部品: 同行 ---部品: 決裂 ---部品: 拷問 --大部品: 決裂のあと RD:2 評価値:1 ---部品: 治療と帰還 ---部品: 再会から再生治療へ --大部品: 扉は閉じる RD:3 評価値:2 ---部品: すれ違い ---部品: 訪問 ---部品: 眠り 部品: 東国人の素地 黒い髪、黄色系の肌、東洋風の服装。菜食中心の文化から胴部が長めで、筋肉は育ちにくい。顔立ちはあっさり傾向。 部品: 顔と身体 表情にとぼしいあっさりした顔。外交などの場ではもちろん笑顔を作ることはできる。黒い長髪を後ろひとつにまとめて低めに結う。爪はいびつに歪んでいる。身長173cm痩せ型。 部品: 装い 普段は木綿でできた墨染の男性用着物を着用。儀礼の場となると正絹を着用し、内に詰襟を着る。儀礼用として刀を1本帯に差すが、刃はない。化粧はしたことがない。 部品: 東国とは 東国は帝國版の森国であるが、××××の影響が薄く、魔法も強く持たない。そして、××××の影響なしに一番爆発しやすいツリー体系をしている。 部品: 特徴 東国人は黒髪で、着物や唐装など東洋風の服装をしており、東洋風の人材である。東国人は信心深く、神々に近しい。 部品: 爆発のデパート 東国人にタブーは薄く、それゆえヤオトの影響を極短時間で受ける。\n東国には決まった爆発のパターンがなく、爆発のデパートと言われる。\n北国は東国を爆発のデパートと呼んでいる。 部品: 環境 東国には春、夏、秋、冬の四季がある。火山があり、入り組んだ地形をしている。紙と木でできた家に住んでいる。\n東国人は稲作を行っているが、意外に稲作は得意ではない。 部品: イグドラシル 東国人は、剣士、理力使い、忍者、サイボーグなど多様な可能性を持っている。当初なんとなくファッションで機械化してたが、維持費(燃料)がかかるので廃れた。東国ではパイロット職は自分で殴った方が早い持って回った存在と思われており、低い扱いを受ける。 部品: 社会 東国人は母系社会でなく、異母兄弟には相続権がある。東国人は王権と上意下達を重視しており、選挙などはやらない。 部品: 漢字 東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う) 部品: 記憶力 自分が興味を持って調べたことは一通り記憶している。一部分野では歩く検索機能ほどの性能を発揮するが、興味のないものについてはまったく覚えない。 部品: 効率化 自分が得られる知識を駆使して作業の効率化を図る。効率を追求することによって思考以外の部分にかかる時間を可能な限り圧縮し、作業時間を減らす。当人いわく「楽がしたいので」。 部品: 苦手なもの 騒々しい声。けばけばしい装飾。争い。人が死ぬこと。辛い食べもの。忠義面をした男、ただし一人の例外を除く。 部品: 猜疑心との付き合い 人の能力は信用するが人柄を簡単に信用しない。また、自分が信頼される人間だとも思っていない。生来の疑り深さに加え、たびかさなる戦乱の経験が疑心を深くした。そのために一度大切なものを失い、以来意識して修正をかけるよう努めている。 部品: 本好き 読書も好きだが物体としての本も好き。古い本が好きだが古い文体がすらすらと読めるわけではない。趣味は図書館滞在及び古書修復。 部品: もふもふ生物を触りたい 犬とか猫とか、ネコリスとか、もふっとした生物、要するに獣は基本的に愛らしい。自分に危険がなく、対象が気分を害さなければ触りたいと思う。だが好き嫌いはある。 部品: 生命の尊重 人間以外の生物を愛でるということは、人間以外の生命を尊重するということ。また、かわいい守りたいという保護本能が機能しているという証である。 部品: 全力で関わることへの躊躇 もふもふしたものは可愛いし触りたいけど、一緒に生活したいとか、ひゃっほう全力で遊びたいとか、そこまでじゃないな。という心のブレーキ。本当にそこまでの欲求がない場合と、単にかっこつけてる場合がある。 部品: 自分の都合 触れ合うと毛がつくとか、対象に怖がられるかもとか、これから仕事とか、飼っても面倒が見られないとか、動物に全力を傾けることを引き止める個人的都合。でもご近所に仲良くしてくれる犬とか猫がいたらうれしい。 部品: 鍛える理由 頭で考えるだけが自分の仕事だと思っていた。歩き回らねばならぬことを覚えた。歩き回るには身を守らねばならぬと知った。自分の身を守るためには、逃げ足を鍛えるところから。 部品: 走り方の教え 異国にてキルケ女史が提唱した長距離を走るための訓練に関する技術と知識。靴は草鞋を、動きやすい服装は作務衣を、スポーツブラに関しては晒着用をもって代用とする。 部品: 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品: 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品: フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品: 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品: 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品: 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品: 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品: インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品: レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品: ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品: ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品: ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品: 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品: 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品: 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品: 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品: 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品: 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品: ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品: ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品: クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品: 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品: 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品: ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品: 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品: スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品: 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品: 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品: エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品: 武術との出会い 蛇神大神宮(猛虎の殿堂)へ日々通ううちに顔見知りになった僧兵から紹介された、蒼梧発祥の護身武術。生き延びるための力を身に着けたいと考えて通い始め、年月を経て皆伝に至る。 部品: 危機意識 漠然と猛蒼流木刀術でいうところの知識と心得程度の対応を頭に置きつつ、国政に関わる者として護衛をつけるなどはしていたが、自分の名と顔が急速に広まった上、湯城視察の折護衛が意のままにならないという現実を目の当たりにして考えを改め、自らの手で自らの身を守ることの必要性を意識する。 部品: 発祥 内戦とテロ続きで不特定多数の国民が集団避難を強いられ、誰を信じてよいか、逆に誰を敵と見なせばいいのかも分からないなかで生まれた護身武術。知恵の共有から始まって自らを鍛える集団が現れ、のちに体系づけられて武術の一派を称するようになった。 部品: 名前の由来 蛇神大神宮「猛虎の殿堂」を拠り所にしていた蒼梧の民の間で始まった武術であることから。決して猛々しい蒼梧の意味ではない。 部品: 基礎から上級へ 上級技は、1年以上の修行期間と、基礎動作の修得が必須となる。また、判断力が未成熟な子供への伝授は禁じられており、目安として16歳以上から上級技の習得が可能とされる。 部品: 上級技までの修行と着用 最低3年の修行を要する。修行は皆伝を授けられた師範・師範代のもとで行うものとされ、師を得られたならば必ずしも蒼梧に滞在する必要はない。 部品: 更なる修行と皆伝着用 皆伝を授けられるためには上級技までの修得ののち、更に6年以上蒼梧藩国「猛虎の殿堂」近隣の道場で修行が必要となる。 部品: 覚悟 猛蒼流木刀術は護身のための武術ではあるが、武を持って身を守ることは即ち自分の身をおびやかす相手を攻撃するということである。自分が力を振るうことで相手に何が起きるのか、しっかりと理解できる理性と、その上でなお大切なものを守る覚悟がなくては皆伝技を授かることはできない。 部品: 木刀 基本武器。重さや長さ、重心などの慣れが生じるため、普段から自分専用の木刀を用いることが望ましいが、応用力をつけるためあえて修行場でのレンタルや複数持ちを是とする者もいる。発祥のころは丈夫な木の枝や木材が用いられていたと伝わる。実戦で緊急の場合は頑丈な棒状のものがあれば何でも役に立つだろう。 部品: 履物 足技を使用するため、下駄やしっかりした靴を用いる。発祥時の推奨は手に入りやすいこともあり木下駄だったが、近年は足の保護も兼ねて洋靴を推奨する師範も多い。 部品: 蛇神への祈り 発祥のころ多くの民が身を寄せていた「猛虎の殿堂」の祭神である蛇神への感謝と、加護を願う祈り。修行の始めと終わりに必ず神棚もしくは神社の方角へ向かって行う。 部品: 挨拶 修行の始めと終わり、蛇神の次に、師範や同じ流派生に対し挨拶をする。先輩後輩などの上下関係を厳しくすることは流派の発祥から離れるため避けるべきものとされているが、それ以前の挨拶や礼儀は学ぶ者、教える者にとって当然のものである。 部品: 誰のための技か この武術は、元はと言えば女性や体格に恵まれない者が、自分自身と、自分の大切なものを守るために生まれた術である。現在の修得に際し性別などの制限はないが、決して私欲のためや、みだりに他人を傷つけるために使用してはならない。 部品: 優先事項 第一に、自分自身と守るべきものの生命、第二に、相手の不殺。この二点を最優先事項として教えられ、第三に次の被害を防ぐことを目的とした相手の捕縛が続く。 部品: 最大の防御 攻撃、ではなく危うきに近寄らないこと。危険な場所を避け、危険から逃げることが身の安全を守る第一である。武術よりも何よりも最初に、どういった場所が危険なのか、どのように逃げるのが最善なのかなどの知識の講義を受ける。 部品: 急所の扱い 急所への狙い打ちは、あまりにも相手との力差が明らかで、通常の手段では身を守れないと判断した場合にのみ用いる手段とされる。とはいえ、充分に修行を重ねた者でなければ急所を狙うこと自体が難しい。猛蒼流木刀術では、自らの急所を守ることを第一に伝授し、これを狙う的確な攻撃方法を最後(皆伝者)に伝授する。 部品: 走り込み 上体だけで木刀は扱えない。むしろ足腰の動きが肝要である。また、護身のためには危機から逃げる力が必要であり、逃げ足を鍛える意味でも日々の走り込みは重要視される。 部品: 柔軟体操 柔軟な動きは柔軟な肉体から。身体の柔らかさによって切り抜けられる危機もある。怪我を防ぐ意味でも柔軟は重視されている。 部品: 素振り 体幹を鍛え、木刀を自らに馴染ませる。木刀をしっかりと両手で構え、踏み込みながら振り下ろす動作を繰り返す。姿勢を崩さずに出来る回数から始め、日に500回程度を目安とする。 部品: 打ち合い 基本的には指導者と行う。最初はゆっくりとした動作で形を覚えるところから。実力の近い者同士が打ち合う場合は防具を着用することが義務付けられている。 部品: 多対一訓練 身の危険は相手が増えるほどに増す。普段から多人数に対応する感覚を鍛えるため、一人または少数に対し大勢で襲い掛かる訓練と指導を行う。訓練の際は全員防具着用が義務付けられている。 部品: 防具類 多対一訓練や打ち合いで使用する、主に急所を保護するための防具は必須。足技も使用するため、修行用の履物としては足袋が多く採用されている。 部品: 武器類 初心者や低年齢層は筋力が不足しているため、竹刀を用いて指導を行う師範もいる。防具と合わせて用い、安全に配慮しながら実戦に近い訓練を行うことが、実際の危機に際しより的確な判断を下す下地ともなる。 部品: 受け 得物の片端を握り、逆端を支えて相手の攻撃を受ける防御術。払い、蹴りなどの回避・反撃技につなげることが重要。 部品: 払い 受けた攻撃を横方向へ流す、受けの体勢に入らず両手で得物を構えたまま受け払うなど、相手の攻撃を流す回避技。押し合わず相手の動きの流れを逸らす技術。熟練すると払いだけで相手が勝手に倒れるという。 部品: 両手持ち打ち込み 得物を両手で構え、振り抜いて相手を打つ。武器を持つ手や肩を狙うのが基本。頭部への打ち込みについては、最悪死に至る場合もあるため、安易な使用は修行の初期段階で厳しく戒められる。 部品: 片手打ち 片手で得物を構え、振り抜くことによって打撃を与える。両手打ちよりは威力がかなり劣るが、片手が使えない状況で役立ち、逆に空けた手でなにかを守ることもできる。 部品: 蹴り 相手の攻撃を受けた状態、打ち込みが受けられて得物が使えない状態で多く使うことになる足技。足を払う、足裏で押し返すなどの反撃動作が基本となる。 部品: 呼吸 自己の危機に際し、人は必然的に緊張し、呼吸が浅くなり、脈拍が上がる。危機感は大切だが混乱したまま動いては危険を逃れることができない。猛蒼流木刀術では、得物を構えた際深く呼吸する習慣をつけることで、いざというときの思考力、判断力等を向上させる訓練としている。 部品: 視野の広さ 多対一訓練で磨かれた、目の前の危機に対応しながら、周辺から襲い来る脅威にも気を配る感覚。もちろん直接見える範囲には限度があるが、音や匂いも含め危険を感知する感覚を鍛えることで己を守る。 部品: 周辺環境の応用 木刀を持っている、木刀術を身に着けているからといってその技術ばかりに頼ってはいけない。小石や砂を掴んで撒くなどの初歩的な技術をはじめ、その場にあるものを利用して身を守る術を伝授される。 部品: 突き 得物の先端を勢いよく相手に突き入れることで、攻撃を一点に集中させ強い衝撃を与える攻撃術。殺傷力が高く、扱いが難しいため、上級までのほかの全ての技・心得を修得した者だけに伝授される。 部品: 急所狙い 目、金的、喉、顎、顔面、額、こめかみなど、人体の急所を的確に狙う技と、その是非を判別する精神の強さ。 部品: 無手 無手技といっても、素手の殴り合いだけで勝てという教えではない。周辺環境の利用から発展した手法で、手に持つべき得物がない状態でいかに己を守り生かすかという技術を学ぶ。 部品: 必要のなかった時代 蒼梧に入ったころは領主であった。内戦が起きてからは避難に次ぐ避難の集団生活。内戦終結後には藩王補佐の任に就いており、家のことは使用人任せの暮らしが続いていた。 部品: 使用人の解雇 無名の砂漠から戻って以後、羽黒は数名の使用人をすべて解雇。国政関連の職を辞して引き籠るための前準備だったのだが、引退を撤回してからも人を雇う気にはなれず、それなりの家と自己を維持していく生活能力が必要となった。 部品: 小食 食に関する執着が薄い。身体維持のために食品を摂取する、という感覚で食事をしている。主食はと問われれば茶と答える。自分の食事が少ないことは自覚しており、外食では少な目にと依頼を出したりするが、身体機能として人並みの食事ができないというわけではない。 部品: 日常的な食事 長年の避難と多忙な暮らしからか、食べないことに慣れている。だから料理できなくても問題ない。と言いたいところだが走り始めてから食事を見直し、簡単な煮炊きや卵焼き程度なら可能になっている。 部品: お茶を淹れる 主食は茶。と言うほどなので、使用人がいたころから茶の淹れ方だけはそこそこである。そこそこだが自分で淹れた茶には不満顔。発酵系の茶を好む。 部品: 住居の手入れ 資料と食器は整理整頓できるのだが、その他生活用品の片づけは下手くそ。掃除はするが片付かず、なんとなく雑然としている。本人いわく、ものが増えるのが悪い。 部品: 衣服の手入れ 生活に必要程度の洗濯はできる。着物類の手入れは得意。礼装などは王城の使用人にお任せ。総じて暮らしに困らぬ程度には、まあまあなんとかやっている。 部品: 食器の扱い 食器棚の中だけは、雑然とした部屋とミスマッチなほどきちんと整えられている。洗い物の手順は悪いが丁寧に洗う。当人いわく「あったものをもとの場所へ戻すのはできる」。自分が選んだ食器には不満顔。 部品: 統治形態 内戦前に与えられていた蒼梧南西方面の領土、その領主の封号。知恵を預かる地方を統治し、施設の拡充に務めるのが羽黒の職務となるはずだったが、王犬お世話係の叛乱により蒼梧全土の領主制度が一旦棚上げとなる。その後領主の座は藩王預かり、羽黒は地方統治においても補佐的な役割に留まっている。 部品: 稷阜図書館拡充計画 当初は稷阜の図書館を拡充して管理運営するのが羽黒の務めのはずであった。内戦後、図書館は蔵書や設備の修復、内戦による被害を受けた施設の資料保管などが業務の中心となり、拡充は見送られている。羽黒は時折出向いて経過観察と指導を担当している。 部品: 国政補佐官 取り分けて権限のある役職ではないが、藩王側近の一人として補佐官を務める。主な職務は資料整理、政策に関する助言や文章整理等。 部品: 代表者代理 藩王摂政多忙時には国内のとりまとめや外交対応も行う。特に委任された場合を除き、決定権などは持たず、判断が必要なものは持ち帰り協議として対応する。 部品: 湯城視察 恐怖政治の到来と言われ、国民の生活実態が掴めず暗中模索状態となっていた内戦終結後の時代。優秀な執事の手引きで僅かではあるが直接国民の声に接し、実情の一端を情報として持ち帰った。 部品: 風俗問題担当 観光業が盛んになった時期から悪化した観光地周辺の治安と性風俗問題を担当。観光ガイドとの連携も加え、改善に成功する。 部品: 政庁勤務 政庁との往復は、よほどのことがなければ徒歩である。距離が近いというのは勿論あるが、歩く速度で街を見なければわからないことがある、というのが自論。 部品: 出張 稷阜の図書館へは月2~4度程度直接の様子見に行く。そのほか、各所視察や交渉など。移動はエアバイクタクシーが主になる。 部品: 蛇神の社移築 最初に蛇神を祀ったお社が取り壊されることとなり、急ぎ湯城に移っていただくよう手配。羽黒が指揮を執り、まだ蛇神への恩義を持ち続けていた国民により移された。 部品: 湯城蛇神神社へのお参り お社だったころは気が引けて行けなかったけど、自分が移築のお世話をしたしいいよね、と始めた日々のお参り。 部品: 内戦籠城中の出来事 追い詰められた戦況の中、元気をなくしていく蛇神に声をかけるべく、蛇神にかつて世話になった者たちと共に僧に頼み、子らを集め、元気づけようと手を尽くした。 部品: 蛇神大神宮への日参 大神宮へ移ったときからつづけている日々のお参り。はじめは自分が移築した社の神様だからというご挨拶だった。やがて蒼梧の明日を願うものになった。その後は、自分が傷つけた一人のひとの安寧を願うものになった。 部品: 神全般への感謝の心 宗教という形態を持つ前の信仰に近い、神という存在、彼らが為してくれることへの感謝の気持ち。その神が姿を現し言葉を聞かせてくれることを喜ぶ。 部品: 蛇神様のお守り 毎日通う大神宮でいただいた、人との縁をつなぐ御守り。新たな出会いではなく、大切な人への再会と、ふたたび繋がれたならばその縁を強く保てるようにと願いを込めて、いただいたもの。 部品: なくした剣 執事の募集を掛けた頃に、城の庭にある池から拾ったもの。まさかとは思うが差し出されたような気がしたので保管してそのままになっていたが、探してみると消えていた。捨てたはずはないので、思い出しては探している。 部品: アネモネの栞 貰った花束を色別に押して栞に加工したもの。はじめに貰った花もこうしておけばよかった、と考えながら自分で作ったもの。まとめておくと辛い言葉だが、ひとつひとつ中を見れば意味は違って響く、というまじないめいた願望の発露。 部品: 想い ある日突然執事として現れた男に対する、少々複雑すぎる想い。認識は仕事ができる、顔が良い、茶が美味い、距離が近すぎる、髪の色が変わる、蒼梧に思い入れている。 部品: 玄関先の花 玄関の外側、表札の下に一輪挿しを置き、日々欠かさず紫のアネモネを生ける。生花が手に入らない場合は出来の良い造花を代理とする。花言葉は「あなたを信じて待つ」 部品: 雇用経緯 蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。 部品: 最初の仕事 羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。 部品: 外出理由 藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。 部品: 成果 羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。 部品: 同行 大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。 部品: 決裂 セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。 部品: 拷問 羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。 部品: 治療と帰還 和錆医師と玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。 部品: 再会から再生治療へ まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。 部品: すれ違い 宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。 部品: 訪問 迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。 部品: 眠り 藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。 *インポート用定義データ [ { "title": "羽黒", "part_type": "group", "children": [ { "title": "外見", "part_type": "group", "children": [ { "title": "東国人の素地", "description": "黒い髪、黄色系の肌、東洋風の服装。菜食中心の文化から胴部が長めで、筋肉は育ちにくい。顔立ちはあっさり傾向。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "顔と身体", "description": "表情にとぼしいあっさりした顔。外交などの場ではもちろん笑顔を作ることはできる。黒い長髪を後ろひとつにまとめて低めに結う。爪はいびつに歪んでいる。身長173cm痩せ型。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "装い", "description": "普段は木綿でできた墨染の男性用着物を着用。儀礼の場となると正絹を着用し、内に詰襟を着る。儀礼用として刀を1本帯に差すが、刃はない。化粧はしたことがない。", "part_type": "part", "expanded": true } ], 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"東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う)", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "性質", "part_type": "group", "children": [ { "title": "知識と能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "記憶力", "description": "自分が興味を持って調べたことは一通り記憶している。一部分野では歩く検索機能ほどの性能を発揮するが、興味のないものについてはまったく覚えない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "効率化", "description": "自分が得られる知識を駆使して作業の効率化を図る。効率を追求することによって思考以外の部分にかかる時間を可能な限り圧縮し、作業時間を減らす。当人いわく「楽がしたいので」。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "性格と嗜好", "part_type": "group", "children": [ { "title": "苦手なもの", "description": "騒々しい声。けばけばしい装飾。争い。人が死ぬこと。辛い食べもの。忠義面をした男、ただし一人の例外を除く。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "猜疑心との付き合い", "description": "人の能力は信用するが人柄を簡単に信用しない。また、自分が信頼される人間だとも思っていない。生来の疑り深さに加え、たびかさなる戦乱の経験が疑心を深くした。そのために一度大切なものを失い、以来意識して修正をかけるよう努めている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "本好き", "description": "読書も好きだが物体としての本も好き。古い本が好きだが古い文体がすらすらと読めるわけではない。趣味は図書館滞在及び古書修復。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "動物はきらいじゃない", "part_type": "group", "children": [ { "title": "動物好きの肯定", "part_type": "group", "children": [ { "title": "もふもふ生物を触りたい", "description": "犬とか猫とか、ネコリスとか、もふっとした生物、要するに獣は基本的に愛らしい。自分に危険がなく、対象が気分を害さなければ触りたいと思う。だが好き嫌いはある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "生命の尊重", "description": "人間以外の生物を愛でるということは、人間以外の生命を尊重するということ。また、かわいい守りたいという保護本能が機能しているという証である。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "距離を置きたい気持ち", "part_type": "group", "children": [ { "title": "全力で関わることへの躊躇", "description": "もふもふしたものは可愛いし触りたいけど、一緒に生活したいとか、ひゃっほう全力で遊びたいとか、そこまでじゃないな。という心のブレーキ。本当にそこまでの欲求がない場合と、単にかっこつけてる場合がある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "自分の都合", "description": "触れ合うと毛がつくとか、対象に怖がられるかもとか、これから仕事とか、飼っても面倒が見られないとか、動物に全力を傾けることを引き止める個人的都合。でもご近所に仲良くしてくれる犬とか猫がいたらうれしい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false } ], 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"腹筋・背筋", "description": "ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。", "part_type": "part" }, { "title": "腕立て伏せ", "description": "腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "トレーニング前の準備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "準備運動の効果と重要性", "description": "怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。", "part_type": "part" }, { "title": "良好なコンディションを保つ", "description": "疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "トレーニング方法", "part_type": "group", "children": [ { "title": "インターバル走", "description": "数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。", "part_type": "part" }, { "title": "レペティション", "description": "インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。", "part_type": "part" }, { "title": "ペース走", "description": "一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。\n", 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"ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "走る際気を付けること", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ペース配分", "description": "走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。", "part_type": "part" }, { "title": "ランナーズハイ", "description": "走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。", "part_type": "part" }, { "title": "クールダウン", "description": "長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": " 道具", "part_type": "group", "children": [ { "title": "靴", "description": "基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。", "part_type": "part" }, { "title": "帽子", "description": "つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。", "part_type": "part" }, { "title": "ワセリン", "description": "服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。", "part_type": "part" }, { "title": "動きやすい服", "description": "気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。", "part_type": "part" }, { "title": "女性用", "part_type": "group", "children": [ { "title": "スポーツブラ", "description": "女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "食事", "part_type": "group", "children": [ { "title": "走る前の食事", "description": "穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。", "part_type": "part" }, { "title": "水分の取り方", "description": "水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。", "part_type": "part" }, { "title": "エイド", "description": "30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "護身武術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "修得経緯", "part_type": "group", "children": [ { "title": "武術との出会い", "description": "蛇神大神宮(猛虎の殿堂)へ日々通ううちに顔見知りになった僧兵から紹介された、蒼梧発祥の護身武術。生き延びるための力を身に着けたいと考えて通い始め、年月を経て皆伝に至る。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "危機意識", "description": "漠然と猛蒼流木刀術でいうところの知識と心得程度の対応を頭に置きつつ、国政に関わる者として護衛をつけるなどはしていたが、自分の名と顔が急速に広まった上、湯城視察の折護衛が意のままにならないという現実を目の当たりにして考えを改め、自らの手で自らの身を守ることの必要性を意識する。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "猛蒼流木刀術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "この武術について", "part_type": "group", "children": [ { "title": "発祥", "description": "内戦とテロ続きで不特定多数の国民が集団避難を強いられ、誰を信じてよいか、逆に誰を敵と見なせばいいのかも分からないなかで生まれた護身武術。知恵の共有から始まって自らを鍛える集団が現れ、のちに体系づけられて武術の一派を称するようになった。", "part_type": "part" }, { "title": "名前の由来", "description": "蛇神大神宮「猛虎の殿堂」を拠り所にしていた蒼梧の民の間で始まった武術であることから。決して猛々しい蒼梧の意味ではない。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "着用制限", "part_type": "group", "children": [ { "title": "基礎から上級へ", "description": "上級技は、1年以上の修行期間と、基礎動作の修得が必須となる。また、判断力が未成熟な子供への伝授は禁じられており、目安として16歳以上から上級技の習得が可能とされる。", "part_type": "part" }, { "title": "上級技までの修行と着用", "description": "最低3年の修行を要する。修行は皆伝を授けられた師範・師範代のもとで行うものとされ、師を得られたならば必ずしも蒼梧に滞在する必要はない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "更なる修行と皆伝着用", "description": "皆伝を授けられるためには上級技までの修得ののち、更に6年以上蒼梧藩国「猛虎の殿堂」近隣の道場で修行が必要となる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "覚悟", "description": "猛蒼流木刀術は護身のための武術ではあるが、武を持って身を守ることは即ち自分の身をおびやかす相手を攻撃するということである。自分が力を振るうことで相手に何が起きるのか、しっかりと理解できる理性と、その上でなお大切なものを守る覚悟がなくては皆伝技を授かることはできない。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "装備品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "木刀", "description": "基本武器。重さや長さ、重心などの慣れが生じるため、普段から自分専用の木刀を用いることが望ましいが、応用力をつけるためあえて修行場でのレンタルや複数持ちを是とする者もいる。発祥のころは丈夫な木の枝や木材が用いられていたと伝わる。実戦で緊急の場合は頑丈な棒状のものがあれば何でも役に立つだろう。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "履物", "description": "足技を使用するため、下駄やしっかりした靴を用いる。発祥時の推奨は手に入りやすいこともあり木下駄だったが、近年は足の保護も兼ねて洋靴を推奨する師範も多い。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "儀礼", "part_type": "group", "children": [ { "title": "蛇神への祈り", "description": "発祥のころ多くの民が身を寄せていた「猛虎の殿堂」の祭神である蛇神への感謝と、加護を願う祈り。修行の始めと終わりに必ず神棚もしくは神社の方角へ向かって行う。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "挨拶", "description": "修行の始めと終わり、蛇神の次に、師範や同じ流派生に対し挨拶をする。先輩後輩などの上下関係を厳しくすることは流派の発祥から離れるため避けるべきものとされているが、それ以前の挨拶や礼儀は学ぶ者、教える者にとって当然のものである。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "入門から上級まで", "part_type": "group", "children": [ { "title": "心得", "part_type": "group", "children": [ { "title": "誰のための技か", "description": "この武術は、元はと言えば女性や体格に恵まれない者が、自分自身と、自分の大切なものを守るために生まれた術である。現在の修得に際し性別などの制限はないが、決して私欲のためや、みだりに他人を傷つけるために使用してはならない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "優先事項", "description": "第一に、自分自身と守るべきものの生命、第二に、相手の不殺。この二点を最優先事項として教えられ、第三に次の被害を防ぐことを目的とした相手の捕縛が続く。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "知識", "part_type": "group", "children": [ { "title": "最大の防御", "description": "攻撃、ではなく危うきに近寄らないこと。危険な場所を避け、危険から逃げることが身の安全を守る第一である。武術よりも何よりも最初に、どういった場所が危険なのか、どのように逃げるのが最善なのかなどの知識の講義を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "急所の扱い", "description": "急所への狙い打ちは、あまりにも相手との力差が明らかで、通常の手段では身を守れないと判断した場合にのみ用いる手段とされる。とはいえ、充分に修行を重ねた者でなければ急所を狙うこと自体が難しい。猛蒼流木刀術では、自らの急所を守ることを第一に伝授し、これを狙う的確な攻撃方法を最後(皆伝者)に伝授する。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "身体づくり", "part_type": "group", "children": [ { "title": "走り込み", "description": "上体だけで木刀は扱えない。むしろ足腰の動きが肝要である。また、護身のためには危機から逃げる力が必要であり、逃げ足を鍛える意味でも日々の走り込みは重要視される。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "柔軟体操", "description": "柔軟な動きは柔軟な肉体から。身体の柔らかさによって切り抜けられる危機もある。怪我を防ぐ意味でも柔軟は重視されている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "基本の修行", "part_type": "group", "children": [ { "title": "素振り", "description": "体幹を鍛え、木刀を自らに馴染ませる。木刀をしっかりと両手で構え、踏み込みながら振り下ろす動作を繰り返す。姿勢を崩さずに出来る回数から始め、日に500回程度を目安とする。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "打ち合い", "description": "基本的には指導者と行う。最初はゆっくりとした動作で形を覚えるところから。実力の近い者同士が打ち合う場合は防具を着用することが義務付けられている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "多対一訓練", "description": "身の危険は相手が増えるほどに増す。普段から多人数に対応する感覚を鍛えるため、一人または少数に対し大勢で襲い掛かる訓練と指導を行う。訓練の際は全員防具着用が義務付けられている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "修行用の道具", "part_type": "group", "children": [ { "title": "防具類", "description": "多対一訓練や打ち合いで使用する、主に急所を保護するための防具は必須。足技も使用するため、修行用の履物としては足袋が多く採用されている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "武器類", "description": "初心者や低年齢層は筋力が不足しているため、竹刀を用いて指導を行う師範もいる。防具と合わせて用い、安全に配慮しながら実戦に近い訓練を行うことが、実際の危機に際しより的確な判断を下す下地ともなる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "基本技", "part_type": "group", "children": [ { "title": "防御", "part_type": "group", "children": [ { "title": "受け", "description": "得物の片端を握り、逆端を支えて相手の攻撃を受ける防御術。払い、蹴りなどの回避・反撃技につなげることが重要。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "払い", "description": "受けた攻撃を横方向へ流す、受けの体勢に入らず両手で得物を構えたまま受け払うなど、相手の攻撃を流す回避技。押し合わず相手の動きの流れを逸らす技術。熟練すると払いだけで相手が勝手に倒れるという。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "攻撃、反撃", "part_type": "group", "children": [ { "title": "両手持ち打ち込み", "description": "得物を両手で構え、振り抜いて相手を打つ。武器を持つ手や肩を狙うのが基本。頭部への打ち込みについては、最悪死に至る場合もあるため、安易な使用は修行の初期段階で厳しく戒められる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "片手打ち", "description": "片手で得物を構え、振り抜くことによって打撃を与える。両手打ちよりは威力がかなり劣るが、片手が使えない状況で役立ち、逆に空けた手でなにかを守ることもできる。", "part_type": "part" }, { "title": "蹴り", "description": "相手の攻撃を受けた状態、打ち込みが受けられて得物が使えない状態で多く使うことになる足技。足を払う、足裏で押し返すなどの反撃動作が基本となる。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "培われた感覚", "part_type": "group", "children": [ { "title": "呼吸", "description": "自己の危機に際し、人は必然的に緊張し、呼吸が浅くなり、脈拍が上がる。危機感は大切だが混乱したまま動いては危険を逃れることができない。猛蒼流木刀術では、得物を構えた際深く呼吸する習慣をつけることで、いざというときの思考力、判断力等を向上させる訓練としている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "視野の広さ", "description": "多対一訓練で磨かれた、目の前の危機に対応しながら、周辺から襲い来る脅威にも気を配る感覚。もちろん直接見える範囲には限度があるが、音や匂いも含め危険を感知する感覚を鍛えることで己を守る。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "上級技", "part_type": "group", "children": [ { "title": "周辺環境の応用", "description": "木刀を持っている、木刀術を身に着けているからといってその技術ばかりに頼ってはいけない。小石や砂を掴んで撒くなどの初歩的な技術をはじめ、その場にあるものを利用して身を守る術を伝授される。", "part_type": "part" }, { "title": "突き", "description": "得物の先端を勢いよく相手に突き入れることで、攻撃を一点に集中させ強い衝撃を与える攻撃術。殺傷力が高く、扱いが難しいため、上級までのほかの全ての技・心得を修得した者だけに伝授される。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false } ], "expanded": true }, { "title": "皆伝技", "part_type": "group", "children": [ { "title": "急所狙い", "description": "目、金的、喉、顎、顔面、額、こめかみなど、人体の急所を的確に狙う技と、その是非を判別する精神の強さ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無手", "description": "無手技といっても、素手の殴り合いだけで勝てという教えではない。周辺環境の利用から発展した手法で、手に持つべき得物がない状態でいかに己を守り生かすかという技術を学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "生活能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "身に付いた理由", "part_type": "group", "children": [ { "title": "必要のなかった時代", "description": "蒼梧に入ったころは領主であった。内戦が起きてからは避難に次ぐ避難の集団生活。内戦終結後には藩王補佐の任に就いており、家のことは使用人任せの暮らしが続いていた。", "part_type": "part" }, { "title": "使用人の解雇", "description": "無名の砂漠から戻って以後、羽黒は数名の使用人をすべて解雇。国政関連の職を辞して引き籠るための前準備だったのだが、引退を撤回してからも人を雇う気にはなれず、それなりの家と自己を維持していく生活能力が必要となった。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "飲食", "part_type": "group", "children": [ { "title": "小食", "description": "食に関する執着が薄い。身体維持のために食品を摂取する、という感覚で食事をしている。主食はと問われれば茶と答える。自分の食事が少ないことは自覚しており、外食では少な目にと依頼を出したりするが、身体機能として人並みの食事ができないというわけではない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "日常的な食事", "description": "長年の避難と多忙な暮らしからか、食べないことに慣れている。だから料理できなくても問題ない。と言いたいところだが走り始めてから食事を見直し、簡単な煮炊きや卵焼き程度なら可能になっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "お茶を淹れる", "description": "主食は茶。と言うほどなので、使用人がいたころから茶の淹れ方だけはそこそこである。そこそこだが自分で淹れた茶には不満顔。発酵系の茶を好む。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "環境", "part_type": "group", "children": [ { "title": "住居の手入れ", "description": "資料と食器は整理整頓できるのだが、その他生活用品の片づけは下手くそ。掃除はするが片付かず、なんとなく雑然としている。本人いわく、ものが増えるのが悪い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "衣服の手入れ", "description": "生活に必要程度の洗濯はできる。着物類の手入れは得意。礼装などは王城の使用人にお任せ。総じて暮らしに困らぬ程度には、まあまあなんとかやっている。", "part_type": "part" }, { "title": "食器の扱い", "description": "食器棚の中だけは、雑然とした部屋とミスマッチなほどきちんと整えられている。洗い物の手順は悪いが丁寧に洗う。当人いわく「あったものをもとの場所へ戻すのはできる」。自分が選んだ食器には不満顔。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "仕事", "part_type": "group", "children": [ { "title": "稷阜隆文君", "part_type": "group", "children": [ { "title": "統治形態", "description": "内戦前に与えられていた蒼梧南西方面の領土、その領主の封号。知恵を預かる地方を統治し、施設の拡充に務めるのが羽黒の職務となるはずだったが、王犬お世話係の叛乱により蒼梧全土の領主制度が一旦棚上げとなる。その後領主の座は藩王預かり、羽黒は地方統治においても補佐的な役割に留まっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "稷阜図書館拡充計画", "description": "当初は稷阜の図書館を拡充して管理運営するのが羽黒の務めのはずであった。内戦後、図書館は蔵書や設備の修復、内戦による被害を受けた施設の資料保管などが業務の中心となり、拡充は見送られている。羽黒は時折出向いて経過観察と指導を担当している。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "現政権においての役割", "part_type": "group", "children": [ { "title": "国政補佐官", "description": "取り分けて権限のある役職ではないが、藩王側近の一人として補佐官を務める。主な職務は資料整理、政策に関する助言や文章整理等。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "代表者代理", "description": "藩王摂政多忙時には国内のとりまとめや外交対応も行う。特に委任された場合を除き、決定権などは持たず、判断が必要なものは持ち帰り協議として対応する。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "過去の仕事", "part_type": "group", "children": [ { "title": "湯城視察", "description": "恐怖政治の到来と言われ、国民の生活実態が掴めず暗中模索状態となっていた内戦終結後の時代。優秀な執事の手引きで僅かではあるが直接国民の声に接し、実情の一端を情報として持ち帰った。", "part_type": "part" }, { "title": "風俗問題担当", "description": "観光業が盛んになった時期から悪化した観光地周辺の治安と性風俗問題を担当。観光ガイドとの連携も加え、改善に成功する。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "通勤", "part_type": "group", "children": [ { "title": "政庁勤務", "description": "政庁との往復は、よほどのことがなければ徒歩である。距離が近いというのは勿論あるが、歩く速度で街を見なければわからないことがある、というのが自論。", "part_type": "part" }, { "title": "出張", "description": "稷阜の図書館へは月2~4度程度直接の様子見に行く。そのほか、各所視察や交渉など。移動はエアバイクタクシーが主になる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "蛇神大神宮とのつながり", "part_type": "group", "children": [ { "title": "関わりの経緯", "part_type": "group", "children": [ { "title": "蛇神の社移築", "description": "最初に蛇神を祀ったお社が取り壊されることとなり、急ぎ湯城に移っていただくよう手配。羽黒が指揮を執り、まだ蛇神への恩義を持ち続けていた国民により移された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "湯城蛇神神社へのお参り", "description": "お社だったころは気が引けて行けなかったけど、自分が移築のお世話をしたしいいよね、と始めた日々のお参り。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "内戦籠城中の出来事", "description": "追い詰められた戦況の中、元気をなくしていく蛇神に声をかけるべく、蛇神にかつて世話になった者たちと共に僧に頼み、子らを集め、元気づけようと手を尽くした。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "お参りと御守り", "part_type": "group", "children": [ { "title": "蛇神大神宮への日参", "description": "大神宮へ移ったときからつづけている日々のお参り。はじめは自分が移築した社の神様だからというご挨拶だった。やがて蒼梧の明日を願うものになった。その後は、自分が傷つけた一人のひとの安寧を願うものになった。", "part_type": "part" }, { "title": "神全般への感謝の心", "description": "宗教という形態を持つ前の信仰に近い、神という存在、彼らが為してくれることへの感謝の気持ち。その神が姿を現し言葉を聞かせてくれることを喜ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "蛇神様のお守り", "description": "毎日通う大神宮でいただいた、人との縁をつなぐ御守り。新たな出会いではなく、大切な人への再会と、ふたたび繋がれたならばその縁を強く保てるようにと願いを込めて、いただいたもの。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "大切なもの", "part_type": "group", "children": [ { "title": "なくした剣", "description": "執事の募集を掛けた頃に、城の庭にある池から拾ったもの。まさかとは思うが差し出されたような気がしたので保管してそのままになっていたが、探してみると消えていた。捨てたはずはないので、思い出しては探している。", "part_type": "part" }, { "title": "アネモネの栞", "description": "貰った花束を色別に押して栞に加工したもの。はじめに貰った花もこうしておけばよかった、と考えながら自分で作ったもの。まとめておくと辛い言葉だが、ひとつひとつ中を見れば意味は違って響く、というまじないめいた願望の発露。", "part_type": "part" }, { "title": "想い", "description": "ある日突然執事として現れた男に対する、少々複雑すぎる想い。認識は仕事ができる、顔が良い、茶が美味い、距離が近すぎる、髪の色が変わる、蒼梧に思い入れている。", "part_type": "part" }, { "title": "玄関先の花", "description": "玄関の外側、表札の下に一輪挿しを置き、日々欠かさず紫のアネモネを生ける。生花が手に入らない場合は出来の良い造花を代理とする。花言葉は「あなたを信じて待つ」", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "羽黒とエクスカリバー", "part_type": "group", "children": [ { "title": "初日", "part_type": "group", "children": [ { "title": "雇用経緯", "description": "蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "最初の仕事", "description": "羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "湯城視察", "part_type": "group", "children": [ { "title": "外出理由", "description": "藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。", "part_type": "part" }, { "title": "成果", "description": "羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "無名の砂漠", "part_type": "group", "children": [ { "title": "同行", "description": "大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。", "part_type": "part" }, { "title": "決裂", "description": "セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。", "part_type": "part" }, { "title": "拷問", "description": "羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "決裂のあと", "part_type": "group", "children": [ { "title": "治療と帰還", "description": "和錆医師と玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。", "part_type": "part" }, { "title": "再会から再生治療へ", "description": "まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "扉は閉じる", "part_type": "group", "children": [ { "title": "すれ違い", "description": "宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。", "part_type": "part" }, { "title": "訪問", "description": "迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。", "part_type": "part" }, { "title": "眠り", "description": "藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false } ], "expanded": true } ]
羽黒のアイドレス 組み込みアイドレス ・長距離走の訓練(キルケさん) ・猛蒼流木刀術(はぐろ) ・動物はきらいじゃない(はぐろ) ・東国人(みぽりんさん) *部品構造 -大部品: 羽黒 RD:122 評価値:11 --大部品: 外見 RD:3 評価値:2 ---部品: 東国人の素地 ---部品: 顔と身体 ---部品: 装い --大部品: 東国人 RD:7 評価値:4 ---部品: 東国とは ---部品: 特徴 ---部品: 爆発のデパート ---部品: 環境 ---部品: イグドラシル ---部品: 社会 ---部品: 漢字 --大部品: 性質 RD:9 評価値:5 ---大部品: 知識と能力 RD:2 評価値:1 ----部品: 記憶力 ----部品: 効率化 ---大部品: 性格と嗜好 RD:3 評価値:2 ----部品: 苦手なもの ----部品: 猜疑心との付き合い ----部品: 本好き ---大部品: 動物はきらいじゃない RD:4 評価値:3 ----大部品: 動物好きの肯定 RD:2 評価値:1 -----部品: もふもふ生物を触りたい -----部品: 生命の尊重 ----大部品: 距離を置きたい気持ち RD:2 評価値:1 -----部品: 全力で関わることへの躊躇 -----部品: 自分の都合 --大部品: 身体能力 RD:65 評価値:10 ---大部品: 鍛えた走力 RD:31 評価値:8 ----大部品: そうだ、逃げ足を鍛えよう RD:2 評価値:1 -----部品: 鍛える理由 -----部品: 走り方の教え ----大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8 -----大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3 ------部品: 筋トレの重要性 ------部品: 怪我の予防 ------部品: フロントランジ ------部品: 腹筋・背筋 ------部品: 腕立て伏せ -----大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1 ------部品: 準備運動の効果と重要性 ------部品: 良好なコンディションを保つ -----大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3 ------部品: インターバル走 ------部品: レペティション ------部品: ペース走 ------部品: ジョグ ------部品: ビルドアップ走 -----大部品: フォーム RD:6 評価値:4 ------部品: 正しいフォームの重要性について ------部品: 正しい姿勢を保つ練習 ------部品: 足の出し方 ------部品: 使う筋肉 ------部品: 腕の振り方 ------部品: 呼吸の仕方 -----大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2 ------部品: ペース配分 ------部品: ランナーズハイ ------部品: クールダウン -----大部品: 道具 RD:5 評価値:3 ------部品: 靴 ------部品: 帽子 ------部品: ワセリン ------部品: 動きやすい服 ------大部品: 女性用 RD:1 評価値:0 -------部品: スポーツブラ -----大部品: 食事 RD:3 評価値:2 ------部品: 走る前の食事 ------部品: 水分の取り方 ------部品: エイド ---大部品: 護身武術 RD:34 評価値:8 ----大部品: 修得経緯 RD:2 評価値:1 -----部品: 武術との出会い -----部品: 危機意識 ----大部品: 猛蒼流木刀術 RD:32 評価値:8 -----大部品: この武術について RD:2 評価値:1 ------部品: 発祥 ------部品: 名前の由来 -----大部品: 着用制限 RD:4 評価値:3 ------部品: 基礎から上級へ ------部品: 上級技までの修行と着用 ------部品: 更なる修行と皆伝着用 ------部品: 覚悟 -----大部品: 装備品 RD:2 評価値:1 ------部品: 木刀 ------部品: 履物 -----大部品: 儀礼 RD:2 評価値:1 ------部品: 蛇神への祈り ------部品: 挨拶 -----大部品: 入門から上級まで RD:20 評価値:7 ------大部品: 心得 RD:2 評価値:1 -------部品: 誰のための技か -------部品: 優先事項 ------大部品: 知識 RD:2 評価値:1 -------部品: 最大の防御 -------部品: 急所の扱い ------大部品: 身体づくり RD:2 評価値:1 -------部品: 走り込み -------部品: 柔軟体操 ------大部品: 基本の修行 RD:5 評価値:3 -------部品: 素振り -------部品: 打ち合い -------部品: 多対一訓練 -------大部品: 修行用の道具 RD:2 評価値:1 --------部品: 防具類 --------部品: 武器類 ------大部品: 基本技 RD:7 評価値:4 -------大部品: 防御 RD:2 評価値:1 --------部品: 受け --------部品: 払い -------大部品: 攻撃、反撃 RD:3 評価値:2 --------部品: 両手持ち打ち込み --------部品: 片手打ち --------部品: 蹴り -------大部品: 培われた感覚 RD:2 評価値:1 --------部品: 呼吸 --------部品: 視野の広さ ------大部品: 上級技 RD:2 評価値:1 -------部品: 周辺環境の応用 -------部品: 突き -----大部品: 皆伝技 RD:2 評価値:1 ------部品: 急所狙い ------部品: 無手 --大部品: 生活能力 RD:8 評価値:5 ---大部品: 身に付いた理由 RD:2 評価値:1 ----部品: 必要のなかった時代 ----部品: 使用人の解雇 ---大部品: 飲食 RD:3 評価値:2 ----部品: 小食 ----部品: 日常的な食事 ----部品: お茶を淹れる ---大部品: 環境 RD:3 評価値:2 ----部品: 住居の手入れ ----部品: 衣服の手入れ ----部品: 食器の扱い --大部品: 仕事 RD:8 評価値:5 ---大部品: 稷阜隆文君 RD:2 評価値:1 ----部品: 統治形態 ----部品: 稷阜図書館拡充計画 ---大部品: 現政権においての役割 RD:2 評価値:1 ----部品: 国政補佐官 ----部品: 代表者代理 ---大部品: 過去の仕事 RD:2 評価値:1 ----部品: 湯城視察 ----部品: 風俗問題担当 ---大部品: 通勤 RD:2 評価値:1 ----部品: 政庁勤務 ----部品: 出張 --大部品: 蛇神大神宮とのつながり RD:6 評価値:4 ---大部品: 関わりの経緯 RD:3 評価値:2 ----部品: 蛇神の社移築 ----部品: 湯城蛇神神社へのお参り ----部品: 内戦籠城中の出来事 ---大部品: お参りと御守り RD:3 評価値:2 ----部品: 蛇神大神宮への日参 ----部品: 神全般への感謝の心 ----部品: 蛇神様のお守り --大部品: 大切なもの RD:4 評価値:3 ---部品: なくした剣 ---部品: アネモネの栞 ---部品: 想い ---部品: 玄関先の花 --大部品: 羽黒とエクスカリバー RD:12 評価値:6 ---大部品: 初日 RD:2 評価値:1 ----部品: 雇用経緯 ----部品: 最初の仕事 ---大部品: 湯城視察 RD:2 評価値:1 ----部品: 外出理由 ----部品: 成果 ---大部品: 無名の砂漠 RD:3 評価値:2 ----部品: 同行 ----部品: 決裂 ----部品: 拷問 ---大部品: 決裂のあと RD:2 評価値:1 ----部品: 治療と帰還 ----部品: 再会から再生治療へ ---大部品: 扉は閉じる RD:3 評価値:2 ----部品: すれ違い ----部品: 訪問 ----部品: 眠り *部品定義 **部品: 東国人の素地 黒い髪、黄色系の肌、東洋風の服装。菜食中心の文化から胴部が長めで、筋肉は育ちにくい。顔立ちはあっさり傾向。 **部品: 顔と身体 表情にとぼしいあっさりした顔。外交などの場ではもちろん笑顔を作ることはできる。黒い長髪を後ろひとつにまとめて低めに結う。爪はいびつに歪んでいる。身長173cm痩せ型。 **部品: 装い 普段は木綿でできた墨染の男性用着物を着用。儀礼の場となると正絹を着用し、内に詰襟を着る。儀礼用として刀を1本帯に差すが、刃はない。化粧はしたことがない。 **部品: 東国とは 東国は帝國版の森国であるが、××××の影響が薄く、魔法も強く持たない。そして、××××の影響なしに一番爆発しやすいツリー体系をしている。 **部品: 特徴 東国人は黒髪で、着物や唐装など東洋風の服装をしており、東洋風の人材である。東国人は信心深く、神々に近しい。 **部品: 爆発のデパート 東国人にタブーは薄く、それゆえヤオトの影響を極短時間で受ける。\n東国には決まった爆発のパターンがなく、爆発のデパートと言われる。\n北国は東国を爆発のデパートと呼んでいる。 **部品: 環境 東国には春、夏、秋、冬の四季がある。火山があり、入り組んだ地形をしている。紙と木でできた家に住んでいる。\n東国人は稲作を行っているが、意外に稲作は得意ではない。 **部品: イグドラシル 東国人は、剣士、理力使い、忍者、サイボーグなど多様な可能性を持っている。当初なんとなくファッションで機械化してたが、維持費(燃料)がかかるので廃れた。東国ではパイロット職は自分で殴った方が早い持って回った存在と思われており、低い扱いを受ける。 **部品: 社会 東国人は母系社会でなく、異母兄弟には相続権がある。東国人は王権と上意下達を重視しており、選挙などはやらない。 **部品: 漢字 東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う) **部品: 記憶力 自分が興味を持って調べたことは一通り記憶している。一部分野では歩く検索機能ほどの性能を発揮するが、興味のないものについてはまったく覚えない。 **部品: 効率化 自分が得られる知識を駆使して作業の効率化を図る。効率を追求することによって思考以外の部分にかかる時間を可能な限り圧縮し、作業時間を減らす。当人いわく「楽がしたいので」。 **部品: 苦手なもの 騒々しい声。けばけばしい装飾。争い。人が死ぬこと。辛い食べもの。忠義面をした男、ただし一人の例外を除く。 **部品: 猜疑心との付き合い 人の能力は信用するが人柄を簡単に信用しない。また、自分が信頼される人間だとも思っていない。生来の疑り深さに加え、たびかさなる戦乱の経験が疑心を深くした。そのために一度大切なものを失い、以来意識して修正をかけるよう努めている。 **部品: 本好き 読書も好きだが物体としての本も好き。古い本が好きだが古い文体がすらすらと読めるわけではない。趣味は図書館滞在及び古書修復。 **部品: もふもふ生物を触りたい 犬とか猫とか、ネコリスとか、もふっとした生物、要するに獣は基本的に愛らしい。自分に危険がなく、対象が気分を害さなければ触りたいと思う。だが好き嫌いはある。 **部品: 生命の尊重 人間以外の生物を愛でるということは、人間以外の生命を尊重するということ。また、かわいい守りたいという保護本能が機能しているという証である。 **部品: 全力で関わることへの躊躇 もふもふしたものは可愛いし触りたいけど、一緒に生活したいとか、ひゃっほう全力で遊びたいとか、そこまでじゃないな。という心のブレーキ。本当にそこまでの欲求がない場合と、単にかっこつけてる場合がある。 **部品: 自分の都合 触れ合うと毛がつくとか、対象に怖がられるかもとか、これから仕事とか、飼っても面倒が見られないとか、動物に全力を傾けることを引き止める個人的都合。でもご近所に仲良くしてくれる犬とか猫がいたらうれしい。 **部品: 鍛える理由 頭で考えるだけが自分の仕事だと思っていた。歩き回らねばならぬことを覚えた。歩き回るには身を守らねばならぬと知った。自分の身を守るためには、逃げ足を鍛えるところから。 **部品: 走り方の教え 異国にてキルケ女史が提唱した長距離を走るための訓練に関する技術と知識。靴は草鞋を、動きやすい服装は作務衣を、スポーツブラに関しては晒着用をもって代用とする。 **部品: 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 **部品: 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 **部品: フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 **部品: 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 **部品: 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 **部品: 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 **部品: 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 **部品: インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 **部品: レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 **部品: ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 **部品: ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 **部品: ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 **部品: 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 **部品: 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 **部品: 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 **部品: 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 **部品: 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 **部品: 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 **部品: ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 **部品: ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 **部品: クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 **部品: 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 **部品: 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 **部品: ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 **部品: 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 **部品: スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 **部品: 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 **部品: 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 **部品: エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 **部品: 武術との出会い 蛇神大神宮(猛虎の殿堂)へ日々通ううちに顔見知りになった僧兵から紹介された、蒼梧発祥の護身武術。生き延びるための力を身に着けたいと考えて通い始め、年月を経て皆伝に至る。 **部品: 危機意識 漠然と猛蒼流木刀術でいうところの知識と心得程度の対応を頭に置きつつ、国政に関わる者として護衛をつけるなどはしていたが、自分の名と顔が急速に広まった上、湯城視察の折護衛が意のままにならないという現実を目の当たりにして考えを改め、自らの手で自らの身を守ることの必要性を意識する。 **部品: 発祥 内戦とテロ続きで不特定多数の国民が集団避難を強いられ、誰を信じてよいか、逆に誰を敵と見なせばいいのかも分からないなかで生まれた護身武術。知恵の共有から始まって自らを鍛える集団が現れ、のちに体系づけられて武術の一派を称するようになった。 **部品: 名前の由来 蛇神大神宮「猛虎の殿堂」を拠り所にしていた蒼梧の民の間で始まった武術であることから。決して猛々しい蒼梧の意味ではない。 **部品: 基礎から上級へ 上級技は、1年以上の修行期間と、基礎動作の修得が必須となる。また、判断力が未成熟な子供への伝授は禁じられており、目安として16歳以上から上級技の習得が可能とされる。 **部品: 上級技までの修行と着用 最低3年の修行を要する。修行は皆伝を授けられた師範・師範代のもとで行うものとされ、師を得られたならば必ずしも蒼梧に滞在する必要はない。 **部品: 更なる修行と皆伝着用 皆伝を授けられるためには上級技までの修得ののち、更に6年以上蒼梧藩国「猛虎の殿堂」近隣の道場で修行が必要となる。 **部品: 覚悟 猛蒼流木刀術は護身のための武術ではあるが、武を持って身を守ることは即ち自分の身をおびやかす相手を攻撃するということである。自分が力を振るうことで相手に何が起きるのか、しっかりと理解できる理性と、その上でなお大切なものを守る覚悟がなくては皆伝技を授かることはできない。 **部品: 木刀 基本武器。重さや長さ、重心などの慣れが生じるため、普段から自分専用の木刀を用いることが望ましいが、応用力をつけるためあえて修行場でのレンタルや複数持ちを是とする者もいる。発祥のころは丈夫な木の枝や木材が用いられていたと伝わる。実戦で緊急の場合は頑丈な棒状のものがあれば何でも役に立つだろう。 **部品: 履物 足技を使用するため、下駄やしっかりした靴を用いる。発祥時の推奨は手に入りやすいこともあり木下駄だったが、近年は足の保護も兼ねて洋靴を推奨する師範も多い。 **部品: 蛇神への祈り 発祥のころ多くの民が身を寄せていた「猛虎の殿堂」の祭神である蛇神への感謝と、加護を願う祈り。修行の始めと終わりに必ず神棚もしくは神社の方角へ向かって行う。 **部品: 挨拶 修行の始めと終わり、蛇神の次に、師範や同じ流派生に対し挨拶をする。先輩後輩などの上下関係を厳しくすることは流派の発祥から離れるため避けるべきものとされているが、それ以前の挨拶や礼儀は学ぶ者、教える者にとって当然のものである。 **部品: 誰のための技か この武術は、元はと言えば女性や体格に恵まれない者が、自分自身と、自分の大切なものを守るために生まれた術である。現在の修得に際し性別などの制限はないが、決して私欲のためや、みだりに他人を傷つけるために使用してはならない。 **部品: 優先事項 第一に、自分自身と守るべきものの生命、第二に、相手の不殺。この二点を最優先事項として教えられ、第三に次の被害を防ぐことを目的とした相手の捕縛が続く。 **部品: 最大の防御 攻撃、ではなく危うきに近寄らないこと。危険な場所を避け、危険から逃げることが身の安全を守る第一である。武術よりも何よりも最初に、どういった場所が危険なのか、どのように逃げるのが最善なのかなどの知識の講義を受ける。 **部品: 急所の扱い 急所への狙い打ちは、あまりにも相手との力差が明らかで、通常の手段では身を守れないと判断した場合にのみ用いる手段とされる。とはいえ、充分に修行を重ねた者でなければ急所を狙うこと自体が難しい。猛蒼流木刀術では、自らの急所を守ることを第一に伝授し、これを狙う的確な攻撃方法を最後(皆伝者)に伝授する。 **部品: 走り込み 上体だけで木刀は扱えない。むしろ足腰の動きが肝要である。また、護身のためには危機から逃げる力が必要であり、逃げ足を鍛える意味でも日々の走り込みは重要視される。 **部品: 柔軟体操 柔軟な動きは柔軟な肉体から。身体の柔らかさによって切り抜けられる危機もある。怪我を防ぐ意味でも柔軟は重視されている。 **部品: 素振り 体幹を鍛え、木刀を自らに馴染ませる。木刀をしっかりと両手で構え、踏み込みながら振り下ろす動作を繰り返す。姿勢を崩さずに出来る回数から始め、日に500回程度を目安とする。 **部品: 打ち合い 基本的には指導者と行う。最初はゆっくりとした動作で形を覚えるところから。実力の近い者同士が打ち合う場合は防具を着用することが義務付けられている。 **部品: 多対一訓練 身の危険は相手が増えるほどに増す。普段から多人数に対応する感覚を鍛えるため、一人または少数に対し大勢で襲い掛かる訓練と指導を行う。訓練の際は全員防具着用が義務付けられている。 **部品: 防具類 多対一訓練や打ち合いで使用する、主に急所を保護するための防具は必須。足技も使用するため、修行用の履物としては足袋が多く採用されている。 **部品: 武器類 初心者や低年齢層は筋力が不足しているため、竹刀を用いて指導を行う師範もいる。防具と合わせて用い、安全に配慮しながら実戦に近い訓練を行うことが、実際の危機に際しより的確な判断を下す下地ともなる。 **部品: 受け 得物の片端を握り、逆端を支えて相手の攻撃を受ける防御術。払い、蹴りなどの回避・反撃技につなげることが重要。 **部品: 払い 受けた攻撃を横方向へ流す、受けの体勢に入らず両手で得物を構えたまま受け払うなど、相手の攻撃を流す回避技。押し合わず相手の動きの流れを逸らす技術。熟練すると払いだけで相手が勝手に倒れるという。 **部品: 両手持ち打ち込み 得物を両手で構え、振り抜いて相手を打つ。武器を持つ手や肩を狙うのが基本。頭部への打ち込みについては、最悪死に至る場合もあるため、安易な使用は修行の初期段階で厳しく戒められる。 **部品: 片手打ち 片手で得物を構え、振り抜くことによって打撃を与える。両手打ちよりは威力がかなり劣るが、片手が使えない状況で役立ち、逆に空けた手でなにかを守ることもできる。 **部品: 蹴り 相手の攻撃を受けた状態、打ち込みが受けられて得物が使えない状態で多く使うことになる足技。足を払う、足裏で押し返すなどの反撃動作が基本となる。 **部品: 呼吸 自己の危機に際し、人は必然的に緊張し、呼吸が浅くなり、脈拍が上がる。危機感は大切だが混乱したまま動いては危険を逃れることができない。猛蒼流木刀術では、得物を構えた際深く呼吸する習慣をつけることで、いざというときの思考力、判断力等を向上させる訓練としている。 **部品: 視野の広さ 多対一訓練で磨かれた、目の前の危機に対応しながら、周辺から襲い来る脅威にも気を配る感覚。もちろん直接見える範囲には限度があるが、音や匂いも含め危険を感知する感覚を鍛えることで己を守る。 **部品: 周辺環境の応用 木刀を持っている、木刀術を身に着けているからといってその技術ばかりに頼ってはいけない。小石や砂を掴んで撒くなどの初歩的な技術をはじめ、その場にあるものを利用して身を守る術を伝授される。 **部品: 突き 得物の先端を勢いよく相手に突き入れることで、攻撃を一点に集中させ強い衝撃を与える攻撃術。殺傷力が高く、扱いが難しいため、上級までのほかの全ての技・心得を修得した者だけに伝授される。 **部品: 急所狙い 目、金的、喉、顎、顔面、額、こめかみなど、人体の急所を的確に狙う技と、その是非を判別する精神の強さ。 **部品: 無手 無手技といっても、素手の殴り合いだけで勝てという教えではない。周辺環境の利用から発展した手法で、手に持つべき得物がない状態でいかに己を守り生かすかという技術を学ぶ。 **部品: 必要のなかった時代 蒼梧に入ったころは領主であった。内戦が起きてからは避難に次ぐ避難の集団生活。内戦終結後には藩王補佐の任に就いており、家のことは使用人任せの暮らしが続いていた。 **部品: 使用人の解雇 無名の砂漠から戻って以後、羽黒は数名の使用人をすべて解雇。国政関連の職を辞して引き籠るための前準備だったのだが、引退を撤回してからも人を雇う気にはなれず、それなりの家と自己を維持していく生活能力が必要となった。 **部品: 小食 食に関する執着が薄い。身体維持のために食品を摂取する、という感覚で食事をしている。主食はと問われれば茶と答える。自分の食事が少ないことは自覚しており、外食では少な目にと依頼を出したりするが、身体機能として人並みの食事ができないというわけではない。 **部品: 日常的な食事 長年の避難と多忙な暮らしからか、食べないことに慣れている。だから料理できなくても問題ない。と言いたいところだが走り始めてから食事を見直し、簡単な煮炊きや卵焼き程度なら可能になっている。 **部品: お茶を淹れる 主食は茶。と言うほどなので、使用人がいたころから茶の淹れ方だけはそこそこである。そこそこだが自分で淹れた茶には不満顔。発酵系の茶を好む。 **部品: 住居の手入れ 資料と食器は整理整頓できるのだが、その他生活用品の片づけは下手くそ。掃除はするが片付かず、なんとなく雑然としている。本人いわく、ものが増えるのが悪い。 **部品: 衣服の手入れ 生活に必要程度の洗濯はできる。着物類の手入れは得意。礼装などは王城の使用人にお任せ。総じて暮らしに困らぬ程度には、まあまあなんとかやっている。 **部品: 食器の扱い 食器棚の中だけは、雑然とした部屋とミスマッチなほどきちんと整えられている。洗い物の手順は悪いが丁寧に洗う。当人いわく「あったものをもとの場所へ戻すのはできる」。自分が選んだ食器には不満顔。 **部品: 統治形態 内戦前に与えられていた蒼梧南西方面の領土、その領主の封号。知恵を預かる地方を統治し、施設の拡充に務めるのが羽黒の職務となるはずだったが、王犬お世話係の叛乱により蒼梧全土の領主制度が一旦棚上げとなる。その後領主の座は藩王預かり、羽黒は地方統治においても補佐的な役割に留まっている。 **部品: 稷阜図書館拡充計画 当初は稷阜の図書館を拡充して管理運営するのが羽黒の務めのはずであった。内戦後、図書館は蔵書や設備の修復、内戦による被害を受けた施設の資料保管などが業務の中心となり、拡充は見送られている。羽黒は時折出向いて経過観察と指導を担当している。 **部品: 国政補佐官 取り分けて権限のある役職ではないが、藩王側近の一人として補佐官を務める。主な職務は資料整理、政策に関する助言や文章整理等。 **部品: 代表者代理 藩王摂政多忙時には国内のとりまとめや外交対応も行う。特に委任された場合を除き、決定権などは持たず、判断が必要なものは持ち帰り協議として対応する。 **部品: 湯城視察 恐怖政治の到来と言われ、国民の生活実態が掴めず暗中模索状態となっていた内戦終結後の時代。優秀な執事の手引きで僅かではあるが直接国民の声に接し、実情の一端を情報として持ち帰った。 **部品: 風俗問題担当 観光業が盛んになった時期から悪化した観光地周辺の治安と性風俗問題を担当。観光ガイドとの連携も加え、改善に成功する。 **部品: 政庁勤務 政庁との往復は、よほどのことがなければ徒歩である。距離が近いというのは勿論あるが、歩く速度で街を見なければわからないことがある、というのが自論。 **部品: 出張 稷阜の図書館へは月2~4度程度直接の様子見に行く。そのほか、各所視察や交渉など。移動はエアバイクタクシーが主になる。 **部品: 蛇神の社移築 最初に蛇神を祀ったお社が取り壊されることとなり、急ぎ湯城に移っていただくよう手配。羽黒が指揮を執り、まだ蛇神への恩義を持ち続けていた国民により移された。 **部品: 湯城蛇神神社へのお参り お社だったころは気が引けて行けなかったけど、自分が移築のお世話をしたしいいよね、と始めた日々のお参り。 **部品: 内戦籠城中の出来事 追い詰められた戦況の中、元気をなくしていく蛇神に声をかけるべく、蛇神にかつて世話になった者たちと共に僧に頼み、子らを集め、元気づけようと手を尽くした。 **部品: 蛇神大神宮への日参 大神宮へ移ったときからつづけている日々のお参り。はじめは自分が移築した社の神様だからというご挨拶だった。やがて蒼梧の明日を願うものになった。その後は、自分が傷つけた一人のひとの安寧を願うものになった。 **部品: 神全般への感謝の心 宗教という形態を持つ前の信仰に近い、神という存在、彼らが為してくれることへの感謝の気持ち。その神が姿を現し言葉を聞かせてくれることを喜ぶ。 **部品: 蛇神様のお守り 毎日通う大神宮でいただいた、人との縁をつなぐ御守り。新たな出会いではなく、大切な人への再会と、ふたたび繋がれたならばその縁を強く保てるようにと願いを込めて、いただいたもの。 **部品: なくした剣 執事の募集を掛けた頃に、城の庭にある池から拾ったもの。まさかとは思うが差し出されたような気がしたので保管してそのままになっていたが、探してみると消えていた。捨てたはずはないので、思い出しては探している。 **部品: アネモネの栞 貰った花束を色別に押して栞に加工したもの。はじめに貰った花もこうしておけばよかった、と考えながら自分で作ったもの。まとめておくと辛い言葉だが、ひとつひとつ中を見れば意味は違って響く、というまじないめいた願望の発露。 **部品: 想い ある日突然執事として現れた男に対する、少々複雑すぎる想い。認識は仕事ができる、顔が良い、茶が美味い、距離が近すぎる、髪の色が変わる、蒼梧に思い入れている。 **部品: 玄関先の花 玄関の外側、表札の下に一輪挿しを置き、日々欠かさず紫のアネモネを生ける。生花が手に入らない場合は出来の良い造花を代理とする。花言葉は「あなたを信じて待つ」 **部品: 雇用経緯 蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。 **部品: 最初の仕事 羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。 **部品: 外出理由 藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。 **部品: 成果 羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。 **部品: 同行 大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。 **部品: 決裂 セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。 **部品: 拷問 羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。 **部品: 治療と帰還 和錆医師と玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。 **部品: 再会から再生治療へ まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。 **部品: すれ違い 宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。 **部品: 訪問 迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。 **部品: 眠り 藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。 *提出書式 大部品: 羽黒 RD:122 評価値:11 -大部品: 外見 RD:3 評価値:2 --部品: 東国人の素地 --部品: 顔と身体 --部品: 装い -大部品: 東国人 RD:7 評価値:4 --部品: 東国とは --部品: 特徴 --部品: 爆発のデパート --部品: 環境 --部品: イグドラシル --部品: 社会 --部品: 漢字 -大部品: 性質 RD:9 評価値:5 --大部品: 知識と能力 RD:2 評価値:1 ---部品: 記憶力 ---部品: 効率化 --大部品: 性格と嗜好 RD:3 評価値:2 ---部品: 苦手なもの ---部品: 猜疑心との付き合い ---部品: 本好き --大部品: 動物はきらいじゃない RD:4 評価値:3 ---大部品: 動物好きの肯定 RD:2 評価値:1 ----部品: もふもふ生物を触りたい ----部品: 生命の尊重 ---大部品: 距離を置きたい気持ち RD:2 評価値:1 ----部品: 全力で関わることへの躊躇 ----部品: 自分の都合 -大部品: 身体能力 RD:65 評価値:10 --大部品: 鍛えた走力 RD:31 評価値:8 ---大部品: そうだ、逃げ足を鍛えよう RD:2 評価値:1 ----部品: 鍛える理由 ----部品: 走り方の教え ---大部品: 長距離走の訓練 RD:29 評価値:8 ----大部品: 筋力トレーニング RD:5 評価値:3 -----部品: 筋トレの重要性 -----部品: 怪我の予防 -----部品: フロントランジ -----部品: 腹筋・背筋 -----部品: 腕立て伏せ ----大部品: トレーニング前の準備 RD:2 評価値:1 -----部品: 準備運動の効果と重要性 -----部品: 良好なコンディションを保つ ----大部品: トレーニング方法 RD:5 評価値:3 -----部品: インターバル走 -----部品: レペティション -----部品: ペース走 -----部品: ジョグ -----部品: ビルドアップ走 ----大部品: フォーム RD:6 評価値:4 -----部品: 正しいフォームの重要性について -----部品: 正しい姿勢を保つ練習 -----部品: 足の出し方 -----部品: 使う筋肉 -----部品: 腕の振り方 -----部品: 呼吸の仕方 ----大部品: 走る際気を付けること RD:3 評価値:2 -----部品: ペース配分 -----部品: ランナーズハイ -----部品: クールダウン ----大部品: 道具 RD:5 評価値:3 -----部品: 靴 -----部品: 帽子 -----部品: ワセリン -----部品: 動きやすい服 -----大部品: 女性用 RD:1 評価値:0 ------部品: スポーツブラ ----大部品: 食事 RD:3 評価値:2 -----部品: 走る前の食事 -----部品: 水分の取り方 -----部品: エイド --大部品: 護身武術 RD:34 評価値:8 ---大部品: 修得経緯 RD:2 評価値:1 ----部品: 武術との出会い ----部品: 危機意識 ---大部品: 猛蒼流木刀術 RD:32 評価値:8 ----大部品: この武術について RD:2 評価値:1 -----部品: 発祥 -----部品: 名前の由来 ----大部品: 着用制限 RD:4 評価値:3 -----部品: 基礎から上級へ -----部品: 上級技までの修行と着用 -----部品: 更なる修行と皆伝着用 -----部品: 覚悟 ----大部品: 装備品 RD:2 評価値:1 -----部品: 木刀 -----部品: 履物 ----大部品: 儀礼 RD:2 評価値:1 -----部品: 蛇神への祈り -----部品: 挨拶 ----大部品: 入門から上級まで RD:20 評価値:7 -----大部品: 心得 RD:2 評価値:1 ------部品: 誰のための技か ------部品: 優先事項 -----大部品: 知識 RD:2 評価値:1 ------部品: 最大の防御 ------部品: 急所の扱い -----大部品: 身体づくり RD:2 評価値:1 ------部品: 走り込み ------部品: 柔軟体操 -----大部品: 基本の修行 RD:5 評価値:3 ------部品: 素振り ------部品: 打ち合い ------部品: 多対一訓練 ------大部品: 修行用の道具 RD:2 評価値:1 -------部品: 防具類 -------部品: 武器類 -----大部品: 基本技 RD:7 評価値:4 ------大部品: 防御 RD:2 評価値:1 -------部品: 受け -------部品: 払い ------大部品: 攻撃、反撃 RD:3 評価値:2 -------部品: 両手持ち打ち込み -------部品: 片手打ち -------部品: 蹴り ------大部品: 培われた感覚 RD:2 評価値:1 -------部品: 呼吸 -------部品: 視野の広さ -----大部品: 上級技 RD:2 評価値:1 ------部品: 周辺環境の応用 ------部品: 突き ----大部品: 皆伝技 RD:2 評価値:1 -----部品: 急所狙い -----部品: 無手 -大部品: 生活能力 RD:8 評価値:5 --大部品: 身に付いた理由 RD:2 評価値:1 ---部品: 必要のなかった時代 ---部品: 使用人の解雇 --大部品: 飲食 RD:3 評価値:2 ---部品: 小食 ---部品: 日常的な食事 ---部品: お茶を淹れる --大部品: 環境 RD:3 評価値:2 ---部品: 住居の手入れ ---部品: 衣服の手入れ ---部品: 食器の扱い -大部品: 仕事 RD:8 評価値:5 --大部品: 稷阜隆文君 RD:2 評価値:1 ---部品: 統治形態 ---部品: 稷阜図書館拡充計画 --大部品: 現政権においての役割 RD:2 評価値:1 ---部品: 国政補佐官 ---部品: 代表者代理 --大部品: 過去の仕事 RD:2 評価値:1 ---部品: 湯城視察 ---部品: 風俗問題担当 --大部品: 通勤 RD:2 評価値:1 ---部品: 政庁勤務 ---部品: 出張 -大部品: 蛇神大神宮とのつながり RD:6 評価値:4 --大部品: 関わりの経緯 RD:3 評価値:2 ---部品: 蛇神の社移築 ---部品: 湯城蛇神神社へのお参り ---部品: 内戦籠城中の出来事 --大部品: お参りと御守り RD:3 評価値:2 ---部品: 蛇神大神宮への日参 ---部品: 神全般への感謝の心 ---部品: 蛇神様のお守り -大部品: 大切なもの RD:4 評価値:3 --部品: なくした剣 --部品: アネモネの栞 --部品: 想い --部品: 玄関先の花 -大部品: 羽黒とエクスカリバー RD:12 評価値:6 --大部品: 初日 RD:2 評価値:1 ---部品: 雇用経緯 ---部品: 最初の仕事 --大部品: 湯城視察 RD:2 評価値:1 ---部品: 外出理由 ---部品: 成果 --大部品: 無名の砂漠 RD:3 評価値:2 ---部品: 同行 ---部品: 決裂 ---部品: 拷問 --大部品: 決裂のあと RD:2 評価値:1 ---部品: 治療と帰還 ---部品: 再会から再生治療へ --大部品: 扉は閉じる RD:3 評価値:2 ---部品: すれ違い ---部品: 訪問 ---部品: 眠り 部品: 東国人の素地 黒い髪、黄色系の肌、東洋風の服装。菜食中心の文化から胴部が長めで、筋肉は育ちにくい。顔立ちはあっさり傾向。 部品: 顔と身体 表情にとぼしいあっさりした顔。外交などの場ではもちろん笑顔を作ることはできる。黒い長髪を後ろひとつにまとめて低めに結う。爪はいびつに歪んでいる。身長173cm痩せ型。 部品: 装い 普段は木綿でできた墨染の男性用着物を着用。儀礼の場となると正絹を着用し、内に詰襟を着る。儀礼用として刀を1本帯に差すが、刃はない。化粧はしたことがない。 部品: 東国とは 東国は帝國版の森国であるが、××××の影響が薄く、魔法も強く持たない。そして、××××の影響なしに一番爆発しやすいツリー体系をしている。 部品: 特徴 東国人は黒髪で、着物や唐装など東洋風の服装をしており、東洋風の人材である。東国人は信心深く、神々に近しい。 部品: 爆発のデパート 東国人にタブーは薄く、それゆえヤオトの影響を極短時間で受ける。\n東国には決まった爆発のパターンがなく、爆発のデパートと言われる。\n北国は東国を爆発のデパートと呼んでいる。 部品: 環境 東国には春、夏、秋、冬の四季がある。火山があり、入り組んだ地形をしている。紙と木でできた家に住んでいる。\n東国人は稲作を行っているが、意外に稲作は得意ではない。 部品: イグドラシル 東国人は、剣士、理力使い、忍者、サイボーグなど多様な可能性を持っている。当初なんとなくファッションで機械化してたが、維持費(燃料)がかかるので廃れた。東国ではパイロット職は自分で殴った方が早い持って回った存在と思われており、低い扱いを受ける。 部品: 社会 東国人は母系社会でなく、異母兄弟には相続権がある。東国人は王権と上意下達を重視しており、選挙などはやらない。 部品: 漢字 東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う) 部品: 記憶力 自分が興味を持って調べたことは一通り記憶している。一部分野では歩く検索機能ほどの性能を発揮するが、興味のないものについてはまったく覚えない。 部品: 効率化 自分が得られる知識を駆使して作業の効率化を図る。効率を追求することによって思考以外の部分にかかる時間を可能な限り圧縮し、作業時間を減らす。当人いわく「楽がしたいので」。 部品: 苦手なもの 騒々しい声。けばけばしい装飾。争い。人が死ぬこと。辛い食べもの。忠義面をした男、ただし一人の例外を除く。 部品: 猜疑心との付き合い 人の能力は信用するが人柄を簡単に信用しない。また、自分が信頼される人間だとも思っていない。生来の疑り深さに加え、たびかさなる戦乱の経験が疑心を深くした。そのために一度大切なものを失い、以来意識して修正をかけるよう努めている。 部品: 本好き 読書も好きだが物体としての本も好き。古い本が好きだが古い文体がすらすらと読めるわけではない。趣味は図書館滞在及び古書修復。 部品: もふもふ生物を触りたい 犬とか猫とか、ネコリスとか、もふっとした生物、要するに獣は基本的に愛らしい。自分に危険がなく、対象が気分を害さなければ触りたいと思う。だが好き嫌いはある。 部品: 生命の尊重 人間以外の生物を愛でるということは、人間以外の生命を尊重するということ。また、かわいい守りたいという保護本能が機能しているという証である。 部品: 全力で関わることへの躊躇 もふもふしたものは可愛いし触りたいけど、一緒に生活したいとか、ひゃっほう全力で遊びたいとか、そこまでじゃないな。という心のブレーキ。本当にそこまでの欲求がない場合と、単にかっこつけてる場合がある。 部品: 自分の都合 触れ合うと毛がつくとか、対象に怖がられるかもとか、これから仕事とか、飼っても面倒が見られないとか、動物に全力を傾けることを引き止める個人的都合。でもご近所に仲良くしてくれる犬とか猫がいたらうれしい。 部品: 鍛える理由 頭で考えるだけが自分の仕事だと思っていた。歩き回らねばならぬことを覚えた。歩き回るには身を守らねばならぬと知った。自分の身を守るためには、逃げ足を鍛えるところから。 部品: 走り方の教え 異国にてキルケ女史が提唱した長距離を走るための訓練に関する技術と知識。靴は草鞋を、動きやすい服装は作務衣を、スポーツブラに関しては晒着用をもって代用とする。 部品: 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品: 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品: フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品: 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品: 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品: 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品: 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品: インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品: レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品: ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品: ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品: ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品: 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品: 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品: 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品: 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品: 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品: 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品: ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品: ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品: クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品: 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品: 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品: ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品: 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品: スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品: 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品: 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品: エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品: 武術との出会い 蛇神大神宮(猛虎の殿堂)へ日々通ううちに顔見知りになった僧兵から紹介された、蒼梧発祥の護身武術。生き延びるための力を身に着けたいと考えて通い始め、年月を経て皆伝に至る。 部品: 危機意識 漠然と猛蒼流木刀術でいうところの知識と心得程度の対応を頭に置きつつ、国政に関わる者として護衛をつけるなどはしていたが、自分の名と顔が急速に広まった上、湯城視察の折護衛が意のままにならないという現実を目の当たりにして考えを改め、自らの手で自らの身を守ることの必要性を意識する。 部品: 発祥 内戦とテロ続きで不特定多数の国民が集団避難を強いられ、誰を信じてよいか、逆に誰を敵と見なせばいいのかも分からないなかで生まれた護身武術。知恵の共有から始まって自らを鍛える集団が現れ、のちに体系づけられて武術の一派を称するようになった。 部品: 名前の由来 蛇神大神宮「猛虎の殿堂」を拠り所にしていた蒼梧の民の間で始まった武術であることから。決して猛々しい蒼梧の意味ではない。 部品: 基礎から上級へ 上級技は、1年以上の修行期間と、基礎動作の修得が必須となる。また、判断力が未成熟な子供への伝授は禁じられており、目安として16歳以上から上級技の習得が可能とされる。 部品: 上級技までの修行と着用 最低3年の修行を要する。修行は皆伝を授けられた師範・師範代のもとで行うものとされ、師を得られたならば必ずしも蒼梧に滞在する必要はない。 部品: 更なる修行と皆伝着用 皆伝を授けられるためには上級技までの修得ののち、更に6年以上蒼梧藩国「猛虎の殿堂」近隣の道場で修行が必要となる。 部品: 覚悟 猛蒼流木刀術は護身のための武術ではあるが、武を持って身を守ることは即ち自分の身をおびやかす相手を攻撃するということである。自分が力を振るうことで相手に何が起きるのか、しっかりと理解できる理性と、その上でなお大切なものを守る覚悟がなくては皆伝技を授かることはできない。 部品: 木刀 基本武器。重さや長さ、重心などの慣れが生じるため、普段から自分専用の木刀を用いることが望ましいが、応用力をつけるためあえて修行場でのレンタルや複数持ちを是とする者もいる。発祥のころは丈夫な木の枝や木材が用いられていたと伝わる。実戦で緊急の場合は頑丈な棒状のものがあれば何でも役に立つだろう。 部品: 履物 足技を使用するため、下駄やしっかりした靴を用いる。発祥時の推奨は手に入りやすいこともあり木下駄だったが、近年は足の保護も兼ねて洋靴を推奨する師範も多い。 部品: 蛇神への祈り 発祥のころ多くの民が身を寄せていた「猛虎の殿堂」の祭神である蛇神への感謝と、加護を願う祈り。修行の始めと終わりに必ず神棚もしくは神社の方角へ向かって行う。 部品: 挨拶 修行の始めと終わり、蛇神の次に、師範や同じ流派生に対し挨拶をする。先輩後輩などの上下関係を厳しくすることは流派の発祥から離れるため避けるべきものとされているが、それ以前の挨拶や礼儀は学ぶ者、教える者にとって当然のものである。 部品: 誰のための技か この武術は、元はと言えば女性や体格に恵まれない者が、自分自身と、自分の大切なものを守るために生まれた術である。現在の修得に際し性別などの制限はないが、決して私欲のためや、みだりに他人を傷つけるために使用してはならない。 部品: 優先事項 第一に、自分自身と守るべきものの生命、第二に、相手の不殺。この二点を最優先事項として教えられ、第三に次の被害を防ぐことを目的とした相手の捕縛が続く。 部品: 最大の防御 攻撃、ではなく危うきに近寄らないこと。危険な場所を避け、危険から逃げることが身の安全を守る第一である。武術よりも何よりも最初に、どういった場所が危険なのか、どのように逃げるのが最善なのかなどの知識の講義を受ける。 部品: 急所の扱い 急所への狙い打ちは、あまりにも相手との力差が明らかで、通常の手段では身を守れないと判断した場合にのみ用いる手段とされる。とはいえ、充分に修行を重ねた者でなければ急所を狙うこと自体が難しい。猛蒼流木刀術では、自らの急所を守ることを第一に伝授し、これを狙う的確な攻撃方法を最後(皆伝者)に伝授する。 部品: 走り込み 上体だけで木刀は扱えない。むしろ足腰の動きが肝要である。また、護身のためには危機から逃げる力が必要であり、逃げ足を鍛える意味でも日々の走り込みは重要視される。 部品: 柔軟体操 柔軟な動きは柔軟な肉体から。身体の柔らかさによって切り抜けられる危機もある。怪我を防ぐ意味でも柔軟は重視されている。 部品: 素振り 体幹を鍛え、木刀を自らに馴染ませる。木刀をしっかりと両手で構え、踏み込みながら振り下ろす動作を繰り返す。姿勢を崩さずに出来る回数から始め、日に500回程度を目安とする。 部品: 打ち合い 基本的には指導者と行う。最初はゆっくりとした動作で形を覚えるところから。実力の近い者同士が打ち合う場合は防具を着用することが義務付けられている。 部品: 多対一訓練 身の危険は相手が増えるほどに増す。普段から多人数に対応する感覚を鍛えるため、一人または少数に対し大勢で襲い掛かる訓練と指導を行う。訓練の際は全員防具着用が義務付けられている。 部品: 防具類 多対一訓練や打ち合いで使用する、主に急所を保護するための防具は必須。足技も使用するため、修行用の履物としては足袋が多く採用されている。 部品: 武器類 初心者や低年齢層は筋力が不足しているため、竹刀を用いて指導を行う師範もいる。防具と合わせて用い、安全に配慮しながら実戦に近い訓練を行うことが、実際の危機に際しより的確な判断を下す下地ともなる。 部品: 受け 得物の片端を握り、逆端を支えて相手の攻撃を受ける防御術。払い、蹴りなどの回避・反撃技につなげることが重要。 部品: 払い 受けた攻撃を横方向へ流す、受けの体勢に入らず両手で得物を構えたまま受け払うなど、相手の攻撃を流す回避技。押し合わず相手の動きの流れを逸らす技術。熟練すると払いだけで相手が勝手に倒れるという。 部品: 両手持ち打ち込み 得物を両手で構え、振り抜いて相手を打つ。武器を持つ手や肩を狙うのが基本。頭部への打ち込みについては、最悪死に至る場合もあるため、安易な使用は修行の初期段階で厳しく戒められる。 部品: 片手打ち 片手で得物を構え、振り抜くことによって打撃を与える。両手打ちよりは威力がかなり劣るが、片手が使えない状況で役立ち、逆に空けた手でなにかを守ることもできる。 部品: 蹴り 相手の攻撃を受けた状態、打ち込みが受けられて得物が使えない状態で多く使うことになる足技。足を払う、足裏で押し返すなどの反撃動作が基本となる。 部品: 呼吸 自己の危機に際し、人は必然的に緊張し、呼吸が浅くなり、脈拍が上がる。危機感は大切だが混乱したまま動いては危険を逃れることができない。猛蒼流木刀術では、得物を構えた際深く呼吸する習慣をつけることで、いざというときの思考力、判断力等を向上させる訓練としている。 部品: 視野の広さ 多対一訓練で磨かれた、目の前の危機に対応しながら、周辺から襲い来る脅威にも気を配る感覚。もちろん直接見える範囲には限度があるが、音や匂いも含め危険を感知する感覚を鍛えることで己を守る。 部品: 周辺環境の応用 木刀を持っている、木刀術を身に着けているからといってその技術ばかりに頼ってはいけない。小石や砂を掴んで撒くなどの初歩的な技術をはじめ、その場にあるものを利用して身を守る術を伝授される。 部品: 突き 得物の先端を勢いよく相手に突き入れることで、攻撃を一点に集中させ強い衝撃を与える攻撃術。殺傷力が高く、扱いが難しいため、上級までのほかの全ての技・心得を修得した者だけに伝授される。 部品: 急所狙い 目、金的、喉、顎、顔面、額、こめかみなど、人体の急所を的確に狙う技と、その是非を判別する精神の強さ。 部品: 無手 無手技といっても、素手の殴り合いだけで勝てという教えではない。周辺環境の利用から発展した手法で、手に持つべき得物がない状態でいかに己を守り生かすかという技術を学ぶ。 部品: 必要のなかった時代 蒼梧に入ったころは領主であった。内戦が起きてからは避難に次ぐ避難の集団生活。内戦終結後には藩王補佐の任に就いており、家のことは使用人任せの暮らしが続いていた。 部品: 使用人の解雇 無名の砂漠から戻って以後、羽黒は数名の使用人をすべて解雇。国政関連の職を辞して引き籠るための前準備だったのだが、引退を撤回してからも人を雇う気にはなれず、それなりの家と自己を維持していく生活能力が必要となった。 部品: 小食 食に関する執着が薄い。身体維持のために食品を摂取する、という感覚で食事をしている。主食はと問われれば茶と答える。自分の食事が少ないことは自覚しており、外食では少な目にと依頼を出したりするが、身体機能として人並みの食事ができないというわけではない。 部品: 日常的な食事 長年の避難と多忙な暮らしからか、食べないことに慣れている。だから料理できなくても問題ない。と言いたいところだが走り始めてから食事を見直し、簡単な煮炊きや卵焼き程度なら可能になっている。 部品: お茶を淹れる 主食は茶。と言うほどなので、使用人がいたころから茶の淹れ方だけはそこそこである。そこそこだが自分で淹れた茶には不満顔。発酵系の茶を好む。 部品: 住居の手入れ 資料と食器は整理整頓できるのだが、その他生活用品の片づけは下手くそ。掃除はするが片付かず、なんとなく雑然としている。本人いわく、ものが増えるのが悪い。 部品: 衣服の手入れ 生活に必要程度の洗濯はできる。着物類の手入れは得意。礼装などは王城の使用人にお任せ。総じて暮らしに困らぬ程度には、まあまあなんとかやっている。 部品: 食器の扱い 食器棚の中だけは、雑然とした部屋とミスマッチなほどきちんと整えられている。洗い物の手順は悪いが丁寧に洗う。当人いわく「あったものをもとの場所へ戻すのはできる」。自分が選んだ食器には不満顔。 部品: 統治形態 内戦前に与えられていた蒼梧南西方面の領土、その領主の封号。知恵を預かる地方を統治し、施設の拡充に務めるのが羽黒の職務となるはずだったが、王犬お世話係の叛乱により蒼梧全土の領主制度が一旦棚上げとなる。その後領主の座は藩王預かり、羽黒は地方統治においても補佐的な役割に留まっている。 部品: 稷阜図書館拡充計画 当初は稷阜の図書館を拡充して管理運営するのが羽黒の務めのはずであった。内戦後、図書館は蔵書や設備の修復、内戦による被害を受けた施設の資料保管などが業務の中心となり、拡充は見送られている。羽黒は時折出向いて経過観察と指導を担当している。 部品: 国政補佐官 取り分けて権限のある役職ではないが、藩王側近の一人として補佐官を務める。主な職務は資料整理、政策に関する助言や文章整理等。 部品: 代表者代理 藩王摂政多忙時には国内のとりまとめや外交対応も行う。特に委任された場合を除き、決定権などは持たず、判断が必要なものは持ち帰り協議として対応する。 部品: 湯城視察 恐怖政治の到来と言われ、国民の生活実態が掴めず暗中模索状態となっていた内戦終結後の時代。優秀な執事の手引きで僅かではあるが直接国民の声に接し、実情の一端を情報として持ち帰った。 部品: 風俗問題担当 観光業が盛んになった時期から悪化した観光地周辺の治安と性風俗問題を担当。観光ガイドとの連携も加え、改善に成功する。 部品: 政庁勤務 政庁との往復は、よほどのことがなければ徒歩である。距離が近いというのは勿論あるが、歩く速度で街を見なければわからないことがある、というのが自論。 部品: 出張 稷阜の図書館へは月2~4度程度直接の様子見に行く。そのほか、各所視察や交渉など。移動はエアバイクタクシーが主になる。 部品: 蛇神の社移築 最初に蛇神を祀ったお社が取り壊されることとなり、急ぎ湯城に移っていただくよう手配。羽黒が指揮を執り、まだ蛇神への恩義を持ち続けていた国民により移された。 部品: 湯城蛇神神社へのお参り お社だったころは気が引けて行けなかったけど、自分が移築のお世話をしたしいいよね、と始めた日々のお参り。 部品: 内戦籠城中の出来事 追い詰められた戦況の中、元気をなくしていく蛇神に声をかけるべく、蛇神にかつて世話になった者たちと共に僧に頼み、子らを集め、元気づけようと手を尽くした。 部品: 蛇神大神宮への日参 大神宮へ移ったときからつづけている日々のお参り。はじめは自分が移築した社の神様だからというご挨拶だった。やがて蒼梧の明日を願うものになった。その後は、自分が傷つけた一人のひとの安寧を願うものになった。 部品: 神全般への感謝の心 宗教という形態を持つ前の信仰に近い、神という存在、彼らが為してくれることへの感謝の気持ち。その神が姿を現し言葉を聞かせてくれることを喜ぶ。 部品: 蛇神様のお守り 毎日通う大神宮でいただいた、人との縁をつなぐ御守り。新たな出会いではなく、大切な人への再会と、ふたたび繋がれたならばその縁を強く保てるようにと願いを込めて、いただいたもの。 部品: なくした剣 執事の募集を掛けた頃に、城の庭にある池から拾ったもの。まさかとは思うが差し出されたような気がしたので保管してそのままになっていたが、探してみると消えていた。捨てたはずはないので、思い出しては探している。 部品: アネモネの栞 貰った花束を色別に押して栞に加工したもの。はじめに貰った花もこうしておけばよかった、と考えながら自分で作ったもの。まとめておくと辛い言葉だが、ひとつひとつ中を見れば意味は違って響く、というまじないめいた願望の発露。 部品: 想い ある日突然執事として現れた男に対する、少々複雑すぎる想い。認識は仕事ができる、顔が良い、茶が美味い、距離が近すぎる、髪の色が変わる、蒼梧に思い入れている。 部品: 玄関先の花 玄関の外側、表札の下に一輪挿しを置き、日々欠かさず紫のアネモネを生ける。生花が手に入らない場合は出来の良い造花を代理とする。花言葉は「あなたを信じて待つ」 部品: 雇用経緯 蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。 部品: 最初の仕事 羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。 部品: 外出理由 藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。 部品: 成果 羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。 部品: 同行 大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。 部品: 決裂 セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。 部品: 拷問 羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。 部品: 治療と帰還 和錆医師と玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。 部品: 再会から再生治療へ まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。 部品: すれ違い 宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。 部品: 訪問 迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。 部品: 眠り 藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。 *インポート用定義データ [ { "title": "羽黒", "part_type": "group", "children": [ { "title": "外見", "part_type": "group", "children": [ { "title": "東国人の素地", "description": "黒い髪、黄色系の肌、東洋風の服装。菜食中心の文化から胴部が長めで、筋肉は育ちにくい。顔立ちはあっさり傾向。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "顔と身体", "description": "表情にとぼしいあっさりした顔。外交などの場ではもちろん笑顔を作ることはできる。黒い長髪を後ろひとつにまとめて低めに結う。爪はいびつに歪んでいる。身長173cm痩せ型。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "装い", "description": "普段は木綿でできた墨染の男性用着物を着用。儀礼の場となると正絹を着用し、内に詰襟を着る。儀礼用として刀を1本帯に差すが、刃はない。化粧はしたことがない。", "part_type": "part", "expanded": true } ], 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"東国人は国によって言葉が大きく異なり、帝國共通語でしか意思を疎通できない訳ではなく、漢字で意思疎通ができる。(漢字を使う)", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "性質", "part_type": "group", "children": [ { "title": "知識と能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "記憶力", "description": "自分が興味を持って調べたことは一通り記憶している。一部分野では歩く検索機能ほどの性能を発揮するが、興味のないものについてはまったく覚えない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "効率化", "description": "自分が得られる知識を駆使して作業の効率化を図る。効率を追求することによって思考以外の部分にかかる時間を可能な限り圧縮し、作業時間を減らす。当人いわく「楽がしたいので」。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "性格と嗜好", "part_type": "group", "children": [ { "title": "苦手なもの", "description": "騒々しい声。けばけばしい装飾。争い。人が死ぬこと。辛い食べもの。忠義面をした男、ただし一人の例外を除く。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "猜疑心との付き合い", "description": "人の能力は信用するが人柄を簡単に信用しない。また、自分が信頼される人間だとも思っていない。生来の疑り深さに加え、たびかさなる戦乱の経験が疑心を深くした。そのために一度大切なものを失い、以来意識して修正をかけるよう努めている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "本好き", "description": "読書も好きだが物体としての本も好き。古い本が好きだが古い文体がすらすらと読めるわけではない。趣味は図書館滞在及び古書修復。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "動物はきらいじゃない", "part_type": "group", "children": [ { "title": "動物好きの肯定", "part_type": "group", "children": [ { "title": "もふもふ生物を触りたい", "description": "犬とか猫とか、ネコリスとか、もふっとした生物、要するに獣は基本的に愛らしい。自分に危険がなく、対象が気分を害さなければ触りたいと思う。だが好き嫌いはある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "生命の尊重", "description": "人間以外の生物を愛でるということは、人間以外の生命を尊重するということ。また、かわいい守りたいという保護本能が機能しているという証である。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "距離を置きたい気持ち", "part_type": "group", "children": [ { "title": "全力で関わることへの躊躇", "description": "もふもふしたものは可愛いし触りたいけど、一緒に生活したいとか、ひゃっほう全力で遊びたいとか、そこまでじゃないな。という心のブレーキ。本当にそこまでの欲求がない場合と、単にかっこつけてる場合がある。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "自分の都合", "description": "触れ合うと毛がつくとか、対象に怖がられるかもとか、これから仕事とか、飼っても面倒が見られないとか、動物に全力を傾けることを引き止める個人的都合。でもご近所に仲良くしてくれる犬とか猫がいたらうれしい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false } ], 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"腹筋・背筋", "description": "ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。", "part_type": "part" }, { "title": "腕立て伏せ", "description": "腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "トレーニング前の準備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "準備運動の効果と重要性", "description": "怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。", "part_type": "part" }, { "title": "良好なコンディションを保つ", "description": "疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "トレーニング方法", "part_type": "group", "children": [ { "title": "インターバル走", "description": "数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。", "part_type": "part" }, { "title": "レペティション", "description": "インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。", "part_type": "part" }, { "title": "ペース走", "description": "一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。\n", "part_type": "part" }, { "title": "ジョグ", "description": "一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。", "part_type": "part" }, { "title": "ビルドアップ走", "description": "最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "フォーム", "part_type": "group", "children": [ { "title": "正しいフォームの重要性について", "description": "長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。\n", "part_type": "part" }, { "title": "正しい姿勢を保つ練習", "description": "走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。", "part_type": "part" }, { "title": "足の出し方", "description": "走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。", "part_type": "part" }, { "title": "使う筋肉", "description": "小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。", "part_type": "part" }, { "title": "腕の振り方", "description": "小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。", "part_type": "part" }, { "title": " 呼吸の仕方", "description": "ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "走る際気を付けること", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ペース配分", "description": "走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。", "part_type": "part" }, { "title": "ランナーズハイ", "description": "走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。", "part_type": "part" }, { "title": "クールダウン", "description": "長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": " 道具", "part_type": "group", "children": [ { "title": "靴", "description": "基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。", "part_type": "part" }, { "title": "帽子", "description": "つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。", "part_type": "part" }, { "title": "ワセリン", "description": "服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。", "part_type": "part" }, { "title": "動きやすい服", "description": "気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。", "part_type": "part" }, { "title": "女性用", "part_type": "group", "children": [ { "title": "スポーツブラ", "description": "女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "食事", "part_type": "group", "children": [ { "title": "走る前の食事", "description": "穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。", "part_type": "part" }, { "title": "水分の取り方", "description": "水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。", "part_type": "part" }, { "title": "エイド", "description": "30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "護身武術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "修得経緯", "part_type": "group", "children": [ { "title": "武術との出会い", "description": "蛇神大神宮(猛虎の殿堂)へ日々通ううちに顔見知りになった僧兵から紹介された、蒼梧発祥の護身武術。生き延びるための力を身に着けたいと考えて通い始め、年月を経て皆伝に至る。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "危機意識", "description": "漠然と猛蒼流木刀術でいうところの知識と心得程度の対応を頭に置きつつ、国政に関わる者として護衛をつけるなどはしていたが、自分の名と顔が急速に広まった上、湯城視察の折護衛が意のままにならないという現実を目の当たりにして考えを改め、自らの手で自らの身を守ることの必要性を意識する。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "猛蒼流木刀術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "この武術について", "part_type": "group", "children": [ { "title": "発祥", "description": "内戦とテロ続きで不特定多数の国民が集団避難を強いられ、誰を信じてよいか、逆に誰を敵と見なせばいいのかも分からないなかで生まれた護身武術。知恵の共有から始まって自らを鍛える集団が現れ、のちに体系づけられて武術の一派を称するようになった。", "part_type": "part" }, { "title": "名前の由来", "description": "蛇神大神宮「猛虎の殿堂」を拠り所にしていた蒼梧の民の間で始まった武術であることから。決して猛々しい蒼梧の意味ではない。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "着用制限", "part_type": "group", "children": [ { "title": "基礎から上級へ", "description": "上級技は、1年以上の修行期間と、基礎動作の修得が必須となる。また、判断力が未成熟な子供への伝授は禁じられており、目安として16歳以上から上級技の習得が可能とされる。", "part_type": "part" }, { "title": "上級技までの修行と着用", "description": "最低3年の修行を要する。修行は皆伝を授けられた師範・師範代のもとで行うものとされ、師を得られたならば必ずしも蒼梧に滞在する必要はない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "更なる修行と皆伝着用", "description": "皆伝を授けられるためには上級技までの修得ののち、更に6年以上蒼梧藩国「猛虎の殿堂」近隣の道場で修行が必要となる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "覚悟", "description": "猛蒼流木刀術は護身のための武術ではあるが、武を持って身を守ることは即ち自分の身をおびやかす相手を攻撃するということである。自分が力を振るうことで相手に何が起きるのか、しっかりと理解できる理性と、その上でなお大切なものを守る覚悟がなくては皆伝技を授かることはできない。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "装備品", "part_type": "group", "children": [ { "title": "木刀", "description": "基本武器。重さや長さ、重心などの慣れが生じるため、普段から自分専用の木刀を用いることが望ましいが、応用力をつけるためあえて修行場でのレンタルや複数持ちを是とする者もいる。発祥のころは丈夫な木の枝や木材が用いられていたと伝わる。実戦で緊急の場合は頑丈な棒状のものがあれば何でも役に立つだろう。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "履物", "description": "足技を使用するため、下駄やしっかりした靴を用いる。発祥時の推奨は手に入りやすいこともあり木下駄だったが、近年は足の保護も兼ねて洋靴を推奨する師範も多い。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "儀礼", "part_type": "group", "children": [ { "title": "蛇神への祈り", "description": "発祥のころ多くの民が身を寄せていた「猛虎の殿堂」の祭神である蛇神への感謝と、加護を願う祈り。修行の始めと終わりに必ず神棚もしくは神社の方角へ向かって行う。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "挨拶", "description": "修行の始めと終わり、蛇神の次に、師範や同じ流派生に対し挨拶をする。先輩後輩などの上下関係を厳しくすることは流派の発祥から離れるため避けるべきものとされているが、それ以前の挨拶や礼儀は学ぶ者、教える者にとって当然のものである。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "入門から上級まで", "part_type": "group", "children": [ { "title": "心得", "part_type": "group", "children": [ { "title": "誰のための技か", "description": "この武術は、元はと言えば女性や体格に恵まれない者が、自分自身と、自分の大切なものを守るために生まれた術である。現在の修得に際し性別などの制限はないが、決して私欲のためや、みだりに他人を傷つけるために使用してはならない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "優先事項", "description": "第一に、自分自身と守るべきものの生命、第二に、相手の不殺。この二点を最優先事項として教えられ、第三に次の被害を防ぐことを目的とした相手の捕縛が続く。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "知識", "part_type": "group", "children": [ { "title": "最大の防御", "description": "攻撃、ではなく危うきに近寄らないこと。危険な場所を避け、危険から逃げることが身の安全を守る第一である。武術よりも何よりも最初に、どういった場所が危険なのか、どのように逃げるのが最善なのかなどの知識の講義を受ける。", "part_type": "part" }, { "title": "急所の扱い", "description": "急所への狙い打ちは、あまりにも相手との力差が明らかで、通常の手段では身を守れないと判断した場合にのみ用いる手段とされる。とはいえ、充分に修行を重ねた者でなければ急所を狙うこと自体が難しい。猛蒼流木刀術では、自らの急所を守ることを第一に伝授し、これを狙う的確な攻撃方法を最後(皆伝者)に伝授する。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "身体づくり", "part_type": "group", "children": [ { "title": "走り込み", "description": "上体だけで木刀は扱えない。むしろ足腰の動きが肝要である。また、護身のためには危機から逃げる力が必要であり、逃げ足を鍛える意味でも日々の走り込みは重要視される。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "柔軟体操", "description": "柔軟な動きは柔軟な肉体から。身体の柔らかさによって切り抜けられる危機もある。怪我を防ぐ意味でも柔軟は重視されている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "基本の修行", "part_type": "group", "children": [ { "title": "素振り", "description": "体幹を鍛え、木刀を自らに馴染ませる。木刀をしっかりと両手で構え、踏み込みながら振り下ろす動作を繰り返す。姿勢を崩さずに出来る回数から始め、日に500回程度を目安とする。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "打ち合い", "description": "基本的には指導者と行う。最初はゆっくりとした動作で形を覚えるところから。実力の近い者同士が打ち合う場合は防具を着用することが義務付けられている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "多対一訓練", "description": "身の危険は相手が増えるほどに増す。普段から多人数に対応する感覚を鍛えるため、一人または少数に対し大勢で襲い掛かる訓練と指導を行う。訓練の際は全員防具着用が義務付けられている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "修行用の道具", "part_type": "group", "children": [ { "title": "防具類", "description": "多対一訓練や打ち合いで使用する、主に急所を保護するための防具は必須。足技も使用するため、修行用の履物としては足袋が多く採用されている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "武器類", "description": "初心者や低年齢層は筋力が不足しているため、竹刀を用いて指導を行う師範もいる。防具と合わせて用い、安全に配慮しながら実戦に近い訓練を行うことが、実際の危機に際しより的確な判断を下す下地ともなる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "基本技", "part_type": "group", "children": [ { "title": "防御", "part_type": "group", "children": [ { "title": "受け", "description": "得物の片端を握り、逆端を支えて相手の攻撃を受ける防御術。払い、蹴りなどの回避・反撃技につなげることが重要。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "払い", "description": "受けた攻撃を横方向へ流す、受けの体勢に入らず両手で得物を構えたまま受け払うなど、相手の攻撃を流す回避技。押し合わず相手の動きの流れを逸らす技術。熟練すると払いだけで相手が勝手に倒れるという。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "攻撃、反撃", "part_type": "group", "children": [ { "title": "両手持ち打ち込み", "description": "得物を両手で構え、振り抜いて相手を打つ。武器を持つ手や肩を狙うのが基本。頭部への打ち込みについては、最悪死に至る場合もあるため、安易な使用は修行の初期段階で厳しく戒められる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "片手打ち", "description": "片手で得物を構え、振り抜くことによって打撃を与える。両手打ちよりは威力がかなり劣るが、片手が使えない状況で役立ち、逆に空けた手でなにかを守ることもできる。", "part_type": "part" }, { "title": "蹴り", "description": "相手の攻撃を受けた状態、打ち込みが受けられて得物が使えない状態で多く使うことになる足技。足を払う、足裏で押し返すなどの反撃動作が基本となる。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "培われた感覚", "part_type": "group", "children": [ { "title": "呼吸", "description": "自己の危機に際し、人は必然的に緊張し、呼吸が浅くなり、脈拍が上がる。危機感は大切だが混乱したまま動いては危険を逃れることができない。猛蒼流木刀術では、得物を構えた際深く呼吸する習慣をつけることで、いざというときの思考力、判断力等を向上させる訓練としている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "視野の広さ", "description": "多対一訓練で磨かれた、目の前の危機に対応しながら、周辺から襲い来る脅威にも気を配る感覚。もちろん直接見える範囲には限度があるが、音や匂いも含め危険を感知する感覚を鍛えることで己を守る。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "上級技", "part_type": "group", "children": [ { "title": "周辺環境の応用", "description": "木刀を持っている、木刀術を身に着けているからといってその技術ばかりに頼ってはいけない。小石や砂を掴んで撒くなどの初歩的な技術をはじめ、その場にあるものを利用して身を守る術を伝授される。", "part_type": "part" }, { "title": "突き", "description": "得物の先端を勢いよく相手に突き入れることで、攻撃を一点に集中させ強い衝撃を与える攻撃術。殺傷力が高く、扱いが難しいため、上級までのほかの全ての技・心得を修得した者だけに伝授される。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false } ], "expanded": true }, { "title": "皆伝技", "part_type": "group", "children": [ { "title": "急所狙い", "description": "目、金的、喉、顎、顔面、額、こめかみなど、人体の急所を的確に狙う技と、その是非を判別する精神の強さ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "無手", "description": "無手技といっても、素手の殴り合いだけで勝てという教えではない。周辺環境の利用から発展した手法で、手に持つべき得物がない状態でいかに己を守り生かすかという技術を学ぶ。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "生活能力", "part_type": "group", "children": [ { "title": "身に付いた理由", "part_type": "group", "children": [ { "title": "必要のなかった時代", "description": "蒼梧に入ったころは領主であった。内戦が起きてからは避難に次ぐ避難の集団生活。内戦終結後には藩王補佐の任に就いており、家のことは使用人任せの暮らしが続いていた。", "part_type": "part" }, { "title": "使用人の解雇", "description": "無名の砂漠から戻って以後、羽黒は数名の使用人をすべて解雇。国政関連の職を辞して引き籠るための前準備だったのだが、引退を撤回してからも人を雇う気にはなれず、それなりの家と自己を維持していく生活能力が必要となった。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "飲食", "part_type": "group", "children": [ { "title": "小食", "description": "食に関する執着が薄い。身体維持のために食品を摂取する、という感覚で食事をしている。主食はと問われれば茶と答える。自分の食事が少ないことは自覚しており、外食では少な目にと依頼を出したりするが、身体機能として人並みの食事ができないというわけではない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "日常的な食事", "description": "長年の避難と多忙な暮らしからか、食べないことに慣れている。だから料理できなくても問題ない。と言いたいところだが走り始めてから食事を見直し、簡単な煮炊きや卵焼き程度なら可能になっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "お茶を淹れる", "description": "主食は茶。と言うほどなので、使用人がいたころから茶の淹れ方だけはそこそこである。そこそこだが自分で淹れた茶には不満顔。発酵系の茶を好む。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "環境", "part_type": "group", "children": [ { "title": "住居の手入れ", "description": "資料と食器は整理整頓できるのだが、その他生活用品の片づけは下手くそ。掃除はするが片付かず、なんとなく雑然としている。本人いわく、ものが増えるのが悪い。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "衣服の手入れ", "description": "生活に必要程度の洗濯はできる。着物類の手入れは得意。礼装などは王城の使用人にお任せ。総じて暮らしに困らぬ程度には、まあまあなんとかやっている。", "part_type": "part" }, { "title": "食器の扱い", "description": "食器棚の中だけは、雑然とした部屋とミスマッチなほどきちんと整えられている。洗い物の手順は悪いが丁寧に洗う。当人いわく「あったものをもとの場所へ戻すのはできる」。自分が選んだ食器には不満顔。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "仕事", "part_type": "group", "children": [ { "title": "稷阜隆文君", "part_type": "group", "children": [ { "title": "統治形態", "description": "内戦前に与えられていた蒼梧南西方面の領土、その領主の封号。知恵を預かる地方を統治し、施設の拡充に務めるのが羽黒の職務となるはずだったが、王犬お世話係の叛乱により蒼梧全土の領主制度が一旦棚上げとなる。その後領主の座は藩王預かり、羽黒は地方統治においても補佐的な役割に留まっている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "稷阜図書館拡充計画", "description": "当初は稷阜の図書館を拡充して管理運営するのが羽黒の務めのはずであった。内戦後、図書館は蔵書や設備の修復、内戦による被害を受けた施設の資料保管などが業務の中心となり、拡充は見送られている。羽黒は時折出向いて経過観察と指導を担当している。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "現政権においての役割", "part_type": "group", "children": [ { "title": "国政補佐官", "description": "取り分けて権限のある役職ではないが、藩王側近の一人として補佐官を務める。主な職務は資料整理、政策に関する助言や文章整理等。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "代表者代理", "description": "藩王摂政多忙時には国内のとりまとめや外交対応も行う。特に委任された場合を除き、決定権などは持たず、判断が必要なものは持ち帰り協議として対応する。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "過去の仕事", "part_type": "group", "children": [ { "title": "湯城視察", "description": "恐怖政治の到来と言われ、国民の生活実態が掴めず暗中模索状態となっていた内戦終結後の時代。優秀な執事の手引きで僅かではあるが直接国民の声に接し、実情の一端を情報として持ち帰った。", "part_type": "part" }, { "title": "風俗問題担当", "description": "観光業が盛んになった時期から悪化した観光地周辺の治安と性風俗問題を担当。観光ガイドとの連携も加え、改善に成功する。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "通勤", "part_type": "group", "children": [ { "title": "政庁勤務", "description": "政庁との往復は、よほどのことがなければ徒歩である。距離が近いというのは勿論あるが、歩く速度で街を見なければわからないことがある、というのが自論。", "part_type": "part" }, { "title": "出張", "description": "稷阜の図書館へは月2~4度程度直接の様子見に行く。そのほか、各所視察や交渉など。移動はエアバイクタクシーが主になる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "蛇神大神宮とのつながり", "part_type": "group", "children": [ { "title": "関わりの経緯", "part_type": "group", "children": [ { "title": "蛇神の社移築", "description": "最初に蛇神を祀ったお社が取り壊されることとなり、急ぎ湯城に移っていただくよう手配。羽黒が指揮を執り、まだ蛇神への恩義を持ち続けていた国民により移された。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "湯城蛇神神社へのお参り", "description": "お社だったころは気が引けて行けなかったけど、自分が移築のお世話をしたしいいよね、と始めた日々のお参り。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "内戦籠城中の出来事", "description": "追い詰められた戦況の中、元気をなくしていく蛇神に声をかけるべく、蛇神にかつて世話になった者たちと共に僧に頼み、子らを集め、元気づけようと手を尽くした。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "お参りと御守り", "part_type": "group", "children": [ { "title": "蛇神大神宮への日参", "description": "大神宮へ移ったときからつづけている日々のお参り。はじめは自分が移築した社の神様だからというご挨拶だった。やがて蒼梧の明日を願うものになった。その後は、自分が傷つけた一人のひとの安寧を願うものになった。", "part_type": "part" }, { "title": "神全般への感謝の心", "description": "宗教という形態を持つ前の信仰に近い、神という存在、彼らが為してくれることへの感謝の気持ち。その神が姿を現し言葉を聞かせてくれることを喜ぶ。", "part_type": "part" }, { "title": "蛇神様のお守り", "description": "毎日通う大神宮でいただいた、人との縁をつなぐ御守り。新たな出会いではなく、大切な人への再会と、ふたたび繋がれたならばその縁を強く保てるようにと願いを込めて、いただいたもの。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "大切なもの", "part_type": "group", "children": [ { "title": "なくした剣", "description": "執事の募集を掛けた頃に、城の庭にある池から拾ったもの。まさかとは思うが差し出されたような気がしたので保管してそのままになっていたが、探してみると消えていた。捨てたはずはないので、思い出しては探している。", "part_type": "part" }, { "title": "アネモネの栞", "description": "貰った花束を色別に押して栞に加工したもの。はじめに貰った花もこうしておけばよかった、と考えながら自分で作ったもの。まとめておくと辛い言葉だが、ひとつひとつ中を見れば意味は違って響く、というまじないめいた願望の発露。", "part_type": "part" }, { "title": "想い", "description": "ある日突然執事として現れた男に対する、少々複雑すぎる想い。認識は仕事ができる、顔が良い、茶が美味い、距離が近すぎる、髪の色が変わる、蒼梧に思い入れている。", "part_type": "part" }, { "title": "玄関先の花", "description": "玄関の外側、表札の下に一輪挿しを置き、日々欠かさず紫のアネモネを生ける。生花が手に入らない場合は出来の良い造花を代理とする。花言葉は「あなたを信じて待つ」", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "羽黒とエクスカリバー", "part_type": "group", "children": [ { "title": "初日", "part_type": "group", "children": [ { "title": "雇用経緯", "description": "蒼梧藩国は窮地にあった。人命を重んじ人心に報いようと努めた戦後処理が思うように進まず、それどころか思惑に反して人心を無視し命を軽視する方向に動いて、その先の対処法を見出だせないまま時間に追われて次の段階へ踏み込もうとしていた。当時藩王補佐を務めながら、悪い方へ転がっていく国情を止める力もなく頭を抱えた羽黒は、せめて優秀な補佐と美味い茶が欲しいとか言って執事の募集を出した。その執事としてエクスカリバーが雇用されたのが、少なくとも表面上は、最初の接触である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "最初の仕事", "description": "羽黒がこの優秀な執事の助けを得て最初に行ったのは、出口どころか己自身の姿も認識できないまま暗闇を疾走するような状況にあった国政を一旦停止させることだった。羽黒の、元はと言えば執事エクスカリバーの助言を受け藩王は国政の仕切り直しを決意。地獄への最後の曲がり角を曲がりきる前に蒼梧は足を止め、方向転換の機会を得る。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "湯城視察", "part_type": "group", "children": [ { "title": "外出理由", "description": "藩王が再度視察に出ても今以上の情報は得られん。かといって身を守る術を持たぬ者が、信用ならない護衛をつけて行っても危ない。現状動ける面子で選ぶなら自分と執事と、執事が信用できる護衛とで行くしかあるまい。そんな理由で羽黒は執事に視察同行並びに護衛選抜を命じたが、執事は護衛を外した。", "part_type": "part" }, { "title": "成果", "description": "羽黒は最終的に執事の誘導に従い、取り繕われていた湯城の裏側、当時特権階級と呼ばれていた権力者たちが隠していた国民の声に僅かながらも触れることに成功。藩王に報告を届け、国政はそれまでと違った方向に舵を切った。そして久保雄一郎の季節が訪れる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "無名の砂漠", "part_type": "group", "children": [ { "title": "同行", "description": "大恩ある星鋼京出身のパイロット「セタ・R・モモヤマ」氏の行方を折にふれ探っていた藩王は、国情の落ち着きを見て本格的な捜索へ乗り出すことを決意。羽黒を通し執事エクスカリバーに情報調査を依頼するが、エクスカリバーが実際にセタ氏を探しに無名藩国であった砂漠へ行くと行動に出たため羽黒が後を追って共に無名へ向かう。", "part_type": "part" }, { "title": "決裂", "description": "セタ氏を探し出す前に無名の砂漠にて戦闘が勃発、エクスカリバーは羽黒に逃げるよう言い残して戦闘区域へ向かう。そこでエクスカリバーは「十年来の敵」とするダガーの男と戦闘、さまざまな加勢の末、逃げずに追ってきた羽黒の妨害の結果、視力を失い捕縛される。", "part_type": "part" }, { "title": "拷問", "description": "羽黒は捕縛したエクスカリバーからセタ氏の行方を聞き出すことを選択。だが猛き国となった蒼梧の尋問は拷問へ直結。エクスカリバーを裏切者と判断した羽黒は拷問を黙認、聞くべきここを聞き出したのちその身柄を、当時無名で起きていた兵士たちの病や不調の治療にあたっていた医師和錆氏へと引き渡す。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "決裂のあと", "part_type": "group", "children": [ { "title": "治療と帰還", "description": "和錆医師と玄霧藩王に一命を救われ、エクスカリバーは治療を受けたのち和錆医師に雇用されて蒼梧へ渡る。その頃国政からの引退を考えていた羽黒とはすれ違うこともなかった。", "part_type": "part" }, { "title": "再会から再生治療へ", "description": "まだ戦う相手があると聞き、引退しきれなかった羽黒はエクスカリバーが蒼梧に戻っていること、連れ立ってきたはずの和錆医師が彼を伴わず蒼梧を出たことを知り、猛虎の殿堂前でうずくまっていた盲目の乞食の前に立つ。拙くも所業を詫びるが、エクスカリバーは会話を退ける。だがそこに戻った和錆医師と犬森のはからいにより、エクスカリバーは和錆医師のもと本格的な再生治療を受けることとなる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "扉は閉じる", "part_type": "group", "children": [ { "title": "すれ違い", "description": "宰相府にて再生治療を受け五体を取り戻したエクスカリバーは、完治を喜び、和錆医師に「見たいものがある」などと語って蒼梧へ戻るが、その頃羽黒は仕事していた。代理出迎えに出た犬森の行動は誤解を受け、後日アネモネの花束が羽黒宅に届けられる。", "part_type": "part" }, { "title": "訪問", "description": "迷走気味に手を尽くし探していた羽黒の家をエクスカリバーが訪れ、ようやくの再会。だが本気か冗談かわからない拷問吏ジョークは場を凍りつかせ、なんだか気まずい。としか言いようのない空気をもたらす。その後雨の日を選んでエクスカリバーは羽黒宅を訪れるようになる。", "part_type": "part" }, { "title": "眠り", "description": "藩王とはじめとした一部の人間たちは、130年のうちに訪れるという滅びの日を乗り越えるため長期の眠りに就く。最後の日まで自宅に残っていた羽黒の前にエクスカリバーは姿を現すが、共に来る、或いは共に残ることを望んだ羽黒に対しエクスカリバーの口から告げられたのは暇乞いの言葉だった。その場で羽黒の意識は途切れ、眠りが訪れる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false } ], "expanded": true } ]

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