作成:せこいあ
部品構造
- 大部品: 蛇神大神宮(T20版) RD:62 評価値:10
- 部品: 騎士:植田康樹(T20設定国民)
- 大部品: 蛇神大神宮 RD:61 評価値:10
- 部品: 概要
- 部品: 立地
- 大部品: 蛇神様と蒼梧藩国の関わり RD:6 評価値:4
- 部品: 盆ダンスと蛇神様
- 部品: 砂漠の社
- 部品: 平林藩王の懺悔
- 部品: 少女と蛇神様
- 部品: 社の移築
- 部品: 華佗の滞在
- 大部品: 由緒 RD:17 評価値:6
- 部品: 藩王の発願
- 部品: 国民の熱望
- 部品: 土地の寄進
- 部品: 初期の教団
- 部品: 気持ちで建てる
- 部品: 廃材集め
- 部品: 間伐材の利用
- 部品: 竹の利用法の考案
- 部品: 他国からの喜捨
- 部品: 蒼僑の気持ち
- 部品: 職人達の努力
- 部品: 建設現場の賑わい
- 部品: 新たな町
- 部品: 門前町の整備
- 部品: 門前町に住む人々の暮らし
- 部品: 大神宮の完成
- 部品: 作法形成の流れ
- 大部品: 構造 RD:23 評価値:7
- 大部品: 阿吽の蛇神像 RD:4 評価値:3
- 部品: 阿吽の蛇神像とは
- 部品: 躍動感のある彫刻
- 大部品: 阿吽像の形 RD:2 評価値:1
- 部品: バンザイポーズ(阿像)
- 部品: ガックシポーズ(吽像)
- 大部品: 参道 RD:4 評価値:3
- 部品: 石畳の道
- 部品: 参道横のあじさい
- 部品: 池の睡蓮
- 部品: 参道横の池
- 大部品: 主殿 RD:5 評価値:3
- 部品: 本殿
- 部品: 拝殿
- 部品: 外観
- 大部品: 主殿の建材 RD:2 評価値:1
- 部品: 職員住居
- 大部品: 泉とその周辺設備 RD:4 評価値:3
- 部品: 注意書きの看板
- 部品: 循環システム
- 部品: 手水場
- 部品: きれいな泉
- 大部品: 娯楽施設 RD:2 評価値:1
- 部品: バッティングセンター
- 部品: 的当てピッチングゲーム
- 部品: 授与所
- 部品: 食堂
- 部品: 参拝客用トイレ
- 大部品: 大神宮で働く人々 RD:4 評価値:3
- 部品: 宮司
- 部品: 巫女
- 部品: 宮大工
- 部品: 彫刻家
- 大部品: 蛇神大神宮参拝作法 RD:7 評価値:4
- 大部品: 参拝作法 RD:3 評価値:2
- 部品: 手水
- 部品: 六甲颪
- 部品: 大阪締め(手締め)
- 大部品: 参拝時の正装 RD:4 評価値:3
- 部品: 靴
- 部品: 服
- 部品: キャップ
- 部品: タオル
- 大部品: 警備体制 RD:2 評価値:1
部品定義
部品: 騎士:植田康樹(T20設定国民)
蒼梧蛇神教団をその辣腕と猛虎魂でまとめあげる長であり、現在の大宮司として蛇神大神殿を任されている人物。少し厳しい部分はあるもののその誠実さから人々に慕われている。
部品: 概要
「蛇のおっちゃん」こと蛇神様をまつっている神社。雰囲気は静謐というよりは賑やかで、その賑やかさに元気を貰って自然と笑顔になれるような場所である。そのため、憩いの場として、悩みを抱えた時に来る場所として、よく利用されている。
部品: 立地
蛇神大神宮は湯城の東の郊外、湯城の温泉街から車で5分、徒歩で15分程の距離に存在する。温泉街から直通の送迎エアバイクが出ており、温泉と大神宮は蒼梧藩国の観光スポットとして人気を集めている。
部品: 盆ダンスと蛇神様
蒼梧藩国の建国より間もない頃、盆ダンスの加熱により、国内で死者が多く出たことがございました。伝承では、蛇神さまの化身が共和国ナニワアームズ商藩国より現れ、熱狂を鎮めてくださったと伝わります。
部品: 砂漠の社
また、その後も蒼梧藩国では貧富の差が拡大し、教育からこぼれ落ち、危険な技術である「飲む服」を拒絶した国民が、水没した首都天啓府を逃れ砂漠に住むという事態に至りました。当藩国における蛇神さまの社は、砂漠に住む民が最初に建てたと言われています。
部品: 平林藩王の懺悔
度重なる失政に、平林藩王は懺悔の念を抱き、砂漠の民の生活を実地に見て藩国再建に活かそうと考えました。そして、砂漠の地で蛇神さまの社にも参拝し、境内を清めて深く懺悔しました。この時、蛇神さまは姿を現し、藩王にアドバイスをしたとも言われます。
部品: 少女と蛇神様
蛇神さまは、国民の前にも姿を見現すことがあったと伝わります。蓮花と呼ばれる砂漠の民の少女は、貧困と対立を招いた平林藩王を恨んでいました。蛇神さまは彼女に対し、戦犯を処刑しても優勝はできない、応援しようと言ったとされています。当藩国における応援の文化はここからはじまったとも言われています。
部品: 社の移築
砂漠の社は、王犬を擁して平林藩王と対立した上帝派により、再開発されテニスコートになる計画が持ち上がりました。その際、先手を打って湯城に移築を行なったのが、羽黒でした。移築された社は今も湯城にあり、蛇神大神宮の本社となっています。
部品: 華佗の滞在
湯城の蛇神さまの社は、小さいながらもいつも掃除が行き届いた快適なものだったようです。その頃当藩国を訪れた華佗と名乗るダンディな名医は、湯城にて稠の心づくしの饗応を受け、社を仮の宿として、時に世界の危機までも救ったと言われています。
部品: 藩王の発願
蛇神さまからのアドバイスに深く感じ入ることがあった蒼梧藩国の平林藩王は、かつての小さな祠よりも社を立派にしたいと考えるようになったといいます。これが発願とも言われますが、内戦の最中で、藩王だけではとても大神宮を作ることはできませんでした。
部品: 国民の熱望
国民たちも、湯城の社だけでなく、蛇神さまに参拝できる場所を求めていました。しかし、当時は国民たちもその大半が貧しく、彼らの力だけでも大神宮を作ることは難しかったのです。
部品: 土地の寄進
大神宮の造営にまず必要なものに、土地がありました。当時の臨時首都・湯城は避難民たちで溢れており、土地がありませんでした。しかし、人口そのものが少なかったため、逆に郊外の土地は余っていました。藩王は摂政以下の積極的賛成を得て、まずは湯城の東の郊外にあった国有地を寄進することにしました。
部品: 初期の教団
土地を寄進されたのは、当時まだ信者の小さな集まりから発展したばかりの蒼梧蛇神教団でした。そのまとめ役である、のちの初代大宮司は、教団の組織化を進めながら、政府とともに大神宮の造営計画を進めていきました。
部品: 気持ちで建てる
土地があっても、資材や資金、そしてそれを形にする人がいなくては大神宮は造営できません。初代大宮司は、高価な資材を集めるのでなく、企業や信者から、生活を保った上でできる範囲の喜捨を集めて造営を進めることを政府と話し合いました。
部品: 廃材集め
建材として必要なものとして、まずは木材がありました。原生林には手をつけず、貯木場にあったよい木材は心材として最低限だけ用いることにしました。そして、使えそうな廃材を集めることも行われました。しかしそれではまだまだ不足していました。
部品: 間伐材の利用
建材不足を聞いた、弧竹にいたとある人物が竹を使うことを思いつきました。竹林の管理に必要な間伐材が余っていたのです。これらを工夫して建材として利用することになりました。
部品: 竹の利用法の考案
竹の利用法については、昌徳で陶芸を営む人々が手元に残していた、大量の粘土によって解決されました。つまり、粘土と竹で丈夫な土壁を作ることになったのです。
部品: 他国からの喜捨
教団の者たちは喜捨を募っていましたが、なかなか捗りませんでした。しかし、内戦を避けて国外に出た国民(蒼僑と呼ばれる、成功したものも多かった)から、かなりの額が届けられました。
部品: 蒼僑の気持ち
彼らは藩国復興の精神的シンボルとして、大神宮に期待していました。また、内戦で荒廃していても心の故郷。いつかは蒼梧藩国に帰りたい、という気持ちも持っていたのです。多くの喜捨を得て、造営が始まりました。
部品: 職人達の努力
資材が寄進され、さらに浄財が集まったことで、内戦で職を失っていた人々に、働く場所ができました。宮大工や左官、彫刻家などが競って腕を振るい、一級の資材といえないものを使って、心のこもった仕事をしていきました。
部品: 建設現場の賑わい
湯城の郊外で大工事が始まったことで、そこで働くものたちを対象にした商人たちも集まり、藩国経済への刺激ともなりました。避難民たちのなかにもこの現場で仕事と収入を得て、生活の安定を獲得するものがかなりいたのです。
部品: 新たな町
大神宮建設現場は、さながら1つの街の様相を呈してきました。それを見た摂政の戸田は現地に入り、治安や衛生に気を配りながら門前町の形成を見守りました。平林藩王もしばしば訪れたそうです。
部品: 門前町の整備
門前町では、大神宮完成後をにらみ、戸田と大宮司が産業構造の形成にも力を入れました。参拝者のための宿の整備、町を守るための防衛計画、大神宮完成後の職人たちの仕事確保としてのお土産産業、巫女や接客業への女性雇用など。
部品: 門前町に住む人々の暮らし
こうして安定的に大神宮造営と門前町整備が進む中、内戦中にもかかわらず、ここで暮らす民は、朝な夕なに本殿や塔、そしておっちゃん像のできあがっていくさまを見て心安らかに暮らすことができました。
部品: 大神宮の完成
そうしてついに、大神宮が完成しました。それに合わせ、改めて藩王が参拝を行いました。藩王は先立って湯城の社にも参拝しましたが、おっちゃんは「あんまり豪勢でも落ち着かんのやけど、たこ焼きの屋台出とるらしいし食いに行くわ」と言ったとも伝わります。
部品: 作法形成の流れ
こうして参拝をした藩王の格好や動きを国民たちが真似ていくうちにそれが明文化されて形成されたのが蛇神神社参拝作法だといいます。とはいえこの方式に外れる参拝をするものも多く、おっちゃんも気にしていないとの噂があります。
部品: 阿吽の蛇神像とは
どこかから伝わった金剛力士像というものを参考に作られたとされる対の像。阿は口を開いて最初に出す音であり、万物の最初を指し示すとされ、吽は口を閉じて最後に出す音であり、万物の終わりを指し示すとされる。
部品: 躍動感のある彫刻
大きな岩一つから削りだして作りだされており、まさしく達人の技。近くで見ているとまるで動き出しそうな程の躍動感と迫力のある彫刻家の力作
部品: バンザイポーズ(阿像)
「バンザーイ!って手無いけど!」というお決まりのネタをやるときのいい顔をここぞとばかりに再現した姿。阿なので口は開いている。丁寧に中の舌もペイントされている。
部品: ガックシポーズ(吽像)
下を向き口を悔しげに引いているおっちゃんの姿。勝ちの姿と合わせてみると紅白戦の様子にも見えるという。雨上がりには涙をこぼす姿が印象的で写真が反響を呼んだ。
部品: 石畳の道
石畳が敷き詰められた参道。花やいずみによって涼やかな印象を受ける。ここを歩くところから参拝は始まっているのだ。
部品: 参道横のあじさい
初夏の風物詩。土の性質で色が変わるが参道の場合くっきり左右で分かれて青系と赤系になるためまとめて写真に収める人もいる。境界線は子供たちの自由研究の格好のネタ。
部品: 池の睡蓮
参道途中の池に咲く睡蓮。数は多くないがだからこそ一つの情景として写真一枚に収まるため、咲くころには撮影順番待ちの列ができる。整理券は規定の時間からでないと発行されない。
部品: 参道横の池
池のその透き通った水は加護により周囲の植物を健全に育む。拝殿側にも一部引き込まれており、煮沸すれば人間が飲めるので食堂で人体に影響がないよう十分に煮沸を行って使われる。
部品: 本殿
本殿はご神体を安置する建築物であるが、当大神宮のご神体はおっちゃん自身である。そのため中は普通の民家のようになっている。
部品: 拝殿
一般の参拝客はたいていここでお参りをする。拝殿の遥か先には本社に当たる湯城の社が位置するように作られており、要するに遙拝殿も兼ねているというわけである。
部品: 外観
遠くからでも見える大規模な施設。黄色と黒の外観が特徴的で強烈な存在感を持つが、なぜか安心感もある。その存在と外観から町の中心的シンボルとなっており、人々の心のよりどころとしても機能している。
部品: 骨組みと外壁
木材は、貯木場にあった良い木材を最低限の芯材に使用。(原生林の木は使用しない)。廃材と弧竹の竹を加工して、骨組みとして組み立てる。また昌徳の粘土を加工することで丈夫な土壁を作る。
部品: 瓦
昌徳に伝わる「陶器瓦」と呼ばれる、ガラス質の釉薬をかけて焼いた方法。強度を高く保てること、釉薬により多彩な色を生み出せることでいろいろな用途に利用できる。
部品: 職員住居
蛇神大神宮で働く職員達が生活するための場所、古めかしい見た目とは裏腹に、電気・ガス・水道等のインフラは通っており、トイレも職員用食堂も完備されている。
部品: 注意書きの看板
丸岩で囲まれた泉の周りには。注意喚起のため、「泉に飛び込んではいけません」や「みんなで守ろうきれいな泉」といった看板が立てられている。
部品: 循環システム
基本的に浄化処理を行った湧き水。手水場や食堂にも繋がっているため泉については一部水を循環させている。定期的に掃除が入り、コケや汚れをきれいに取り除いている。
部品: 手水場
参拝作法である手水を行うための場所。ここで外界の穢れを落とし、清らかな気持ちで参拝に望んでもらう。定期的に清掃・点検が行われている。
部品: きれいな泉
湧き水が源泉となっている泉、綺麗であるためそのまま飲んでも健康には影響は無いが、安全のため、直接飲むのは禁止されている。
部品: バッティングセンター
未来のバッターを育てるための機械式ピッチングマシーンを速度に合わせて数機用意している。サイズ別に防具を貸し出しキャッチングの練習を行うこともできる。
部品: 的当てピッチングゲーム
離れた的にボールをぶつけて穴を空けるゲーム。3×3のパネルが用意されており、中央と周囲のフレームで支えているため、意外と弾かれることも多い。
部品: 授与所
各種祈願・おまつりごとのお札やお守りなどの授与品をお渡しするところ。蛇神大神宮では通常のお守りやお札などの品の他にユニフォーム、バット、シューズといった虎の球団のゆかりの品や、メガホン、虎の球団仕様のタオル、六甲颪の特製歌詞カードなどの応援グッズも置いている。
部品: 食堂
蒼梧の海の幸を使った焼きそばや、蒼梧バナナを使ったチョコバナナなど蒼梧藩国の食材を使ったメニューを豊富に取り揃えている。食堂は全て一般のレストランや食品店と同じ基準を守って運営されているため、安心して食事を楽しむことが出来る。
部品: 参拝客用トイレ
年末年始などの混雑時でも過不足なく使える数のトイレが用意されている。防犯のため、警備員が利用したり、巡回を行ったりしている。
部品: 宮司
蛇神大神殿に仕える宮司達のことであり、大宮司、平宮司、見習い宮司に分かれている。日々男性にしか出来ない神事に邁進し、阪神の試合では応援団を兼任している。
部品: 巫女
蛇神大神殿に仕える巫女さん。普段は本殿の清掃や売店に入り、お守りや破魔矢などを扱っている。試合になると応援団の隣でチアガールをやっている姿も見られ、彼女らのファンも居るらしい・・・。巫女長をリーダーとして平巫女や見習い巫女がいる。
部品: 宮大工
蛇神大神宮の増築、改修、修理、点検などを行う人々。建立当時の技術や記録を紙媒体や口承によって連綿と引き継いでいる。
部品: 彫刻家
阿吽像の修理・点検や新しい像の作成などを受け持つ人々。授与所に小さな蛇神様の像なども納品していることもある。
部品: 手水
禊を簡略化した儀式。左手、右手、口、左手、柄杓の柄の順に清める。蛇神様への敬意を持ってしっかりやるのが大事。終わったらタオルで手を拭きましょう。
部品: 六甲颪
虎の球団の応援歌。最古の球団歌とされる。蛇神様への信仰心を持って元気よく歌い上げるのが大事。人が多いときは合唱になることもある。
部品: 大阪締め(手締め)
参拝が無事に終わったことを祝って、掛け声とともにリズムに合わせて打つ手拍子。「パンパン パンパン パパン パン」のリズム。周りに人がいれば揃えて行う。
部品: 靴
黄色に黒の柄の入った運動用シューズ。子供たちなどは自分の靴に虎柄や好きな選手の背番号などを書き込んでいる。
部品: 服
縦縞の虎柄のユニフォーム。年度によってデザインが異なるものが出ており、背番号と合わせ何を着ているかで好きな選手がすぐに分かる。
部品: キャップ
正面に虎の球団のロゴマークが入ったスポーツキャップ。通気性がよく夏場には熱中症防止にもなるため、日常的に使える。
部品: タオル
虎の球団の名前が大きく入ったタオル。首にかけるのがメジャー。手水後に手を拭いたり、参拝でかいた汗を拭いたりと意外に便利。
部品: 常駐警備員
大神宮ではお賽銭や寄付など、多額のお金を扱うことがあるため、防犯の都合上警備員が常駐している。警備体制は通常3-4人程度が常に大神宮にいるよう、8時間勤務3交代制のシフトで20人程度の人員が持ち回りで担当している。年末年始や行事などで参拝客の増加が予想される場合など人が足りない場合は契約している警備会社から増員が送られてくる。
部品: 警備会社との契約
国で認可されている警備会社と契約し、そこから警備員が派遣されてくる。非常時には政府や警備会社と即座に連絡をとり、連携して対応を行う。
提出書式
大部品: 蛇神大神宮(T20版) RD:62 評価値:10
-部品: 騎士:植田康樹(T20設定国民)
-大部品: 蛇神大神宮 RD:61 評価値:10
--部品: 概要
--部品: 立地
--大部品: 蛇神様と蒼梧藩国の関わり RD:6 評価値:4
---部品: 盆ダンスと蛇神様
---部品: 砂漠の社
---部品: 平林藩王の懺悔
---部品: 少女と蛇神様
---部品: 社の移築
---部品: 華佗の滞在
--大部品: 由緒 RD:17 評価値:6
---部品: 藩王の発願
---部品: 国民の熱望
---部品: 土地の寄進
---部品: 初期の教団
---部品: 気持ちで建てる
---部品: 廃材集め
---部品: 間伐材の利用
---部品: 竹の利用法の考案
---部品: 他国からの喜捨
---部品: 蒼僑の気持ち
---部品: 職人達の努力
---部品: 建設現場の賑わい
---部品: 新たな町
---部品: 門前町の整備
---部品: 門前町に住む人々の暮らし
---部品: 大神宮の完成
---部品: 作法形成の流れ
--大部品: 構造 RD:23 評価値:7
---大部品: 阿吽の蛇神像 RD:4 評価値:3
----部品: 阿吽の蛇神像とは
----部品: 躍動感のある彫刻
----大部品: 阿吽像の形 RD:2 評価値:1
-----部品: バンザイポーズ(阿像)
-----部品: ガックシポーズ(吽像)
---大部品: 参道 RD:4 評価値:3
----部品: 石畳の道
----部品: 参道横のあじさい
----部品: 池の睡蓮
----部品: 参道横の池
---大部品: 主殿 RD:5 評価値:3
----部品: 本殿
----部品: 拝殿
----部品: 外観
----大部品: 主殿の建材 RD:2 評価値:1
-----部品: 骨組みと外壁
-----部品: 瓦
---部品: 職員住居
---大部品: 泉とその周辺設備 RD:4 評価値:3
----部品: 注意書きの看板
----部品: 循環システム
----部品: 手水場
----部品: きれいな泉
---大部品: 娯楽施設 RD:2 評価値:1
----部品: バッティングセンター
----部品: 的当てピッチングゲーム
---部品: 授与所
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---部品: 宮司
---部品: 巫女
---部品: 宮大工
---部品: 彫刻家
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---大部品: 参拝作法 RD:3 評価値:2
----部品: 手水
----部品: 六甲颪
----部品: 大阪締め(手締め)
---大部品: 参拝時の正装 RD:4 評価値:3
----部品: 靴
----部品: 服
----部品: キャップ
----部品: タオル
--大部品: 警備体制 RD:2 評価値:1
---部品: 常駐警備員
---部品: 警備会社との契約
部品: 騎士:植田康樹(T20設定国民)
蒼梧蛇神教団をその辣腕と猛虎魂でまとめあげる長であり、現在の大宮司として蛇神大神殿を任されている人物。少し厳しい部分はあるもののその誠実さから人々に慕われている。
部品: 概要
「蛇のおっちゃん」こと蛇神様をまつっている神社。雰囲気は静謐というよりは賑やかで、その賑やかさに元気を貰って自然と笑顔になれるような場所である。そのため、憩いの場として、悩みを抱えた時に来る場所として、よく利用されている。
部品: 立地
蛇神大神宮は湯城の東の郊外、湯城の温泉街から車で5分、徒歩で15分程の距離に存在する。温泉街から直通の送迎エアバイクが出ており、温泉と大神宮は蒼梧藩国の観光スポットとして人気を集めている。
部品: 盆ダンスと蛇神様
蒼梧藩国の建国より間もない頃、盆ダンスの加熱により、国内で死者が多く出たことがございました。伝承では、蛇神さまの化身が共和国ナニワアームズ商藩国より現れ、熱狂を鎮めてくださったと伝わります。
部品: 砂漠の社
また、その後も蒼梧藩国では貧富の差が拡大し、教育からこぼれ落ち、危険な技術である「飲む服」を拒絶した国民が、水没した首都天啓府を逃れ砂漠に住むという事態に至りました。当藩国における蛇神さまの社は、砂漠に住む民が最初に建てたと言われています。
部品: 平林藩王の懺悔
度重なる失政に、平林藩王は懺悔の念を抱き、砂漠の民の生活を実地に見て藩国再建に活かそうと考えました。そして、砂漠の地で蛇神さまの社にも参拝し、境内を清めて深く懺悔しました。この時、蛇神さまは姿を現し、藩王にアドバイスをしたとも言われます。
部品: 少女と蛇神様
蛇神さまは、国民の前にも姿を見現すことがあったと伝わります。蓮花と呼ばれる砂漠の民の少女は、貧困と対立を招いた平林藩王を恨んでいました。蛇神さまは彼女に対し、戦犯を処刑しても優勝はできない、応援しようと言ったとされています。当藩国における応援の文化はここからはじまったとも言われています。
部品: 社の移築
砂漠の社は、王犬を擁して平林藩王と対立した上帝派により、再開発されテニスコートになる計画が持ち上がりました。その際、先手を打って湯城に移築を行なったのが、羽黒でした。移築された社は今も湯城にあり、蛇神大神宮の本社となっています。
部品: 華佗の滞在
湯城の蛇神さまの社は、小さいながらもいつも掃除が行き届いた快適なものだったようです。その頃当藩国を訪れた華佗と名乗るダンディな名医は、湯城にて稠の心づくしの饗応を受け、社を仮の宿として、時に世界の危機までも救ったと言われています。
部品: 藩王の発願
蛇神さまからのアドバイスに深く感じ入ることがあった蒼梧藩国の平林藩王は、かつての小さな祠よりも社を立派にしたいと考えるようになったといいます。これが発願とも言われますが、内戦の最中で、藩王だけではとても大神宮を作ることはできませんでした。
部品: 国民の熱望
国民たちも、湯城の社だけでなく、蛇神さまに参拝できる場所を求めていました。しかし、当時は国民たちもその大半が貧しく、彼らの力だけでも大神宮を作ることは難しかったのです。
部品: 土地の寄進
大神宮の造営にまず必要なものに、土地がありました。当時の臨時首都・湯城は避難民たちで溢れており、土地がありませんでした。しかし、人口そのものが少なかったため、逆に郊外の土地は余っていました。藩王は摂政以下の積極的賛成を得て、まずは湯城の東の郊外にあった国有地を寄進することにしました。
部品: 初期の教団
土地を寄進されたのは、当時まだ信者の小さな集まりから発展したばかりの蒼梧蛇神教団でした。そのまとめ役である、のちの初代大宮司は、教団の組織化を進めながら、政府とともに大神宮の造営計画を進めていきました。
部品: 気持ちで建てる
土地があっても、資材や資金、そしてそれを形にする人がいなくては大神宮は造営できません。初代大宮司は、高価な資材を集めるのでなく、企業や信者から、生活を保った上でできる範囲の喜捨を集めて造営を進めることを政府と話し合いました。
部品: 廃材集め
建材として必要なものとして、まずは木材がありました。原生林には手をつけず、貯木場にあったよい木材は心材として最低限だけ用いることにしました。そして、使えそうな廃材を集めることも行われました。しかしそれではまだまだ不足していました。
部品: 間伐材の利用
建材不足を聞いた、弧竹にいたとある人物が竹を使うことを思いつきました。竹林の管理に必要な間伐材が余っていたのです。これらを工夫して建材として利用することになりました。
部品: 竹の利用法の考案
竹の利用法については、昌徳で陶芸を営む人々が手元に残していた、大量の粘土によって解決されました。つまり、粘土と竹で丈夫な土壁を作ることになったのです。
部品: 他国からの喜捨
教団の者たちは喜捨を募っていましたが、なかなか捗りませんでした。しかし、内戦を避けて国外に出た国民(蒼僑と呼ばれる、成功したものも多かった)から、かなりの額が届けられました。
部品: 蒼僑の気持ち
彼らは藩国復興の精神的シンボルとして、大神宮に期待していました。また、内戦で荒廃していても心の故郷。いつかは蒼梧藩国に帰りたい、という気持ちも持っていたのです。多くの喜捨を得て、造営が始まりました。
部品: 職人達の努力
資材が寄進され、さらに浄財が集まったことで、内戦で職を失っていた人々に、働く場所ができました。宮大工や左官、彫刻家などが競って腕を振るい、一級の資材といえないものを使って、心のこもった仕事をしていきました。
部品: 建設現場の賑わい
湯城の郊外で大工事が始まったことで、そこで働くものたちを対象にした商人たちも集まり、藩国経済への刺激ともなりました。避難民たちのなかにもこの現場で仕事と収入を得て、生活の安定を獲得するものがかなりいたのです。
部品: 新たな町
大神宮建設現場は、さながら1つの街の様相を呈してきました。それを見た摂政の戸田は現地に入り、治安や衛生に気を配りながら門前町の形成を見守りました。平林藩王もしばしば訪れたそうです。
部品: 門前町の整備
門前町では、大神宮完成後をにらみ、戸田と大宮司が産業構造の形成にも力を入れました。参拝者のための宿の整備、町を守るための防衛計画、大神宮完成後の職人たちの仕事確保としてのお土産産業、巫女や接客業への女性雇用など。
部品: 門前町に住む人々の暮らし
こうして安定的に大神宮造営と門前町整備が進む中、内戦中にもかかわらず、ここで暮らす民は、朝な夕なに本殿や塔、そしておっちゃん像のできあがっていくさまを見て心安らかに暮らすことができました。
部品: 大神宮の完成
そうしてついに、大神宮が完成しました。それに合わせ、改めて藩王が参拝を行いました。藩王は先立って湯城の社にも参拝しましたが、おっちゃんは「あんまり豪勢でも落ち着かんのやけど、たこ焼きの屋台出とるらしいし食いに行くわ」と言ったとも伝わります。
部品: 作法形成の流れ
こうして参拝をした藩王の格好や動きを国民たちが真似ていくうちにそれが明文化されて形成されたのが蛇神神社参拝作法だといいます。とはいえこの方式に外れる参拝をするものも多く、おっちゃんも気にしていないとの噂があります。
部品: 阿吽の蛇神像とは
どこかから伝わった金剛力士像というものを参考に作られたとされる対の像。阿は口を開いて最初に出す音であり、万物の最初を指し示すとされ、吽は口を閉じて最後に出す音であり、万物の終わりを指し示すとされる。
部品: 躍動感のある彫刻
大きな岩一つから削りだして作りだされており、まさしく達人の技。近くで見ているとまるで動き出しそうな程の躍動感と迫力のある彫刻家の力作
部品: バンザイポーズ(阿像)
「バンザーイ!って手無いけど!」というお決まりのネタをやるときのいい顔をここぞとばかりに再現した姿。阿なので口は開いている。丁寧に中の舌もペイントされている。
部品: ガックシポーズ(吽像)
下を向き口を悔しげに引いているおっちゃんの姿。勝ちの姿と合わせてみると紅白戦の様子にも見えるという。雨上がりには涙をこぼす姿が印象的で写真が反響を呼んだ。
部品: 石畳の道
石畳が敷き詰められた参道。花やいずみによって涼やかな印象を受ける。ここを歩くところから参拝は始まっているのだ。
部品: 参道横のあじさい
初夏の風物詩。土の性質で色が変わるが参道の場合くっきり左右で分かれて青系と赤系になるためまとめて写真に収める人もいる。境界線は子供たちの自由研究の格好のネタ。
部品: 池の睡蓮
参道途中の池に咲く睡蓮。数は多くないがだからこそ一つの情景として写真一枚に収まるため、咲くころには撮影順番待ちの列ができる。整理券は規定の時間からでないと発行されない。
部品: 参道横の池
池のその透き通った水は加護により周囲の植物を健全に育む。拝殿側にも一部引き込まれており、煮沸すれば人間が飲めるので食堂で人体に影響がないよう十分に煮沸を行って使われる。
部品: 本殿
本殿はご神体を安置する建築物であるが、当大神宮のご神体はおっちゃん自身である。そのため中は普通の民家のようになっている。
部品: 拝殿
一般の参拝客はたいていここでお参りをする。拝殿の遥か先には本社に当たる湯城の社が位置するように作られており、要するに遙拝殿も兼ねているというわけである。
部品: 外観
遠くからでも見える大規模な施設。黄色と黒の外観が特徴的で強烈な存在感を持つが、なぜか安心感もある。その存在と外観から町の中心的シンボルとなっており、人々の心のよりどころとしても機能している。
部品: 骨組みと外壁
木材は、貯木場にあった良い木材を最低限の芯材に使用。(原生林の木は使用しない)。廃材と弧竹の竹を加工して、骨組みとして組み立てる。また昌徳の粘土を加工することで丈夫な土壁を作る。
部品: 瓦
昌徳に伝わる「陶器瓦」と呼ばれる、ガラス質の釉薬をかけて焼いた方法。強度を高く保てること、釉薬により多彩な色を生み出せることでいろいろな用途に利用できる。
部品: 職員住居
蛇神大神宮で働く職員達が生活するための場所、古めかしい見た目とは裏腹に、電気・ガス・水道等のインフラは通っており、トイレも職員用食堂も完備されている。
部品: 注意書きの看板
丸岩で囲まれた泉の周りには。注意喚起のため、「泉に飛び込んではいけません」や「みんなで守ろうきれいな泉」といった看板が立てられている。
部品: 循環システム
基本的に浄化処理を行った湧き水。手水場や食堂にも繋がっているため泉については一部水を循環させている。定期的に掃除が入り、コケや汚れをきれいに取り除いている。
部品: 手水場
参拝作法である手水を行うための場所。ここで外界の穢れを落とし、清らかな気持ちで参拝に望んでもらう。定期的に清掃・点検が行われている。
部品: きれいな泉
湧き水が源泉となっている泉、綺麗であるためそのまま飲んでも健康には影響は無いが、安全のため、直接飲むのは禁止されている。
部品: バッティングセンター
未来のバッターを育てるための機械式ピッチングマシーンを速度に合わせて数機用意している。サイズ別に防具を貸し出しキャッチングの練習を行うこともできる。
部品: 的当てピッチングゲーム
離れた的にボールをぶつけて穴を空けるゲーム。3×3のパネルが用意されており、中央と周囲のフレームで支えているため、意外と弾かれることも多い。
部品: 授与所
各種祈願・おまつりごとのお札やお守りなどの授与品をお渡しするところ。蛇神大神宮では通常のお守りやお札などの品の他にユニフォーム、バット、シューズといった虎の球団のゆかりの品や、メガホン、虎の球団仕様のタオル、六甲颪の特製歌詞カードなどの応援グッズも置いている。
部品: 食堂
蒼梧の海の幸を使った焼きそばや、蒼梧バナナを使ったチョコバナナなど蒼梧藩国の食材を使ったメニューを豊富に取り揃えている。食堂は全て一般のレストランや食品店と同じ基準を守って運営されているため、安心して食事を楽しむことが出来る。
部品: 参拝客用トイレ
年末年始などの混雑時でも過不足なく使える数のトイレが用意されている。防犯のため、警備員が利用したり、巡回を行ったりしている。
部品: 宮司
蛇神大神殿に仕える宮司達のことであり、大宮司、平宮司、見習い宮司に分かれている。日々男性にしか出来ない神事に邁進し、阪神の試合では応援団を兼任している。
部品: 巫女
蛇神大神殿に仕える巫女さん。普段は本殿の清掃や売店に入り、お守りや破魔矢などを扱っている。試合になると応援団の隣でチアガールをやっている姿も見られ、彼女らのファンも居るらしい・・・。巫女長をリーダーとして平巫女や見習い巫女がいる。
部品: 宮大工
蛇神大神宮の増築、改修、修理、点検などを行う人々。建立当時の技術や記録を紙媒体や口承によって連綿と引き継いでいる。
部品: 彫刻家
阿吽像の修理・点検や新しい像の作成などを受け持つ人々。授与所に小さな蛇神様の像なども納品していることもある。
部品: 手水
禊を簡略化した儀式。左手、右手、口、左手、柄杓の柄の順に清める。蛇神様への敬意を持ってしっかりやるのが大事。終わったらタオルで手を拭きましょう。
部品: 六甲颪
虎の球団の応援歌。最古の球団歌とされる。蛇神様への信仰心を持って元気よく歌い上げるのが大事。人が多いときは合唱になることもある。
部品: 大阪締め(手締め)
参拝が無事に終わったことを祝って、掛け声とともにリズムに合わせて打つ手拍子。「パンパン パンパン パパン パン」のリズム。周りに人がいれば揃えて行う。
部品: 靴
黄色に黒の柄の入った運動用シューズ。子供たちなどは自分の靴に虎柄や好きな選手の背番号などを書き込んでいる。
部品: 服
縦縞の虎柄のユニフォーム。年度によってデザインが異なるものが出ており、背番号と合わせ何を着ているかで好きな選手がすぐに分かる。
部品: キャップ
正面に虎の球団のロゴマークが入ったスポーツキャップ。通気性がよく夏場には熱中症防止にもなるため、日常的に使える。
部品: タオル
虎の球団の名前が大きく入ったタオル。首にかけるのがメジャー。手水後に手を拭いたり、参拝でかいた汗を拭いたりと意外に便利。
部品: 常駐警備員
大神宮ではお賽銭や寄付など、多額のお金を扱うことがあるため、防犯の都合上警備員が常駐している。警備体制は通常3-4人程度が常に大神宮にいるよう、8時間勤務3交代制のシフトで20人程度の人員が持ち回りで担当している。年末年始や行事などで参拝客の増加が予想される場合など人が足りない場合は契約している警備会社から増員が送られてくる。
部品: 警備会社との契約
国で認可されている警備会社と契約し、そこから警備員が派遣されてくる。非常時には政府や警備会社と即座に連絡をとり、連携して対応を行う。
インポート用定義データ
[
{
"title": "蛇神大神宮(T20版)",
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{
"title": "騎士:植田康樹(T20設定国民)",
"description": "蒼梧蛇神教団をその辣腕と猛虎魂でまとめあげる長であり、現在の大宮司として蛇神大神殿を任されている人物。少し厳しい部分はあるもののその誠実さから人々に慕われている。",
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},
{
"title": "蛇神大神宮",
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{
"title": "概要",
"description": "「蛇のおっちゃん」こと蛇神様をまつっている神社。雰囲気は静謐というよりは賑やかで、その賑やかさに元気を貰って自然と笑顔になれるような場所である。そのため、憩いの場として、悩みを抱えた時に来る場所として、よく利用されている。",
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},
{
"title": "立地",
"description": "蛇神大神宮は湯城の東の郊外、湯城の温泉街から車で5分、徒歩で15分程の距離に存在する。温泉街から直通の送迎エアバイクが出ており、温泉と大神宮は蒼梧藩国の観光スポットとして人気を集めている。",
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{
"title": "蛇神様と蒼梧藩国の関わり",
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{
"title": "盆ダンスと蛇神様",
"description": "蒼梧藩国の建国より間もない頃、盆ダンスの加熱により、国内で死者が多く出たことがございました。伝承では、蛇神さまの化身が共和国ナニワアームズ商藩国より現れ、熱狂を鎮めてくださったと伝わります。 ",
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{
"title": "砂漠の社",
"description": "また、その後も蒼梧藩国では貧富の差が拡大し、教育からこぼれ落ち、危険な技術である「飲む服」を拒絶した国民が、水没した首都天啓府を逃れ砂漠に住むという事態に至りました。当藩国における蛇神さまの社は、砂漠に住む民が最初に建てたと言われています。",
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"title": "平林藩王の懺悔",
"description": "度重なる失政に、平林藩王は懺悔の念を抱き、砂漠の民の生活を実地に見て藩国再建に活かそうと考えました。そして、砂漠の地で蛇神さまの社にも参拝し、境内を清めて深く懺悔しました。この時、蛇神さまは姿を現し、藩王にアドバイスをしたとも言われます。 ",
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{
"title": "少女と蛇神様",
"description": "蛇神さまは、国民の前にも姿を見現すことがあったと伝わります。蓮花と呼ばれる砂漠の民の少女は、貧困と対立を招いた平林藩王を恨んでいました。蛇神さまは彼女に対し、戦犯を処刑しても優勝はできない、応援しようと言ったとされています。当藩国における応援の文化はここからはじまったとも言われています。 ",
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"title": "社の移築",
"description": "砂漠の社は、王犬を擁して平林藩王と対立した上帝派により、再開発されテニスコートになる計画が持ち上がりました。その際、先手を打って湯城に移築を行なったのが、羽黒でした。移築された社は今も湯城にあり、蛇神大神宮の本社となっています。",
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"title": "華佗の滞在",
"description": "湯城の蛇神さまの社は、小さいながらもいつも掃除が行き届いた快適なものだったようです。その頃当藩国を訪れた華佗と名乗るダンディな名医は、湯城にて稠の心づくしの饗応を受け、社を仮の宿として、時に世界の危機までも救ったと言われています。",
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"title": "由緒",
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{
"title": "藩王の発願",
"description": "蛇神さまからのアドバイスに深く感じ入ることがあった蒼梧藩国の平林藩王は、かつての小さな祠よりも社を立派にしたいと考えるようになったといいます。これが発願とも言われますが、内戦の最中で、藩王だけではとても大神宮を作ることはできませんでした。",
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},
{
"title": "国民の熱望",
"description": "国民たちも、湯城の社だけでなく、蛇神さまに参拝できる場所を求めていました。しかし、当時は国民たちもその大半が貧しく、彼らの力だけでも大神宮を作ることは難しかったのです。",
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{
"title": "土地の寄進",
"description": "大神宮の造営にまず必要なものに、土地がありました。当時の臨時首都・湯城は避難民たちで溢れており、土地がありませんでした。しかし、人口そのものが少なかったため、逆に郊外の土地は余っていました。藩王は摂政以下の積極的賛成を得て、まずは湯城の東の郊外にあった国有地を寄進することにしました。",
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},
{
"title": "初期の教団",
"description": "土地を寄進されたのは、当時まだ信者の小さな集まりから発展したばかりの蒼梧蛇神教団でした。そのまとめ役である、のちの初代大宮司は、教団の組織化を進めながら、政府とともに大神宮の造営計画を進めていきました。",
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},
{
"title": "気持ちで建てる",
"description": "土地があっても、資材や資金、そしてそれを形にする人がいなくては大神宮は造営できません。初代大宮司は、高価な資材を集めるのでなく、企業や信者から、生活を保った上でできる範囲の喜捨を集めて造営を進めることを政府と話し合いました。",
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{
"title": "廃材集め",
"description": "建材として必要なものとして、まずは木材がありました。原生林には手をつけず、貯木場にあったよい木材は心材として最低限だけ用いることにしました。そして、使えそうな廃材を集めることも行われました。しかしそれではまだまだ不足していました。",
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{
"title": "間伐材の利用",
"description": "建材不足を聞いた、弧竹にいたとある人物が竹を使うことを思いつきました。竹林の管理に必要な間伐材が余っていたのです。これらを工夫して建材として利用することになりました。",
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{
"title": "竹の利用法の考案",
"description": "竹の利用法については、昌徳で陶芸を営む人々が手元に残していた、大量の粘土によって解決されました。つまり、粘土と竹で丈夫な土壁を作ることになったのです。",
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{
"title": "他国からの喜捨",
"description": "教団の者たちは喜捨を募っていましたが、なかなか捗りませんでした。しかし、内戦を避けて国外に出た国民(蒼僑と呼ばれる、成功したものも多かった)から、かなりの額が届けられました。",
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},
{
"title": "蒼僑の気持ち",
"description": "彼らは藩国復興の精神的シンボルとして、大神宮に期待していました。また、内戦で荒廃していても心の故郷。いつかは蒼梧藩国に帰りたい、という気持ちも持っていたのです。多くの喜捨を得て、造営が始まりました。",
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},
{
"title": "職人達の努力",
"description": "資材が寄進され、さらに浄財が集まったことで、内戦で職を失っていた人々に、働く場所ができました。宮大工や左官、彫刻家などが競って腕を振るい、一級の資材といえないものを使って、心のこもった仕事をしていきました。",
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},
{
"title": "建設現場の賑わい",
"description": "湯城の郊外で大工事が始まったことで、そこで働くものたちを対象にした商人たちも集まり、藩国経済への刺激ともなりました。避難民たちのなかにもこの現場で仕事と収入を得て、生活の安定を獲得するものがかなりいたのです。",
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},
{
"title": "新たな町",
"description": "大神宮建設現場は、さながら1つの街の様相を呈してきました。それを見た摂政の戸田は現地に入り、治安や衛生に気を配りながら門前町の形成を見守りました。平林藩王もしばしば訪れたそうです。",
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},
{
"title": "門前町の整備",
"description": "門前町では、大神宮完成後をにらみ、戸田と大宮司が産業構造の形成にも力を入れました。参拝者のための宿の整備、町を守るための防衛計画、大神宮完成後の職人たちの仕事確保としてのお土産産業、巫女や接客業への女性雇用など。",
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},
{
"title": "門前町に住む人々の暮らし",
"description": "こうして安定的に大神宮造営と門前町整備が進む中、内戦中にもかかわらず、ここで暮らす民は、朝な夕なに本殿や塔、そしておっちゃん像のできあがっていくさまを見て心安らかに暮らすことができました。",
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},
{
"title": "大神宮の完成",
"description": "そうしてついに、大神宮が完成しました。それに合わせ、改めて藩王が参拝を行いました。藩王は先立って湯城の社にも参拝しましたが、おっちゃんは「あんまり豪勢でも落ち着かんのやけど、たこ焼きの屋台出とるらしいし食いに行くわ」と言ったとも伝わります。",
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},
{
"title": "作法形成の流れ",
"description": "こうして参拝をした藩王の格好や動きを国民たちが真似ていくうちにそれが明文化されて形成されたのが蛇神神社参拝作法だといいます。とはいえこの方式に外れる参拝をするものも多く、おっちゃんも気にしていないとの噂があります。",
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{
"title": "構造",
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{
"title": "阿吽の蛇神像",
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{
"title": "阿吽の蛇神像とは",
"description": "どこかから伝わった金剛力士像というものを参考に作られたとされる対の像。阿は口を開いて最初に出す音であり、万物の最初を指し示すとされ、吽は口を閉じて最後に出す音であり、万物の終わりを指し示すとされる。",
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},
{
"title": "躍動感のある彫刻",
"description": "大きな岩一つから削りだして作りだされており、まさしく達人の技。近くで見ているとまるで動き出しそうな程の躍動感と迫力のある彫刻家の力作",
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{
"title": "阿吽像の形",
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"title": "バンザイポーズ(阿像)",
"description": "「バンザーイ!って手無いけど!」というお決まりのネタをやるときのいい顔をここぞとばかりに再現した姿。阿なので口は開いている。丁寧に中の舌もペイントされている。",
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},
{
"title": "ガックシポーズ(吽像)",
"description": "下を向き口を悔しげに引いているおっちゃんの姿。勝ちの姿と合わせてみると紅白戦の様子にも見えるという。雨上がりには涙をこぼす姿が印象的で写真が反響を呼んだ。",
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{
"title": "参道",
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{
"title": "石畳の道",
"description": "石畳が敷き詰められた参道。花やいずみによって涼やかな印象を受ける。ここを歩くところから参拝は始まっているのだ。",
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{
"title": "参道横のあじさい",
"description": "初夏の風物詩。土の性質で色が変わるが参道の場合くっきり左右で分かれて青系と赤系になるためまとめて写真に収める人もいる。境界線は子供たちの自由研究の格好のネタ。",
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},
{
"title": "池の睡蓮",
"description": "参道途中の池に咲く睡蓮。数は多くないがだからこそ一つの情景として写真一枚に収まるため、咲くころには撮影順番待ちの列ができる。整理券は規定の時間からでないと発行されない。",
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},
{
"title": "参道横の池",
"description": "池のその透き通った水は加護により周囲の植物を健全に育む。拝殿側にも一部引き込まれており、煮沸すれば人間が飲めるので食堂で人体に影響がないよう十分に煮沸を行って使われる。",
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{
"title": "主殿",
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{
"title": "本殿",
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"title": "拝殿",
"description": "一般の参拝客はたいていここでお参りをする。拝殿の遥か先には本社に当たる湯城の社が位置するように作られており、要するに遙拝殿も兼ねているというわけである。",
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{
"title": "外観",
"description": "遠くからでも見える大規模な施設。黄色と黒の外観が特徴的で強烈な存在感を持つが、なぜか安心感もある。その存在と外観から町の中心的シンボルとなっており、人々の心のよりどころとしても機能している。",
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"title": "主殿の建材",
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"title": "骨組みと外壁",
"description": "木材は、貯木場にあった良い木材を最低限の芯材に使用。(原生林の木は使用しない)。廃材と弧竹の竹を加工して、骨組みとして組み立てる。また昌徳の粘土を加工することで丈夫な土壁を作る。",
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"title": "瓦",
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"title": "泉とその周辺設備",
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"title": "循環システム",
"description": "基本的に浄化処理を行った湧き水。手水場や食堂にも繋がっているため泉については一部水を循環させている。定期的に掃除が入り、コケや汚れをきれいに取り除いている。",
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"title": "手水場",
"description": "参拝作法である手水を行うための場所。ここで外界の穢れを落とし、清らかな気持ちで参拝に望んでもらう。定期的に清掃・点検が行われている。",
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"title": "きれいな泉",
"description": "湧き水が源泉となっている泉、綺麗であるためそのまま飲んでも健康には影響は無いが、安全のため、直接飲むのは禁止されている。",
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"title": "授与所",
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最終更新:2017年09月01日 22:12