蛇神の魔法設定追加・補強部品

全体に対する前提

部品: 蛇神僧兵の信仰と魔法
心身を健全に鍛え、蛇のおっちゃんこと蛇神さまを信仰し、盟約を結んでお願いすることで運用を代行してもらい、蛇神さまに関する魔法を使用することが可能になる。なお蛇神さまは晩秋から冬眠に入るため、冬の間は魔法を使用することができなくなる。

部品: 蒼梧藩国版蛇神の盟約魔法の共通式(A式)
肉体強化、指弾、浄化などの能力は蛇神との盟約魔法にあたる。力を使用する際には魔力の込められた胴着を纏って蛇神さまに祈りをささげ、助力を求める必要がある。(A式)盟約魔法を使用するということは、盟約を結んだ対象に情報が流れるということ、魔法使用者が直面している事象に盟約対象を関わらせるということであるため、お願いする立場であること、濫用しないよう注意が必要であることを十分に理解しなければならない。

蛇神の指弾魔法 使い方と制限・代償は肉体負荷
部品: 指弾の基本形(T22)
魔力の込められた胴着を纏って蛇神さまに祈りをささげる共通式(A式)を行った後、目の前の出来事に的確なるツッコミを入れる力が授けられるよう願い(B式)、自分の正面にいる相手に向かって玉の形に圧縮した空気を撃ちだす。その際には独特の音がする。空気であるため視認はほぼ不可能であり、最小のモーションで繰り出されるため、避けるのは困難。
蛇神さまの性質をよく理解した者が、心底ツッコミを入れたいと思ったときにしか使用できないため、濫用は不可能。また、使用者の肉体には負荷がかかり、連続使用は使用者の指が損傷する危険もあるため、ツッコミどころが多すぎるような場合であっても、慎重な使用が必要とされる。

蛇神の肉体強化魔法 日々のトレーニング自体が代償
部品: 体力増強(T22)

基礎体力、筋力、持久力の上昇。魔力の込められた胴着を纏って蛇神さまに祈りをささげる共通式(A式)を行った後、自分の肉体が健康的に鍛え上げられることを願い(B式)、トレーニングを行う。それにより、見せるための筋肉ではなく使うための筋肉を身に着ける。この間法において魔力が働くのは少しの後押し程度、トレーニングがより身になりやすいという程度のもので、負荷の大部分は使用者の肉体にかかっている。なお、効率のよいトレーニングのため、1日鍛えたら2日休むというサイクルが推奨されている。無論、トレーニングのしすぎは逆効果であり、健全でない過剰な筋肉は蛇のおっちゃんも戒めている。


部品:鍛えた肉体
肉体強化魔法が実際に使用され、魔法としての効果を発揮するのは筋力トレーニングの補助としてである。そのため、魔法そのものが使えない冬の間であっても、結果として得られた筋肉や、肉体と共に鍛えられた精神は自分自身の力であり、当然有効に使うことができる。もちろん、冬の間も魔法が使えないからといってトレーニングを怠らないことも大切である。重ねてきた努力の結果は、こと肉体という分野においては決して裏切らない。


アンデッド浄化能力 代償は集中力
部品: 不自然な存在の浄化

蛇神の加護による能力。魔力の込められた胴着を纏って蛇神さまに祈りをささげる共通式(A式)を行った後、この世にありえざる存在、本来生命として存在し得ないものなどを健全化するよう願うことで(B式)、対象を浄化し、送還することが出来る。蛇神の判断を元に、存在として不自然であり、歪で在るほど強く効力を発揮する。
神にお伺いを立てて対象を浄化するという形式で行うため、日ごろから熱心に蛇神さまに祈りをささげ、健全なトレーニングを行い、強固な精神力を持つ者でなければ願いを届けることはできず、また高い集中力も必要とされる。能力を使用したあとは物事に集中できなくなる。これは魔力を含む温水でみそぎを行うことで回復することができる。


水質浄化能力 代償は疲労、条件は蛇神さまからの直接許可
部品: 水の浄化

水を人体の健康を害さない程度の清浄な水にまで浄化する能力。魔力の込められた胴着を纏って蛇神さまに祈りをささげる共通式(A式)を行った後、目の前の水が健全化されるよう水に願いを送る(B式)。かつては行使に5人必要であったが、長い内戦や、避難民の援助などを行っていた際に、強化の必要性を感じ、蛇神さまの許可さえ下りれば1人でも行使できるようになった。ただし、5人で負担を分担していた頃に比べ体力の消費が大きいため、1人では1日辺り10Lの浄化が限度でそれ以上使おうとしても休んで体力が回復するまでは使えなくなってしまう。
蛇神さまからの直接の許可を必要とするため、能力を身に着けていても、実際に使用できる者は限られる。


治癒能力 代償は自分の生命力 上限を設定
部品: 再生の踊り

蛇神が司ると言われている再生の力。魔力の込められた胴着を纏って蛇神さまに祈りをささげる共通式(A式)を行った後、対象の健康を願いながら力強い踊りを踊る(B式)。これにより目の前の相手に力を分け与え、傷や疲労の自然治癒力を少し高め、代謝を向上させることにより毒などの回復も早くする。自らの生命力を分け与える能力であるため、使いすぎると自らの体力や生命力が低下して危険。これを防ぐため、対象者を救いたいという強い祈りがなくては発動できず、使用者の踊りに力強さが感じられなくなると、それ以上分け与えることはできなくなる。

使い魔生成 代償は祈りとボンダンスの奉納
部品: 蛇の使い魔の生成(T22)

蛇神の加護による特殊能力。魔力の込められた胴着を纏って蛇神さまに祈りをささげる共通式(A式)を行った後、蛇神さまの使いを授けてくださるよう願いながら力を込める(B式)ことで、手に持てる大きさの長いもの一つを一時的に蛇の使い魔へと変化させ使役することが出来る。同時に使役できるのは1人につき1体のみ。元となったものの形状や格によって生成される使い魔の性能には差があり、神木に巻きついていた注連縄などを元にすると、忠誠心も能力も高い個体が生まれる。
使い魔を得た後は、可能であれば蛇神大神宮か湯城の蛇神神社、難しい場合は付近の蛇神神社にて、お礼のお参りを行い、力強い奉納ボンダンスを踊る。奉納の時間は使い魔の強さや使役時間により変動する。奉納を実行しなかった者は蛇神さまとのつながりが弱まり、その後魔法が使えなくなる場合もある。また、注連縄などをお借りした場合は当然その神木などにもお礼をせねばならない。一般には祈りを込めた新たな注連縄を作って捧げる。

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最終更新:2017年12月14日 23:19