大平蔵人(T22)

部品構造


  • 大部品: 大平蔵人(T22) RD:190 評価値:12
    • 大部品: 来歴(T22) RD:2 評価値:2
      • 部品: 風来坊
      • 部品: 蒼梧藩国での経歴(T22)
    • 大部品: 大平流斥侯術 RD:20 評価値:7
      • 大部品: 斥侯の概要 RD:3 評価値:3
        • 部品: 斥侯技術の習得
        • 部品: 斥侯の3要素
        • 部品: 必ず情報を届ける
      • 大部品: 通常偵察 RD:4 評価値:3
        • 部品: 地形探査
        • 部品: 捜索
        • 部品: 索敵
        • 部品: 監視
      • 大部品: 強行偵察 RD:4 評価値:3
        • 部品: 強行偵察の目的
        • 部品: 強行偵察の手段
        • 部品: 強行偵察の効果
        • 部品: 強行偵察の副次効果
      • 大部品: 追跡 RD:4 評価値:3
        • 部品: 追跡とは
        • 部品: 追跡の目的
        • 部品: 追跡を悟らせない工夫
        • 部品: 追跡の副次効果
      • 大部品: 斥候に役立つその他の技術 RD:5 評価値:4
        • 部品: 夜目
        • 部品: 方向感覚
        • 部品: 聞き耳
        • 部品: 読唇術
        • 部品: カモフラージュ
    • 大部品: 外見的特徴 RD:4 評価値:3
      • 部品: サングラス
      • 部品: 傷跡
      • 部品: 容姿
      • 部品: 服装
    • 大部品: 内面的特徴 RD:3 評価値:3
      • 部品: やるときはやる男
      • 部品: 嗜好品
      • 部品: 皮肉屋
    • 大部品: 博学多識 RD:6 評価値:4
      • 部品: 器用貧乏
      • 部品: 軍と政
      • 部品: 作戦指揮
      • 部品: アドリブ
      • 部品: 三方よし
      • 部品: 口八丁手八丁
    • 大部品: CQC RD:9 評価値:5
      • 部品: 軍隊式の近接戦闘術
      • 大部品: 勝つための知識 RD:2 評価値:2
        • 部品: 人体構造の把握
        • 部品: 行動予測
      • 大部品: 攻撃方法 RD:3 評価値:3
        • 部品: 力の使い方
        • 部品: 体の使い方
        • 部品: 卑怯上等
      • 大部品: ダメージ軽減 RD:2 評価値:2
        • 部品: 受け流し
        • 部品: 受け身
      • 部品: CQCを学ぶには
    • 大部品: コンバットシューティング RD:8 評価値:5
      • 部品: 概要
      • 大部品: 射撃の基本 RD:5 評価値:4
        • 部品: ホールディングとトリガープル
        • 部品: 照準
        • 部品: ダブルタップ
        • 部品: 弾倉交換と予備
        • 部品: 日々の手入れ
      • 部品: ポジショニング
      • 部品: ツーマンセル
    • 大部品: 愛用の拳銃 RD:9 評価値:5
      • 大部品: B93Rバースト拳銃 RD:6 評価値:4
        • 部品: 対テロ用拳銃
        • 部品: 大型化
        • 部品: 3点バースト
        • 部品: 受注生産品
        • 部品: 携帯許可
        • 部品: 所持の注意点
      • 部品: 長年の相棒
      • 部品: 携帯許可
      • 部品: 携帯方法
    • 大部品: 走り屋 RD:4 評価値:3
      • 部品: 運転免許
      • 部品: ながら運転
      • 部品: じゃじゃ馬慣らし
      • 部品: 危険回避
    • 大部品: 生活能力 RD:6 評価値:4
      • 部品: 炊事
      • 部品: 洗濯
      • 部品: 掃除
      • 部品: 整理整頓
      • 部品: 金銭感覚
      • 部品: 流用実績(生活能力)
    • 大部品: 狙撃手 RD:60 評価値:10
      • 大部品: 狙撃手(スナイパー)とは RD:3 評価値:3
        • 部品: 狙撃手の役割
        • 部品: 選抜射手(マークスマン)との違い
        • 部品: 狙撃観測手もできる
      • 大部品: 狙撃手への道のり RD:5 評価値:4
        • 部品: 歩兵としての経験
        • 部品: 治安維持部隊での経験
        • 部品: 座学による弾道研修
        • 部品: 過酷な訓練
        • 部品: 狙撃観測手としての訓練
      • 大部品: 狙撃手の狙撃能力 RD:18 評価値:7
        • 大部品: 狙撃の基本 RD:11 評価値:6
          • 部品: 装備の使い分け
          • 部品: 2発目の狙撃
          • 部品: 狙撃の為の隠ぺい工作
          • 部品: 闇夜に霜が降る如く
          • 部品: 狙撃は数学と科学だ!
          • 大部品: 狙撃姿勢 RD:4 評価値:3
            • 部品: 伏射
            • 部品: 膝射
            • 部品: 立射
            • 部品: 座射
          • 部品: 狙撃の副次効果
          • 部品: 射点変更
        • 大部品: 対人狙撃 RD:4 評価値:3
          • 部品: 標的の行動観察
          • 部品: 標的の選び方
          • 部品: 部位狙い
          • 部品: 周囲の地形や物体の利用
        • 大部品: 対物狙撃 RD:3 評価値:3
          • 部品: 非移動目標への狙撃
          • 部品: 移動目標への狙撃
          • 部品: 遮蔽物を撃ちぬいての狙撃
      • 大部品: 狙撃手の日常管理 RD:4 評価値:3
        • 大部品: 狙撃銃と照準器の事前調整 RD:2 評価値:2
          • 部品: 日々の手入れと部品交換と保管
          • 部品: 照準器の事前セッティング
        • 大部品: 体調管理 RD:2 評価値:2
          • 部品: 肉体鍛錬
          • 部品: 精神修養
      • 大部品: 狙撃観測手 RD:8 評価値:5
        • 大部品: 狙撃観測手とは RD:2 評価値:2
          • 部品: 狙撃観測手の役割
          • 部品: 狙撃手の女房役
        • 大部品: 狙撃観測任務 RD:6 評価値:4
          • 部品: 下調べ
          • 部品: 打ち合わせ
          • 部品: 狙撃準備
          • 部品: 狙撃手への指示
          • 部品: 着弾観測・修正指示
          • 部品: 周囲の警戒・護衛
      • 大部品: 帝国軍歩兵 RD:19 評価値:7
        • 大部品: 帝国軍歩兵訓練過程 RD:16 評価値:6
          • 部品: その期間は3年間
          • 部品: 練兵軍曹による厳しい訓練
          • 部品: バトル・バディーと共に
          • 部品: 毎日の日課
          • 部品: ファイヤー・ガード
          • 部品: 実地訓練
          • 大部品: 具体的訓練の内容 RD:10 評価値:5
            • 部品: 基本戦闘訓練概要
            • 大部品: 第一段階「帝国の誇りの段階」 RD:3 評価値:3
              • 部品: 協力しあう事、倫理観涵養
              • 部品: 肉体面訓練
              • 部品: 問題解決訓練
            • 大部品: 第二段階「シューターの段階」 RD:2 評価値:2
              • 部品: 射撃訓練
              • 部品: 宰相閣下のにっこり「信頼コース」
            • 大部品: 第三段階「わんわんウォーリアの段階」 RD:4 評価値:3
              • 部品: 最後の体力試験
              • 部品: 野戦訓練演習
              • 部品: 特殊戦術演習
              • 部品: 回復週
        • 大部品: 発生経緯と義務 RD:2 評価値:2
          • 部品: 歩兵の必要性
          • 部品: 就任や装備などの制限
        • 部品: 帝国軍歩兵の流用実績
      • 大部品: 蒼梧藩国独自職業と人種の関わり RD:3 評価値:3
        • 部品: 組織力と向上心
        • 部品: 知恵と技術で先へ行く
        • 部品: 伝統へ組み込んでいく文化
    • 大部品: 蒼梧藩国人 RD:11 評価値:6
      • 部品: 人種的傾向
      • 部品: 容貌と体格
      • 部品: 足りないところは知恵と技術で
      • 部品: 個人よりも組織で勝つ
      • 部品: 向上心もほどほどに
      • 部品: 伝統主義と新しい物好き
      • 部品: 文化的多様性
      • 部品: 神々に近き民
      • 部品: 子供への視線
      • 部品: 王権の重視
      • 部品: 帝國藩屏の誇り
    • 部品: 動物は割と好きかも?
    • 大部品: 回避の心得 RD:16 評価値:6
      • 部品: 概要
      • 部品: 着用制限
      • 大部品: 心構え RD:4 評価値:3
        • 部品: なりふり構わない
        • 部品: 反撃の機会をうかがう
        • 部品: 最後まで諦めない
        • 部品: 選択肢を狭める
      • 大部品: 観察による情報収集 RD:2 評価値:2
        • 部品: 逃げながら周りを気にする
        • 部品: 相手をよく見る
      • 大部品: 対近接攻撃 RD:4 評価値:3
        • 部品: 技の起こりを見る
        • 部品: 攻撃軌道把握
        • 部品: 間合いを読む
        • 部品: 実力をわきまえる
      • 大部品: 対射撃攻撃 RD:4 評価値:3
        • 部品: 足運び
        • 部品: 動きを止めない
        • 部品: おいそれと遮蔽物から出ない
        • 部品: 現実を知る
    • 大部品: 銃手 RD:31 評価値:8
      • 部品: 銃手の役割
      • 部品: 銃手とは
      • 部品: 誤射対策
      • 部品: 機関銃手技能と砲手技能の融合
      • 部品: 日々の手入れと部品交換
      • 大部品: 銃手の固有能力 RD:22 評価値:7
        • 大部品: 機関銃手 RD:9 評価値:5
          • 部品: 機関銃手とは
          • 部品: 機関銃手の歴史
          • 部品: 制圧射撃
          • 部品: 長距離射撃
          • 部品: 弾倉の素早い交換
          • 部品: 戦闘中の部品交換
          • 部品: 射点確保
          • 部品: 射点変更
          • 部品: 照準器の事前準備
        • 大部品: 砲手 RD:13 評価値:6
          • 部品: 砲手とは
          • 部品: 砲手の歴史
          • 部品: 照準
          • 部品: FCSの操作
          • 部品: 武装の選択
          • 部品: 行進間射撃
          • 部品: 直接火力支援
          • 部品: 機動兵器の撃退
          • 部品: 間接射撃支援
          • 部品: 照準諸言の事前入力
          • 部品: 誤操作対策
          • 大部品: 特殊武装の操作 RD:2 評価値:2
            • 部品: 自衛用特殊装備の使用
            • 部品: 支援用特殊装備の使用
      • 大部品: 銃手になるための道のり RD:4 評価値:3
        • 部品: 歩兵としての下積み
        • 部品: 機関銃手としての訓練
        • 部品: 砲手となるための訓練
        • 部品: 技能を複合して利用するための訓練



部品定義


部品: 風来坊

蒼梧藩国に立国時にどこからともなくやったきた男。過去は断片的にしか語らない為、詳細は不明だが、各地を転々としてきたらしい。良家の出身とか元軍人とも噂されているが、本人は一切触れることは無い。気楽な一人やもめで「独身主義の方が別れたくないそうだ」と周囲からの縁談の進めを断っている。いずれ蒼梧藩国を出て別の国々を見て回りたいと思っているが、しばらくは居るつもり。

部品: 蒼梧藩国での経歴(T22)

蒼梧藩国では、湯城の領主(楼湯君)であったが、内戦時に臨時首都になった際に返上している。現在は特に役職はつかず、軍隊経験を生かして、開発主任セコイアの下で武器や戦闘技術、港湾設備や都市公園など、各種開発のサポートを行っている。


部品: 斥侯技術の習得

軍や治安維持部隊等、国の機関において教育、訓練を経て習得する。偵察、強行偵察、追跡の三要素の知識、技術習得にはそれぞれ半年~1年、全体では2~3年を要する。大平蔵人の過去の経験や知見を元に体系化された。

部品: 斥侯の3要素

斥侯は通常偵察、強行偵察、追跡の三つの行為に大別される。方法は異なるが、対象の情報を収拾することで、味方の判断材料を増やす事には変わりはない。

部品: 必ず情報を届ける

斥侯において、もっとも大切なのは、情報を、必要なひとへ届ける事だ。自身の帰還が難しい場合は、暗号文を残したり、情報を書いた紙を隠したり、別の存在(同僚や犬等の動物)に託すなどの選択肢をとる。

部品: 地形探査

対象や味方の周辺の地形を調べること。食料や水が調達可能であるか、防御や、攻撃に優位な場所か、自然現象(雪崩や土砂崩れ、洪水)が発生しやすいか、について、観察、調査する。

部品: 捜索

対象を見つけ出す行為。対象が残した足跡や轍、食事、排せつなどの生理的行為の痕跡を探したり、対象の会話や通信を聞いたりして、対象の居場所や規模を調べる。

部品: 索敵

地形把握や、捜索によって、収集した情報を照合・分析した結果を元に、検討ををつけて、対象のより正確な情報を絞り込む行為。

部品: 監視

対象からは見つかりにくく、自分は対象を観察できる場所で、対象の移動や、休憩、会議、指揮、訓練、食事、など、状態や状況の変化を見張る行為。

部品: 強行偵察の目的

強行偵察は、対象に対して、外的刺激を与えることで、相手の対応を観察し、情報を収集する行為。情報の収集が目的なので、必ずしも対象に損害を与える必要はない。

部品: 強行偵察の手段

具体的な手段としては、遠距離からの狙撃、自然現象の利用(人為的に雪崩や、土砂崩れ、川の氾濫を起こす)、偽兵(銅鑼や号令を聞かせたり、暴れ牛を突っ込ませるなど)等がある。


部品: 強行偵察の効果

対象がどの程度の規模なのか、指揮系統や、練度、武器弾薬や兵糧の保管場所や、装備や機動兵器の機種や能力、稼働状況、物理レベルなどが確認可能である。

部品: 強行偵察の副次効果

対象者に自分やその所属組織という敵対者の存在を知らせてしまうデメリットもある。だが逆にいえば、敵はその為に、見張りや迎撃などの対応をせざるをえなくなり、敵の分散や疲弊を誘うこともできる。

部品: 追跡とは

追跡とは、移動状態にある対象の後をつけることにより、対象の拠点や、臨時の退避場所などを確認する行為である。

部品: 追跡の目的

得られた情報をもとに、追撃攻撃をしたり、対象の拠地を割り出したり、対象の練度や士気(低い場合は四散し、高い場合は統制がとれていたり、追撃への備えをしている)を確認する。

部品: 追跡を悟らせない工夫

追跡をされている事が対象に判明した場合、追跡者=自分が攻撃されたり、偽の拠点を用意されたりすることがある。それを避けるためにも、追跡者は、十分に距離をとったり、カモフラージュを行う。


部品: 追跡の副次効果

追跡されている事を、対象に知られれば、対抗を手段をとられる可能性はあるが、逆に、あえて追跡をしているという事実を相手にさとらせることで、対象がパニックを起こしたり、追跡者に対応するための備えをせざるを得なくなり、対象の行動を制限することができることもある。

部品: 夜目

夜間において、対象も自身も、闇にまぎれて、情報の隠ぺいを図ることがある。夜目が利けば、十分な光源がなくとも情報収集が可能となる。昼間は日光を浴びない場所で活動し、夜間に夜空や風景をみながら鍛えていく。

部品: 方向感覚

自分が東西南北、高低どこに居るのか、太陽や星の位置、地図との照合、歩数計測による移動距離の算出などの知識を習得することで、後天的な技術として方向を把握できるようになる。

部品: 聞き耳

特に夜間では、視覚よりも聴覚が頼りになる事がある、対象や対象の装備が動くときに発する音や、会話を聞き取る技術。

部品: 読唇術

訓練によって会話が聞き取れなくても相手の唇の動きを見て、会話の内容を予測する技術。唇の動きだけでなく、表情や身振り手振りなども見て予想する技術。相手の姿を目視できるときのみ可能。


部品: カモフラージュ

地形に合わせて、自分の存在を対象から隠す行為。目立たない色の服装を着たり、現地にある、泥や、木の葉、砂などを身体に塗布・着用して対象から認識されにくくする。

部品: サングラス

目が弱く、保護の為に、強化ガラス製のサングラス(度入り)を愛用している。予備のレンズとフレームも常備している。


部品: 傷跡

顔や、全身に無数の傷跡が残っている。戦場で負ったものだけでなく、事故で負った傷もある。整形はせずにあえて残している。


部品: 容姿

中肉中背、やややせ気味。黙って身なりをキチンと整えていれば、二枚目半くらいにはなるが、本人はあまりヤル気が無い。


部品: 服装

服装にはあまり頓着をしていない。一応洗濯はちゃんとしているが、スーツも、愛用のトレンチコートもくたびれた印象は否めない。


部品: やるときはやる男

飄々としており、周囲からは不真面目な印象を持たれることもあるが、本人は特に気にしていない。だが、やるべき時は人が変わったように雰囲気が変わる。


部品: 嗜好品

酒はスコッチ、タバコは洋モク。肉は赤身のミディアムレア。コーヒーはマンデリン等、好みに自分なりの拘りがある。逆にそれ以外には、無頓着。


部品: 皮肉屋

場を和ませるために皮肉めいた憎まれ口と軽口を叩いたり、友人・知人にあだ名をつけて呼ぶ癖がある。だが、時と場合と場所は弁えるし、ハラスメントになるような事は言わないし、謝罪もする。


部品: 器用貧乏

大概の事は、なんでも人並み(平均的)には、こなせるが、何か一芸を極めるのは不得意。よく言えば応用が効く。悪く言えば器用貧乏。


部品: 軍と政

兵站(ロジスティクス)や、兵器の試作開発を過去に行っており、そこで学んだ技術や知識を軍事だけでなく、内政でも活用している。


部品: 作戦指揮

最前線での陣頭指揮を好む。機動防御による遅滞戦や、殿を受け持っての撤退戦など、過酷な任務になればなるほど燃えるタイプ。


部品: アドリブ

とっさの時の機転が利き、短期決戦や変化に富んだ状況を好む。逆に持久戦など、長期間の単純作業は好きではない。


部品: 三方よし

商売の古い格言、売り手、買い手、世間によしの三方よしをモットーにしている。必要とあれば、損して得を取ることも辞さない。


部品: 口八丁手八丁

身振り手振りを交えながら、立て板に水を流したようによくしゃべる。生活の為にバナナのたたき売り等をしていたようだ。


部品: 軍隊式の近接戦闘術

狭い空間や、敵と密着した状況を想定し、素手の打撃や投げ、関節技だけでなく、銃やナイフ、その他の道具と組み合わせた戦い方。

部品: 人体構造の把握

人体の急所や、関節の構造を理解し、効率よく急所を狙ったり、骨や関節を効率よく砕いたりするための知識を把握する。

部品: 行動予測

人の格闘戦における動きは、ある程度パターン化されている。相手の構えや視線、目線などから、動きを予測し、それに対処を行う。

部品: 力の使い方

相手の力を利用する事で、組み技では自分は力を入れずに投げ倒したり、カウンターによる威力の増加を狙う。

部品: 体の使い方

手首を痛めないように、拳ではなく掌底や、肘等の固い部分を使った打撃を推奨される。また、打撃も蹴りもコンパクトな動作により、隙を無くすようにする。

部品: 卑怯上等

土砂による目つぶしや金的、ハッタリや挑発行為等の心理攻撃、銃やナイフの併用等、本来の武道では禁じ手とされている技も、生死を掛けた戦いにおいては使う。
(訓練では練習用の人形相手にしか使わない。)


部品: 受け流し

相手の技を真っ正面から受けるのではなく、反らしたり、受け流したり、人体の固い部分に誘導することで、自分の受けるダメージを減らす。

部品: 受け身

相手に投げられた時に、手足を広げ、体全体の設置面積を大きくすることで、ダメージを分散する技術。また、その反動を利用し姿勢を立て直す事にも利用される。

部品: CQCを学ぶには

CQCを習得するためには、軍隊としての訓練を積むか、軍隊に所属していた経験がある人間から直接教わる必要がある。実戦で通用するレベルまで磨き上げるには、最低でも1年間の訓練が必要となる。

部品: 概要

軍隊や警察、スパイ組織等の特殊部隊でのみ教育されている射撃術で一般人には教えられていない。基本となるのは拳銃の撃ち方、構え方等からなる。


部品: ホールディングとトリガープル

射撃時に反動で狙いがぶれないように、銃の握り方、引き金を引くときの力の入れ方、反動の逃がし方の技術。

部品: 照準

ダットサイトと呼ばれる照準器を使ったり、銃についているアイアンサイトを使う。狙いは頭や腕ではなく、動きの少ない胴体や足を狙って敵の動きを止め、次弾で止めを刺す。

部品: ダブルタップ

1回目では弾が外れたり、防御される可能性がある為、敵には必ず2回引き金を引く。フルオートで引き金を引きっぱなしにするのは弾丸を浪費し、命中率も低下するため基本的には使わない。

部品: 弾倉交換と予備

射撃をしながらでも残弾は数えておき、銃身に弾丸が1発は残っている状態で弾倉を交換する。これにより初弾装填の時間を短縮できる。また予備弾倉や予備の銃は必ず携行する。

部品: 日々の手入れ

日々の手入れがされている銃を使う。射撃後は火薬の燃えカス等が残る為、必ず分解、清掃を行う。暗闇や片手でも手入れができるように練習も行っておく。

部品: ポジショニング

建物の壁や、金属製のドア、自動車のエンジン、樹木、ブロック塀、あるいは太陽の逆光や、自分の追い風になる等、自分にとって優位な場所をとる技術。

部品: ツーマンセル

可能な限り2人1組で行動する。死角を補いあったり、無防備になる弾倉交換や移動時に援護射撃を相互に行う。

部品: 対テロ用拳銃

イタリアのベレッタ社が米軍の正式拳銃ベレッタ92をベースに、対テロ用として、軍や警察向けに開発した大型自動拳銃のレプリカモデル


部品: 大型化

大型化はデメリットが大きいとされるが、フォアグリップと重量増、ガスポート付ロングバレルによる安定性の向上。ロングマガジンによる弾数増加等、メリットの方が大きくなっている。


部品: 3点バースト

通常の拳銃はセミオート、一部の軍用拳銃ではフルオートも可能だが、本銃は3点バースト(1度に3発)を採用し、速射性と弾の節約を両立している。


部品: 受注生産品

軍・警察の対テロ用という特殊用途であること、3点バーストという特殊機能がついていることから、一般市場には出回っておらず、藩王摂政の許可を受けてからの受注生産となっている。その為品質は通常の拳銃よりも高い。

部品: 携帯許可

蒼梧藩国の藩王および摂政から、銃の所持許可はもらっており、この銃のシリアルナンバーと線状跡は政庁に登録・管理されている。

部品: 所持の注意点

見えることによる威圧をなくす為、普段は見えないよう箇所に身に付けます。また、その際は暴発及び盗難防止用の安全装置の付いたホルスターに入れておきます。

部品: 長年の相棒

蒼梧藩国に来る以前から愛用している拳銃。オーバーホールや部品交換を繰り返しながら使っている。寝る時もすぐ手に届くところに置いている。

部品: 携帯許可

蒼梧藩国の藩王および摂政から、銃の所持許可はもらっており、この銃のシリアルナンバーと線状跡は政庁に登録・管理されている。

部品: 携帯方法

所持許可証を銃と一緒に携帯している。銃本体も国民を威圧しないようにホルスターに入れて、服で隠している。

部品: 運転免許

普通自動車と大型バイク、エアバイクの免許を所持している。またそれらのプロレーサーライセンスも所持している。


部品: ながら運転

普通のドライバーとしては、ルール違反・マナー違反となるが、運転しながらでも、射撃をすることができる。蒼梧藩国の内戦でもエアバイクを駆って戦闘に参加していた経験がある。


部品: じゃじゃ馬慣らし

パワーや操縦方法に癖のある乗り物でも、一度テスト走行をすれば、コツをつかんで問題なく乗りこなすことができる。


部品: 危険回避

戦闘や、車両事故、悪路などの条件下でも、ケガや車体の損傷を最小限度にするように危険予測をして運転している。


部品: 炊事

食材選びから調理までをこなす。
手の込んだ複雑なものを作ったりと凝り性も存在するが逆に自分の手間を極力減らす手抜き飯もお手の物。

部品: 洗濯

衣類やリンネル類などを洗う技術。
衣服やリンネル類の素材によって適した洗い方は様々。
自分の手間とやる気が許す限り最適な洗い方を目指す。

部品: 掃除

掃いたり拭いたりすることによってゴミや汚れを取りのぞく技術。
これがないとあっという間に住んでる場所はゴミ溜めになる。

部品: 整理整頓

いるもの、いらないものの分別や物を適切に整理する。
これがないと部屋は雑多な物置のようになってしまう。
掃除だけ出来ても棚に用途ばらばらで置いたりしていたりあれどこいったんだっけ、を防止できる。

部品: 金銭感覚

食料品、生活用品の購入などの暮らしていくための金銭の割り振りと交際費や嗜好品など趣味に割り振ったり貯蓄したりのお金の自己管理能力。

部品: 流用実績(生活能力)

以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略)
藩国:使用者:使用アイドレス


蒼梧藩国:月松堂:摂政月松堂のアイドレス
蒼梧藩国:新荼 稠:新荼稠(ニイドシゲル)
蒼梧藩国:戸田:戸田【T20】
蒼梧藩国:大平蔵人:大平蔵人
蒼梧藩国:うろこ:うろこ
蒼梧藩国:Phantom:Phantom
蒼梧藩国:がるた:がるた
蒼梧藩国:哀川・A・セコイア:哀川・A・セコイア
世界忍者国:久堂尋軌:久堂尋軌
満天星国:都築つらね:都築つらね
FVB:オカミチ:オカミチ
満天星国:ホリー:ホーリー

部品: 狙撃手の役割

文字通り、遠距離から特定の標的を狙い撃ち、標的の殺害、破壊、または無力化をするのが主な役割である。標的は敵部隊の指揮官や、歩哨、立てこもり犯などの対人狙撃と、敵性機動兵器や拠点の弱点(装甲の薄い部分やセンサー類、照明)などの対物狙撃に大別される。

部品: 選抜射手(マークスマン)との違い

狙撃兵(スナイパー)と選抜射手(マークスマン)との違いは、マークスマンが歩兵部隊に随伴するのに対し、スナイパーが歩兵部隊から独立し、単独ないし狙撃観測手等の少数で行動する事である。

部品: 狙撃観測手もできる

狙撃手は、狙撃観測手の訓練も積んでいる為、狙撃観測手として、別の狙撃手と共に行動することもできる。狙撃手と狙撃観測手両方の技能をもつことで、相互にフォローしながら相乗効果が期待できるし、状況に応じて、役割を交代・分担して効率化を図る事ができる。

部品: 歩兵としての経験

独立して行動することが多いとはいえ、歩兵との連携や単独での戦闘能力も必須要素なので、歩兵と同等の能力は最低限必要となる。その為、歩兵経験が3年以上の者から選抜される。

部品: 治安維持部隊での経験

狙撃手は、敵の指揮官や銃手等を狙い撃つだけでなく、治安維持活動時に、犯罪者の手足を狙い撃ちしてを無力化したり、人質をとった立てこもり犯だけを狙い撃ちにしたりする必要がある。その為、治安維持部隊で犯罪者とも向き合う経験が必要となる。

部品: 座学による弾道研修

狙撃はある意味物理学である。敵との距離、風向き、重力等、弾道を素早く計算できるよう、2~3年の研修が必要となる。

部品: 過酷な訓練

狙撃手は部隊から独立して行動することが多い為、個としての戦闘能力、生存能力が求められる。また、遠距離から正確に標的を狙い撃つための射撃技術や、弾道計算能力、標的を狙い撃つチャンスが来るまで待つ忍耐力や耐久力が必要であり、心身ともに過酷な訓練を受ける。その訓練を乗り越えて1人前になる確率は1/100より小さいと言われる。

部品: 狙撃観測手としての訓練

良い狙撃手は、良い狙撃観測手であり、逆もまた真である。見習い狙撃手は、必ずベテランの狙撃観測手の元で訓練をし、また、ベテランの狙撃手の狙撃観測手としても訓練を受ける。

部品: 装備の使い分け

標的との相対距離を読み取り、比較的近い距離ではレーザーサイトやダットサイト、遠距離では望遠スコープ、夜間では低光量や赤外線に対応した装備を使い分ける必要がある。また、距離や狙撃対象に応じて、口径や弾種を使い分ける必要がある。

部品: 2発目の狙撃

狙撃は1発目を外すこともある。その場合でも慌てず、正確に、かつ迅速に、照準を修正し、標的が逃げたり反撃するまえに、2発目を叩き込む。

部品: 狙撃の為の隠ぺい工作

敵から発見されないように、周囲の風景に似た色や模様の服装や、周囲の木々や草木の枝を括りつけた服やネットやシーツをつかって自らを隠す。また、撤収時も薬莢や装備品、ゴミや排泄物を回収し、足跡も消して、狙撃手が居た事を特定されにくくする。

部品: 闇夜に霜が降る如く

射撃における引き金の弾き方の極意である。 闇夜の中気が付かないうちに霜が降りているように、静かに銃身を揺らして狙いがそれる事のないように引き金を引くことである。特に狙撃では敵に気づかれない事、狙いがずれない事を重視するために意識する言葉である。

部品: 狙撃は数学と科学だ!

狙撃には、標的との距離、移動距離、弾丸の速度などを計算する数学的能力と、重力や風速、天候、弾薬の火力などを計算する科学的知識が必要となる。

部品: 伏射

地面に伏せて、射撃する事を言う。敵から見つかりにくくになるだけでなく、2脚などを使って地面に銃を置くことで、銃が安定するだけでなく、銃を支える力を軽減できる。

部品: 膝射

利き足の膝を地面につけ、片膝たちの姿勢で狙撃をすることを指す。主に、片膝に腕(肘)を乗せることで、銃を持つ手が安定し、命中率が高まる。伏射と立射の中間的ポジションである。

部品: 立射

立った状態で狙撃を行うことを指す。立っているので、上下左右に銃身を動かすことができ、移動目標や高低差がある標的を狙いやすく、自分が発見されてもすぐに移動ができるのが利点である。応用としてバイクや車の荷台にのって狙撃することもある。

部品: 座射

体育座りで両足を広げた状態や、胡坐をかいて座った状態で、膝に肘を乗せて狙撃する事。主に狭い場所で狙撃を行う際に、都合が良い。

部品: 狙撃の副次効果

狙撃は、標的の武器が届かない距離であったり、標的からは発見しづらい場所から行われる。これにより、標的へ何処からともなく撃たれるという恐怖心を植え付け、標的の行動を制限するという効果もある。

部品: 射点変更

狙撃を行ったあと、弾道や、発射音などから、位置を逆算され、敵の反撃を受ける可能性がある。射撃後の状況を判断し、敵の反撃が起こる前に狙撃場所を変更したり、撤退することも必要である。

部品: 標的の行動観察

標的を観察して、移動速度や、態度、服装、周囲の様子などを観察することで、相手の行動を予測し、照準がしやすくなる。

部品: 標的の選び方

相手を観察した結果から、その人物が本当に狙撃の標的なのか正誤を判断する。また、不特定多数の中から外見的特徴や、周囲の態度から、標的を見つけ出し、照準を決める。

部品: 部位狙い

殺害を目的とするなら、致命傷を与えやすい頭部や、内臓のある胴部を狙う。相手を移動不能にするだけなら脚を、反撃できなくするだけなら武器や腕を狙う。また人質や障害物を避けて狙う事もある。

部品: 周囲の地形や物体の利用

2脚が使えないときは、建物の壁やドアや窓、車のボンネット、同僚の肩などに、バイポットや銃身を押し付けて銃身を固定し、命中精度を高める。利用できるものが無いときは、自身の安全性などを考慮した上で狙撃姿勢を決め、対象を狙う。

部品: 非移動目標への狙撃

敵の武器弾薬保管場所や、燃料の保管場所を狙って、誘爆を狙ったり。移動してない状態の飛行機やヘリ、自動車や装甲車、戦車などの装甲の薄いところ(タイヤや履帯、窓や排気口など)を狙って破壊や無力化を行う。

部品: 移動目標への狙撃

要人が乗った車両や、移動中の車両、航空機などの移動速度と弾丸が到達するまでの時間を計算し、標的が移動していても、移動先に弾丸が届き、相手を攻撃する。

部品: 遮蔽物を撃ちぬいての狙撃

壁やドアや窓などを撃ち破って、中に居る標的を破壊、殺害、無力化すること。威力の高い狙撃銃なら遮蔽物ごと打ち抜くし、威力の低い狙撃銃なら最初の一発で遮蔽物を破壊して、2発目で遮蔽物の向こうの標的を狙い撃つ。

部品: 日々の手入れと部品交換と保管

正確な射撃の為には、日々の手入れと部品交換だけでなく、保管状態も大事である。外側は歩兵小銃と同じ保管ケースだが、内部には湿気や衝撃を吸収する素材を入れて保管する。

部品: 照準器の事前セッティング

予め、照準器を様々な距離や条件で射撃し、その時のセッティング状況を記録しておく事。実際に標的を狙う際、過去の記録から、近い状況のセッティングを参照することで、照準器のセッティング時間が短時間で行えるようになる。

部品: 肉体鍛錬

日ごろから、暑さや、寒さ、雨や風の中でも影響を受けないように様々な環境に身体を慣らしておく。また、狙撃銃を長時間構えられるように筋肉や持久力を鍛える。

部品: 精神修養

スコープの倍率によっては、撃たれた相手の表情が見えることがある。それが心理的ストレスにならないよう、普段から気分転換できるように心がけておく。また、長時間の待ち伏せにも耐えられる忍耐力や、標的を精密に狙う集中力、初弾を外したり、敵に発見されても次の行動(2発目の射撃や退却)ができる冷静さを普段から鍛えている。

部品: 狙撃観測手の役割

その名の通り、狙撃の着弾観測を行う役割である。それ以外にも、周囲の観察や警戒、銃の組み立てやカモフラージュ作業の手伝い等、狙撃手が狙撃に専念できる環境づくりを行う。


部品: 狙撃手の女房役

普段から狙撃手とペアで行動し、最低限の会話や、身振り、手振り、筆談などで、意思疎通ができるようにすることも大事である。


部品: 下調べ

予め作戦範囲を地図や実地で確認し、狙撃に適した場所や、敵に見つかりにくい場所、そこに至るまでの経路や、退路を確認しておく。また、標的についても資料や偵察行動で調査しておく。情報が限られている場合は、過去の事例に似た状況の情報を参考にする。

部品: 打ち合わせ

事前に収集した情報や、装備の調整状況をもとに、狙撃手や作戦指揮者などと打ち合わせを行う。狙撃手と狙撃観測手のコンビは主力部隊とは独立して動く事が多く、敵から見つからないように連絡手段も限られることから、想定される事態の対策を事前に立てる。これにより狙撃の成功率を高め、狙撃手と狙撃観測手の生還率を高める。

部品: 狙撃準備

下調べした情報を元に、狙撃銃や弾丸、狙撃観測に必要な道具の選定や調整をしておく。また、現地では、狙撃手と共同で、狙撃銃や観測装備の組み立て、カモフラージュネットなどによる陣地構築などを行う。

部品: 狙撃手への指示

標的を観察したり、その周囲を観察して、狙うべき標的とタイミングを狙撃手に指示する事。場合によっては、標的を狙いやすくするために、別の標的を狙うよう指示したり、射撃場所の変更や、撤退を指示する。

部品: 着弾観測・修正指示

狙撃手の撃った弾丸が標的にあたったか、はずれたか?を確認し、照準の修正を指示することである。その為に、狙撃手の使用してるスコープよりも広い視野や、より詳細まで拡大できる大型のスコープを使うこともある。

部品: 周囲の警戒・護衛

狙撃手が狙撃に専念できるように、周囲の警戒を行い、敵が近づいているようなら、隠れたり、迎撃したり、狙撃手をつれて撤退を行う。また近距離まで敵が近づいた場合、狙撃手の狙撃銃では狙いにくいことがあるため、自動小銃や、分隊支援火器を使うこともある。また、狙撃手を乗せた車両や航空機、エアバイクや船舶などを操縦する事もある。

部品: その期間は3年間

帝國軍では隊員の練度を一定水準、この場合は歩兵としての実運用に耐えるレベルまでの育成を目的として、
訓練キャンプで三年間の訓練を実施している。充実したカリキュラムによって歩兵は実戦に出るための経験を積んでいくのだ。

部品: 練兵軍曹による厳しい訓練

宰相府では新兵教育に練兵軍曹を用いている。彼らは基礎訓練の大部分の責任者である。武器の取り扱いから上官への挨拶まで全てを新兵に教え、誤りを指摘し、訓練過程を通して新兵に付き添う。彼らは新兵の安全にも責任を持つ。
彼らは特徴的な帽子(キャンペーン・ハット、スモーキー・ベアとも呼ばれる)を着用している。
単に練兵軍曹の帽子に畏怖を抱かせるのではなく、軍の階級を尊重させて指揮系統の規律を保つという観点から、多くのAITコースでは小隊付軍曹が教官に就いている。

部品: バトル・バディーと共に

「バトル・バディー」は、一般的には戦闘における兵士の相棒の呼称である。しかし、基礎訓練中、新兵が単独で行動するのを禁止して懲戒処分を下す際にこの語が用いられることもある。新兵が小隊や練兵軍曹から離れて行動する際、彼らは2人でバトル・バディーとして知られるペアを組んで行動する必要がある。

部品: 毎日の日課

新兵の朝は早い。0430起床。男はひげそりだ。0500には朝の体力訓練、柔軟運動にランニング、0600朝食、0630訓練をみっちりやり、1200からは昼食で、1230からは休む間もなくまた訓練である。1700、クタクタになって戻ってきてやっと夕食。そして1730からは練兵軍曹に色々と叩き込まれる時間である。知識、礼儀作法、帝国歩兵としての誇り、そしてたまにはげんこつだったりいびりだったりである。そして2000からはやっと個人の時間だ。洗濯したりシャワーを浴びたりリラックスしたりできる。1時間だけだが。2100には寝なければならない。消灯だ。明日も早いのだから。

部品: ファイヤー・ガード

要するに当直である。新兵が二人一組で起きて、兵舎周辺のパトロールをし、火災に注意して掃除をして、兵舎から脱走しようとしている新兵も見つける。1時間で交代して寝るのだ。
つらい。つらいが慣れる。

部品: 実地訓練

多くの実地訓練で、新兵は与えられた専門課程へ派遣される。例えばクレイモア対人地雷について学ぶコースであったり、対戦車のコースであったりする。宰相府の訓練ではしばしば(安全に配慮した上で)本物を用いることもあり、実際の銃器射撃を新兵に経験させることもある。

部品: 基本戦闘訓練概要

基本戦闘訓練(Basic Combat Training、BCT)は全ての歩兵が受ける、同じ技術を教える10週間の訓練期間である。
要するに教わる技術はすべて必要な技術である。新兵全員はシステム化された同じ技術を教わらなければならないため、彼らは(自分の部隊のみならず)仲間と行動し、また必要に応じて自分(たち)を守る準備が整う。
全三段階に分けられている。

部品: 協力しあう事、倫理観涵養

第一段階は「帝国の誇りの段階」とも呼ばれる段階。練兵軍曹にずっと監視され、ミスの修正を求められる。新兵はしばしば舞台全体での修正を求められることもある。
これによって新兵は責任の重さを覚え、鋭敏な注意力を養う。
具体的には雑嚢が山積みになった中から制限時間内に自分の雑嚢を見つけ出す(達成するには新兵同士で協力が必須)バッグ・ドリルに
教練と式典訓練(右向け右とかである)、ダミーライフルで銃器の扱いと重さになれる。
座学では帝国軍中心価値観を教える。帝國軍中心価値観に関しては別に説明する。

部品: 肉体面訓練

基礎的な規律訓練を修了した後、徒手格闘訓練を行う。新兵同士での訓練も行われる。また、ここでは地図の読み方、コンパスの使用方法についても学ぶ。
ここでは「わんわん帝国栄光の塔」と呼ばれるハードな障害物競走もしなければならない。縄梯子や橋、壁を懸垂降下したりだ。つらいが間違えなく基礎体力と体の使い方は覚える。
これに協調性を養うための要素をより重視した「姫の教える手を取り合うコース」がある。これも基本は協力して障害を乗り越えていくコースだ。


部品: 問題解決訓練

意識を失った人の輸送や様々な現実的な制約を与えられて、機材を輸送するなど問題解決訓練を行う。
ガスマスクをつけて催涙ガスの充満した部屋で訓練を行ったりもする。つらい。
最終段階ではついに本物の歩兵銃が与えられる。だがまだ撃たせない。基本小銃射撃術基礎訓練を徹底するのだ。
要するに歩兵銃の野戦分解を収録する。

部品: 射撃訓練

実際に射撃を行い始める。支給されたアサルトライフルで様々な目標に射撃を行う。目標は段々と遠くなり、命中させるのが難しい形状になり、飛び出てくるような物にもなってくる。もちろん手榴弾や、グレネードランチャー、機関銃についても訓練する。第2段階の第2週目は対戦車兵器や他の火器の訓練を行う。

部品: 宰相閣下のにっこり「信頼コース」

新兵が射撃や武器の取扱に自信をつけてきたら、限時間内において一連の目標に射撃を行う「信頼コース」と呼ばれる訓練も行われる。
加えて、教練や儀礼の訓練だけではない、激しく継続的な体力訓練がある。新兵は多くの訓練で実力を示し合格を勝ち取らなければ次の段階へ進むことはできない。

部品: 最後の体力試験

第3段階ではまず最初に最後の体力試験がある。ここで不合格となると次の訓練にはススメないのだが体力試験は一年に一回しかない。皆必死に試験をパスするための訓練に勤しむ。

部品: 野戦訓練演習

野営や、夜戦、市街戦などの野戦訓練演習。この間、基地内の食堂などの一般調理施設には近寄れなくなり、レーションだけが彼らの食事になる。つらい。おいしくない。(とはいえ昔に比べれば遥かにおいしくなったというのがベテランたちの言である)
このストレス下で歩兵としての動きを真っ当できるか、忍耐を涵養する側面もこの訓練にはあるのだ。

部品: 特殊戦術演習

特殊戦術的な演習。この演習において、練兵軍曹は助言をするものの、最終的な決定は新兵の小隊長と班長に任される。練兵軍曹はこの訓練で、チームでそれぞれ異なった判断をさせようと試みる。なぜなら兵士であることは非常に危険であり、新兵は攻撃性を持ち大胆不敵でなければならず、しかしながらそれを知性と常識で収めなければならないという状況に置かれるからである。この必要不可欠な条件を満たした者のみが高度個別訓練へと進む。

部品: 回復週

「回復週」とも呼ばれる訓練の最終週。
この期間に、新兵は武器、寝具類、支給されたヘルメット、ガスマスク、水筒などの高等個別訓練で使用しない装備品を点検・修理しなければならない。同時に兵舎内も点検し、新しい小隊を受け入れられる状態にしておく。最終週ではまた、週末に行われる卒業式のため、新兵の礼装の確認や練習も行われる。立つ鳥跡を濁さずである。

部品: 歩兵の必要性

わんわん帝国にはニューワールドでの開国当初から歩兵がある。歩兵の役割は偵察や護衛、狙撃など多岐にわたる。I=Dや戦車の視野確保も歩兵なくしては難しい。
軍に置いて訓練された歩兵は何者にも代えられない宝である。歩のない将棋は負け将棋。

部品: 就任や装備などの制限

歩兵には、説明にある通り厳しいおおよそ3年間の訓練を超えなければなることはできない。これにはもちろん倫理、帝国の誇りある歩兵としての価値観涵養も含まれる。これらに合格したものしか歩兵になることはできない。
また歩兵には小銃などの兵器が任務時に支給されるが、これら帝国軍歩兵一般装備は、もちろん除隊されれば所有は許されない。また、就任中も装備が可能なのは基本任務中のみである。


部品: 帝国軍歩兵の流用実績

以下のPC、藩国様に流用いただきました。 根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html

(申請順)
竜宮・司@詩歌藩国
設問205へ提出
フシミ@星鋼京:近衛兵のアイドレスに流用


部品: 組織力と向上心

軍事、宗教、ビジネスなど様々なシーンにおいて、蒼梧藩国人は組織力によって問題を解決する傾向がある。リーダーもまた組織の一員であり、共に力を出し合って難題を解決していく傾向を持つ。組織のリーダーは、組織の構成員たちの向上心がいきすぎたり、方向を誤ったりしないように調整し、組織力を健全に活かしていく役割も持つ。


部品: 知恵と技術で先へ行く

体格や魔法に恵まれなかった分を知恵と技術で補うのが蒼梧藩国人である。「知恵と技術で補う」のは自分のことだけでなく、誰かを助ける際にも同じである。それは辞書的に正しい、決して殺害の婉曲的表現でない「助け合い」を実現するために発揮される。

部品: 伝統へ組み込んでいく文化

蒼梧藩国人は古くから存在する技術、知恵から学ぶことの重要性、今新しいとされているものも時が経てば歴史の一部になっていくことを長い歴史から知っている。そのため、新しいモノを積極的に取り入れ、問題の解決にあたる傾向がある。固執ではなく、共によいものを見つけようとすることもまた、向上心の発露と言える。

部品: 人種的傾向

蒼梧藩国人の多くは、人種系統的には東国人系で、黒い髪と黄色がかった肌をもつものが多い。ただし、日常的に潮風を浴びるものの髪は茶色がかるし、厳しい日差しのもとで働くものは肌が焼けている。もちろん、ファッションとして髪色を明るくしたり、肌を日差しで焼くものもいる。また、他人種との混血や帰化した国民の場合、外見的に東国人的特徴を持たないこともある。

部品: 容貌と体格

顔の彫りは浅いものが多く、体格についても平均的に大柄とは言えない。この人種的特徴が、知恵と技術の重視という形で蒼梧藩国人の性質に作用した面もある。

部品: 足りないところは知恵と技術で

体格にすぐれず、魔法ともあまり親しまなかったが、足りないものは知恵と技術で補おうという発想が生まれた。その向上心による行きすぎた技術開発に気をつける必要はあるが、産業育成などではプラスに作用することも多い。

部品: 個人よりも組織で勝つ

軍や会社おいては、強力なリーダーシップを発揮したり抜け駆けをするよりも、人海戦術や組織力で解決しようとする傾向が強く、能力を認められて騎士に任じられたものも、組織力を活かす形で職務に取り組む傾向が認められる。


部品: 向上心もほどほどに

足りないものを何とかして補おう、進歩するために努力しようという向上心は、外来技術の導入などで藩国の発展に寄与する一方、いきすぎて産業構造がブラック化する、エリートが先鋭化するなどの弊害ももたらすことがある。蒼梧藩国には適度な寛容さが必要であるとよく言われるが、寛容になれるよう頑張らないと……と向上心を発揮してしまうのが困りものである。

部品: 伝統主義と新しい物好き

古代からの影響を文化・制度面では色濃く残し、歴史を尊ぶ一方で、好奇心が強くエアバイクなどの新しい技術にも目がないという傾向を持っている。一見矛盾とも見えるが、新しいものもほどなく歴史の一部になり、伝統に組み込まれていく。これを貪欲と表現することもできるだろう。また、とりとめなくさまざまなものを取り入れてしまうと、独自性が希薄になってしまう。これを無意識に食い止めるために、伝統主義的な面が残り、せめぎあっているのだとも考えられている。


部品: 文化的多様性

多様な気候を持つため、藩国の各地域の文化はそれぞれ地方色を帯びたものとなっている。文化的に圧倒的優位に立つ地域がないため、各地方の文化に寛容な風土が育まれ、それは他国からの技術移入への積極性、移民の帰化への寛容性にもつながっていると考えられている。

部品: 神々に近き民

文化的多様性は宗教的多様性ともつながる。蒼梧藩国人は神々を身近に感じているが、自分の神と他地域の神が同じく信仰するものにとって大切であるという理解のもと、多数の神格を尊重している。他国の神がいつのまにか信仰を集めることもある。技術の発達以前からいた神々をよきものとして重んじるため、技術水準が上昇しても信仰が薄れない理由のひとつとなっている。

部品: 子供への視線

かつて人口減で苦しんだ記憶を持つ蒼梧藩国だが、近年では若年層の人口が増加傾向にある。そのこと自体は喜ばしいと受け止められているが、次世代を担う子供たちを育成するための社会的インフラが充分でないことは問題であると認識されており、政府レベルでも民間レベルでも対策が必要となっている。増えゆく人口を目にし、彼らが大人になった時のことを想像するという形で、改めて自国を客観視し、国づくりについて考えてゆく段階に入ったと言える。

部品: 王権の重視

蒼梧藩国人は王権について東国人的な考え方を持っており、選挙を好まず、それよりも上意下達をよしとする。いいときもわるい時も藩王はいたし、まあそういうもんだろうというくらいのいい加減なものだとも言われるが、かっこよく言うと「伝統主義の一側面」となる。

部品: 帝國藩屏の誇り

帝國諸藩の例に漏れず、蒼梧藩国でも皇帝陛下の人気は高い。また国民は、帝國臣民としてのアイデンティティを併せ持ち、自国が帝國藩屏であることに誇りを持つ傾向がある。これは皇帝陛下のもと、帝國友邦と協調一致して行動する際に利益をもたらすだろう。

部品: 動物は割と好きかも?

犬士や、様々な動物との触れあうことで動物に関する心境が変化してきた。動物好きと公言するほどではないが、動物は好きか?と人に聞かれる事があれば「動物は割と好きかも?」と答えるだろう。

部品: 概要

攻撃から身を守る手段の一端として、攻撃そのものに当たらないように立ち回る心得。技術革新による攻撃力の止まることのない進歩によって、「防御していても当たったら死んでしまう攻撃」が増えたことから被弾自体を防ぐノウハウの一つとして確立された。

部品: 着用制限

このアイドレスを着用するには藩国が公的に認可した軍事組織に所属し6年以上の訓練を積んだ指導者からの3年の訓練を受ける必要がある。訓練を行う時点で審査が行われ、犯罪者および前科を持つ者はアイドレスの着用を認められないことがある。

部品: なりふり構わない

技術を得たとしても慢心していては肝心なタイミングでそれを活かすことができない以上、命の危険がある場においてはなりふりなど構わず、全力で逃げて攻撃を回避する心構えを持つ必要がある。

部品: 反撃の機会をうかがう

逃げてばかりいては最終的に回避しきれない攻撃を受けて死んでしまう可能性もある。攻撃を避けて逃げた先でいつか反撃するために周囲を確認する、武器を用意するなど対策を考えることは忘れてはならない。やられっぱなしでいるための心得ではない。

部品: 最後まで諦めない

回避できる攻撃もあれば面制圧されるような飽和攻撃や大規模な破壊によって回避の仕様もない攻撃もある。その中でも身を低くする、頭を守る、何かに掴まるなど完全に避けきることができないまでもダメージを減らすための努力を諦めず回避を心掛ける心。

部品: 選択肢を狭める

遮蔽物に隠れることで対応できる手段を減らす、至近距離で相手の攻撃しづらい位置を取り続ける、挑発してご自慢の一撃を誘うなどなるべく相手が攻撃できる手段を狭めること。何が来るかわかっていれば対応を可能な限り容易にし、ダメージを減らすこともできるかもしれない。

部品: 逃げながら周りを気にする

攻撃を回避するうえで、周囲の情報は大なり小なり助けになる。相手が躓きそうな段差、逃げ込めそうな遮蔽物、反撃や目くらましに使えそうな物などを逃げながら見ておくことで回避の成功率を上げる。よそ見していて攻撃に当たらないよう、あくまでもついでに見る程度にとどめておくこと。

部品: 相手をよく見る

得物を持っている相手や狙撃された方向、飛来物の動きなど攻撃してきた相手に関する情報を収集し、役立てることで生存率を可能な限り向上させる。それによって対策を立てることもできるかもしれない。

部品: 技の起こりを見る

パンチを繰り出す拳、キックの始まりになる足の動き、武器を持った手の握りや魔法の行使など相手が動くにあたっての最初の動きを多く知ることで近接攻撃からの回避に役立てる。

部品: 攻撃軌道把握

訓練を通じて各種攻撃の軌道を知り、その避け方を把握しておくことで、実戦において応用するための下地を作る。途中で軌道が変わる攻撃も訓練で教えられる。

部品: 間合いを読む

近接攻撃という弾数制限ほぼなく攻撃力も高いが、射程に問題のあることの多い攻撃に対して、最大の回避手段の一つとして、間合いを読みそれに入らないこと。攻撃が届く範囲、有効になる距離は相手の持っている武器や使う技によって変わるため、逆に間合いを詰めることも有効になる場合がある。

部品: 実力をわきまえる

相手の技量によっては、攻撃を余裕で回避して挑発することで対処しやすくなったり、どう考えても攻撃されたら逃げるしかなかったりと対応は分かれるので、自身と相手の実力を早い段階で知り、それに合った行動をする。全ては被害を減らすため、命を守るための行動である。

部品: 足運び

相手がこちらに向けている得物の射線上に立たない、銃口の先に体を合わせない技術。相手が狙う先にいないことで撃っても無駄な状況を作る。

部品: 動きを止めない

体力が続く限り、動ける限り敵の攻撃から逃げるように動き続けること。その流れで相手の視界から消えることで一旦は攻撃されなくなる可能性もある。

部品: おいそれと遮蔽物から出ない

相手の攻撃を避けた結果遮蔽物に逃げ込めた場合、そこから反撃に出る場合においても、すぐに頭や手を出してしまっては狙い撃ちされる。遮蔽物から相手に体を見せないことも技術の一つであるが、遮蔽物を超えられる攻撃についても対処を考え、その場から逃げたり回り込むなど対応を考える必要はある。

部品: 現実を知る

頼りになる遮蔽物も強力な攻撃で破壊されたり貫通するし、例え小口径の拳銃でも初速は目で捉えられない、狙いをつけられた時点で避けられないといった射撃攻撃の現実を知ることで、回避に役立てる。無知であることが命取りになることもある。

部品: 銃手の役割

歩兵の中でも、専用の銃火器で弾幕を形成したり、歩兵用の小銃では届かない遠距離の敵を撃破したりして、歩兵の支援をする。

部品: 銃手とは

分隊支援火器を装備し、歩兵部隊に随伴し支援射撃を行う機関銃手、機動兵器や砲台に搭載された火器を操作する砲手、その両方の役割をこなせる職業が銃手(ガンナー)である。

部品: 誤射対策

機関銃手はただ連射をすれば良いというものではない。敵味方の位置を確認して、敵だけを狙ったり、移動中の味方に誤射をしないように、タイミングをあわせて一瞬射撃を止めたり、通信で射撃を行う、止めるタイミングを合図したりする。

部品: 機関銃手技能と砲手技能の融合

機関銃手としての能力と砲手としての技能の両者を高い水準で習得していることにより、その両方の技能を複合させて利用することが可能になっている。つまり、機関銃を用いている時でも砲手としての技能を、砲を用いている時でも機関銃手としての技能を組み合わせて使用できるのである。また両者の運用を把握していることにより、その両者が戦場にある時は高い次元での連携がとれるようになっている。

部品: 日々の手入れと部品交換

普通の小銃よりも、複雑かつ精密な部品が多い為、日々の手入れは入念に行い、部品も劣化が見られる前に早めに交換する。

部品: 機関銃手とは

機関銃手は、広義には歩兵部隊に随伴し、機関銃を装備して、味方部隊の支援を行う職種であり、狭義には分隊支援火器(軽機関銃)を用いて、歩兵分隊に随伴し分隊の支援を行う職種を指す。

部品: 機関銃手の歴史

通常の機関銃は大型で、運用には複数名が必要なので機動性に欠けていた。歩兵部隊の機動性向上の為、1名でも運用可能な軽機関銃=分隊支援火器が開発され、分隊ごとに1~2名の機関銃手が配備されるようになった。

部品: 制圧射撃

機関銃の特徴である、フルオート射撃能力をもって弾幕を形成し、敵の行動(接近や攻撃)を封じ、味方の行動(接近、撤退、弾倉交換、味方の救出や応急処置)を支援する。

部品: 長距離射撃

分隊支援火器が小銃よりも有効射程が長いことを生かして、小銃が届かない距離の敵=敵の機関銃手や狙撃手、敵の増援などを攻撃する。

部品: 弾倉の素早い交換

機関銃は、小銃よりも装弾数は多いが、連射速度も速い為、弾薬切れをしやすい。残弾を確認し、弾倉を素早く交換することで、射撃の中断時間を短くする。

部品: 戦闘中の部品交換

機関銃は小銃より部品点数が多く、フルオート射撃は、銃身の加熱変形や支持脚の破損などが発生しやすい。戦闘中でも素早くこれを交換できるように訓練している。

部品: 射点確保

味方を支援しやすく、敵を狙いやすい有利な場所を見極めて射撃場所を確保し、反動や狙いをつけやすいように伏せ撃ちや、塀や車両のボンネットの上など銃を固定しやすい場所に乗せて撃つ。

部品: 射点変更

機関銃手は歩兵部隊の火力の要である為、敵も優先的に攻撃をしてくる。位置を特定され攻撃を受けないように、こまめに場所を移動し、新たな場所を確保する。

部品: 照準器の事前準備

弾丸は重力などの影響でわずかに放物線を描く。その為、長距離になればなるほど、やや上向きに砲身を構えることになる。予め、よく使用する距離での照準器での調整をし、その場所に目印をつけておくことで、実戦時に、素早く照準調整ができるようにする事を指す。

部品: 砲手とは

エアバイク、車両、RB、艦船、航空機等の機動兵器に搭載された銃火器のコントロールを行うのが、砲手の役割である。

部品: 砲手の歴史

砲手はおもに艦船や戦車の砲の扱いから始まった。艦船は乗員も多い為、作業工程ごとに分担が可能だが、戦車では乗員が限られるため、その負担は艦船よりも大きい、さらに人員2名以下の航空機やエアバイク等では、操縦手と砲手だけとなったり、場合によっては操縦手兼砲手となることもある。

部品: 照準

銃砲に付属している照準器や、機動兵器自体に設置されている各種レーダーや各種センサー類を用い、風速や風向き、適当の相対距離や速度、未来位置の予測等、様々な条件を勘案し、目標を射撃する。

部品: FCSの操作

砲手は様々な条件を加味して照準を行うが、それを補助するのが、FCS(ファイアコントロールシステム=火器管制システム)である。敵の位置を把握するセンサーや、狙いをつける為の照準器、諸条件をもとに計算を行うコンピューター等から構成される。

部品: 武装の選択

複数の武装が搭載されている場合は、戦況や、目標との距離、目的、射程や射角を考慮して、最適な武装を切り替えて使用する。

部品: 行進間射撃

自ら移動しながら、敵を射撃する事。命中率は高くないが、威嚇やけん制による敵の足止めや、敵を誘いだす囮役等に効果的である。

部品: 直接火力支援

機関銃手同様、機動兵器に搭載されている銃砲は、歩兵用のものよりも強力かつ長射程な為、歩兵の支援の為にも活用される。具体的には歩兵では対処できない装甲目標や、機関銃手同様の制圧射撃である。

部品: 機動兵器の撃退

敵の大型兵器(機動兵器や重火器、砲台等)に勝てるのは、同様の火力、機動力、装甲等を有する味方の大型兵器である。

部品: 間接射撃支援

直接敵を狙わずに射撃をする事である。歩兵部隊や、味方の他の兵科・兵器と連携し、標的の座標や着弾結果などの情報を元に射撃を行う。この際、自身は塹壕や丘陵を盾にし、安全な場所から砲撃が可能。そして弾は大きな放物線を描くことから曲射とも呼ばれる。

部品: 照準諸言の事前入力

FCSに、戦闘速度、相対距離のデータをあらかじめ登録しておくことで、照準の計算をより速く行えるようにする行為。また、間接砲撃支援の場合は、敵自体ではなく、敵の予想進路に照準を合わせておき、敵の侵入タイミングに合わせて砲撃を行うことも可能である。

部品: 誤操作対策

砲手が扱う火器や、FCSは多くのスイッチ類や操作手順がある。誤操作を防ぐために、声出し、指さしによる確認を平素から行っている。

部品: 自衛用特殊装備の使用

自らを煙幕で隠すスモークディスチャージャーや、ミサイルなどの電子兵器のセンサーを誤認させるチャフや、フレア等の操作を行う


部品: 支援用特殊装備の使用

味方の移動支援や、敵の視界封鎖の為に使う煙幕弾や、夜間の視認性向上の為の照明弾、敵のミサイルや通信を阻害するチャフ弾などの操作を行う

部品: 歩兵としての下積み

銃手になるためには、まずは一般の歩兵として訓練を積んで、基本を身につける必要がある。基本的には帝國軍歩兵としての3年間の訓練が必要となる。

部品: 機関銃手としての訓練

機関銃の扱い方からその実戦における運用についてまでを国の訓練施設で座学と実戦形式を交えて学ぶ。歩兵として訓練を積んだものの中でも成績優秀者のみがこの訓練を受けることができ、約1年の時間をかけて機関銃手となるために必要な知識と経験を身につける。

部品: 砲手となるための訓練

様々な兵器での砲の扱い方から、その実戦における運用についてまでを国の訓練施設で座学と実戦形式を交えて学ぶ。歩兵としての訓練を積んだものの中から、特に砲手に必要な適正があると判断されたものが選抜され、訓練を受ける。約1年の時間をかけて、砲手として必要な知識と経験を身につける。この訓練を行うことで、様々な兵器の習熟がより速く行えるようになる

部品: 技能を複合して利用するための訓練

機関銃手としての訓練と砲手としての訓練を終えたものの中でも、その両者としての能力を高い水準で習得していると認められた者のみが、銃手となるための約1年間にわたる訓練を受けることが出来る。今まで身につけたものを組み合わせ、応用出来る高い理解度と柔軟性が要求される。最後の国が設定した試験を合格すれば銃手となることが出来るが、失敗した場合、諦めるか、再度訓練を受けるかを選ぶことになる。ここまで来ているエリートでも、初回での合格率は4割程度とかなりの難関である。



提出書式


 大部品: 大平蔵人(T22) RD:190 評価値:12
 -大部品: 来歴(T22) RD:2 評価値:2
 --部品: 風来坊
 --部品: 蒼梧藩国での経歴(T22)
 -大部品: 大平流斥侯術 RD:20 評価値:7
 --大部品: 斥侯の概要 RD:3 評価値:3
 ---部品: 斥侯技術の習得
 ---部品: 斥侯の3要素
 ---部品: 必ず情報を届ける
 --大部品: 通常偵察 RD:4 評価値:3
 ---部品: 地形探査
 ---部品: 捜索
 ---部品: 索敵
 ---部品: 監視
 --大部品: 強行偵察 RD:4 評価値:3
 ---部品: 強行偵察の目的
 ---部品: 強行偵察の手段
 ---部品: 強行偵察の効果
 ---部品: 強行偵察の副次効果
 --大部品: 追跡 RD:4 評価値:3
 ---部品: 追跡とは
 ---部品: 追跡の目的
 ---部品: 追跡を悟らせない工夫
 ---部品: 追跡の副次効果
 --大部品: 斥候に役立つその他の技術 RD:5 評価値:4
 ---部品: 夜目
 ---部品: 方向感覚
 ---部品: 聞き耳
 ---部品: 読唇術
 ---部品: カモフラージュ
 -大部品: 外見的特徴 RD:4 評価値:3
 --部品: サングラス
 --部品: 傷跡
 --部品: 容姿
 --部品: 服装
 -大部品: 内面的特徴 RD:3 評価値:3
 --部品: やるときはやる男
 --部品: 嗜好品
 --部品: 皮肉屋
 -大部品: 博学多識 RD:6 評価値:4
 --部品: 器用貧乏
 --部品: 軍と政
 --部品: 作戦指揮
 --部品: アドリブ
 --部品: 三方よし
 --部品: 口八丁手八丁
 -大部品: CQC RD:9 評価値:5
 --部品: 軍隊式の近接戦闘術
 --大部品: 勝つための知識 RD:2 評価値:2
 ---部品: 人体構造の把握
 ---部品: 行動予測
 --大部品: 攻撃方法 RD:3 評価値:3
 ---部品: 力の使い方
 ---部品: 体の使い方
 ---部品: 卑怯上等
 --大部品: ダメージ軽減 RD:2 評価値:2
 ---部品: 受け流し
 ---部品: 受け身
 --部品: CQCを学ぶには
 -大部品: コンバットシューティング RD:8 評価値:5
 --部品: 概要
 --大部品: 射撃の基本 RD:5 評価値:4
 ---部品: ホールディングとトリガープル
 ---部品: 照準
 ---部品: ダブルタップ
 ---部品: 弾倉交換と予備
 ---部品: 日々の手入れ
 --部品: ポジショニング
 --部品: ツーマンセル
 -大部品: 愛用の拳銃 RD:9 評価値:5
 --大部品: B93Rバースト拳銃 RD:6 評価値:4
 ---部品: 対テロ用拳銃
 ---部品: 大型化
 ---部品: 3点バースト
 ---部品: 受注生産品
 ---部品: 携帯許可
 ---部品: 所持の注意点
 --部品: 長年の相棒
 --部品: 携帯許可
 --部品: 携帯方法
 -大部品: 走り屋 RD:4 評価値:3
 --部品: 運転免許
 --部品: ながら運転
 --部品: じゃじゃ馬慣らし
 --部品: 危険回避
 -大部品: 生活能力 RD:6 評価値:4
 --部品: 炊事
 --部品: 洗濯
 --部品: 掃除
 --部品: 整理整頓
 --部品: 金銭感覚
 --部品: 流用実績(生活能力)
 -大部品: 狙撃手 RD:60 評価値:10
 --大部品: 狙撃手(スナイパー)とは RD:3 評価値:3
 ---部品: 狙撃手の役割
 ---部品: 選抜射手(マークスマン)との違い
 ---部品: 狙撃観測手もできる
 --大部品: 狙撃手への道のり RD:5 評価値:4
 ---部品: 歩兵としての経験
 ---部品: 治安維持部隊での経験
 ---部品: 座学による弾道研修
 ---部品: 過酷な訓練
 ---部品: 狙撃観測手としての訓練
 --大部品: 狙撃手の狙撃能力 RD:18 評価値:7
 ---大部品: 狙撃の基本 RD:11 評価値:6
 ----部品: 装備の使い分け
 ----部品: 2発目の狙撃
 ----部品: 狙撃の為の隠ぺい工作
 ----部品: 闇夜に霜が降る如く
 ----部品: 狙撃は数学と科学だ!
 ----大部品: 狙撃姿勢 RD:4 評価値:3
 -----部品: 伏射
 -----部品: 膝射
 -----部品: 立射
 -----部品: 座射
 ----部品: 狙撃の副次効果
 ----部品: 射点変更
 ---大部品: 対人狙撃 RD:4 評価値:3
 ----部品: 標的の行動観察
 ----部品: 標的の選び方
 ----部品: 部位狙い
 ----部品: 周囲の地形や物体の利用
 ---大部品: 対物狙撃 RD:3 評価値:3
 ----部品: 非移動目標への狙撃
 ----部品: 移動目標への狙撃
 ----部品: 遮蔽物を撃ちぬいての狙撃
 --大部品: 狙撃手の日常管理 RD:4 評価値:3
 ---大部品: 狙撃銃と照準器の事前調整 RD:2 評価値:2
 ----部品: 日々の手入れと部品交換と保管
 ----部品: 照準器の事前セッティング
 ---大部品: 体調管理 RD:2 評価値:2
 ----部品: 肉体鍛錬
 ----部品: 精神修養
 --大部品: 狙撃観測手 RD:8 評価値:5
 ---大部品: 狙撃観測手とは RD:2 評価値:2
 ----部品: 狙撃観測手の役割
 ----部品: 狙撃手の女房役
 ---大部品: 狙撃観測任務 RD:6 評価値:4
 ----部品: 下調べ
 ----部品: 打ち合わせ
 ----部品: 狙撃準備
 ----部品: 狙撃手への指示
 ----部品: 着弾観測・修正指示
 ----部品: 周囲の警戒・護衛
 --大部品: 帝国軍歩兵 RD:19 評価値:7
 ---大部品: 帝国軍歩兵訓練過程 RD:16 評価値:6
 ----部品: その期間は3年間
 ----部品: 練兵軍曹による厳しい訓練
 ----部品: バトル・バディーと共に
 ----部品: 毎日の日課
 ----部品: ファイヤー・ガード
 ----部品: 実地訓練
 ----大部品: 具体的訓練の内容 RD:10 評価値:5
 -----部品: 基本戦闘訓練概要
 -----大部品: 第一段階「帝国の誇りの段階」 RD:3 評価値:3
 ------部品: 協力しあう事、倫理観涵養
 ------部品: 肉体面訓練
 ------部品: 問題解決訓練
 -----大部品: 第二段階「シューターの段階」 RD:2 評価値:2
 ------部品: 射撃訓練
 ------部品: 宰相閣下のにっこり「信頼コース」
 -----大部品: 第三段階「わんわんウォーリアの段階」 RD:4 評価値:3
 ------部品: 最後の体力試験
 ------部品: 野戦訓練演習
 ------部品: 特殊戦術演習
 ------部品: 回復週
 ---大部品: 発生経緯と義務 RD:2 評価値:2
 ----部品: 歩兵の必要性
 ----部品: 就任や装備などの制限
 ---部品: 帝国軍歩兵の流用実績
 --大部品: 蒼梧藩国独自職業と人種の関わり RD:3 評価値:3
 ---部品: 組織力と向上心
 ---部品: 知恵と技術で先へ行く
 ---部品: 伝統へ組み込んでいく文化
 -大部品: 蒼梧藩国人 RD:11 評価値:6
 --部品: 人種的傾向
 --部品: 容貌と体格
 --部品: 足りないところは知恵と技術で
 --部品: 個人よりも組織で勝つ
 --部品: 向上心もほどほどに
 --部品: 伝統主義と新しい物好き
 --部品: 文化的多様性
 --部品: 神々に近き民
 --部品: 子供への視線
 --部品: 王権の重視
 --部品: 帝國藩屏の誇り
 -部品: 動物は割と好きかも?
 -大部品: 回避の心得 RD:16 評価値:6
 --部品: 概要
 --部品: 着用制限
 --大部品: 心構え RD:4 評価値:3
 ---部品: なりふり構わない
 ---部品: 反撃の機会をうかがう
 ---部品: 最後まで諦めない
 ---部品: 選択肢を狭める
 --大部品: 観察による情報収集 RD:2 評価値:2
 ---部品: 逃げながら周りを気にする
 ---部品: 相手をよく見る
 --大部品: 対近接攻撃 RD:4 評価値:3
 ---部品: 技の起こりを見る
 ---部品: 攻撃軌道把握
 ---部品: 間合いを読む
 ---部品: 実力をわきまえる
 --大部品: 対射撃攻撃 RD:4 評価値:3
 ---部品: 足運び
 ---部品: 動きを止めない
 ---部品: おいそれと遮蔽物から出ない
 ---部品: 現実を知る
 -大部品: 銃手 RD:31 評価値:8
 --部品: 銃手の役割
 --部品: 銃手とは
 --部品: 誤射対策
 --部品: 機関銃手技能と砲手技能の融合
 --部品: 日々の手入れと部品交換
 --大部品: 銃手の固有能力 RD:22 評価値:7
 ---大部品: 機関銃手 RD:9 評価値:5
 ----部品: 機関銃手とは
 ----部品: 機関銃手の歴史
 ----部品: 制圧射撃
 ----部品: 長距離射撃
 ----部品: 弾倉の素早い交換
 ----部品: 戦闘中の部品交換
 ----部品: 射点確保
 ----部品: 射点変更
 ----部品: 照準器の事前準備
 ---大部品: 砲手 RD:13 評価値:6
 ----部品: 砲手とは
 ----部品: 砲手の歴史
 ----部品: 照準
 ----部品: FCSの操作
 ----部品: 武装の選択
 ----部品: 行進間射撃
 ----部品: 直接火力支援
 ----部品: 機動兵器の撃退
 ----部品: 間接射撃支援
 ----部品: 照準諸言の事前入力
 ----部品: 誤操作対策
 ----大部品: 特殊武装の操作 RD:2 評価値:2
 -----部品: 自衛用特殊装備の使用
 -----部品: 支援用特殊装備の使用
 --大部品: 銃手になるための道のり RD:4 評価値:3
 ---部品: 歩兵としての下積み
 ---部品: 機関銃手としての訓練
 ---部品: 砲手となるための訓練
 ---部品: 技能を複合して利用するための訓練
 
 
 部品: 風来坊
 蒼梧藩国に立国時にどこからともなくやったきた男。過去は断片的にしか語らない為、詳細は不明だが、各地を転々としてきたらしい。気楽な一人やもめ。かつては良いところのボンボンだったと言われているが、本人は一切触れることは無い。現在も独身だが「独身主義の方が別れたくないそうだ」と周囲の勧めを断っている。いつかは、蒼梧藩国の仕事をやめて、別の国々を見て回りたいと思っている。今は、蒼梧藩国での仕事も楽しんでいるので、今すぐというわけでは無い。
 
 
 
 
 部品: 蒼梧藩国での経歴(T22)
 蒼梧藩国では、湯城の領主(楼湯君)であったが、内戦時に臨時首都になった際に返上している。現在は特に役職はつかず、軍隊経験を生かして、開発主任セコイアの下で武器や戦闘技術、港湾設備や都市公園など、各種開発のサポートを行っている。
 
 
 部品: 斥侯技術の習得
 軍や治安維持部隊等、国の機関において教育、訓練を経て習得する。偵察、強行偵察、追跡の三要素の知識、技術習得にはそれぞれ半年~1年、全体では2~3年を要する。大平蔵人の過去の経験や知見を元に体系化された。
 
 部品: 斥侯の3要素
 斥侯は通常偵察、強行偵察、追跡の三つの行為に大別される。方法は異なるが、対象の情報を収拾することで、味方の判断材料を増やす事には変わりはない。
 
 部品: 必ず情報を届ける
 斥侯において、もっとも大切なのは、情報を、必要なひとへ届ける事だ。自身の帰還が難しい場合は、暗号文を残したり、情報を書いた紙を隠したり、別の存在(同僚や犬等の動物)に託すなどの選択肢をとる。
 
 部品: 地形探査
 対象や味方の周辺の地形を調べること。食料や水が調達可能であるか、防御や、攻撃に優位な場所か、自然現象(雪崩や土砂崩れ、洪水)が発生しやすいか、について、観察、調査する。
 
 部品: 捜索
 対象を見つけ出す行為。対象が残した足跡や轍、食事、排せつなどの生理的行為の痕跡を探したり、対象の会話や通信を聞いたりして、対象の居場所や規模を調べる。
 
 部品: 索敵
 地形把握や、捜索によって、収集した情報を照合・分析した結果を元に、検討ををつけて、対象のより正確な情報を絞り込む行為。
 
 部品: 監視
 対象からは見つかりにくく、自分は対象を観察できる場所で、対象の移動や、休憩、会議、指揮、訓練、食事、など、状態や状況の変化を見張る行為。
 
 部品: 強行偵察の目的
 強行偵察は、対象に対して、外的刺激を与えることで、相手の対応を観察し、情報を収集する行為。情報の収集が目的なので、必ずしも対象に損害を与える必要はない。
 
 部品: 強行偵察の手段
 具体的な手段としては、遠距離からの狙撃、自然現象の利用(人為的に雪崩や、土砂崩れ、川の氾濫を起こす)、偽兵(銅鑼や号令を聞かせたり、暴れ牛を突っ込ませるなど)等がある。
 
 
 部品: 強行偵察の効果
 対象がどの程度の規模なのか、指揮系統や、練度、武器弾薬や兵糧の保管場所や、装備や機動兵器の機種や能力、稼働状況、物理レベルなどが確認可能である。
 
 部品: 強行偵察の副次効果
 対象者に自分やその所属組織という敵対者の存在を知らせてしまうデメリットもある。だが逆にいえば、敵はその為に、見張りや迎撃などの対応をせざるをえなくなり、敵の分散や疲弊を誘うこともできる。
 
 部品: 追跡とは
 追跡とは、移動状態にある対象の後をつけることにより、対象の拠点や、臨時の退避場所などを確認する行為である。
 
 部品: 追跡の目的
 得られた情報をもとに、追撃攻撃をしたり、対象の拠地を割り出したり、対象の練度や士気(低い場合は四散し、高い場合は統制がとれていたり、追撃への備えをしている)を確認する。
 
 部品: 追跡を悟らせない工夫
 追跡をされている事が対象に判明した場合、追跡者=自分が攻撃されたり、偽の拠点を用意されたりすることがある。それを避けるためにも、追跡者は、十分に距離をとったり、カモフラージュを行う。
 
 
 部品: 追跡の副次効果
 追跡されている事を、対象に知られれば、対抗を手段をとられる可能性はあるが、逆に、あえて追跡をしているという事実を相手にさとらせることで、対象がパニックを起こしたり、追跡者に対応するための備えをせざるを得なくなり、対象の行動を制限することができることもある。
 
 部品: 夜目
 夜間において、対象も自身も、闇にまぎれて、情報の隠ぺいを図ることがある。夜目が利けば、十分な光源がなくとも情報収集が可能となる。昼間は日光を浴びない場所で活動し、夜間に夜空や風景をみながら鍛えていく。
 
 部品: 方向感覚
 自分が東西南北、高低どこに居るのか、太陽や星の位置、地図との照合、歩数計測による移動距離の算出などの知識を習得することで、後天的な技術として方向を把握できるようになる。
 
 部品: 聞き耳
 特に夜間では、視覚よりも聴覚が頼りになる事がある、対象や対象の装備が動くときに発する音や、会話を聞き取る技術。
 
 部品: 読唇術
 訓練によって会話が聞き取れなくても相手の唇の動きを見て、会話の内容を予測する技術。唇の動きだけでなく、表情や身振り手振りなども見て予想する技術。相手の姿を目視できるときのみ可能。
 
 
 部品: カモフラージュ
 地形に合わせて、自分の存在を対象から隠す行為。目立たない色の服装を着たり、現地にある、泥や、木の葉、砂などを身体に塗布・着用して対象から認識されにくくする。
 
 部品: サングラス
 目が弱く、保護の為に、強化ガラス製のサングラス(度入り)を愛用している。予備のレンズとフレームも常備している。
 
 
 部品: 傷跡
 顔や、全身に無数の傷跡が残っている。戦場で負ったものだけでなく、事故で負った傷もある。整形はせずにあえて残している。
 
 
 部品: 容姿
 中肉中背、やややせ気味。黙って身なりをキチンと整えていれば、二枚目半くらいにはなるが、本人はあまりヤル気が無い。
 
 
 部品: 服装
 服装にはあまり頓着をしていない。一応洗濯はちゃんとしているが、スーツも、愛用のトレンチコートもくたびれた印象は否めない。
 
 
 部品: やるときはやる男
 飄々としており、周囲からは不真面目な印象を持たれることもあるが、本人は特に気にしていない。だが、やるべき時は人が変わったように雰囲気が変わる。
 
 
 部品: 嗜好品
 酒はスコッチ、タバコは洋モク。肉は赤身のミディアムレア。コーヒーはマンデリン等、好みに自分なりの拘りがある。逆にそれ以外には、無頓着。
 
 
 部品: 皮肉屋
 場を和ませるために皮肉めいた憎まれ口と軽口を叩いたり、友人・知人にあだ名をつけて呼ぶ癖がある。だが、時と場合と場所は弁えるし、ハラスメントになるような事は言わないし、謝罪もする。
 
 
 部品: 器用貧乏
 大概の事は、なんでも人並み(平均的)には、こなせるが、何か一芸を極めるのは不得意。よく言えば応用が効く。悪く言えば器用貧乏。
 
 
 部品: 軍と政
 兵站(ロジスティクス)や、兵器の試作開発を過去に行っており、そこで学んだ技術や知識を軍事だけでなく、内政でも活用している。
 
 
 部品: 作戦指揮
 最前線での陣頭指揮を好む。機動防御による遅滞戦や、殿を受け持っての撤退戦など、過酷な任務になればなるほど燃えるタイプ。
 
 
 部品: アドリブ
 とっさの時の機転が利き、短期決戦や変化に富んだ状況を好む。逆に持久戦など、長期間の単純作業は好きではない。
 
 
 部品: 三方よし
 商売の古い格言、売り手、買い手、世間によしの三方よしをモットーにしている。必要とあれば、損して得を取ることも辞さない。
 
 
 部品: 口八丁手八丁
 身振り手振りを交えながら、立て板に水を流したようによくしゃべる。生活の為にバナナのたたき売り等をしていたようだ。
 
 
 部品: 軍隊式の近接戦闘術
 狭い空間や、敵と密着した状況を想定し、素手の打撃や投げ、関節技だけでなく、銃やナイフ、その他の道具と組み合わせた戦い方。
 
 部品: 人体構造の把握
 人体の急所や、関節の構造を理解し、効率よく急所を狙ったり、骨や関節を効率よく砕いたりするための知識を把握する。
 
 部品: 行動予測
 人の格闘戦における動きは、ある程度パターン化されている。相手の構えや視線、目線などから、動きを予測し、それに対処を行う。
 
 部品: 力の使い方
 相手の力を利用する事で、組み技では自分は力を入れずに投げ倒したり、カウンターによる威力の増加を狙う。
 
 部品: 体の使い方
 手首を痛めないように、拳ではなく掌底や、肘等の固い部分を使った打撃を推奨される。また、打撃も蹴りもコンパクトな動作により、隙を無くすようにする。
 
 部品: 卑怯上等
 土砂による目つぶしや金的、ハッタリや挑発行為等の心理攻撃、銃やナイフの併用等、本来の武道では禁じ手とされている技も、生死を掛けた戦いにおいては使う。
 (訓練では練習用の人形相手にしか使わない。)
 
 
 部品: 受け流し
 相手の技を真っ正面から受けるのではなく、反らしたり、受け流したり、人体の固い部分に誘導することで、自分の受けるダメージを減らす。
 
 部品: 受け身
 相手に投げられた時に、手足を広げ、体全体の設置面積を大きくすることで、ダメージを分散する技術。また、その反動を利用し姿勢を立て直す事にも利用される。
 
 部品: CQCを学ぶには
 CQCを習得するためには、軍隊としての訓練を積むか、軍隊に所属していた経験がある人間から直接教わる必要がある。実戦で通用するレベルまで磨き上げるには、最低でも1年間の訓練が必要となる。
 
 部品: 概要
 軍隊や警察、スパイ組織等の特殊部隊でのみ教育されている射撃術で一般人には教えられていない。基本となるのは拳銃の撃ち方、構え方等からなる。
 
 
 部品: ホールディングとトリガープル
 射撃時に反動で狙いがぶれないように、銃の握り方、引き金を引くときの力の入れ方、反動の逃がし方の技術。
 
 部品: 照準
 ダットサイトと呼ばれる照準器を使ったり、銃についているアイアンサイトを使う。狙いは頭や腕ではなく、動きの少ない胴体や足を狙って敵の動きを止め、次弾で止めを刺す。
 
 部品: ダブルタップ
 1回目では弾が外れたり、防御される可能性がある為、敵には必ず2回引き金を引く。フルオートで引き金を引きっぱなしにするのは弾丸を浪費し、命中率も低下するため基本的には使わない。
 
 部品: 弾倉交換と予備
 射撃をしながらでも残弾は数えておき、銃身に弾丸が1発は残っている状態で弾倉を交換する。これにより初弾装填の時間を短縮できる。また予備弾倉や予備の銃は必ず携行する。
 
 部品: 日々の手入れ
 日々の手入れがされている銃を使う。射撃後は火薬の燃えカス等が残る為、必ず分解、清掃を行う。暗闇や片手でも手入れができるように練習も行っておく。
 
 部品: ポジショニング
 建物の壁や、金属製のドア、自動車のエンジン、樹木、ブロック塀、あるいは太陽の逆光や、自分の追い風になる等、自分にとって優位な場所をとる技術。
 
 部品: ツーマンセル
 可能な限り2人1組で行動する。死角を補いあったり、無防備になる弾倉交換や移動時に援護射撃を相互に行う。
 
 部品: 対テロ用拳銃
 イタリアのベレッタ社が米軍の正式拳銃ベレッタ92をベースに、対テロ用として、軍や警察向けに開発した大型自動拳銃のレプリカモデル
 
 
 部品: 大型化
 大型化はデメリットが大きいとされるが、フォアグリップと重量増、ガスポート付ロングバレルによる安定性の向上。ロングマガジンによる弾数増加等、メリットの方が大きくなっている。
 
 
 部品: 3点バースト
 通常の拳銃はセミオート、一部の軍用拳銃ではフルオートも可能だが、本銃は3点バースト(1度に3発)を採用し、速射性と弾の節約を両立している。
 
 
 部品: 受注生産品
 軍・警察の対テロ用という特殊用途であること、3点バーストという特殊機能がついていることから、一般市場には出回っておらず、藩王摂政の許可を受けてからの受注生産となっている。その為品質は通常の拳銃よりも高い。
 
 部品: 携帯許可
 蒼梧藩国の藩王および摂政から、銃の所持許可はもらっており、この銃のシリアルナンバーと線状跡は政庁に登録・管理されている。
 
 部品: 所持の注意点
 見えることによる威圧をなくす為、普段は見えないよう箇所に身に付けます。また、その際は暴発及び盗難防止用の安全装置の付いたホルスターに入れておきます。
 
 部品: 長年の相棒
 蒼梧藩国に来る以前から愛用している拳銃。オーバーホールや部品交換を繰り返しながら使っている。寝る時もすぐ手に届くところに置いている。
 
 部品: 携帯許可
 蒼梧藩国の藩王および摂政から、銃の所持許可はもらっており、この銃のシリアルナンバーと線状跡は政庁に登録・管理されている。
 
 部品: 携帯方法
 所持許可証を銃と一緒に携帯している。銃本体も国民を威圧しないようにホルスターに入れて、服で隠している。
 
 部品: 運転免許
 普通自動車と大型バイク、エアバイクの免許を所持している。またそれらのプロレーサーライセンスも所持している。
 
 
 部品: ながら運転
 普通のドライバーとしては、ルール違反・マナー違反となるが、運転しながらでも、射撃をすることができる。蒼梧藩国の内戦でもエアバイクを駆って戦闘に参加していた経験がある。
 
 
 部品: じゃじゃ馬慣らし
 パワーや操縦方法に癖のある乗り物でも、一度テスト走行をすれば、コツをつかんで問題なく乗りこなすことができる。
 
 
 部品: 危険回避
 戦闘や、車両事故、悪路などの条件下でも、ケガや車体の損傷を最小限度にするように危険予測をして運転している。
 
 
 部品: 炊事
 食材選びから調理までをこなす。
 手の込んだ複雑なものを作ったりと凝り性も存在するが逆に自分の手間を極力減らす手抜き飯もお手の物。
 
 部品: 洗濯
 衣類やリンネル類などを洗う技術。
 衣服やリンネル類の素材によって適した洗い方は様々。
 自分の手間とやる気が許す限り最適な洗い方を目指す。
 
 部品: 掃除
 掃いたり拭いたりすることによってゴミや汚れを取りのぞく技術。
 これがないとあっという間に住んでる場所はゴミ溜めになる。
 
 部品: 整理整頓
 いるもの、いらないものの分別や物を適切に整理する。
 これがないと部屋は雑多な物置のようになってしまう。
 掃除だけ出来ても棚に用途ばらばらで置いたりしていたりあれどこいったんだっけ、を防止できる。
 
 部品: 金銭感覚
 食料品、生活用品の購入などの暮らしていくための金銭の割り振りと交際費や嗜好品など趣味に割り振ったり貯蓄したりのお金の自己管理能力。
 
 部品: 流用実績(生活能力)
  以下の個人データへの流用申請をいただいています(敬称略)
  藩国:使用者:使用アイドレス
 
 
 蒼梧藩国:月松堂:摂政月松堂のアイドレス
 蒼梧藩国:新荼 稠:新荼稠(ニイドシゲル)
 蒼梧藩国:戸田:戸田【T20】
 蒼梧藩国:大平蔵人:大平蔵人
 蒼梧藩国:うろこ:うろこ
 蒼梧藩国:Phantom:Phantom
 蒼梧藩国:がるた:がるた
 蒼梧藩国:哀川・A・セコイア:哀川・A・セコイア
 世界忍者国:久堂尋軌:久堂尋軌
 満天星国:都築つらね:都築つらね
 FVB:オカミチ:オカミチ
 満天星国:ホリー:ホーリー
 
 部品: 狙撃手の役割
 文字通り、遠距離から特定の標的を狙い撃ち、標的の殺害、破壊、または無力化をするのが主な役割である。標的は敵部隊の指揮官や、歩哨、立てこもり犯などの対人狙撃と、敵性機動兵器や拠点の弱点(装甲の薄い部分やセンサー類、照明)などの対物狙撃に大別される。
 
 部品: 選抜射手(マークスマン)との違い
 狙撃兵(スナイパー)と選抜射手(マークスマン)との違いは、マークスマンが歩兵部隊に随伴するのに対し、スナイパーが歩兵部隊から独立し、単独ないし狙撃観測手等の少数で行動する事である。
 
 部品: 狙撃観測手もできる
 狙撃手は、狙撃観測手の訓練も積んでいる為、狙撃観測手として、別の狙撃手と共に行動することもできる。狙撃手と狙撃観測手両方の技能をもつことで、相互にフォローしながら相乗効果が期待できるし、状況に応じて、役割を交代・分担して効率化を図る事ができる。
 
 部品: 歩兵としての経験
 独立して行動することが多いとはいえ、歩兵との連携や単独での戦闘能力も必須要素なので、歩兵と同等の能力は最低限必要となる。その為、歩兵経験が3年以上の者から選抜される。
 
 部品: 治安維持部隊での経験
 狙撃手は、敵の指揮官や銃手等を狙い撃つだけでなく、治安維持活動時に、犯罪者の手足を狙い撃ちしてを無力化したり、人質をとった立てこもり犯だけを狙い撃ちにしたりする必要がある。その為、治安維持部隊で犯罪者とも向き合う経験が必要となる。
 
 部品: 座学による弾道研修
 狙撃はある意味物理学である。敵との距離、風向き、重力等、弾道を素早く計算できるよう、2~3年の研修が必要となる。
 
 部品: 過酷な訓練
 狙撃手は部隊から独立して行動することが多い為、個としての戦闘能力、生存能力が求められる。また、遠距離から正確に標的を狙い撃つための射撃技術や、弾道計算能力、標的を狙い撃つチャンスが来るまで待つ忍耐力や耐久力が必要であり、心身ともに過酷な訓練を受ける。その訓練を乗り越えて1人前になる確率は1/100より小さいと言われる。
 
 部品: 狙撃観測手としての訓練
 良い狙撃手は、良い狙撃観測手であり、逆もまた真である。見習い狙撃手は、必ずベテランの狙撃観測手の元で訓練をし、また、ベテランの狙撃手の狙撃観測手としても訓練を受ける。
 
 部品: 装備の使い分け
 標的との相対距離を読み取り、比較的近い距離ではレーザーサイトやダットサイト、遠距離では望遠スコープ、夜間では低光量や赤外線に対応した装備を使い分ける必要がある。また、距離や狙撃対象に応じて、口径や弾種を使い分ける必要がある。
 
 部品: 2発目の狙撃
 狙撃は1発目を外すこともある。その場合でも慌てず、正確に、かつ迅速に、照準を修正し、標的が逃げたり反撃するまえに、2発目を叩き込む。
 
 部品: 狙撃の為の隠ぺい工作
 敵から発見されないように、周囲の風景に似た色や模様の服装や、周囲の木々や草木の枝を括りつけた服やネットやシーツをつかって自らを隠す。また、撤収時も薬莢や装備品、ゴミや排泄物を回収し、足跡も消して、狙撃手が居た事を特定されにくくする。
 
 部品: 闇夜に霜が降る如く
 射撃における引き金の弾き方の極意である。 闇夜の中気が付かないうちに霜が降りているように、静かに銃身を揺らして狙いがそれる事のないように引き金を引くことである。特に狙撃では敵に気づかれない事、狙いがずれない事を重視するために意識する言葉である。
 
 部品: 狙撃は数学と科学だ!
 狙撃には、標的との距離、移動距離、弾丸の速度などを計算する数学的能力と、重力や風速、天候、弾薬の火力などを計算する科学的知識が必要となる。
 
 部品: 伏射
 地面に伏せて、射撃する事を言う。敵から見つかりにくくになるだけでなく、2脚などを使って地面に銃を置くことで、銃が安定するだけでなく、銃を支える力を軽減できる。
 
 部品: 膝射
 利き足の膝を地面につけ、片膝たちの姿勢で狙撃をすることを指す。主に、片膝に腕(肘)を乗せることで、銃を持つ手が安定し、命中率が高まる。伏射と立射の中間的ポジションである。
 
 部品: 立射
 立った状態で狙撃を行うことを指す。立っているので、上下左右に銃身を動かすことができ、移動目標や高低差がある標的を狙いやすく、自分が発見されてもすぐに移動ができるのが利点である。応用としてバイクや車の荷台にのって狙撃することもある。
 
 部品: 座射
 体育座りで両足を広げた状態や、胡坐をかいて座った状態で、膝に肘を乗せて狙撃する事。主に狭い場所で狙撃を行う際に、都合が良い。
 
 部品: 狙撃の副次効果
 狙撃は、標的の武器が届かない距離であったり、標的からは発見しづらい場所から行われる。これにより、標的へ何処からともなく撃たれるという恐怖心を植え付け、標的の行動を制限するという効果もある。
 
 部品: 射点変更
 狙撃を行ったあと、弾道や、発射音などから、位置を逆算され、敵の反撃を受ける可能性がある。射撃後の状況を判断し、敵の反撃が起こる前に狙撃場所を変更したり、撤退することも必要である。
 
 部品: 標的の行動観察
 標的を観察して、移動速度や、態度、服装、周囲の様子などを観察することで、相手の行動を予測し、照準がしやすくなる。
 
 部品: 標的の選び方
 相手を観察した結果から、その人物が本当に狙撃の標的なのか正誤を判断する。また、不特定多数の中から外見的特徴や、周囲の態度から、標的を見つけ出し、照準を決める。
 
 部品: 部位狙い
 殺害を目的とするなら、致命傷を与えやすい頭部や、内臓のある胴部を狙う。相手を移動不能にするだけなら脚を、反撃できなくするだけなら武器や腕を狙う。また人質や障害物を避けて狙う事もある。
 
 部品: 周囲の地形や物体の利用
 2脚が使えないときは、建物の壁やドアや窓、車のボンネット、同僚の肩などに、バイポットや銃身を押し付けて銃身を固定し、命中精度を高める。利用できるものが無いときは、自身の安全性などを考慮した上で狙撃姿勢を決め、対象を狙う。
 
 部品: 非移動目標への狙撃
 敵の武器弾薬保管場所や、燃料の保管場所を狙って、誘爆を狙ったり。移動してない状態の飛行機やヘリ、自動車や装甲車、戦車などの装甲の薄いところ(タイヤや履帯、窓や排気口など)を狙って破壊や無力化を行う。
 
 部品: 移動目標への狙撃
 要人が乗った車両や、移動中の車両、航空機などの移動速度と弾丸が到達するまでの時間を計算し、標的が移動していても、移動先に弾丸が届き、相手を攻撃する。
 
 部品: 遮蔽物を撃ちぬいての狙撃
 壁やドアや窓などを撃ち破って、中に居る標的を破壊、殺害、無力化すること。威力の高い狙撃銃なら遮蔽物ごと打ち抜くし、威力の低い狙撃銃なら最初の一発で遮蔽物を破壊して、2発目で遮蔽物の向こうの標的を狙い撃つ。
 
 部品: 日々の手入れと部品交換と保管
 正確な射撃の為には、日々の手入れと部品交換だけでなく、保管状態も大事である。外側は歩兵小銃と同じ保管ケースだが、内部には湿気や衝撃を吸収する素材を入れて保管する。
 
 部品: 照準器の事前セッティング
 予め、照準器を様々な距離や条件で射撃し、その時のセッティング状況を記録しておく事。実際に標的を狙う際、過去の記録から、近い状況のセッティングを参照することで、照準器のセッティング時間が短時間で行えるようになる。
 
 部品: 肉体鍛錬
 日ごろから、暑さや、寒さ、雨や風の中でも影響を受けないように様々な環境に身体を慣らしておく。また、狙撃銃を長時間構えられるように筋肉や持久力を鍛える。
 
 部品: 精神修養
 スコープの倍率によっては、撃たれた相手の表情が見えることがある。それが心理的ストレスにならないよう、普段から気分転換できるように心がけておく。また、長時間の待ち伏せにも耐えられる忍耐力や、標的を精密に狙う集中力、初弾を外したり、敵に発見されても次の行動(2発目の射撃や退却)ができる冷静さを普段から鍛えている。
 
 部品: 狙撃観測手の役割
 その名の通り、狙撃の着弾観測を行う役割である。それ以外にも、周囲の観察や警戒、銃の組み立てやカモフラージュ作業の手伝い等、狙撃手が狙撃に専念できる環境づくりを行う。
 
 
 部品: 狙撃手の女房役
 普段から狙撃手とペアで行動し、最低限の会話や、身振り、手振り、筆談などで、意思疎通ができるようにすることも大事である。
 
 
 部品: 下調べ
 予め作戦範囲を地図や実地で確認し、狙撃に適した場所や、敵に見つかりにくい場所、そこに至るまでの経路や、退路を確認しておく。また、標的についても資料や偵察行動で調査しておく。情報が限られている場合は、過去の事例に似た状況の情報を参考にする。
 
 部品: 打ち合わせ
 事前に収集した情報や、装備の調整状況をもとに、狙撃手や作戦指揮者などと打ち合わせを行う。狙撃手と狙撃観測手のコンビは主力部隊とは独立して動く事が多く、敵から見つからないように連絡手段も限られることから、想定される事態の対策を事前に立てる。これにより狙撃の成功率を高め、狙撃手と狙撃観測手の生還率を高める。
 
 部品: 狙撃準備
 下調べした情報を元に、狙撃銃や弾丸、狙撃観測に必要な道具の選定や調整をしておく。また、現地では、狙撃手と共同で、狙撃銃や観測装備の組み立て、カモフラージュネットなどによる陣地構築などを行う。
 
 部品: 狙撃手への指示
 標的を観察したり、その周囲を観察して、狙うべき標的とタイミングを狙撃手に指示する事。場合によっては、標的を狙いやすくするために、別の標的を狙うよう指示したり、射撃場所の変更や、撤退を指示する。
 
 部品: 着弾観測・修正指示
 狙撃手の撃った弾丸が標的にあたったか、はずれたか?を確認し、照準の修正を指示することである。その為に、狙撃手の使用してるスコープよりも広い視野や、より詳細まで拡大できる大型のスコープを使うこともある。
 
 部品: 周囲の警戒・護衛
 狙撃手が狙撃に専念できるように、周囲の警戒を行い、敵が近づいているようなら、隠れたり、迎撃したり、狙撃手をつれて撤退を行う。また近距離まで敵が近づいた場合、狙撃手の狙撃銃では狙いにくいことがあるため、自動小銃や、分隊支援火器を使うこともある。また、狙撃手を乗せた車両や航空機、エアバイクや船舶などを操縦する事もある。
 
 部品: その期間は3年間
 帝國軍では隊員の練度を一定水準、この場合は歩兵としての実運用に耐えるレベルまでの育成を目的として、
 訓練キャンプで三年間の訓練を実施している。充実したカリキュラムによって歩兵は実戦に出るための経験を積んでいくのだ。
 
 部品: 練兵軍曹による厳しい訓練
 宰相府では新兵教育に練兵軍曹を用いている。彼らは基礎訓練の大部分の責任者である。武器の取り扱いから上官への挨拶まで全てを新兵に教え、誤りを指摘し、訓練過程を通して新兵に付き添う。彼らは新兵の安全にも責任を持つ。
 彼らは特徴的な帽子(キャンペーン・ハット、スモーキー・ベアとも呼ばれる)を着用している。
 単に練兵軍曹の帽子に畏怖を抱かせるのではなく、軍の階級を尊重させて指揮系統の規律を保つという観点から、多くのAITコースでは小隊付軍曹が教官に就いている。
 
 部品: バトル・バディーと共に
 「バトル・バディー」は、一般的には戦闘における兵士の相棒の呼称である。しかし、基礎訓練中、新兵が単独で行動するのを禁止して懲戒処分を下す際にこの語が用いられることもある。新兵が小隊や練兵軍曹から離れて行動する際、彼らは2人でバトル・バディーとして知られるペアを組んで行動する必要がある。
 
 部品: 毎日の日課
 新兵の朝は早い。0430起床。男はひげそりだ。0500には朝の体力訓練、柔軟運動にランニング、0600朝食、0630訓練をみっちりやり、1200からは昼食で、1230からは休む間もなくまた訓練である。1700、クタクタになって戻ってきてやっと夕食。そして1730からは練兵軍曹に色々と叩き込まれる時間である。知識、礼儀作法、帝国歩兵としての誇り、そしてたまにはげんこつだったりいびりだったりである。そして2000からはやっと個人の時間だ。洗濯したりシャワーを浴びたりリラックスしたりできる。1時間だけだが。2100には寝なければならない。消灯だ。明日も早いのだから。
 
 部品: ファイヤー・ガード
 要するに当直である。新兵が二人一組で起きて、兵舎周辺のパトロールをし、火災に注意して掃除をして、兵舎から脱走しようとしている新兵も見つける。1時間で交代して寝るのだ。
 つらい。つらいが慣れる。
 
 部品: 実地訓練
 多くの実地訓練で、新兵は与えられた専門課程へ派遣される。例えばクレイモア対人地雷について学ぶコースであったり、対戦車のコースであったりする。宰相府の訓練ではしばしば(安全に配慮した上で)本物を用いることもあり、実際の銃器射撃を新兵に経験させることもある。
 
 部品: 基本戦闘訓練概要
 基本戦闘訓練(Basic Combat Training、BCT)は全ての歩兵が受ける、同じ技術を教える10週間の訓練期間である。
 要するに教わる技術はすべて必要な技術である。新兵全員はシステム化された同じ技術を教わらなければならないため、彼らは(自分の部隊のみならず)仲間と行動し、また必要に応じて自分(たち)を守る準備が整う。
 全三段階に分けられている。
 
 部品: 協力しあう事、倫理観涵養
 第一段階は「帝国の誇りの段階」とも呼ばれる段階。練兵軍曹にずっと監視され、ミスの修正を求められる。新兵はしばしば舞台全体での修正を求められることもある。
 これによって新兵は責任の重さを覚え、鋭敏な注意力を養う。
 具体的には雑嚢が山積みになった中から制限時間内に自分の雑嚢を見つけ出す(達成するには新兵同士で協力が必須)バッグ・ドリルに
 教練と式典訓練(右向け右とかである)、ダミーライフルで銃器の扱いと重さになれる。
 座学では帝国軍中心価値観を教える。帝國軍中心価値観に関しては別に説明する。
 
 部品: 肉体面訓練
 基礎的な規律訓練を修了した後、徒手格闘訓練を行う。新兵同士での訓練も行われる。また、ここでは地図の読み方、コンパスの使用方法についても学ぶ。
 ここでは「わんわん帝国栄光の塔」と呼ばれるハードな障害物競走もしなければならない。縄梯子や橋、壁を懸垂降下したりだ。つらいが間違えなく基礎体力と体の使い方は覚える。
 これに協調性を養うための要素をより重視した「姫の教える手を取り合うコース」がある。これも基本は協力して障害を乗り越えていくコースだ。
 
 
 部品: 問題解決訓練
 意識を失った人の輸送や様々な現実的な制約を与えられて、機材を輸送するなど問題解決訓練を行う。
 ガスマスクをつけて催涙ガスの充満した部屋で訓練を行ったりもする。つらい。
 最終段階ではついに本物の歩兵銃が与えられる。だがまだ撃たせない。基本小銃射撃術基礎訓練を徹底するのだ。
 要するに歩兵銃の野戦分解を収録する。
 
 部品: 射撃訓練
 実際に射撃を行い始める。支給されたアサルトライフルで様々な目標に射撃を行う。目標は段々と遠くなり、命中させるのが難しい形状になり、飛び出てくるような物にもなってくる。もちろん手榴弾や、グレネードランチャー、機関銃についても訓練する。第2段階の第2週目は対戦車兵器や他の火器の訓練を行う。
 
 部品: 宰相閣下のにっこり「信頼コース」
 新兵が射撃や武器の取扱に自信をつけてきたら、限時間内において一連の目標に射撃を行う「信頼コース」と呼ばれる訓練も行われる。
 加えて、教練や儀礼の訓練だけではない、激しく継続的な体力訓練がある。新兵は多くの訓練で実力を示し合格を勝ち取らなければ次の段階へ進むことはできない。
 
 部品: 最後の体力試験
 第3段階ではまず最初に最後の体力試験がある。ここで不合格となると次の訓練にはススメないのだが体力試験は一年に一回しかない。皆必死に試験をパスするための訓練に勤しむ。
 
 部品: 野戦訓練演習
 野営や、夜戦、市街戦などの野戦訓練演習。この間、基地内の食堂などの一般調理施設には近寄れなくなり、レーションだけが彼らの食事になる。つらい。おいしくない。(とはいえ昔に比べれば遥かにおいしくなったというのがベテランたちの言である)
 このストレス下で歩兵としての動きを真っ当できるか、忍耐を涵養する側面もこの訓練にはあるのだ。
 
 部品: 特殊戦術演習
 特殊戦術的な演習。この演習において、練兵軍曹は助言をするものの、最終的な決定は新兵の小隊長と班長に任される。練兵軍曹はこの訓練で、チームでそれぞれ異なった判断をさせようと試みる。なぜなら兵士であることは非常に危険であり、新兵は攻撃性を持ち大胆不敵でなければならず、しかしながらそれを知性と常識で収めなければならないという状況に置かれるからである。この必要不可欠な条件を満たした者のみが高度個別訓練へと進む。
 
 部品: 回復週
 「回復週」とも呼ばれる訓練の最終週。
 この期間に、新兵は武器、寝具類、支給されたヘルメット、ガスマスク、水筒などの高等個別訓練で使用しない装備品を点検・修理しなければならない。同時に兵舎内も点検し、新しい小隊を受け入れられる状態にしておく。最終週ではまた、週末に行われる卒業式のため、新兵の礼装の確認や練習も行われる。立つ鳥跡を濁さずである。
 
 部品: 歩兵の必要性
 わんわん帝国にはニューワールドでの開国当初から歩兵がある。歩兵の役割は偵察や護衛、狙撃など多岐にわたる。I=Dや戦車の視野確保も歩兵なくしては難しい。
 軍に置いて訓練された歩兵は何者にも代えられない宝である。歩のない将棋は負け将棋。
 
 部品: 就任や装備などの制限
 歩兵には、説明にある通り厳しいおおよそ3年間の訓練を超えなければなることはできない。これにはもちろん倫理、帝国の誇りある歩兵としての価値観涵養も含まれる。これらに合格したものしか歩兵になることはできない。
 また歩兵には小銃などの兵器が任務時に支給されるが、これら帝国軍歩兵一般装備は、もちろん除隊されれば所有は許されない。また、就任中も装備が可能なのは基本任務中のみである。
 
 
 部品: 帝国軍歩兵の流用実績
 以下のPC、藩国様に流用いただきました。 根拠:http://nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html
 
 (申請順)
 竜宮・司@詩歌藩国
 設問205へ提出
 フシミ@星鋼京:近衛兵のアイドレスに流用
 
 
 部品: 組織力と向上心
 軍事、宗教、ビジネスなど様々なシーンにおいて、蒼梧藩国人は組織力によって問題を解決する傾向がある。リーダーもまた組織の一員であり、共に力を出し合って難題を解決していく傾向を持つ。組織のリーダーは、組織の構成員たちの向上心がいきすぎたり、方向を誤ったりしないように調整し、組織力を健全に活かしていく役割も持つ。
 
 
 部品: 知恵と技術で先へ行く
 体格や魔法に恵まれなかった分を知恵と技術で補うのが蒼梧藩国人である。「知恵と技術で補う」のは自分のことだけでなく、誰かを助ける際にも同じである。それは辞書的に正しい、決して殺害の婉曲的表現でない「助け合い」を実現するために発揮される。
 
 部品: 伝統へ組み込んでいく文化
 蒼梧藩国人は古くから存在する技術、知恵から学ぶことの重要性、今新しいとされているものも時が経てば歴史の一部になっていくことを長い歴史から知っている。そのため、新しいモノを積極的に取り入れ、問題の解決にあたる傾向がある。固執ではなく、共によいものを見つけようとすることもまた、向上心の発露と言える。
 
 部品: 人種的傾向
 蒼梧藩国人の多くは、人種系統的には東国人系で、黒い髪と黄色がかった肌をもつものが多い。ただし、日常的に潮風を浴びるものの髪は茶色がかるし、厳しい日差しのもとで働くものは肌が焼けている。もちろん、ファッションとして髪色を明るくしたり、肌を日差しで焼くものもいる。また、他人種との混血や帰化した国民の場合、外見的に東国人的特徴を持たないこともある。
 
 部品: 容貌と体格
 顔の彫りは浅いものが多く、体格についても平均的に大柄とは言えない。この人種的特徴が、知恵と技術の重視という形で蒼梧藩国人の性質に作用した面もある。
 
 部品: 足りないところは知恵と技術で
 体格にすぐれず、魔法ともあまり親しまなかったが、足りないものは知恵と技術で補おうという発想が生まれた。その向上心による行きすぎた技術開発に気をつける必要はあるが、産業育成などではプラスに作用することも多い。
 
 部品: 個人よりも組織で勝つ
 軍や会社おいては、強力なリーダーシップを発揮したり抜け駆けをするよりも、人海戦術や組織力で解決しようとする傾向が強く、能力を認められて騎士に任じられたものも、組織力を活かす形で職務に取り組む傾向が認められる。
 
 
 部品: 向上心もほどほどに
 足りないものを何とかして補おう、進歩するために努力しようという向上心は、外来技術の導入などで藩国の発展に寄与する一方、いきすぎて産業構造がブラック化する、エリートが先鋭化するなどの弊害ももたらすことがある。蒼梧藩国には適度な寛容さが必要であるとよく言われるが、寛容になれるよう頑張らないと……と向上心を発揮してしまうのが困りものである。
 
 部品: 伝統主義と新しい物好き
 古代からの影響を文化・制度面では色濃く残し、歴史を尊ぶ一方で、好奇心が強くエアバイクなどの新しい技術にも目がないという傾向を持っている。一見矛盾とも見えるが、新しいものもほどなく歴史の一部になり、伝統に組み込まれていく。これを貪欲と表現することもできるだろう。また、とりとめなくさまざまなものを取り入れてしまうと、独自性が希薄になってしまう。これを無意識に食い止めるために、伝統主義的な面が残り、せめぎあっているのだとも考えられている。
 
 
 部品: 文化的多様性
 多様な気候を持つため、藩国の各地域の文化はそれぞれ地方色を帯びたものとなっている。文化的に圧倒的優位に立つ地域がないため、各地方の文化に寛容な風土が育まれ、それは他国からの技術移入への積極性、移民の帰化への寛容性にもつながっていると考えられている。
 
 部品: 神々に近き民
 文化的多様性は宗教的多様性ともつながる。蒼梧藩国人は神々を身近に感じているが、自分の神と他地域の神が同じく信仰するものにとって大切であるという理解のもと、多数の神格を尊重している。他国の神がいつのまにか信仰を集めることもある。技術の発達以前からいた神々をよきものとして重んじるため、技術水準が上昇しても信仰が薄れない理由のひとつとなっている。
 
 部品: 子供への視線
 かつて人口減で苦しんだ記憶を持つ蒼梧藩国だが、近年では若年層の人口が増加傾向にある。そのこと自体は喜ばしいと受け止められているが、次世代を担う子供たちを育成するための社会的インフラが充分でないことは問題であると認識されており、政府レベルでも民間レベルでも対策が必要となっている。増えゆく人口を目にし、彼らが大人になった時のことを想像するという形で、改めて自国を客観視し、国づくりについて考えてゆく段階に入ったと言える。
 
 部品: 王権の重視
 蒼梧藩国人は王権について東国人的な考え方を持っており、選挙を好まず、それよりも上意下達をよしとする。いいときもわるい時も藩王はいたし、まあそういうもんだろうというくらいのいい加減なものだとも言われるが、かっこよく言うと「伝統主義の一側面」となる。
 
 部品: 帝國藩屏の誇り
 帝國諸藩の例に漏れず、蒼梧藩国でも皇帝陛下の人気は高い。また国民は、帝國臣民としてのアイデンティティを併せ持ち、自国が帝國藩屏であることに誇りを持つ傾向がある。これは皇帝陛下のもと、帝國友邦と協調一致して行動する際に利益をもたらすだろう。
 
 部品: 動物は割と好きかも?
 犬士や、様々な動物との触れあうことで動物に関する心境が変化してきた。動物好きと公言するほどではないが、動物は好きか?と人に聞かれる事があれば「動物は割と好きかも?」と答えるだろう。
 
 部品: 概要
 攻撃から身を守る手段の一端として、攻撃そのものに当たらないように立ち回る心得。技術革新による攻撃力の止まることのない進歩によって、「防御していても当たったら死んでしまう攻撃」が増えたことから被弾自体を防ぐノウハウの一つとして確立された。
 
 部品: 着用制限
 このアイドレスを着用するには藩国が公的に認可した軍事組織に所属し6年以上の訓練を積んだ指導者からの3年の訓練を受ける必要がある。訓練を行う時点で審査が行われ、犯罪者および前科を持つ者はアイドレスの着用を認められないことがある。
 
 部品: なりふり構わない
 技術を得たとしても慢心していては肝心なタイミングでそれを活かすことができない以上、命の危険がある場においてはなりふりなど構わず、全力で逃げて攻撃を回避する心構えを持つ必要がある。
 
 部品: 反撃の機会をうかがう
 逃げてばかりいては最終的に回避しきれない攻撃を受けて死んでしまう可能性もある。攻撃を避けて逃げた先でいつか反撃するために周囲を確認する、武器を用意するなど対策を考えることは忘れてはならない。やられっぱなしでいるための心得ではない。
 
 部品: 最後まで諦めない
 回避できる攻撃もあれば面制圧されるような飽和攻撃や大規模な破壊によって回避の仕様もない攻撃もある。その中でも身を低くする、頭を守る、何かに掴まるなど完全に避けきることができないまでもダメージを減らすための努力を諦めず回避を心掛ける心。
 
 部品: 選択肢を狭める
 遮蔽物に隠れることで対応できる手段を減らす、至近距離で相手の攻撃しづらい位置を取り続ける、挑発してご自慢の一撃を誘うなどなるべく相手が攻撃できる手段を狭めること。何が来るかわかっていれば対応を可能な限り容易にし、ダメージを減らすこともできるかもしれない。
 
 部品: 逃げながら周りを気にする
 攻撃を回避するうえで、周囲の情報は大なり小なり助けになる。相手が躓きそうな段差、逃げ込めそうな遮蔽物、反撃や目くらましに使えそうな物などを逃げながら見ておくことで回避の成功率を上げる。よそ見していて攻撃に当たらないよう、あくまでもついでに見る程度にとどめておくこと。
 
 部品: 相手をよく見る
 得物を持っている相手や狙撃された方向、飛来物の動きなど攻撃してきた相手に関する情報を収集し、役立てることで生存率を可能な限り向上させる。それによって対策を立てることもできるかもしれない。
 
 部品: 技の起こりを見る
 パンチを繰り出す拳、キックの始まりになる足の動き、武器を持った手の握りや魔法の行使など相手が動くにあたっての最初の動きを多く知ることで近接攻撃からの回避に役立てる。
 
 部品: 攻撃軌道把握
 訓練を通じて各種攻撃の軌道を知り、その避け方を把握しておくことで、実戦において応用するための下地を作る。途中で軌道が変わる攻撃も訓練で教えられる。
 
 部品: 間合いを読む
 近接攻撃という弾数制限ほぼなく攻撃力も高いが、射程に問題のあることの多い攻撃に対して、最大の回避手段の一つとして、間合いを読みそれに入らないこと。攻撃が届く範囲、有効になる距離は相手の持っている武器や使う技によって変わるため、逆に間合いを詰めることも有効になる場合がある。
 
 部品: 実力をわきまえる
 相手の技量によっては、攻撃を余裕で回避して挑発することで対処しやすくなったり、どう考えても攻撃されたら逃げるしかなかったりと対応は分かれるので、自身と相手の実力を早い段階で知り、それに合った行動をする。全ては被害を減らすため、命を守るための行動である。
 
 部品: 足運び
 相手がこちらに向けている得物の射線上に立たない、銃口の先に体を合わせない技術。相手が狙う先にいないことで撃っても無駄な状況を作る。
 
 部品: 動きを止めない
 体力が続く限り、動ける限り敵の攻撃から逃げるように動き続けること。その流れで相手の視界から消えることで一旦は攻撃されなくなる可能性もある。
 
 部品: おいそれと遮蔽物から出ない
 相手の攻撃を避けた結果遮蔽物に逃げ込めた場合、そこから反撃に出る場合においても、すぐに頭や手を出してしまっては狙い撃ちされる。遮蔽物から相手に体を見せないことも技術の一つであるが、遮蔽物を超えられる攻撃についても対処を考え、その場から逃げたり回り込むなど対応を考える必要はある。
 
 部品: 現実を知る
 頼りになる遮蔽物も強力な攻撃で破壊されたり貫通するし、例え小口径の拳銃でも初速は目で捉えられない、狙いをつけられた時点で避けられないといった射撃攻撃の現実を知ることで、回避に役立てる。無知であることが命取りになることもある。
 
 部品: 銃手の役割
 歩兵の中でも、専用の銃火器で弾幕を形成したり、歩兵用の小銃では届かない遠距離の敵を撃破したりして、歩兵の支援をする。
 
 部品: 銃手とは
 分隊支援火器を装備し、歩兵部隊に随伴し支援射撃を行う機関銃手、機動兵器や砲台に搭載された火器を操作する砲手、その両方の役割をこなせる職業が銃手(ガンナー)である。
 
 部品: 誤射対策
 機関銃手はただ連射をすれば良いというものではない。敵味方の位置を確認して、敵だけを狙ったり、移動中の味方に誤射をしないように、タイミングをあわせて一瞬射撃を止めたり、通信で射撃を行う、止めるタイミングを合図したりする。
 
 部品: 機関銃手技能と砲手技能の融合
 機関銃手としての能力と砲手としての技能の両者を高い水準で習得していることにより、その両方の技能を複合させて利用することが可能になっている。つまり、機関銃を用いている時でも砲手としての技能を、砲を用いている時でも機関銃手としての技能を組み合わせて使用できるのである。また両者の運用を把握していることにより、その両者が戦場にある時は高い次元での連携がとれるようになっている。
 
 部品: 日々の手入れと部品交換
 普通の小銃よりも、複雑かつ精密な部品が多い為、日々の手入れは入念に行い、部品も劣化が見られる前に早めに交換する。
 
 部品: 機関銃手とは
 機関銃手は、広義には歩兵部隊に随伴し、機関銃を装備して、味方部隊の支援を行う職種であり、狭義には分隊支援火器(軽機関銃)を用いて、歩兵分隊に随伴し分隊の支援を行う職種を指す。
 
 部品: 機関銃手の歴史
 通常の機関銃は大型で、運用には複数名が必要なので機動性に欠けていた。歩兵部隊の機動性向上の為、1名でも運用可能な軽機関銃=分隊支援火器が開発され、分隊ごとに1~2名の機関銃手が配備されるようになった。
 
 部品: 制圧射撃
 機関銃の特徴である、フルオート射撃能力をもって弾幕を形成し、敵の行動(接近や攻撃)を封じ、味方の行動(接近、撤退、弾倉交換、味方の救出や応急処置)を支援する。
 
 部品: 長距離射撃
 分隊支援火器が小銃よりも有効射程が長いことを生かして、小銃が届かない距離の敵=敵の機関銃手や狙撃手、敵の増援などを攻撃する。
 
 部品: 弾倉の素早い交換
 機関銃は、小銃よりも装弾数は多いが、連射速度も速い為、弾薬切れをしやすい。残弾を確認し、弾倉を素早く交換することで、射撃の中断時間を短くする。
 
 部品: 戦闘中の部品交換
 機関銃は小銃より部品点数が多く、フルオート射撃は、銃身の加熱変形や支持脚の破損などが発生しやすい。戦闘中でも素早くこれを交換できるように訓練している。
 
 部品: 射点確保
 味方を支援しやすく、敵を狙いやすい有利な場所を見極めて射撃場所を確保し、反動や狙いをつけやすいように伏せ撃ちや、塀や車両のボンネットの上など銃を固定しやすい場所に乗せて撃つ。
 
 部品: 射点変更
 機関銃手は歩兵部隊の火力の要である為、敵も優先的に攻撃をしてくる。位置を特定され攻撃を受けないように、こまめに場所を移動し、新たな場所を確保する。
 
 部品: 照準器の事前準備
 弾丸は重力などの影響でわずかに放物線を描く。その為、長距離になればなるほど、やや上向きに砲身を構えることになる。予め、よく使用する距離での照準器での調整をし、その場所に目印をつけておくことで、実戦時に、素早く照準調整ができるようにする事を指す。
 
 部品: 砲手とは
 エアバイク、車両、RB、艦船、航空機等の機動兵器に搭載された銃火器のコントロールを行うのが、砲手の役割である。
 
 部品: 砲手の歴史
 砲手はおもに艦船や戦車の砲の扱いから始まった。艦船は乗員も多い為、作業工程ごとに分担が可能だが、戦車では乗員が限られるため、その負担は艦船よりも大きい、さらに人員2名以下の航空機やエアバイク等では、操縦手と砲手だけとなったり、場合によっては操縦手兼砲手となることもある。
 
 部品: 照準
 銃砲に付属している照準器や、機動兵器自体に設置されている各種レーダーや各種センサー類を用い、風速や風向き、適当の相対距離や速度、未来位置の予測等、様々な条件を勘案し、目標を射撃する。
 
 部品: FCSの操作
 砲手は様々な条件を加味して照準を行うが、それを補助するのが、FCS(ファイアコントロールシステム=火器管制システム)である。敵の位置を把握するセンサーや、狙いをつける為の照準器、諸条件をもとに計算を行うコンピューター等から構成される。
 
 部品: 武装の選択
 複数の武装が搭載されている場合は、戦況や、目標との距離、目的、射程や射角を考慮して、最適な武装を切り替えて使用する。
 
 部品: 行進間射撃
 自ら移動しながら、敵を射撃する事。命中率は高くないが、威嚇やけん制による敵の足止めや、敵を誘いだす囮役等に効果的である。
 
 部品: 直接火力支援
 機関銃手同様、機動兵器に搭載されている銃砲は、歩兵用のものよりも強力かつ長射程な為、歩兵の支援の為にも活用される。具体的には歩兵では対処できない装甲目標や、機関銃手同様の制圧射撃である。
 
 部品: 機動兵器の撃退
 敵の大型兵器(機動兵器や重火器、砲台等)に勝てるのは、同様の火力、機動力、装甲等を有する味方の大型兵器である。
 
 部品: 間接射撃支援
 直接敵を狙わずに射撃をする事である。歩兵部隊や、味方の他の兵科・兵器と連携し、標的の座標や着弾結果などの情報を元に射撃を行う。この際、自身は塹壕や丘陵を盾にし、安全な場所から砲撃が可能。そして弾は大きな放物線を描くことから曲射とも呼ばれる。
 
 部品: 照準諸言の事前入力
 FCSに、戦闘速度、相対距離のデータをあらかじめ登録しておくことで、照準の計算をより速く行えるようにする行為。また、間接砲撃支援の場合は、敵自体ではなく、敵の予想進路に照準を合わせておき、敵の侵入タイミングに合わせて砲撃を行うことも可能である。
 
 部品: 誤操作対策
 砲手が扱う火器や、FCSは多くのスイッチ類や操作手順がある。誤操作を防ぐために、声出し、指さしによる確認を平素から行っている。
 
 部品: 自衛用特殊装備の使用
 自らを煙幕で隠すスモークディスチャージャーや、ミサイルなどの電子兵器のセンサーを誤認させるチャフや、フレア等の操作を行う
 
 
 部品: 支援用特殊装備の使用
 味方の移動支援や、敵の視界封鎖の為に使う煙幕弾や、夜間の視認性向上の為の照明弾、敵のミサイルや通信を阻害するチャフ弾などの操作を行う
 
 部品: 歩兵としての下積み
 銃手になるためには、まずは一般の歩兵として訓練を積んで、基本を身につける必要がある。基本的には帝國軍歩兵としての3年間の訓練が必要となる。
 
 部品: 機関銃手としての訓練
 機関銃の扱い方からその実戦における運用についてまでを国の訓練施設で座学と実戦形式を交えて学ぶ。歩兵として訓練を積んだものの中でも成績優秀者のみがこの訓練を受けることができ、約1年の時間をかけて機関銃手となるために必要な知識と経験を身につける。
 
 部品: 砲手となるための訓練
 様々な兵器での砲の扱い方から、その実戦における運用についてまでを国の訓練施設で座学と実戦形式を交えて学ぶ。歩兵としての訓練を積んだものの中から、特に砲手に必要な適正があると判断されたものが選抜され、訓練を受ける。約1年の時間をかけて、砲手として必要な知識と経験を身につける。この訓練を行うことで、様々な兵器の習熟がより速く行えるようになる
 
 部品: 技能を複合して利用するための訓練
 機関銃手としての訓練と砲手としての訓練を終えたものの中でも、その両者としての能力を高い水準で習得していると認められた者のみが、銃手となるための約1年間にわたる訓練を受けることが出来る。今まで身につけたものを組み合わせ、応用出来る高い理解度と柔軟性が要求される。最後の国が設定した試験を合格すれば銃手となることが出来るが、失敗した場合、諦めるか、再度訓練を受けるかを選ぶことになる。ここまで来ているエリートでも、初回での合格率は4割程度とかなりの難関である。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年12月15日 01:53