「機装兵 シュヴァリエル」
[解説]
帝国や聖王国で造られている第六世代機兵以降の機体フレームは、同盟製の機体を購入もしくは鹵獲して、そのフレームをコピーし、改造して用いているのだ。
もっとも、アイオライト・プロダクションと裏取引をして新規設計のフレームを手に入れている会社もあると言う噂なのだが……。
もっとも、アイオライト・プロダクションと裏取引をして新規設計のフレームを手に入れている会社もあると言う噂なのだが……。
ちなみにジュダのフラタニティ・フレームを独自改良するにあたり、尋常では無い数の実験機や試作機が建造された。
本来フレームの改良は、前述した通りアイオライト・プロダクションの秘匿電子計算機を用いねば困難どころか至難である。
無理に変更を加えれば、アイオライト・プロダクションが設計時にカスタマイズの余裕として盛り込んである余地を超える改造を行った瞬間、バランスが崩れて失敗作となってしまうのだ。
本来フレームの改良は、前述した通りアイオライト・プロダクションの秘匿電子計算機を用いねば困難どころか至難である。
無理に変更を加えれば、アイオライト・プロダクションが設計時にカスタマイズの余裕として盛り込んである余地を超える改造を行った瞬間、バランスが崩れて失敗作となってしまうのだ。
そして完成したフレームを基に、エーテリック・アクセラレーター搭載魔導炉を組みつける。
更に、機装兵クルスをはじめとした幾多の実験機、試作機をもって行った運用テストで培った各種パーツ……新型魔力収縮筋などの駆動系、最新の魔導制御回路アーク・スフィア、新型魔導炉のパワーを活かし切る事のできるバーニア他の補器、それらを組みつけて行く。
完成した機装兵シュヴァリエルは非常に高価な機体であり、エース級の指揮官、もしくは貴族位を持つ聖騎士に優先的に配備されている。
武装などに関しては搭乗者による選択式となっており、これと決まった武装はない。
もっともこの機体のスペックを持ってすれば、扱えない武器などは存在しないと思われる。
武装などに関しては搭乗者による選択式となっており、これと決まった武装はない。
もっともこの機体のスペックを持ってすれば、扱えない武器などは存在しないと思われる。
[装備]
これと決まった武装を持たないシュヴァリエルであるが、参考までに一般的に選ばれることの多い武装及びオプション装備を挙げておく。
GR-G-01 エクセルド・バイン
シュヴァリエルの最も標準的な装備として選択されることの多い長剣。
シュヴァリエルの専用装備というわけではなく、ソルダートなどに装備される長剣、ブロード・バインのハイエンドモデルにあたるもので、厳しい製品検査をクリアしたものだけがエクセルド・バインの名を冠することができる。
重量、刃の質、剛性等、あらゆる面で上質な剣である。
シュヴァリエルの最も標準的な装備として選択されることの多い長剣。
シュヴァリエルの専用装備というわけではなく、ソルダートなどに装備される長剣、ブロード・バインのハイエンドモデルにあたるもので、厳しい製品検査をクリアしたものだけがエクセルド・バインの名を冠することができる。
重量、刃の質、剛性等、あらゆる面で上質な剣である。
聖槍テイタニア
聖王国の名工による業物。
槍のアームガードの部分に4連装魔導砲が組み込まれており穂先を向けた方向に牽制射撃できる。
豆鉄砲程度の威力だが魔導砲の弾丸の直撃時の衝撃は馬鹿にならないので、使い方によっては強力な固定兵装。
全部で6本造られており、その内の一つをツベルク大隊のウバルディン・ツベルクが保有していた。
聖王国の名工による業物。
槍のアームガードの部分に4連装魔導砲が組み込まれており穂先を向けた方向に牽制射撃できる。
豆鉄砲程度の威力だが魔導砲の弾丸の直撃時の衝撃は馬鹿にならないので、使い方によっては強力な固定兵装。
全部で6本造られており、その内の一つをツベルク大隊のウバルディン・ツベルクが保有していた。
カイトシールド
エクセルド・バインと並び、シュヴァリエルの標準的な装備として採用されることの多い大型のカイトシールド。
曲面を取り入れたその形状は攻撃を受け流すといった使い方にも適しており、シュヴァリエルの高い性能を引き出す汎用的な装備として多くの聖騎士やクルセイダー達に愛用されている。
エクセルド・バインと並び、シュヴァリエルの標準的な装備として採用されることの多い大型のカイトシールド。
曲面を取り入れたその形状は攻撃を受け流すといった使い方にも適しており、シュヴァリエルの高い性能を引き出す汎用的な装備として多くの聖騎士やクルセイダー達に愛用されている。
バックラーシールド
左腕のみを覆うように装備される小型のシールド。
左腕のみを覆うように装備される小型のシールド。
防御面積及び防御性能はカイトシールドよりも劣るが、非常に軽量で小型であることから、機体との干渉がほぼ無く、機体の動きを阻害しないため二振りのエクセルド・バインを同時に扱う場合など、防御力よりも機動性を重視したい場合などに選択されることが多い。
ロラティオは第七世代機兵、ベアトリスに搭載された高機動ユニット「イムベル」の性能に着目した聖華鍛治師協会が、ベアトリス及びイムベルの製造元であるツヴァイトモーント工房にシュヴァリエル用の外付け補助推進装置の開発を委託するという形で開発されたもので、ある程度、出力を犠牲にしても消費魔力を抑え、聖痕をもつクルセイダー以外でも扱える装備に収めることを第一に設計が行われた。
とはいえ、やはり外付け式の補助推進装置としては消費魔力が大きく、クルセイダー以外の機体に搭載される場合には増槽を併用することが前提である。
とはいえ、やはり外付け式の補助推進装置としては消費魔力が大きく、クルセイダー以外の機体に搭載される場合には増槽を併用することが前提である。
また、出力の低下により多少は改善されたものの、イムベル、さらに元を辿れば帝国のグライデンパックから存在し続けている、この方式の推進装置自体の扱いの難しさは依然完全には解決されておらず、クルセイダーであれば序列300位以内、聖騎士であれば第四階梯聖騎士相当の実力がなければ、まず扱いきれないと思って良いだろう。
関連機体
模型ギャラリー
戦闘イメージ
前面
背面
添付ファイル
- 0450FC05-9137-46F1-9A38-289D5179895B.jpeg
- 07626884-69D6-4546-BAB4-909A10082733.jpeg
- 0AB345C8-C557-48D5-B00B-91E5A1B63258.jpeg
- 1CE835CD-6CAA-4963-B930-1870B1447946.jpeg
- 2CA6031C-A5DA-47DB-8497-103436CC7549.jpeg
- 3D.jpg
- 44789FC1-CB7F-44D1-BED8-AAF77156F33F.jpeg
- 5E3B4F08-99F5-4ECB-B602-675E77BF5240.jpeg
- 808FE44B-2422-4FD8-9419-1F18083B3F8E.jpeg
- 889DC289-5480-4C75-B475-85915682389F.jpeg
- 911820FA-1E64-42B9-88CA-58B726DAED3D.jpeg
- BDCDB30B-209F-4D90-87B0-FD0E2E4F8513.jpeg
- EFC9F38B-04C9-43C0-8D41-F4DC5803F768.jpeg
- F2A2A41F-9551-4BE1-8FED-07BD5C8C4E09.jpeg
- シュヴァリエル.jpg
- 機兵 シュヴァリエル_2.jpg