機装兵 ジェダイ
[解説]
聖華暦817年に聖王国が開発した新型の第六世代機兵。
ミーレス系列の技術系譜の最新モデルとなっており、ミーレス系の正統後継機。
機体名の由来はJustice Enforcer Never Die これを略してJeDie(ジェダイ)と呼ぶ。
ミーレス系列の技術系譜の最新モデルとなっており、ミーレス系の正統後継機。
機体名の由来はJustice Enforcer Never Die これを略してJeDie(ジェダイ)と呼ぶ。
頭部には固定式の魔晶球、各部の装甲は必要充分の強度と、運動性を両立させた重量バランスでまとめられている。
魔導炉は背部に背負うタイプのバックパック形式が採用されており、バックパックに接続される形で噴射式推進装置(バーニア)が装備されている。
バーニアの加速性と機動性は700年代中期の高機動型に迫るものがある。
更に、補給時にはバーニアを基部ごと交換することで迅速な戦線復帰を可能としている
バーニアの加速性と機動性は700年代中期の高機動型に迫るものがある。
更に、補給時にはバーニアを基部ごと交換することで迅速な戦線復帰を可能としている
最新型という事もあり、まだまだ配備数は多くない。(ソルダートが多すぎる。
830年現在では白虎騎士団を中心に機種転換配備を行っている。
北部のジェダイと言われるほどに、北部域では浸透した機兵となっている。
830年現在では白虎騎士団を中心に機種転換配備を行っている。
北部のジェダイと言われるほどに、北部域では浸透した機兵となっている。
機装兵 ジャスティス・エンフォーサー
[解説]
聖王国の新型機ジェダイのプロトタイプ。
本機のジャスティス・エンフォーサーは開発時のコードネームであり、正式採用時に名前をジェダイに改められた。
本機のジャスティス・エンフォーサーは開発時のコードネームであり、正式採用時に名前をジェダイに改められた。
開発の最終段階で採用時に非常に近い形状をしており、大きく異なる点は開発が遅れていた魔導炉搭載のバックパックの有無である。そのため本機の魔導炉は胴体に内蔵されている。設計上魔導炉搭載型のバックパックを装備することは可能だが、その際どちらか一方の魔導炉での稼働となる。
推進力ではジェダイに若干劣るが、反応速度と出力ではジェダイを上回る。
特に出力は高く、これは肩部に専用の増加装甲ユニットの装備を前提とされていたため、そのぶんの重量増加を見込んだものとなっている。これら肩部の装備は正式採用時には簡略化され、ユニットではなく小型で一体化された肩装甲として完成することになり、これにより過剰に出力を必要としなくなり魔導炉に掛けるコストを抑えることに成功したという。
機体がとても堅牢に作られており、実働実戦テスト兼ねてとある地方の暴動鎮圧作戦に投入した際、相手勢力の装兵と激戦を繰り広げ激しい機体はほぼ大破な損傷を負うも、操手へのダメージは無く無傷な状態で戦闘の幕を引いたという。
機兵戦の結果こそ相打ちであったのだが、操手が無事であった事が高く買われこのあと正式採用に至ったという。この時の戦いを見届けた高位の司祭の零した言葉から、採用時のジェダイの名が付けられたという。
尚、相手装兵との戦いが激闘となった発端は足の踵が高い形状をしており、この形状故にバランスを崩して転倒、一時劣勢に追い込まれたという経緯があったと噂される。ただその噂も、正式採用時に足の形状が接地性の高い安定した形状に変更されたことにより話に真実味が増してしまったというのだから、何とも締まらない話である……
その後の本機はしっかりと修復されて北方の第一線でしばしば姿を見ることがあるという。ただ、そのたびに肩の増加装甲ユニットの形が違っているとの話もあり、何かしらの試験機としての運用もされているようである。
Beauctio (ベアウクティオ)
Beatus(祝 福)autem(そして) sanctio(制 裁)
暴動鎮圧作戦後に修復された折に高司祭よりエンフォーサーに授けられた肩装備。
正式名で呼ばれることはほとんど無く、“ギフト”と呼ばれる。この呼び方は本装備に対してだけ使われるものではなく、特別に授けられた装備に対してよく使われているようである。
正式名で呼ばれることはほとんど無く、“ギフト”と呼ばれる。この呼び方は本装備に対してだけ使われるものではなく、特別に授けられた装備に対してよく使われているようである。
最大の目玉は表面装甲を展開して放つ攻撃術式で、圧縮した空気を剣状にして放つ風のルーンが10基配置されている。
発動実験には緑色の光を纏った10本の風の剣が一斉に解き放たれる。
エンフォーサーはこれを左右に一基ずつ装備しているため、最大で一度に20本の風の剣を放つことが可能である。
発動実験には緑色の光を纏った10本の風の剣が一斉に解き放たれる。
エンフォーサーはこれを左右に一基ずつ装備しているため、最大で一度に20本の風の剣を放つことが可能である。
これは装兵本体の出力に依存することなく、内蔵した流体エーテルを媒体にブラッドグレイルを通して発動させる機能であり、機体を選ばず使用することができる。ただし内蔵できるエーテルの量の関係から10本同時の一射撃ちきりとなっている。
聖王国の試作装備であり、本体出力を使用しての再使用、単発での剣の発射については現時点では機能は搭載されていない。
添付ファイル