※公式サイト側でプラグインの詳細を掲載するようになったのでこのページでは2017年4月当時のプラグインのコメント・使用例のみ載せています


公式プラグイン

SRPG Studioの公式サイトでプラグインスクリプトというものが配布されています。
プラグインスクリプトとはゲームの機能を拡張・変更するもの、という認識で良いでしょう。
何処で配布されているかというと、公式サイトの一番上(ヘッダー)からリンクされている「公式Plugin」のページで配布されています。
しかもそのページでスクリプト関係の解説も行われています。
私も公式プラグインの存在は初期から知っていましたが、
公式でもそういった解説を行っていることはこのwikiのpluginの作り方カスタムパラメータの項目を書いてから気付きました。(実話)
そこではセーブデータの上限を拡張する為の解説も行われています。(解説してるの気付かなくてそういうプラグイン作っちまった…)
このwikiの記事を読む前にまずはそちらに目を通されると良いでしょう。

ここでは2017年4月時点での公式で配布されているプラグインスクリプトの簡単な解説をしています。
公式に限らず、プラグインスクリプトはReadmeのような別個に用意されたテキストではなく、
そのプラグインスクリプト自体の中で解説を行っていることがほとんどなので、
利用する前にテキストエディタでプラグインスクリプトを開いて内容を確認することが前提となっています。


Official

ファイル名 概要 使い方
$custom-resolution 独自の解像度を設定する outside-leftと併用して
使うことになると思われる
$extra-animeview エクストラに「アニメ照会」を追加する
ゲーム中再生されたことのあるモーションを閲覧する機能
こんな感じ。
265-267行目を削らないとエラーを起こす
$mapunithp-disabled マップユニットにHPを表示する機能の除去 HP表示機能を使わせたくないなら
こちらを導入することになる。
あの機能キャラチップ半分隠れるし……
$markingpanel-disabled マーキング機能の無効化 こんな軟弱な機能は使わせねえ!って思う人向け
$outside-left マップの外側にスペースを確保し、
そのスペースに任意の描画を行う
こんな感じ。
スペースに押し出される分、
表示が狭まるので解像度を上げる必要がある
$setupcommand-mapthumbnail 戦闘準備画面のコマンドに「マップ縮小図」を追加する こんな感じ。
マップ全体を把握しやすくなるので、
あると便利な機能。
$unitsimple-exp ユニットの顔付きウインドウにレベルと経験値を表示 こんな感じ。
このまま導入するとHPバーが消えるのが難点
combinationselector-disabled 遠くの敵を狙う場合に、
威力、及び命中0の判定を行わないように
よくわからないが、
処理速度が向上するかもしれないらしい
config-movePointVisible 環境設定に「移動ポイントの表示」を追加 消費移動力の可視化…
のはずなのだが、現在機能していない模様
custom-class クラスがクリティカルボーナスを手に入れるように実装 カスパラ入門編
custom-item 敵全体に使用できるアイテムを実装 スイッチアイテムからのマップ共有イベントなら
アニメーションもさせられるし手っ取り早いため、
あくまでカスタムアイテムのテンプレとしての存在
custom-pattern ランダムな位置に移動する敵AIを実装 現在機能していない模様
custom-save セーブファイルのターン数表示を
味方ユニット生存数に置き換える
セーブ表示編集の為の入門用スクリプト
custom-skill ダメージが2倍になるスキルを実装する 確率発動型のカスタムスキルを作るには、
このスクリプトを参考にする他は無い
custom-unit ユニットのステータスに「属性」を追加する 通常の能力値の下に「属性 ○」と表示される。
以前は熟練度を追加する為のプラグインだった。
なので内容が置き換わっていることに
気付いていない人も多いのでは
fontcolor-unitnpc NPCごとに文字色やフォントを
変更できるようにする
どせいさんを作る為のスクリプト
itemcontrol-unmovableweapon 移動力が下がる武器を移動後に装備できないようにする 特定の武器のペナルティを強くしたい時に
motion-color クラスのモーションカラーを固定できるようにする 独自カラーを割り振る手間が省けるので便利
scriptexecute-communication コミュニケーションイベント時に、
ウインドウを一時的に消去してマップが見えるようにする
マップの攻略情報を解説させたい時に
scriptexecute-eventjump イベント終了時に
特定の自動開始イベントを実行できるようにする
連続イベントを作りたい時に
scriptexecute-objectiveeventcommand イベント中に勝利条件を表示できるようにする フレームは「チャプターの表示」の流用
titlecommand-interruption 中断セーブを実装する そのままだとロード時に中断セーブが削除されない
削除するようにしたい場合は
ロード直後(30行目直下)に
中断セーブの削除を行う処理を追加すればOK
unitmenu-buttomwindow ユニットステータスに2ページ目を追加する そのままでは白紙なので
自力で内容を追加する必要がある



最終更新:2018年08月09日 03:47