第2試合:山 投票結果

このページではダンゲロスSSドリームマッチSet2第2試合:山の試合結果を公開します。

投票結果



キャラクター名 試合SS 文字数 得票数 ポイント
大鋸草菊 第2試合:山 試合SSその1 2600 32 32
百舌川 清音 第2試合:山 試合SSその2 7230 62 42.9

第2試合:山 勝者―― 百舌川 清音!!

感想

その1(大鋸草菊)

  • ザッツ・クッキングバトル!料理下手な女の子たちががんばる姿は見ていてとてもほっこりしますね。
  • NPCを自由に扱える環境、夢の世界という舞台を活かして皆大好きお料理バトルで決着をつける物語の流れは互いのキャラクター性を尊重した上での平和的戦いであり、キャラクター説明からプロローグの流れでギャップを見せつけた大鋸草菊という人物像を改めてキャラクター説明で語る通りに再度掘り下げ直す揺り戻し展開をくっきりと演出する綺麗なカウンターパンチでした。そして私の胸にクリーンヒットしました。勝者と呼ばれる事すら忌避したい程に傷心となった夢の戦いの勝者に合掌すると共に、二人の少女の可愛らしさに拍手を贈りたいと思います。
  • 仙人のようなシュール存在の説明は無い方がスムーズに進むと思う。
    まさに夢の世界って感じの登場人物達がいい味出してた。
  • 草菊さんも料理下手だったのw
    百舌さん自身だけは味見できて普通の料理に見えるのって百舌さんが魔人である前に何か障害があるとしか思えないのだが…。
    動物たちの明日が心配ですね…
  • ラストで、「何か恐ろしいことがあったっぽい」と示されるのが好みです。面白かった。
  • ところどころ、雑なところが気にかかります。誤字は仕方ないとしても、もう少し校正をしっかりすれば、もっと面白くなるのではないかという口惜しさ。
    笑いのツボはハマってるし、なによりキャラクターを可愛く書く力に優れていると思います。その分、文章自体に面白さはあまりなく、筋書きを読んでいるかのような印象。書きたいことだけを書くでなく、人に読ませる文章ということを意識すると、もっと面白い文章になるのではないかなあ、という印象です。ほんとに、惜しい作品。
  • ちょっと強引かな~。食べれる料理ではあるけど、味気ない。
  • やった!スカムジジイが死んだ!死ねない料理と死ねる料理どちららが幸せなのか神のみぞ知るのかもしれません
  • ドリーム仙人・・・あなたに罪は無かった・・・ただ試してしまったのがいけなかった・・・

その2(百舌川 清音)

  • 確かな文章力に裏打ちされた殺人料理の描写は見事でした。
  • 情感たっぷりの冒頭、夢の世界へ赴く前の登場人物達による布団の中のやり取りにしっとりと心を潤わされ、それで戦闘者が背負った気持ちやドラマが強く実感できるようになっただけに否応無く共感させられる戦闘開始からの緊迫感や臨場感に拳を握り、二人の戦闘者が邂逅してから一気呵成の場面転換、溢れる狂気のキャラクター性に胸踊り、そこまで引っ張っておいての傍線一閃、畳み掛ける天丼ダークマターにお腹を抱えさせてもらいました。同時に、濃密な読書時間を過ごさせてもらいました。
  • ラストで完全にコルネリウス・アルバと化した草菊萌えが全てだった。
    料理に対するパンドラの箱という言い回しが比喩ではなく本当にこの世のあらゆる災厄が詰め込まれててよかった。
    最後に希望だけ残ったのも良かった。地獄に地獄をぶつけるとなんかの化学反応で天国になる好例のようなSSですね。
  • 凄まじいです。この文章量でよくぞこれだけの……。美しさと恐怖、ギャグと真摯さ、そういったものが渾然一体となって叩きつけられる感覚でした。そして読み終わってから見直すと、タイトルがまたこれ以上ないほどの決まり具合ですね!
  • 食べる人も料理の一部って、料理を食べてるんじゃなくて料理に喰われてるんじゃないか…!?
    善意の押し売りって怖いですよね、迷惑以外のなにものでもないw
    一方で草菊さんもかなりの狂人ぶり…。誰も殺したくないではなく、誰もが肉塊になったら楽しめなくなるってことでしょ、酷いぜ…!
  • 正直、全体的には読みにくい部分が散見されました。でも、戦闘での苦しむ描写が格別に上手い!読んでいて自分も「いてえ!」と思いました。
  • 改行の少なさ等から、縦書き慣れしてる人なんだろうな、という感想を持ちました。文字による圧迫感が強いと感じる人もいるだろうと思いますが、大変面白かったです。料理ってこええ。
    ただ、面白かったということを前提に、終盤の1-Cネタは賛否分かれるかな、と思いました。正直、個人的にはちょっともったいないというか、順当な方向に行ってしまって残念な気持ちがあります。
    あと、最初の草菊と水仙のやり取りが、終盤に回収されなかったのも物足りなかったです。丸々無くても話が通じてしまうので、そこは最後に少しでも水仙の話を入れておくと、読後感が違うのではないかと思いました。
  • 料理wwwwwww
    笑えて、説明も十分にあって、かわいくてよいですね
  • そっかあ・・・カモミールティーで人って死ぬんだなあ・・・料理とは何かを考えさせられる作品でした
  • 死ねない恐怖を植え付けていた存在が死ねない恐怖に呑まれる、なんという悪夢・・・
最終更新:2016年05月11日 22:12