第3試合:ビル建築現場 投票結果
このページではダンゲロスSSドリームマッチSet2第3試合:ビル建築現場の試合結果を公開します。
投票結果
第3試合:ビル建築現場 勝者―― 織音アイリ !!
感想
その1(織音アイリ)
- コンパクトにまとまっていて読みやすく、内容は素晴らしいひどさでした。
- シリアスからシームレスにいたいけな少女が変態に襲われる痛ましい事件に移行していて良かった。
- 全体的に面白かったのだが、アイリとエルレカーンの心の交流からエルレカーンが救われる流れが、死ぬほど適当なところが気にかかった。
まあ、作品において、ここはさして重要なところではないということなのだろうけど。 それ以外は文章、ギャグともに高水準。特にエウレカの豹変は、それまでの雰囲気作りが上手かったので、抜群のギャップを演出してくれたと思う。
- アイリが戦い、そして勝利する流れにやや違和感を覚えてしまいました。エロ描写もその2と比べてしまうとやや魅力が足りなかったかなと。
- 変態で喜ぶとはw
化け物同士(といってしまっても良いのだろうか?)のS○Xが読めるとは思いませんでした。
戦闘描写がありつつ瑞夢と悪夢のまとめ方もなかなか良かったですね。
- シリアスをやりつつヤることヤッて一本芯も通す、少ない文字数にしっかり要素を詰め込んでいます
- どちらも肉体的或いは精神的に一点特化の異形キャラクターながら、どちらも素朴で可愛らしい女の子という二者が巡りあったマッチングをこれでもかと活かした、インパクト全開、可愛さ全霊の短編であったと思います。両者の共通項を通した共感を軸に、思想的な視点から勝敗を決した流れ、「勝者に瑞夢・敗者に悪夢」のルールを逆説的に捉え直した決着の展開は目から鱗が落ちる新鮮さでありました。傍観者立場のエウレカの暴走する太鼓持ちも華々しく、最後まで盛り上がり続ける話の勢いに腹を抱えさせて頂きました。
- 2対1が1対2にのくだり笑った。ほのぼの&セックスはよいものですね。最後も実質ハッピーエンドだ
- ストレートな変態っぷりがポップでキュート。
ラストに記憶を活かした想像を刺激する締め方をしているのもちょっぴりホラーでそれ以上なパッション!
- うん、これは酷い。
酷いとしか言いようがないんだけど、面白い。
素直にギャグSSとして評価が非常に高い一作です。主にアイリのキャラ設定から本戦の展開がこうしたSSに結び付くのは必定と言えますが、期待したものを期待した以上のクオリティで見せてもらいました。感謝!
色々好きなポイントはありますが、エウレカの使い方が一番良かったなと思います、エウレカーンに逃げ場無し!
- 改行、行間を空けるところまで含めた文章の読みやすさ、展開の面白さなどここまで読んだ中で一番総合力の高いSSだったと思います。レズセックスからのエルレカーン視点でのバッドかハッピーかわからないENDなど、よくまとまっていました。
- テンポが良くさくっと楽しく面白かったです。
- エウレカお前!
ホラーめいたオチだがはっぴぃえんど?
その2(エルレカーン)
- 文章から感じられる雰囲気、そしてラストシーンが読後の気持ちよさを感じさせてくれました。
- もっと殺し合ったり憎しみあったり不審者が出てきた方が楽しいな(最低の感想)
- 時間が足りなかったのかなあ、というのが正直な印象。夢の戦い後のみを描くというのは面白いアプローチだし、途中まではなかなか楽しく読めていたが、いかんせん尻切れトンボすぎる。
エルレカーンにとって楽しい夢、というコンセプト的に、この展開は正しい。雰囲気もよく出ていて、だからこそどのような結末がつくのか楽しみにしていたので、あの終わり方は残念だった。夢オチにするにしても、エルレカーンが(あるいは読者が)少しずつここが夢の世界だと気がついていくとか、夢の物語自体にある程度の結末をつけるとか、何かしらの流れがあれば読後感ももう少し違ったのではないか。
- 夢の戦い自体の決着にこちらの方が納得でき、かつ、この内容でも対戦相手をないがしろにしていないのが好印象でした。型破りですが面白かった。
- えっ、夢の戦いっていつ終わったの!?
金があれば大抵のことは解決できるを表してくれましたね!(守人が金で釣られたらだめだろ…w)
タイトルが無かったことが悔やまれるところかな。
- なんかもう・・・すごいです。
- 既に試合が終わっている時点から始めるという変化球を使いつつ何故かヤることはヤるという部分がその1と被るのは世界の謎ですね・・・
- あえて本筋を語らず、夢の戦いの褒賞のみを開示して「エピローグから本編を読者に委ねる」手筋は掌編として実に憎い演出であり、またラストシーンを情感たっぷりに〆る展開をひときわ飾り立てる格好良さにあふれていました。戦闘が無いことが一層に二人のメインキャラクターの優しげな心情や暖かい交流を感じさせてくれ、どこまでも読み手の心を温めてくれる短編でありました。そして、この世界を冒険してみたいと思わせられた夢の世界観はそれだけで非常に強力な魅力でありました。
- 戦闘も見たかったので残念だけど、治りたい&友達がほしい&外にでたいの夢が、ちょっとでも叶ってよかったね
- まさかのスキップ! スワップもかくやという分割の仕方でちょっと物足りない読者の心を鷲掴み!
これも文字数対策のひとつの答えなのではないかという意味で妖精ちゃん共々イェイ!
- 非常に情緒深いSSだなあと感嘆しました。
実は最初に読んだときに冒頭のあらすじ部分を流し見してしまって内容を掴み損ねたのですが、二度目ちゃんと読んだ時、いきなり戦いを決着させていたという思い切りの良さに唸りました。
百合的な描写で締めなのはその1と共通なのですが、こちらもギャグ的ではありながらオチの良さでしっとりとした感じで落ちていますね。狙ってこの情感が書けるのは凄いです。
個人的な面白さではその1の方が上だったんですが、独特さを買って点数は高めに付けました。実力伯仲の良い勝負だったと思います。
- その1と並んで文章の読みやすさが好感度アップでした。戦いに既に勝利したものとして後日談から始めるあたりが、このキャンペーンでなければ許されないであろう手法でなかなか豪気だなあと。戦いはすっ飛ばされていながら、「一体何があったんだよ」と思わせる書き方をすることでちゃんと楽しませているあたりが巧み。
- 夢の戦いを書いてほしかった……
- 試合が終わってるー!(ガビーン)
大胆な展開で意表を突かれましたが、夢の中というのは面白かったです。
レズセックスが被ってるのは笑いました。
最終更新:2016年05月11日 22:12