第6試合:遊園地 投票結果

このページではダンゲロスSSドリームマッチSet2第6試合:遊園地の試合結果を公開します。

投票結果



キャラクター名 試合SS 文字数 得票数 ポイント
第6試合:遊園地 試合SSその1 9177 46 25.1
矢塚 白夜 第6試合:遊園地 試合SSその2 12615 32 12.7

第6試合:遊園地 勝者―― 竜 !!

感想

その1(竜)

  • どちらも同じ人物を救うために戦っているという設定にしたのはなかなか良かった。
    兄貴が弟と妹、両方に借金してるのエグいねwはよ、返せww
    一度勝利者が決まった後に、余韻を開けてお話しが続いているという構成は個人的にすごく好き。良い…!
  • とても面白い。SSとしては、一切ケチをつけるところがない。海坊主とか、ババアとかは果たして必要だったのかという疑問は残るが、大した問題ではない。筋も面白く、会話も軽快で、読後感もいい。とにかく、完成度が高い。
  • 対戦相手の矢塚兄弟も含め、よりキャラクターを上手く動かしていたのはこちらかな、と。
  • へへへ……荒いところもあったけど、短くまとまってて面白かったぜ!5点あげちゃう!
  • 竜サイドの勝利SSですが、矢塚家の三兄妹にきっちり花を持たせていて好感度高いです。ババア集団に一夜視点でのうっとうしい地の文、千夜ちゃんのがめつさ、白夜のシスコンなど全体に楽しいSSでした。膨大な過去設定を持つ兄妹のエピソードを拾うなど、わかる人へのサービスも満点でとてもレベルの高い作品。
  • 『おりゅうさま』!海坊主バトルだ!
    本人が書いたかのように一夜がいきいきしててすごく面白かったです。
  • プロローグSSは著者の文章力が今一分からないタイプでしたが、本戦を読むと竜パートと矢塚パートの切り替えが非常に上手く、両者のSSとキャラを完全に掴んだ作りで関心しました。
    まったく別個の文体が切り替わっても違和感なく読めるのは、構成や改行の仕方などの技術が良いからですね。見習いたい。
    内容に関してはとにかくお話の筋が良いなあと思います。正直長く複雑な部類に入る対戦相手の設定をメインに組み込んだ上で、竜と千夜ちゃんとの交流まで描くとは……。うーん、素直に凄いとしか言えないです。
    バトルは全体的にギャグ調なのですが、それが嫌味に感じないのは対戦相手の捉え方、描き方が巧いからですね。NPC(ババア&海坊主)の使い方も良いです。
    オチも凄い好き。 満点です。良いSSをありがとうございました。
  • 軽妙なのはこちらも同じ、丁々発止のやり取りが心地よく、時空間のつながりを感じさせる作劇が本当に楽しいです。兄妹、仲良きこと美しきかな

その2(矢塚 白夜)

  • 白夜がめっちゃ身体はってますね。立ち向かっていく感じがしっかり出ていて良かった。
    アクションシーンはこちらのほうが多くて躍動感があった印象。
    ただ、やや尺が長かったかな
  • 尻切れトンボ感が惜しい。いや、決着としては間違いなく決着しているのだが、もうちょっと盛り上げられたのではないか。
    という感想を持つのも、終盤までの試合展開が十全に盛り上がっていたからに他ならない。小兵が怪獣相手に立ち回る姿を、これでもかと魅力的に書き出してくれた。
    若干説明過多でだれるところもあり、もう少しコンパクトに出来たのではないかとも思うが、基本的には文章力は高く、男の子心をくすぐる良いSSだった。
    ただ、一夜の一人称パートが詳らかだったり、三人称パートで「!」等感嘆符を使ったりと、あまりパート分けをした意義を感じなかったので、もっとお互いのパートの対比が欲しかった。
  • 誤字脱字が多く、読みやすさを損なっていたのが残念。内容では負けていなかったと思います。
  • こっちも面白かった!でも決着の仕方が1と似通ってたし、何よりここまで長くする必要がなさそうな気がしたんだ。ごめんな!
  • ここまでで最長だと思いますが、ボリュームに見合う満足感のあるいいSSでした。その1と異なりここでは竜は一貫して「敵」として描かれているのですが、矢塚兄弟サイドだけで十分に楽しく、物足りなさを感じませんでした。その1もその2も白夜の勝利方法は同じですが(まあ他にないよね)、その2は作戦成功してからも大いに動きがあり、勝負自体はシンプルにまとめたその1に比べていい意味でわちゃわちゃしていたと思います。
  • 一夜の語り口はやはり面白いぜ。一喜一憂するのがすごくよい!
  • う、うーむ……。長い、です。長いのは良いんですが、その割に全体的に情景が分かりにくい。
    なんでだろうと読みながら考えてたんですが、一夜兄さん視点の文体が独特である点、竜側が無口で白夜が一方的に動いたり喋ったりしているだけの点(これは作者のせいじゃないんですが……)、遊園地等のギミックを使う表現が文章だと非常に難しい点、などでしょうか。
    プロローグSSでは全然問題なかった、面白かったのに違和感が大きかったのは、構成に問題があったのかなあと少し思います。オチも無色の夢に関して触れられていなかったので、時間も無かったのかなと。なんとなく著者の方が四苦八苦した様子が浮かぶような……。
    辛辣な意見を述べてしまいましたが、矢塚一家のキャラはとても良かったし、消防士の設定を活かしたバトル描写ももう少し上手くやれそうな可能性は大変感じました。それだけに長所を活かしきれなかったなと感じるこのSSが惜しかったです。対戦相手が……悪かった。
  • 差をつけないといけないのが惜しいですが。これも好みの方向性、活劇! 軽快なトークがまさに竜退治といった趣で強いですねー
最終更新:2016年05月11日 22:13