概要

人間が本来生きることのできた部分を生きることができなかった場合に成る。また、コーザル人(新興天族を指す)になり損ねた精神。そのままだと3時間ほどで息絶えるため物質の体を必要とするが、一度体を手に入れ酸素を取り入れられるようになれば幾らでも生き続けることができる。生体でも人形でも宿ることができる。そのためアストラル「人」というのは人間に宿っているから人と呼び、これが鬼や吸血鬼であれば「アストラル鬼」と呼ばれることとなる。
アストラル人は、意識を持つ全ての生命の実体を持たない本質であり、魂そのものでもある。

アナザーアースでの扱い

アナザーアース内では、一応認識されてはいるが、アストラル人自体マイノリティなので、アストラル人であることによっていじめを受けたり、パワハラの対象になったり、自動ドアに認識してもらえず、生身の人間の付き添いが必要(従来のドアも併設している施設が多いが)など、とかく不便である。そのかわり、絶対に疲れることのない肉体になれるため、労働力として雇うガテン系企業は多い。また、アストラル人が酸素さえあれば生き延び続けられるし記憶の容量も大きいために自然と付いてくる知識的な部分を買って、秘書として採用している企業もある。しかしレストランで働くことはできない。アストラル人は死体だったり物体だったりしたものなので、物体だった場合そもそも五感がないようなもの(ドールアイなどの擬似的なそれがあればそこから視覚は得られる)だし、死体の場合死後何時間か経っている可能性があるのでその分五感は衰えている。死産の胎児に宿った場合は衰えることはない。

【魂について】
人間、ヒト亜族問わず全ての生命に対して与えられた松明のようなもの。肉体が朽ちて、表面的には死んだように思われても、魂は黄泉比良坂へ行き、次を決める裁判を受け、転生が決まればまた新しい肉体へ移ることができる。記憶は引き継がれないが、自分が自分であるという意識は残る。ただ、全ての生命といえども天族は含めない。彼らは大アルカナ区切りで一つの魂とされている(よって、アルカナの名称で勝手に外見を創られるなどがある。
天族は生命でなく、本質がない。
全ての魂には絶対的な「命題」が課されており、それを見つけ出しさらに答えを求めるのが生の目的である。例えば「自分が応用ソフトウェアのような存在だとしても、」や「自分がどれだけクローニングされてしまっても、」など。句読点の次の文章を求めることとなる。命題は各生において変わるようなことは滅多になく、その命題を探すために、その命題の答えを求めるために状況を選んでいる・選ばされているということが多い。長く生きることのできる種族(鬼、吸血鬼、悟、肉体をそのまま使いまわすアストラル人)だと変わる可能性がある。
天族には命題がない。
【魂の具現化】
生きたことのない者(中絶・死産されてしまった胎児など)が死ぬとき、通常なら黄泉比良坂に運ばれるところを、現世に魂がそのまま飛び出る。アストラル人の分化と似ており、つまりアストラル人と魂は元々同じものであり、そのアストラル人が消滅した際改めて黄泉比良坂へ向かう。