コーザル人(簡素名称「天族」、以下は天族と表記)


新興天族(元々ヒトだったりヒト亜族だったりした者)と生粋(原始)天族(世界ができたあたりから天族だった者、神話に登場するような者)がおり、新興天族の方が割合としては高い。
天族には大アルカナ(『愚者』~『審判』)で例えたような役割分担がされており、くじ引きか神話での役割などを考慮して決められる。
天族にはハッキリとした姿がなく、その神の名を知らない者にとってはアルカナへのステレオイメージで見えてしまう(例えば『死神』なら黒い毛布でドクロ、大鎌を持っている)。表記揺れや解釈違いはいつものことである。
尚、「幽視」という能力を持つ者には本来の姿がハッキリと見える。

【『運命』の天族について】

この所属の天族は少々特殊で、運命天族をまとめ上げる天族(運命の決め手)一柱に、運命を実際に書き留めていく天族大勢という構成になっており、一つの群体のようになっている。最も大きな勢力では「『運命』Nornをリーダーとする『運命』Nornir」が有名である。稀にどこにも属さないはぐれ運命天族がいる。彼らも運命に干渉する権利を持つため、なるべく早くに統率させる必要がある(下記の「天族の職権乱用問題」の項を参照)。

【『死神』の天族について】

この所属の天族は少々特殊で、くじ引きか頭数揃えのため(後者の場合が多い)に「三途の川の管理(=船渡し、死人の確認係など)」と「死の宣告(いわゆる派遣)」に分かれ、三途の川の管理にあたる天族はあまり動かず、死の宣告にあたる天族はよく動く。どちらも重労働。彼らは黄泉比良坂の治安やひいてはこの世界の治安の維持に役立っている。仕事をサボりたい死神天族は、自殺を前にした者(=運命に抗えなさそうな者)の前に現れて死を防ごうとしたりする。死を目前とした老人の元に現れ、髪を一房切っていく。この行為が黄泉比良坂への招待ともなる。老衰、(難病での)病死などではしっかりと髪は回収されるが、自殺では回収されないのが大きな問題点と化している。回収されなかった場合、問答無用で『集』送りになる(=次の世代で用いる魂が減る)ため、死神天族(動く方)は重労働なわりに優遇される。魂を造る労力の方が多いからである。

【『悪魔』の天族について】

基本的に黄泉比良坂『集』におり、魂を造る作業に徹している。『集』で溶けている魂の残骸を再利用するために、ある程度の調節を必要とし、いい具合になっていないと、命題を見つけ出せるかも怪しくなる。
また、他の天族と交わることができ、そのためのみに悪魔天族に転族したいと願う天族もいるが、実態を知ると大抵絶望してしまう。単刀直入に言えば、「魂ができてしまう」からである。どこの天族と交わっても、生まれる魂に差はない。
なお、交接を断る天族もいる。

【天族の職権乱用問題】


『運命』天族が自分のいいように物事を動かしたり、『死神』天族(動く方)が好きになった生者を自分のものにしたり、『審判』天族が独善に走ったり、『月』や『太陽』の天族が然るべき時間に夜や昼にしないなどの問題。いくら天の者といえども、こういう問題を起こす事がある。こういった問題が発生した場合、『戦車』や『剛毅』の天族や生者によって改革が行われる。また『運命』の天族が問題を起こしたのであればその対象となった者どもで定められた運命を打ち破るようにされている。『死神』天族の場合、魂を回収してから再教育に回される。次に問題を起こすと「集」(黄泉比良坂最下層、集合的無意識のような場所)送り。

【新興天族とループ宇宙】


新興天族となった者は、その元になる者が少なからず存在する(しなければならない)が、新興天族化した後のループでは『絶対に生者に成り代わることはない』。その代役が何らかの形で発生するか、そもそも元になる者が発生する状況が起こらなくなることがある。