概要

レッテンスパインの研究者、アレクト=フィーツによって産み出された新たな種族。老惑星ウェルリネ58fから持ち込まれたサンプルとアレクト=フィーツ自身の父母を元に造られた。
血(ヘモシアニン)による非効率な酸素補給方法、いくら働かせても疲れを知らない、特別な薬を打たない限り死ぬことはないなどと、非人道的でありながら当時問題となっていた温暖化を止める手立てとして持て囃された。
ある日、管理が杜撰になっており、一対の鬼は逃げ出し、そこらじゅうの人間を喰らい、繁殖していった。
現在のレッテンスパインを事実的に牛耳る形となるのだが、知的産業は向いていないため、そういった領分は悟に任せている。吸血鬼、悟も同じであるが、異形となりストレッサーを破壊し世界をも破壊しようとする機構(この異形化の働きを「ヴァリアント化」と呼ぶ)が備わっており、社会問題であり同時に対策すべきこととなっている。

ヴァリアント化

ヴァリアント化した彼らは同族異族見境なく破壊するため、住居や仲間を失いたくない鬼たちは、かつて同族であったものを殺しに向かうことになる。同族を殺すという事実は公表されず、ただ「化け物を退治する」、と表現を変えて告知されることが多いが、よく接した者が異形化しても同一人物だと認識できて「しまう」ため、その事実に気づいてしまい殺した後に鬱になってその衝動でヴァリアント化する負の連鎖が起こる。

外見

鬼は赤鬼と青鬼に分かれており(判断基準は主に髪)、両者とも歳をとると髪は黒に染まる。さらに時間が経つと色が抜けて白になり、同時に角の色も消えていく。この時点で赤鬼か青鬼か判断する基準はもはや目の色しかない。白髪になった後、ゆっくりと体が衰えて行き、死神に導かれる。最も長生きした鬼の例だと、500万年は生きたという。
鬼は吸血鬼に対して色素が多く、それに従って、紫外線にも強い。

生態

有性生殖、胎生、一生涯に生む子の数は最大で4体前後(寿命も相まって少産少死)。基礎体温は28度、75,000パスカル~135,000パスカルまでの範囲の圧力に対応している。ある程度酸素がないと生きていられないが、そこまで消費することはない。ヘモシアニンが溶けている体液であるため、銅に対する耐性も生まれつき持っている。
生殖能力を持つのは体の成長が止まる頃(70年~80年経過後)で、その生殖能力が衰えるのが髪が黒になる頃(200万年~225万年経過後)とされている。