簡素な概要

生息:レッテンスパイン全域
先祖:白文鳥
主な言語:ハルピュオス語、その他レッテンスパイン内の古い言語(つまりはほとんどがバイリンガル)
人間(レッテンスパイン人)を理解するために一生懸命学んだおかげで思考力は人間と同等。
元々動物であったため淀みが少なく、変性意識状態ひいては黄泉比良坂と繋がりやすい。魔術の道へ進むハルピュイアも多いが、同じように科学の道を進むハルピュイアも多い。

進化のきっかけ

人間が飼っていた文鳥が一羽残され、「なぜ自分は愛されたのか」と思って「人間を形取ればわかるはず」となり人間を目指している。ハルピュイアには、翼もあり、人間を模すという試みの手もあるが、脚までも人間を模しているかと言われると微妙で、鳥の脚のハルピュイアが未だに多い。

現在の方向性

人の脚に進化したハルピュイアは最近の世代に多く、この後もレッテンスパインが鬼優勢ならば、ハルピュイアはすべて人間の脚を手に入れるだろう。種族ができた頃のハルピュイアは飛ぶ事ができ、鳥に近く、人間には程遠かった。
しかし今となっては人間を模そうという働きが強すぎて、翼は腕に近づき、飛ぶ事も叶わなくなった(ニワトリのようにちょっとした高低差なら飛ぶ事ができるが)。カカポのように、陸に適しすぎてしまったのだ。

文明の方向性

基本的には自分で文明などを興さず(前途の「ハルピュオス語」も考案した人間よりも上手く使いこなしていたため。その前までは「ロジカラス語」とされていた)、人間に寄り添う形で共存している。人間との間に子供を作るものもいれば、鬼との間に子供を作るものもいる。その時、子供は卵として生まれるが、ハルピュイアの雌は授乳をすることができる。人間に近い知性を持つという点を除けば、カモノハシに近いとされる。
最終更新:2017年12月16日 23:28