簡素な概要

生息:レッテンスパイン全域
先祖:鬼
主な言語:クリフォール語
アストラル人を喰らう=見えない者を喰らう=記憶を喰らう、感情を喰らうことになるため、悟が食らったアストラル人の思考体系は悟に引き継がれることとなる。そのため、思考力は人間を凌駕する。
……とされるが、先祖が鬼のため、ギリギリ人間(レッテンスパイン人)がコミュニケーションできる限界の知性である。今後系統を継いでゆけば、そのうちレッテンスパイン人を超えるだろう。

進化のきっかけ

人間がアストラル人に転化するようになって人間を食べきれていない状態が続いたため、アストラル人をも喰らうために鬼が進化したもの。

生態

質量が21g(魂の重量とされる)のものでほぼ満足できるため、胃や腸はなく、心臓が代わりに腸の部分へ移動し、元々胸だった場所にアストラル人を食らい、捕らえる器官としての「目」が付いている。
悟はアストラル人を取り込むことでエネルギーにしているが、エネルギーに変換する前のアストラル人が暴れるため、胸の目玉で捕らえている。暴れたアストラル人は、悟の中に人格を形成させ、稀にそれが根源のエネルギー変換後にも残ることがある。自力では出れない場所に閉じ込める悟も多い。まさに「命がけで生きている」。
それ以外に物質を食べることもある(ザクロ程度だが)。また、捕食で得た人格は子育ての際子悟に与えることになる。人格を与えすぎて感情が消えてしまった悟の末路は「死」である。それを防ぐため呼びかけは行われているが、「鬼口過多気味なため、別に援助はしなくていいだろう」と都市長は言う。
最終更新:2017年12月16日 23:28