回線品質とは
回線品質はPING、帯域、パケットロスト率の3点で決まる。
PINGとは信号を送って返ってくるまでの時間、帯域はどれだけ多くの情報を送受信できるかの量、パケットロスト率は送受信する情報のうち何%が損失するかを意味する。
PINGは回線の種類、プロバイダの設備の品質と量、そして対戦してる相手との距離によって決まる。
このPINGが格げーには一番大事な要素。
回線の種類による差
光回線だとPINGも早く、ADSLやケーブルだと遅い(一般的に)。
回線測定サイト
主にPING(信号が行って返ってくるまでの応答時間)を確認する。
この数字が20ms以内であることが快適にネット対戦できるかどうかのボーダーと言われている。
これはしかし自分と測定地点だけの数字で、ネット対戦ではこれに加えて相手との経路と距離による遅延もある。どんなにPINGの早い良回線を使っていても結局は一般的なインターネット網を使うため、東京大阪間でかならず10msほどの応答時間がかかってしまう。
無線
無線はどうしてもPINGが遅くなる。加えてパケットロスト(情報損失)もある。
さらにその二つを十分にクリアできる無線でも数秒に一回は大きなラグ(回線遅延)が起きると言われている。
これは無線の仕様上(無線暗号通信などの)、回避できない問題らしい。
もしかしたら暗号通信を解除すると解決するかもしれないがもちろんおすすめできないし自己責任で。
なるべく有線、つまりLANケーブルを敷くようにしよう。フラットケーブルなら壁に穴を開けなくてもドアの隙間から通るものもある。
プロバイダの種類や時間帯に起因するラグ
ネットの混雑時間にどうしても帯域やPINGの落ちるプロバイダがある。
OCNなど顧客の多いプロバイダがどうしてもそうなる。
ケーブルテレビの回線もあまりPingがよくないらしい。
光と同等という触れ込みで勧めてくるが帯域はともかく応答速度がかんばしくない。
ipv4 over ipv6サービスに変更する
今のプロバイダにはipv4通信のまま、ipv6網を利用できるipv4 over ipv6という技術を使ったサービスがほぼ用意されてる。
(サービスの名称は各プロバイダによって異なる)
今のipv4インターネット網はもう飽和状態なのでipv6網を経由して通信する方式。
PINGや帯域が劇的によくなる場合がほとんど。
ネット対戦も変わらずできる。
通信機器の問題
プチフリ対策
やっとこさプチフリ(パケ詰まり?)問題解決。
オンライン対戦中に限って一瞬フリーズしてから止まってた分の時間が急に流れる現象。ソフトウェアから色々疑ってかかったけど、原因はルーターだった。
バッファロー製BHR-4GRVを使ってる人はQos、高速アドレス変換、PPTPパススルーを全部オフにするといい。
もし同じ状況で悩んでるならルーターのメーカー独自技術を疑うべし。
カプコンから公式アナウンスしてくれないものか。
最終更新:2020年09月03日 09:29