ダインハイト公国

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ダインハイト公国は、レシトリア帝国から東部フィネアの統治を委ねられた、信託統治国家である。 |BGCOLOR(gray):&ref(http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/14/25/公国2.jpg)| #contents ---- *国家元首:ダインハイト公王ヤクーシャ2世 53年前、若くして帝国騎士団第2分隊長に出世したヤクーシャ・ヴェルチが東部戦線司令官に任命される。 その5年後にヤクーシャは公爵に封ぜられ、皇帝の信託統治領としてダインハイト地域の統治権を委譲された。 これを機に、ヤクーシャは自らをダインハイト公王と称してダインハイト公国を建国。 レシトリア帝国からも承認を受け、〈大破局〉後はじめての新設国家を樹立することに成功した。 現在83歳の高齢で、すでに往年のカリスマ的指導力は失われている。 国の実権は事実上ダインハイト侯爵ノイルに委譲しており、ヤクーシャの死とともにノイルが公爵位を継ぐことになっている。 →[[人物:ダインハイト公王ヤクーシャ2世>http://www65.atwiki.jp/sweiyuu/pages/16.html#id_222ef2ee]] **ヤクーシャの子 初代公王ヤクーシャは子を多く設けたことでも知られる。 アレクサンドル、ブランデル、クリスティン、エミリィ、フレデリックの5子がある。 レシトリア帝国同様、子が公王職を継ぐことはないため、先代の家系が次期公王の統治の妨げにならないように、 遺産を多くの子に分配して権力を分散させる伝統がこの背後に存在している。 **ヴェルチ家 ヤクーシャ・ヴェルチの家系は、〈大破局〉以前からレシトリアの名家の一つであった。 ヴェルチ家は現在のダインハイト公国からさらに南東、レブダ山脈とユークライント密林に挟まれた地域を統治していた。 その立地から、魔剣クラウ・ソラスの運搬にも関わっていたと考えられている。 しかし、最もはじめに蛮族の攻撃を受けたフィネア地方都市になってしまい、親族の大半が死亡・行方不明に陥る。 騎士団に所属して民主革命に同調していた“世話の焼ける奔放な末子”ロッテル・ヴェルチだけが、この難を逃れて家督を継ぐことになった。 現在のヤクーシャ・ヴェルチおよびその子らはロッテル・ヴェルチの7代・8代後の子孫である。 ---- *次期公王ノイル・フォン・ダインハイト ヤクーシャの補佐官で、極めて優秀な策士。 出身家系が優れていないことを隠すために、常に爵位で呼ばれることを好む。 ダインハイト公国騎士団第一分隊長も兼任しており、自身も非常に優れた魔術師である。 現在41歳だが結婚の噂がなく、公王として死亡した後に家督を継がせない姿勢として高く評価されている。 **3月事件 ノイルが実権を掌握するに至るまでは、紆余曲折があった。 昨年3月、功績を競い合っていた第二分隊長が蛮族の奇襲を受けて重傷を負った一件は、派閥によっては「3月事件」の名で呼ばれている。 相手の蛮族がこちらの奇策を読みきった行動を展開していたために行われた襲撃は、蛮族との内通者の存在をほのめかしていたのだ。 この一件によってその地位を不動のものとしたノイルは、しぜん矢面に立たされたが、証拠不十分のまま現在に至っている。 **ノイルの密使 ノイルには結婚相手がいないものの、頻繁に自宅に出入りする美しい女性の存在が噂されている。 女性の詳細は不明だが、ノイルの手足となって騎士団内に調略を巡らせていると考えられている。 もちろんノイル自身は女性の存在を否定しており、真相は明らかになっていない。 **ダインハイト・フォール(1−4で発生) #region(closed) ノイルが蛮族と連携してダインハイト要塞の奪取作戦を敢行。難攻不落と謳われたダインハイトは1日のうちに陥落した。 ダインハイト公が死亡したことでヴェルチ=ダインハイト公国は崩壊した。 蛮族とともにダインハイト要塞の実権を掌握したノイルはダインハイトの継承を宣言。 一方でレシトリア帝国への恭順を拒絶し、レーゼルドーンイグニス共和連合への恭順を表明。 蛮族とノスフェラトゥを含む連合騎士団を再編してレシトリア帝国との対決姿勢を濃くした。 この事件以前のヴェルチ=ダインハイト公国と連合国ダインハイトは区別されて呼ばれる。 なお、この事件をもってレシトリア帝国は蛮族の第2次侵攻が開始されたと判断し、非常事態宣言を発布した。 →第2次解放戦争 #endregion ---- *ダインハイト公国騎士団 帝国騎士団第2分隊を前身とする歴史ある騎士団。 多数の兵員を抱えており、公国領土の保全と蛮族動向の調査に尽力している。 **交換訓練 蛮族の大攻勢に備えた柔軟な兵員移動と共同作戦を実現するため、例年一部の部隊が北レシトリア公国騎士団と交換で訓練を実施している。 本年も80名の一個中隊が迎えられ、河川地帯であるダインハイトの地理と防衛戦略の講義・訓練が実施された。 **公国騎士団の壊滅(1−5) #region(close) ダインハイト・フォール事件により、公国騎士団は事実上壊滅した。 死戦をくぐり抜けた生き残りはプロッソやリンディンフォーデ、アイラットに逃げ込んでいる。 彼らはそれぞれの土地で冒険者と協力しつつ、蛮族の侵攻に抵抗する戦線を構築している。 #endregion ---- *主要都市 **[[反抗城塞ダインハイト]] 人口5000人の城塞都市。〈大破局〉によって失陥したダインハイト市を再征服した際、城塞都市として再建した。 〈守りの剣〉を2本擁しており、フィネア地方全体の防衛の要衝でもある。 防衛要塞として建設されたため、城内には農地がかなり少なく、代わりに多数の家屋が入り組んだ構造で配置されている。 〈守りの剣〉の効力の範囲外だが、ダインハイト要塞の周辺は騎士団によって農地開発が行われており、 用水路と称する外堀が2重に設けられた堅牢な城塞と化している。 外堀の総構えの内部では蛮族をみることはまずありえず、〈守りの剣〉なしに安全な領域を開発したとして、 今後の領土拡張のモデルケースとも考えられている。 **[[開拓村リンディンフォーデ]] ダインハイト要塞から南東に進んだところに、開拓村がある。 フィネア地方で最も危険な土地とも言われているが、冒険者を中心に足を運ぶ者は後を絶たない。 リンディンフォーデはユークライント密林の脇に建設された“一時休憩所”がその起こりである。 密林探索を行う冒険者たちの活動拠点になっており、その戦利品をあてにした商人が頻繁に出入りしている。 密林からひょっこり蛮族が現れることもあるらしいが、冒険者の手によって撃退されている。 **[[宿場町プロッソ]] 要塞北西部に位置する宿場町。レシトリア帝国商会の関税搾取を嫌う商人が北レシトリアとの交易路を開発。 その中間地点に建設された宿場町である。もちろん蛮族に対する備えなどあるはずもなく、たびたび蛮族による襲撃が発生している。 しかし利益優先の命知らずの商人が冒険者を雇ってたびたび寄宿するため、襲撃があれば冒険者の手で撃退できることがほとんどだ。 もちろん、こんなおっかない土地に住みたがる人物はほとんどおらず、元冒険者のならず者が数名、この地を取り仕切っているとか。 ----
ダインハイト公国は、レシトリア帝国から東部フィネアの統治を委ねられた、信託統治国家である。 |BGCOLOR(gray):&ref(http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/14/25/公国2.jpg)| #contents ---- *国家元首:ダインハイト公王ヤクーシャ2世 53年前、若くして帝国騎士団第2分隊長に出世したヤクーシャ・ヴェルチが東部戦線司令官に任命される。 その5年後にヤクーシャは公爵に封ぜられ、皇帝の信託統治領としてダインハイト地域の統治権を委譲された。 これを機に、ヤクーシャは自らをダインハイト公王と称してダインハイト公国を建国。 レシトリア帝国からも承認を受け、〈大破局〉後はじめての新設国家を樹立することに成功した。 現在83歳の高齢で、すでに往年のカリスマ的指導力は失われている。 国の実権は事実上ダインハイト侯爵ノイルに委譲しており、ヤクーシャの死とともにノイルが公爵位を継ぐことになっている。 →[[人物:ダインハイト公王ヤクーシャ2世>http://www65.atwiki.jp/sweiyuu/pages/16.html#id_222ef2ee]] **ヤクーシャの子 初代公王ヤクーシャは子を多く設けたことでも知られる。 アレクサンドル、ブランデル、クリスティン、エミリィ、フレデリックの5子がある。 レシトリア帝国同様、子が公王職を継ぐことはないため、先代の家系が次期公王の統治の妨げにならないように、 遺産を多くの子に分配して権力を分散させる伝統がこの背後に存在している。 **ヴェルチ家 ヤクーシャ・ヴェルチの家系は、〈大破局〉以前からレシトリアの名家の一つであった。 ヴェルチ家は現在のダインハイト公国からさらに南東、レブダ山脈とユークライント密林に挟まれた地域を統治していた。 その立地から、魔剣クラウ・ソラスの運搬にも関わっていたと考えられている。 しかし、最もはじめに蛮族の攻撃を受けたフィネア地方都市になってしまい、親族の大半が死亡・行方不明に陥る。 騎士団に所属して民主革命に同調していた“世話の焼ける奔放な末子”ロッテル・ヴェルチだけが、この難を逃れて家督を継ぐことになった。 現在のヤクーシャ・ヴェルチおよびその子らはロッテル・ヴェルチの7代・8代後の子孫である。 ---- *次期公王ノイル・フォン・ダインハイト ヤクーシャの補佐官で、極めて優秀な策士。 出身家系が優れていないことを隠すために、常に爵位で呼ばれることを好む。 ダインハイト公国騎士団第一分隊長も兼任しており、自身も非常に優れた魔術師である。 現在41歳だが結婚の噂がなく、公王として死亡した後に家督を継がせない姿勢として高く評価されている。 **3月事件 ノイルが実権を掌握するに至るまでは、紆余曲折があった。 昨年3月、功績を競い合っていた第二分隊長が蛮族の奇襲を受けて重傷を負った一件は、派閥によっては「3月事件」の名で呼ばれている。 相手の蛮族がこちらの奇策を読みきった行動を展開していたために行われた襲撃は、蛮族との内通者の存在をほのめかしていたのだ。 この一件によってその地位を不動のものとしたノイルは、しぜん矢面に立たされたが、証拠不十分のまま現在に至っている。 **ノイルの密使 ノイルには結婚相手がいないものの、頻繁に自宅に出入りする美しい女性の存在が噂されている。 女性の詳細は不明だが、ノイルの手足となって騎士団内に調略を巡らせていると考えられている。 もちろんノイル自身は女性の存在を否定しており、真相は明らかになっていない。 **ダインハイト・フォール(1−4で発生) #region(closed) ノイルが蛮族と連携してダインハイト要塞の奪取作戦を敢行。難攻不落と謳われたダインハイトは1日のうちに陥落した。 ダインハイト公が死亡したことでヴェルチ=ダインハイト公国は崩壊した。 蛮族とともにダインハイト要塞の実権を掌握したノイルはダインハイトの継承を宣言。 一方でレシトリア帝国への恭順を拒絶し、レーゼルドーンイグニス共和連合への恭順を表明。 蛮族とノスフェラトゥを含む連合騎士団を再編してレシトリア帝国との対決姿勢を濃くした。 この事件以前のヴェルチ=ダインハイト公国と連合国ダインハイトは区別されて呼ばれる。 なお、この事件をもってレシトリア帝国は蛮族の第2次侵攻が開始されたと判断し、非常事態宣言を発布した。 →[[第2次解放戦争>http://www65.atwiki.jp/sweiyuu/pages/17.html#id_7529e082]] #endregion ---- *ダインハイト公国騎士団 帝国騎士団第2分隊を前身とする歴史ある騎士団。 多数の兵員を抱えており、公国領土の保全と蛮族動向の調査に尽力している。 **交換訓練 蛮族の大攻勢に備えた柔軟な兵員移動と共同作戦を実現するため、例年一部の部隊が北レシトリア公国騎士団と交換で訓練を実施している。 本年も80名の一個中隊が迎えられ、河川地帯であるダインハイトの地理と防衛戦略の講義・訓練が実施された。 **公国騎士団の壊滅(1−5) #region(close) ダインハイト・フォール事件により、公国騎士団は事実上壊滅した。 死戦をくぐり抜けた生き残りはプロッソやリンディンフォーデ、アイラットに逃げ込んでいる。 彼らはそれぞれの土地で冒険者と協力しつつ、蛮族の侵攻に抵抗する戦線を構築している。 #endregion ---- *主要都市 **[[反抗城塞ダインハイト]] 人口5000人の城塞都市。〈大破局〉によって失陥したダインハイト市を再征服した際、城塞都市として再建した。 〈守りの剣〉を2本擁しており、フィネア地方全体の防衛の要衝でもある。 防衛要塞として建設されたため、城内には農地がかなり少なく、代わりに多数の家屋が入り組んだ構造で配置されている。 〈守りの剣〉の効力の範囲外だが、ダインハイト要塞の周辺は騎士団によって農地開発が行われており、 用水路と称する外堀が2重に設けられた堅牢な城塞と化している。 外堀の総構えの内部では蛮族をみることはまずありえず、〈守りの剣〉なしに安全な領域を開発したとして、 今後の領土拡張のモデルケースとも考えられている。 **[[開拓村リンディンフォーデ]] ダインハイト要塞から南東に進んだところに、開拓村がある。 フィネア地方で最も危険な土地とも言われているが、冒険者を中心に足を運ぶ者は後を絶たない。 リンディンフォーデはユークライント密林の脇に建設された“一時休憩所”がその起こりである。 密林探索を行う冒険者たちの活動拠点になっており、その戦利品をあてにした商人が頻繁に出入りしている。 密林からひょっこり蛮族が現れることもあるらしいが、冒険者の手によって撃退されている。 **[[宿場町プロッソ]] 要塞北西部に位置する宿場町。レシトリア帝国商会の関税搾取を嫌う商人が北レシトリアとの交易路を開発。 その中間地点に建設された宿場町である。もちろん蛮族に対する備えなどあるはずもなく、たびたび蛮族による襲撃が発生している。 しかし利益優先の命知らずの商人が冒険者を雇ってたびたび寄宿するため、襲撃があれば冒険者の手で撃退できることがほとんどだ。 もちろん、こんなおっかない土地に住みたがる人物はほとんどおらず、元冒険者のならず者が数名、この地を取り仕切っているとか。 ----

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