アイラット新農村

人口400人程度の中規模農村だったが、現在大規模な開拓計画をうけて600人に人口が増加している。
レシトリア帝国で最も成長著しい町。



開拓事業団

帝国政府からアイラット開拓計画を一任された公設組織。代表はアイラット候ではなく弓砲兵隊長フロンタ・ラトヴィック。
このことからアイラット候からは目の敵にされている。
開拓事業団は帝都からの移住労働者の管理と指導を行うほか、開拓地域の安全確保にも取り組んでいる。


アイラット侯爵コリンズ

不憫系執政者。アイラットの統治を10年間担当し続けているが、この3年間でアイラット地域の重要性が激変。
コリンズはこの3年間で権限の多くを取り上げられてしまい、常に苛立っている。
これまで温情ある統治をしてきた甲斐あって、地元の住民は彼に同情的ではある。
とはいえそれがコリンズの未来を保証してくれるわけでもない。

自治会本部

コリンズが設置したフィネア地方では非常に珍しい組織。
農民たちが自ら村の問題を議論して意見を集約し、コリンズに意見書として提出する機関。
コリンズも時折同席してきたこともあり、アイラットの統治状態は極めて良好だった。
しかし3年前に皇帝の指示のもと開始されたアイラット開拓計画によって人口が1.5倍にまで増加。
安定した機能を維持していた自治会は新住民との間に軋轢を生じ始め、先日行政指導を受けた。
もちろん自治会側は新住民側がアイラットのやり方に馴染むべきだと考えており、強硬な姿勢は崩していない。

共益倉庫

自治会は10年間をかけて共用の大型農具・耕牛馬を購入して生産性を向上させてきた。
共益倉庫はアイラット農民の連帯の象徴であり、コリンズ政治の成功の象徴でもある。
しかし開拓計画移行、共益倉庫の物品は開拓事業団に接収され、旧住民の管理から引き剥がされることになった。
この事件をきっかけに、旧住民はコリンズと結託して開拓事業に断固として反対の姿勢をとることになった。
現在、空になった共益倉庫は旧住民による帝国排斥運動の拠点となっている。


冒険者関連施設

交易促進会議取引所

管理の厳しい帝国と違って、地方都市では統治者の権限で交易促進会議の取引所が設置される場合がある。
アイラットも取引所を設置した地方の一つで、これもコリンズによる帝国政府に対する嫌がらせの一種である。
取引所を通じて冒険者を集めていることもあり、コリンズは騎士団に抵抗する兵力を冒険者によってまかないたいと考えている。
むろん、そんな資金力も仕事も豊富でないため、これは絵空事に過ぎないのだが。

帝国マギテック・アイラット仮設支所(第2シーズン以降)

アイラット駐留部隊のためにマギテック関連のサービスを提供している仮設支所。
冒険者のためにも技術提供を惜しんでおらず、通常の帝国マギテックと遜色ないサービスを受けることができる。

臨時宿泊所

情報未公開



最終更新:2016年12月12日 01:04