カシウスの記した本


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カシウスの中の人ことお紙こと紙様です。
基本はリプレイと同期するように更新していく予定です。だってその方が楽でk…ゲフンゲフン

追記(08/05)
多少見やすく変えてみた(つもりです)。下のリンクを押していただければそこに対応しているページに飛ぶようになりました
いずれリプレイも上から飛べるように頑張りたいものです。




第一シナリオ『少年は海を目指す』

帝国歴304年2月26日【1ページ目】

→リプレイはこちら!(0-1~1-3)

要塞都市ダインハイトへ来て、初めて冒険者として依頼を達成してから何日か経過した。
色々と想定外の事態が起きた冒険ではあったが、それなりにいい経験を積むことが出来た。
本来であればある程度の旅費が作れればまた旅に出る気ではいたが、今いるパーティーも悪くはない。
持ち金にも多少不安が残るので、もう少しこのパーティーと共に過ごしてみよう。
そういえば、適当に何かに使えそうと思い買った白紙本だが、使い道が見つからなかったので日記などでも書いてみるとしよう。

ダインハイトへ向かう道中だった俺が、アークと出会い数日が立った。
どうやらアークもダインハイトへ向かう道中だったらしく、もののついでということで共に向かうことにした。
どこかの村から出てきたらしいが、あいつと喋るのはかなり楽だ。
つい道中で目の前で帽子を取ってしまったが、今では少し後悔している。
そういえば、城壁をくぐったときにアークが何か聞いてきた気がするが、何だっただろうか…。
何かとんでもないものを見せられた気がするが、疲れていたのかよく覚えていない。
まぁ、覚えていないということは恐らく大したものでもなかったのだろう。
それよりも俺がナイトメアということを下手に喋らないか多少不安だが、何とかなるだろうか。

無事ダインハイトへ入国することは出来たが、一先ず腹ごしらえと言うことで冒険者の店へと足を運んだ。
旅費も残り少なくなってきたと言うことで、ついでに依頼を探すためでもある。
そこで俺が前に世話になった友人であるノイに出会ったのだが、あの時は本気で誰かと思ってしまった。
もし、今度機会があればちゃんと覚えてることを伝えておこう。勿論、その機会があればだが。
だけど、ひとつ心配事はなくなった。旅立った後もチラッと店に顔を出すのもいいかもしれない。

3人だけでは足りないということらしく、俺達は騎士団へと足を運んだ。
正直騎士団や貴族と言ったものは苦手だが、そうも言ってられなかったしな。
そこでレイラという女と出会う。レイラ以外にも何か名前があった気がするが長いので俺はレイラと呼んでいる。
どうやら彼女は北から来たらしい。あまり関わりはないが他の騎士と同様、堅苦しい感じのよくある騎士の様な印象を受けた。
他からすれば模範的な騎士の対応ではあるのかもしれないが、どうもあの雰囲気が俺は苦手だ。なんか息苦しい。
何はともあれ期待するとしよう。少なくとも騎士が加わってくれるのは心強いことに変わりはなかったからな。

そんな訳で俺達4人は、依頼を探すために冒険者の宿へと帰ってきたはずだったのだが。
そこで一瞬何処かの貴族かと思ったが、冒険者をやってるらしいサラ―と出会う。
個性的な喋り方の彼女だったが、パーティーに一番馴染んでいる気がする。あれは見習いたいもんだ。
あと、弓の技量と経験は恐らくこの中で一番上だと思う。完全な勘だから当てにならんが。
そういや今思えば何故見知らぬ人間の、しかも俺たちの様な新米パーティーに加わったのかは謎だな。

書いていて思ったことだが、やはりまだ現状での人との付き合い方に慣れていないみたいだ。
元々慣れ合う気はないが、何より距離感が掴めない。やはりもう少しみんなとは話しておくべきだろうか?
少なくとも距離感は掴んでおいた方がいいのかもしれない。戦闘時の連携や、後々の交渉術に役に立つだろうしな
本来は皆の冒険での活躍も書いておいた方がいいんだろうが、初めて日記を書いたので疲れた。今日はもうやめにするとしよう

帝国歴304年2月27日【2ページ目】

→リプレイはこちら!(1-4~1-6)

気が向いたので日記を書くことにする。こういう積み重ねがやがて身を結ぶのだと誰かが言っていたな。
そういう訳で俺たちは海にやってきた。何度か行商のついでに見たことはあるが、やはりどうしても苦手だ。
例えるなら恐らく恐怖などと言った感情が一番近いんだろうか?どうしても体が受け付けない。
だから俺には、海に平然と入れるアークとフレデリックが理解できなかった。
それはそれとして、アークが海から蟹とカエル(ポイズントードと言うらしい)を連れてきた。
思えばこのパーティー初めての戦闘であり、俺にとっても久しぶりの戦闘だったな。
色々と冒険中に驚いたこともあったが、それよりも驚いたのはサラ―とレイラの戦闘技術だった。
サラーはやっぱり弓の技量が高く、的確に敵を射ていた。それに頭の回転力(状況判断?)も速かったな。
まさかロープと矢をあんなにも器用に使いこなすとは思わなかったが、あんな使い方も出来るのだと知った。
レイラは単体における戦闘力と破壊力はパーティー最強だと思われる。カエルを一撃で吹き飛ばしていたのは見事なものだった。
悔しいが俺よりも、アイツの様な圧倒的な力の方が仲間を守るには必要だったのかもしれない。
ただ一つ気になったのは、動きがぎこちないと言うか焦りすぎてるというかなんだろうな。上手く書き表せない。
どちらにせよ俺には女心は分からないので、ノイやサラーに任せるとしよう。

そういえばノイの戦い方を見るのは出会って初めてだったかもしれない。
あのガンの威力、噂には聞いていたが相当なものらしい。ただ硬いだけの敵なら意図も簡単に倒せるんだろうな。
アークはそういえば防具も着ずにあそこまで戦っていたのか。今思えば凄いことだ。
村出身とは聞いていたが、あそこまで剣を使いこなせるのは相当な修行でもしたんだろうか。
どちらにせよ俺はあの戦闘で何も出来なかったな。俺の力不足を改めて思い知らされた。

(あとから付け加えられたかの様に無理やり文字が書かれている)
そういえば、サラーに服を縫ってもらったときに分かったがアイツにも秘密があることが分かった。
いいオネェには秘密がつきものと言う口ぶりから、間違いないだろう。
うん?書いていて思ったが『オネェ』ってなんだ?いい女性のことをいいオネェと言うんだろうか・・・
多分そうなんだろう。やはりこのパーティーには驚かされてばかりだ。
しかし、角を見られたのは・・・これで二人目か。どちらも反応としてはあまり気にしていない様子だったが、アレが普通なんだろうか。

帝国歴304年2月28日【3ページ目】

→リプレイはこちら!(1-7~1-8)

久々にリンディンフォーデに泊まった。
特に書くことがない。強いて言えばあそこには取引所があるので警戒していたがどうにかなったようだ。

帰る途中にレイラと一緒にいた騎士に出会う。
確か名前はなんだったか、クリスティンだったか?下の名前はフレデリックと同じで弟らしい。
正直クリスティンは嫌いだ。貴族だがなんだか知らないが、家の都合や権力で相手を縛る様な奴は好かない。やはり貴族とか騎士は嫌いだ。
ただ、フレデリックにはもっと外の世界を見せてやりたい。まだ19年しか生きていない俺が言うのもなんだが、人とはすぐ死んでしまうものだから。
正直なところ、また会えるかは分からないがな。
そろそろ書くことがなくなりそうだ。しかし、冒険者っていうのは案外楽しいものだな。
だけど、そんなことに気を取られてる余裕は俺にはない。俺には拾ってもらった恩をこのまま仇で放置しておく訳にはいかないんだ。
力をつけて帝国にまた乗り込む。今度こそは絶対に成し遂げてみせる、それまでの辛抱だ。