英雄志望と二つの剣 @ ウィキ
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英雄志望と二つの剣 @ ウィキ
ja
2018-01-03T23:29:22+09:00
1514989762
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PC7:コーラル
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/60.html
#contents
----
*基本情報
#html2(){{{
<div style="width:800px; height:560px;">
<div Align="center" style="width:800px; height:520px;">
<div style="float:left; width:350px; padding:7px;"></br>
<font size="5" face="MS 明朝">コーラル・セルニーシア</font>
<table border=1 style="font-size:18px;">
<tr><td>種族</td><td>シャドウ/女性/16歳</td></tr>
<tr><td>出身</td><td>レシトリア帝国 港町ベルティンドット</td></tr></table>
<div Align="left" style="background-color:whitesmoke; padding:7px;"><font size="2.2"> フィネア南部で活動していたセルニーシア海賊団の女海賊。数ヶ月前に行われた騎士団による一斉摘発の際、仲間たちを守ろうとして自身が捕らえられてしまった。当然、死刑を宣告され執行日を待つだけだったのだが、フロンタが皇帝に掛け合って表向きは執行待ちの状態としたまま、神聖魔法クエストによって命令に逆らえない状態にしてフロンタの私兵となった。</br>
その後、裏切らない(れない?)目付役としてアークたち冒険者に引き渡され、行動を共にすることになった。担いだ大斧は彼女の怪力を物語っているが、そのぶんエネルギー効率が悪いのか大食いと寝坊助という厄介な性質が二つくっついている。
</font></div>
</div>
<div style="float:left; width:500px; margin-left:-70px; margin-top:0px;">
<img src="https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/60/48/コーラル.png" width="400px">
</div>
</div>
</div>
}}}
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*プレイ開始時の技能データ
:生まれ|戦士
:ステータス|器用度20 敏捷度21 筋力17 生命力15 知力13 精神力14
:習得技能|ファイター 5レベル&br()レンジャー 2レベル&br()エンハンサー 4レベル
:戦闘特技|武器習熟A/アックス&br()防具習熟A/非金属&br()なぎ払い
:初期装備|攻:グレートアックス&br()防:ボーンベスト
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2018-01-03T23:29:22+09:00
1514989762
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モブ辞典
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/59.html
*モブ辞典とは?
このページは、フィネア地方作者が余興として行なっている、フィネア地方の設定を活用したモブキャラクターを並べる場所です。
それぞれのキャラクターは妙に設定が凝っていますが、決して本編に登場することはありません。
#contents
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*ダインハイト公国市民
**冒険者
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**技術者
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***テオフィリュス(テオ)
種族:コボルド
出身:プロッソ東南東70kmの遺跡村落
生年:帝国歴288年(16歳)
居住:リンディンフォーデ
生業:武器防具の修繕・加工および発掘物の清掃・修理
価値:人族と蛮族を総合した歴史の研究
関係:リルドラケンのロジャー(ノイ過去編に登場)
コボルドの学者で、人族の社会ではテオと呼ばれている。
宿場町プロッソから東南東に70kmほど進んだところにあるコボルド集落で生まれ育った。この集落は人族の遺跡を利用した地形だったため、好奇心旺盛なテオはそこでアルケミストの道具を見つけ出し、その利用法を自ら発見して学習した。
ダインハイトから冒険者ロジャーの一団がこの遺跡調査に訪れたとき、魔動機文明語で交渉を行い、住民との戦闘を回避した経験を持つ。その際、案内役として遺跡調査を手伝ったことで、この冒険者に長期的な協力を要請され、迷った挙句に知的好奇心が勝り里を離れた。
その後プロッソでこの冒険者たちとともに1年を過ごしたが、成長の遅いコボルドはやがて危険な冒険に同行できなくなり、次第に街で過ごす時間の方が長くなり、冒険者たちとも距離ができ始めた。そこで今後の生き方について冒険者たちに相談すると、決して小間使いとして拘束することが彼らの本望でもないと伝えられる。「自分の生きている中で挑戦したいことに挑戦しても良い」というメッセージを受け取ったテオはプロッソを離れ、大都市ダインハイト要塞に移住した。
ダインハイトでも初めは冒険者の宿クラウ・ソラスに出入りしていたが、やがて冒険者たちよりも職人と関わることを好むようになる。このためマギテック協会ダインハイト支部で下働をしながら、アルケミストの能力を使って武器加工の手伝いなどをしていた。ダインハイト要塞では2年ほどを過ごしており、武器加工の能力も上がってきた頃、リンディンフォーデへ公国が正規に技術者を派遣するという学術プロジェクトの存在を知り、これに応募。もちろん結果は落選だったが、資金的裏付けを持たないまま、頭を下げて南に向かう冒険者に同行してリンディンフォーデに移住した。現地でも武器加工の技術を駆使しつつ、持ち込まれる遺産を清掃・修繕してダインハイト公国に送る活動の下請けを担当した。
この活動を続けているうちに人族・蛮族双方の文化的な歴史に興味を持ち始め、1年前に独自に調査と取材を開始した。回収された遺産の清掃で得た賃金を紙とインクの購入に充て、冒険者たちが見聞きしたものを風土記として書き集めつつ、自らも機会があれば冒険者に同行するという活動を開始した。
少しずつリンディンフォーデでは受け入れられるようになり始めた矢先、ダインハイトフォールが発生する。そのときは他の冒険者とともにユークライント密林の調査を行っており、テオがこれを知ったのはダインハイトが陥落した4日後のことだった。テオは身につけていた薬品知識で難民の救護に参加し、武具・防具の修繕にも協力している。
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**放浪者
***マー(本名不明)
種族:グラスランナー
出身:フィネア南西部の農村リュカ
生年:帝国歴292年(14歳)
居住:ムートランド
生業:詩作と歌、あるいは盗み食い
価値:今を楽しむこと
関係:役人W(シナリオ2−5に登場)
物心ついたときには母親とともに放浪しており、その後気付いたときには一人で放浪生活を始めていた。
比較的平和な農村リュカの生まれだが、街道を利用するという習慣を身につけずに育ったため、ウロウロと小さな農村を渡り歩いて移住を繰り返してきた。移住を繰り返してきた理由も、目の前に面白そうな物があればすぐに飛びついてしまう習慣ゆえのことで、誰もマーの暴走を止めることはできない。
マーという珍妙な名前は、彼が自己紹介するときに一番めんどくさくない発声を追求した結果この名前になったもので、親にもらった名前はすでに覚えていない。それでも母親に教えてもらった盗み食いの技術だけは忘れずに活用し続けている。
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2017-09-11T02:39:57+09:00
1505065197
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メニュー
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/2.html
**[[英雄志望と二つの剣]]
**世界設定
-[[物語の舞台:フィネア地方]]
--[[ダインハイト公国]]
--[[レシトリア帝国]]
--[[北レシトリア]]
--[[ユークライント密林]]
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--[[凍結の地グラン・イチ]]
-資料・文献
--[[魔剣伝説]]
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--[[手紙・私文書]]
-団体と人物
--[[公人・著名人]]
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--[[蛮族陣営]]
**プレイヤー部門
-[[プレイヤーキャラクター]]
--[[PC1:アーク]]
--[[PC2:カシウス]]
--[[PC3:ノイ]]
--[[PC4:レイラ]]
--[[PC5:サラー]]
--[[PC6:クキバミ]]
--[[PC7:コーラル]]
-[[特殊ルール]]
-[[アーティファクト]]
**これまでの冒険
-[[シーズン1]]
**PL管理スペース
-[[冒険日記]]
--[[アークの神様報告書]]
--[[カシウスの記した本]]
--[[のいちゃんのにっき]]
--[[レイラの手記]]
--[[華麗なるサラー烈伝]]
**[[スピンオフ]]
-[[ひでおしぼう日常編]]
--[[日常編NPC]]
-[[進め!海洋冒険隊]]
-[[レシトリア民主革命]]
-[[モブ辞典]]
**[[おまけ]]
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-[[トップページ]]
-[[プラグイン紹介>プラグイン]]
-[[メニュー]]
-[[メニュー2]]
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**リンク
-[[@wiki>>http://atwiki.jp]]
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//**更新履歴
//#recent(20)
&link_editmenu(text=ここを編集)
2017-09-11T02:08:34+09:00
1505063314
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PC6:クキバミ
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/58.html
#contents
----
*基本情報
#html2(){{{
<div style="width:800px; height:560px;">
<div Align="center" style="width:800px; height:520px;">
<div style="float:left; width:350px; padding:7px;"></br>
<font size="12" face="MS 明朝">クキバミ</font>
<table border=1 style="font-size:18px;">
<tr><td>種族</td><td>タビット/男性/17歳</td></tr>
<tr><td>出身</td><td>レシトリア帝国北部<br>魔動機都市ムートランド</td></tr></table>
<div Align="left" style="background-color:wheat; padding:7px;"><font size="2.2"> 帝国北部ムートランドで生まれ育ったタビット族。タビット特有の高い知的能力も手伝って、魔動機の扱いに優れた能力を発揮し、帝国マギテックでその基本的な扱いを学んだ。しかし優れた能力への嫉妬からか、はたまたタビットという珍しい種族への偏見からか、身分の高い騎士団の子息たちからの執拗な嫌がらせをうけてしまう。これがきっかけとなり帝国マギテックの教育機関から離れ、冒険者としてその腕を振るい始めた。そのためムートランドの帝国マギテックとは良い関係にあるとはいえない。そうした訳ありの冒険者の例に漏れず、交易促進会議と帝国商会のブラックバーン派からの依頼を多くこなし、特にブラックバーン上院議員の娘であるレイチェル・ブラックバーンから信頼を置かれている。<br>
ムートランドの停止した魔動機たちを再起動させるという壮大な夢を持っており、魔動機文明時代の遺跡から魔動機の秘密を解き明かすために冒険を続けていた。帝都周辺から辺境のアイラットへの任務をブラックバーン上院議員から提案されたのを機に、辺境の遺跡調査を行おうと考えていたところ、アークたちと出会うことになった。</font></div>
</div>
<div style="float:left; width:500px; margin-left:-70px; margin-top:0px;">
<img src="https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/58/47/クキバミ2.png" width="400px">
</div>
</div>
</div>
}}}
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*参加開始時のステータス
参加開始シナリオ 第2シーズン第2シナリオ
使用経験点 初期経験点(3000)+7490点
ステータス成長 6回
&bold(){生まれ}
魔動機術師(技8、体5、心9)
&bold(){ステータス}
器用度12 敏捷度14 筋力7 生命力15 知力25 精神23
&bold(){習得技能}
マギテック5 セージ3
&bold(){戦闘特技}
魔法誘導・魔法収束・魔法制御
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2017-05-29T10:37:08+09:00
1496021828
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PC4:レイラ
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/34.html
#contents
----
*基本情報
#html2(){{{
<div style="width:800px; height:560px;">
<div Align="center" style="width:800px; height:520px;">
<div style="float:left; width:350px; padding:7px;"></br>
<font size="5" face="MS 明朝">レイラ・フェルンホルム</font>
<table border=1 style="font-size:18px;">
<tr><td>種族</td><td>ハイマン/女性/16歳</td></tr>
<tr><td>出身</td><td>北レシトリア国 クーファ村</td></tr></table>
<div Align="left" style="background-color:#19448e; padding:7px;"><font size="2.2" color="white"> エルフの父とハイマンの母を持つ混血児。自らはハイマン、双子の兄はエルフとして生まれた。長子を騎士団に所属させたいという父の願いから、たくましい男子として育てられ、未だにハイマンの美貌に似合わぬ勇ましい性格をしている。</br> 兄とともに北レシトリア騎士団に所属するが、士官学校での成績の違いから、兄は士官候補として採用された一方自らはいち兵卒として採用される。恒例となっている北レシトリア・ダインハイト間の新兵の交換訓練のために兄とともにダインハイトに到着。エルフの家族に対してコンプレックスを抱き続けている妹を慮った兄によってクリスティン・ヴェルチ率いる公国騎士団への転属が提案された。レイラはこれを受け入れ、現在配属変更と入隊後の所属決定のための能力検査の過程にある。</br> 配属までの2週間、カミラから打診を受けたクリスティンによって冒険者としてダインハイト周辺の地理を学ぶよう指示される。合流した冒険者たちは騎士団とはまったく異なった調子の人々で面喰らうが、渋々冒険者として活動を開始するのだった。</font></div>
</div>
<div style="float:left; width:500px; margin-left:-70px; margin-top:0px;">
<img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/34/32/002.png" width="400px">
</div>
</div>
</div>
}}}
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*プレイ開始時の技能データ
:生まれ|練体士
:ステータス|器用度12 敏捷度13 筋力17 生命力10 知力17 精神力18
:習得技能|グラップラー 1レベル&br()コンジャラー 1レベル&br()エンハンサー 1レベル
:戦闘特技|魔力撃(コンジャラー、魔力4)、追加攻撃、投げ攻撃
:初期装備|攻:ハードノッカー&br()防:ポイントガード
:習得練技|キャッツアイ
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*第1シーズンでの活躍
**第1シナリオ
重火力でポイズントードを一撃の元に粉砕
クリスティンとの関係構築
技能成長 グラップラー1 → 2
ステータス 器用度+1
**第2シナリオ
再び重火力でレッサーオーガのワンターンキルに貢献
敵の連続魔法攻撃に対しても精神抵抗に成功して少ないHPで持ちこたえる
技能成長 グラップラー2 → 3
ステータス 知力+1
**第3シナリオ
ゴリラの陣はレイラがいなければ完成しない
脱退に向けてノイと仲直りした。いい子なのかゴリラなのか…
技能成長 コンジャラー1 → 2
ステータス 敏捷度+1
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2017-05-26T23:48:46+09:00
1495810126
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英雄志望と二つの剣
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/12.html
このwikiは、TRPG部で開催されるソード・ワールド2.0オリジナルキャンペーン「英雄志望と二つの剣」の関連データを整理したwikiです。
ブログ「TRPGをやりたい!」にてリプレイとして毎週水・土曜日に更新されており、現在連動機能を強化しています。
プレイヤーとリプレイ読者のためにデータは完全に公開されており、いつでもリプレイの世界について詳しい情報を確認することができます。
#contents
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*このwikiについて
**英雄志望と二つの剣って?
GMハカセでお送りするソード・ワールド2.0のロングキャンペーンです。
2017年 5月25日現在、第2シーズンのセッションが終了。第2シーズンのリプレイ連載が進行中です。
プレイが進行すれば、ハカセのブログ「[[TRPGをやりたい!>http://trpg.hatenablog.com]]」でリプレイを公開していきます。
#html2(){{{
<div><a href="http://trpg.hatenablog.com/entry/2016/07/02/104703"><img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/12/26/ブログリンク.png"></a></div>
}}}
**なんのためにwikiがあるの?
非常に長いキャンペーンでは、情報量が多くなってしまいます。
舞台設定や細かいハウスルールの共有などのためにwikiを利用しています。
また、今回はリプレイとして連載しており、読者たちが舞台設定をより深く理解したいときに
豊富な情報を提供する場としても機能させています。
「英雄志望と二つの剣」はソード・ワールド2.0のリプレイ+トータル・アプローチを掲げております。
したがってこのwikiは世界設定だけではなく、
-各キャラクター目線から物語をより深く理解したり、
-リプレイ本編では読めなかった手紙の内容を知ったり、
-セッションの際に利用されたゲーム的工夫を調べるなど
様々なニーズに対応しています。
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*そもそもTRPGからしてわからない方へ
このwikiは、話しながらゲームを進めるTRPGというゲームの、とあるチームのデータwikiです。
「ソード・ワールド2.0」というファンタジー世界を舞台にしたゲームルールに従って、物語を進行しています。
TRPGでは、主要登場人物を別々の人間が担当します。
筋書きを用意したゲームマスターが描写を行い、筋書きを知らないプレイヤーたちが即興劇として物語を進行させるのです。
このとき困難が伴う行動を取ろうとすれば、ゲームルールに従って行動の成功失敗を判定します。
その結果物語は右に左に揺らぎます。その「揺らぎ」をも物語として即興的に回収しつつ、プレイヤーは物語を続けます。
こうして生まれた物語を「リプレイ」として連載公開しているのが、「英雄志望と二つの剣」という企画なのです。
通常の小説と違って、それぞれのプレイヤーがキャラクター一人一人の物語を丁寧に演出するため、
それぞれのキャラクターの視点から丁寧に物語が組み上げられているのが私達チームの特徴です。
どのキャラクターの目線からも、非常に豊かな心の物語が描かれています。
TRPGを知らない方でも、まずはリプレイをご一読いただければ、その魅力が伝わるかと思います。
次にこんな物語のプレイヤーになるのは、あなたかもしれません。
**TRPGってなに?
TRPGとは、テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲームの省略表現で、テーブルゲームの一種です。
プレイヤーたちは自分の分身となるキャラクターを作成して、お互いに会話しながらゲームを進行します。
丁寧にルールが定められており、サイコロを使って行動の成功失敗を判定します。
様々なシステムがあり、このwikiではそのうちのひとつ「ソード・ワールド2.0」を利用しています。
**ソード・ワールド2.0ってなに?
剣と魔法のファンタジーTRPGです。
私達の住む世界とは違い、人々が剣と鎧を装備して魔法を唱える、そんな架空の世界「ラクシア」が舞台です。
プレイヤーたちはその中で生きる一人の冒険者として即興劇に参加します。
それぞれの立場や思惑をむねに、友情と信頼関係を育みながら、様々な事件を解決していくのです。
そうして少しずつ成長していくキャラクターたちの心の動きとそれが織りなす物語を楽しむゲームです。
通常のゲームと違ってコマンドや入力キーが存在せず、会話によってあらゆる行動をとることができます。
それゆえ普通のゲームではとても採用できないあんな解決手段やこんな無茶な行動だってできてしまうのが特徴です。
詳しくは公式サイトなどをごらんください。
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2017-05-25T16:14:18+09:00
1495696458
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冒険者
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/27.html
冒険をしているのはプレイヤーキャラクターたちだけではない。
旅の中で出会う他の冒険者たちの紹介。
#contents
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*冒険者の宿〈クラウ・ソラス〉(ダインハイト公国)
冒険者たちが所属する宿の主人と先輩冒険者。
魔剣の名前とまる被りで、人々からは〈ゴリさんの店〉と呼ばれることが多い。
**ロルフ・ゴリッツ
#html2(){{{<div style="width:900px; height:200px;">
<div style="float:left; width:150px;">
<img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/27/40/ゴリさん.png" style="width:150px;">
</div>
<div style="float:left; width:650px; padding-left:20px;">
<p>ドワーフ/136歳/男性</br>
筋肉隆々のグラップラー上がりの宿の主人。魔剣クラウ・ソラスを追い求めて旅を続け、結局得られないまま引退した。</br>
冒険者の宿を経営するようになってからもクラウ・ソラスの所在を求めて情報収集と冒険者派遣を続けている。</br>
もっとも、グラップラーであるロルフが魔剣を手に入れたところで使いようがないのだが、そのあたりは考えていない。</br>
どうやら魔剣に手が届かない原因も、そのあたりの考えのなさに由来しそうだ。</br></br>
【技能】グラップラー9 エンハンサー2</br>
【装備】トンファー</br>
【特技】トンファーパイルドライバー(投げ攻撃)</br></p>
}}}
第2シーズン
#region(close)
ダインハイト・フォールに際して冒険者の宿クラウ・ソラス前で敵対的女性の攻撃を引き受ける。
その後冒険者たちとは連絡が取れないまま行方不明に陥った。
少なくともアイラットに収容された市民にロルフの姿はなかった。
#endregion
**カミラ・ペテルカ
#html2(){{{<div style="width:850px; height:230px;">
<div style="float:left; width:150px;"><img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/27/38/カミラ.png" style="width:150px;"></div>
<div style="float:left; width:680px;">
<p>人間/29歳/女性</br>
ダインハイトのアイドル冒険者。近年いくぶん大人びてきて、恋の噂もちらほら聞こえるが未婚である。</br>
世話焼きで正義感が強く、見込みのありそうな若者を捕まえては冒険者パーティを組めるように取り計らう。</br>
優秀さから騎士団に所属する道もあったのだろうが、堅苦しいのが嫌という個人的な理由で冒険者の道を選んだ。</br>
すでに活動歴は13年になり、いよいよ限界も見えてきた。それでも、彼女を超える実力を持った冒険者は現れていない。</br>
</br>
【技能】ファイター7 マギテック5 シューター6 スカウト5 セージ2</br>
【装備】ブロードソード サーペンタインガン ハードレザー</br>
【特技】両手利き 双撃 挑発攻撃 回避行動</br></p>
</div>
</div>
}}}
第2シーズン
#region(close)
ダインハイト・フォールに際して、公国騎士団によりダインハイト北部に誘導され襲撃を受ける。
これを単身で撃退し、ダインハイト要塞の異常を察知して要塞に急行。西門外壁で正騎士5人を退けて西門解放に一役買った。
入城後ロルフやクリスティンの苦戦を聞くと救援に向かい、侵入した蛮族と交戦。
その後ロルフとともに行方不明に陥った。
#endregion
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*開拓村リンディンフォーデ
**シン・イマオキ
人間/33歳/男性
8年以上リンディンフォーデにこもりきりで密林探索を主導している冒険者。
事実上開拓村リンディンフォーデの指導者になっており、宿場の経営と冒険者の差配を取り仕切っている。
ダインハイトにいた頃は、カミラと同じく冒険者の宿〈クラウ・ソラス〉を拠点に活動していた。
二人の間には交際の噂もあったが、今となってはその真相はわからない。
【技能】ファイター7 レンジャー7 エンハンサー3
第2シーズン
#region(close)
ダインハイト要塞の急を察知して南方村落市民の収容に成功。
さらに河川沿いにリンディンフォーデ砦を延伸し、用水路を利用して堀をも作り上げた。
ダインハイトから収容した騎士残党と冒険者たちと連合してダインハイト公国奪還のために挙兵。
現在ダインハイト解放軍の司令官を名乗っている。
#endregion
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*魔動機都市ムートランド(追憶の魔動鐘亭〈リンガベル〉)
**アンディ(主人)
帝国商会にいち小間使いとして雇われたのち、うまく立ち回って出世を重ね、
しまいにはいっぱしの商館を構えるだけの資本を作ったのだが、その金をもって帝国商会から離脱。
騎士団や商会の息があまりかかっていない自由都市であるムートランドで、その金を使って冒険者の宿を設立した。
冒険者出身ではない珍しい主人で、冒険者の伝手よりは騎士団員や商人の知人を多くもつ。
その財力と人脈は計り知れず、そもそもこの追憶の魔動鐘亭の存在自体が、騎士団とは別の武装組織の育成を
目指しているのではないかなどと疑われている。
**ゾロ(本名不詳)
#html2(){{{<div style="width:850px; height:230px;">
<div style="float:left; width:150px;"><img src="https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/27/46/ゾロ.png" style="width:150px;"></div>
<div style="float:left; width:680px;">
<p>タビット/19歳/男性</br>
魔動機都市ムートランドで冒険者業をしているタビット族。</br>
黒いマントにマスクをつけて、巧みな細剣さばきで悪を断つ。</br>
テーブルの上に立ってそんな一人舞台を繰り広げるのが大好きな少し困った冒険者。</br>
とはいえ腕はたしかで一人で数多の遺跡を駆け巡っている。</br>
</br>
【技能】フェンサー7 マギテック3 スカウト4 セージ3</br></p>
</div>
</div>
}}}
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2017-05-25T15:56:09+09:00
1495695369
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手紙・私文書
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/37.html
シナリオ内外で言及された私文書や手紙の内容を掲載。
#contents
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*公文書
**離反者カーンの処罰について(1−3終了後)
#region(close)
騎士団内で深刻な軍規違反を犯したエルドレッド・カーンの処罰を決定。
所属:第1分隊 第5中隊
罪状:騎士団員に対する攻撃 及び 命令違反
処罰:斬首・騎士団位の剥奪
執行:3月10日
責任:第1分隊長ノイル・フォン・ダインハイト
#endregion
**ダインハイト陥落に関する諸報告(1−5終了後)
#region(close)
一、ダインハイト公国首都ダインハイト要塞は蛮族の攻撃により陥落
一、この攻撃の首謀者は公国騎士団長ノイル・スミスである模様
一、死者数不明。逃亡難民は500以上にのぼる模様。なお増加の様子
一、敵の侵攻はアイラット平原で阻止。防衛戦の構築を急ぐ
一、難民増加と不作により食料不足の危惧。至急対応求む
一、フレデリック・ヴェルチの生存を確認。保護を希望する
一、可及的速やかに援軍と奪還作戦の実施を進言
報告以上。フロンタ・ラトヴィック
#endregion
**有害植物除去処理における不正会計疑惑(2−4終了後)
#region(close)
アイラット開拓事業団団長フロンタ・ラトヴィック
及び開拓事業団会計主任ミカ
上記2名を業務上横領の罪に問う。
有害植物2件の駆除を冒険者に依頼した際、その会計支出として監査委員会の算定評価額に5000G上乗せして発注。
差額資金を私腹を肥やすために利用したものと思われる。現在その資金の利用先などを調査中。
当人たちはこの金額について、当時の状況を鑑みれば危険手当として妥当と主張している。
#endregion
----
*私信
**シェリー・ジェンキンスから両親へあてた手紙(1−1終了後)
#region(close)
お父さん、お母さん
やっほー! シェリーだよ♪
今日も地図を3枚も書き上げましたーえっへん! さすがわたしだ。
お父さんとお母さんは心配してるみたいだけど、わたしは元気にしてるし、ここの冒険者たちも
すっかりわたしのこと気に入ってくれたみたいだからダイジョーブ!
柔らかいベッドで眠れないのがいやだったけど、2日前ついに! わたしの家にベッドが届きました!
あぁん、ふかふかのお布団しあわせぇ〜
あ、お父さん! たしかにわたしは棒切れも振れないひ弱な女のコだけど、みんなと友達になるくらい簡単なの!
何かあったら、この村のつよーい冒険者たちが、きっとわたしを守ってくれるわ。
わたしを守るために一人、また一人と傷を負っていく勇敢な戦士たち…ああ、なんてロマンチック!
わたしのために体を傷つける必要はないの! 涙ながらに訴えるわたしはきっとヒロインね♪
あ、そういえば、ヴェルチさんとこのフレッドを見かけたんだけど、また家出かな?
あの子は自分で勝手に危ないところに行っちゃうんだから、ほんと、心配になっちゃう。
…え? わたしが言うなって? それもそうだけどさぁ
ようし、というわけで、わたしは明日も地図をかくのだーー
今日も今日とて絶好調☆ あなたのシェリー・ジェンキンスより
2月30日付
#endregion
**シン・イマオキからカミラ・ペテルカへの手紙(1−3開始前)
#region(close)
愛しのハニーへ
やあハニー。手紙を開いてくれた君の喜ぶ顔が目に浮かぶようだよ。
長い間待たせちゃってごめんよ。
僕からの手紙が来ないこの3日間、胸を締め付けるような思いをさせてしまったね。
本当に悪かった。僕は罪な男だ。
でも今日はハニーにとっておきのプレゼントを用意したんだ。
なんと遺跡だよ、ハニー。他の誰にも教えないでおいたから、君だけが遺跡を独り占めだ。
…それもいいかもね、僕と一緒に誰も知らない遺跡でアバンチュール…ふふっ、君は積極的だな。
それに今回の遺跡はあの魔剣クラウ・ソラスと関わってるかもしれないんだよ。
きっとこの遺跡を調べれば、これから先一緒にユークライント密林を調査する気になってくれるはずさ。
久しぶりに君のはじけるような笑顔と、可愛らしく頬を染めた姿を見るのが今から楽しみで仕方ないよ。
ハニーと僕の冒険伝説の第2章が、今始まるんだね!
もっとたくさんの言葉で君への愛を綴りたいところだけど、あとは直接、僕の声で君に届けるよ。
楽しみに待ってるからね。ああ、早く君を抱きしめたい!
あなたのことを愛するヒーロー
シン・イマオキ
#endregion
**カミラ・ペテルカからシン・イマオキへの手紙(1−3終了後)
#region(close)
バカアホマヌケの変人丸へ
遺跡のプレゼントありがとう、バカが治ってないとわかってがっかりしたわ。
私がそんな簡単にあなたの誘いに乗るわけないでしょ、いいかげん物を考えるってことを知ったら?
とりあえず若い子たちを私の代わりに向かわせるから、悪くしないでちょうだい。
私は私でもっと稼ぎの良さそうでやりがいのある仕事をしなきゃならないの、
バカの誘いに乗って尻尾振って出向くなんて誰がするかっての。
それから、あんたいいかげんそのハニーって呼ぶの や め て !
あんた歳考えなさいよ。キルヒア様もお手上げのお粗末な頭してるんだから。
そのへんのコボルドの方がよっぽどマシね。くさいけど。
あ、ごめん、くさいのはあんたも一緒だったわ。
とにかく、いいかげん諦めなさい、わたしいまだってダインハイトでモッテモテなんだから。
男なんて選び放題よ! クリスとは違うの!
あー、もうなんかこれ以上書くのがバカバカしくなってきた。
ま、相変わらず元気にバカしてるってわかってよかったわ。
じゃあね、バカ
決してあなたのものではない
カミラ・ペテルカ
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*古い手紙
**ノイル・スミスからリリィ・カッセルへの手紙(1−4終了後)
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僕の愛しのリリィへ
やあ。いつもとても美しい君の姿を見ているよ。君の可愛らしい笑顔がまぶたに焼き付いてしまって、
今では夢の中でも君ばかりを見つめている。こんな気持ちにさせられるのは君が初めてだ。
僕は君を見かけたとき、自分の生まれた意味を理解したよ。それは君と結ばれるためだったんだって。
その白い肌も、白い髪も、儚げな笑顔も、歯の一本一本さえも、僕は愛している。
この思いをどうやって表現したらいいのだろう? どうすれば君に伝えることができるのだろうか?
僕は君のいるところならばどんなところにだってついて行くよ。そこが僕のいるべき場所だと確信しているからね。
そう豊かでないいまの僕にできることは少ないかもしれないけど、僕はこの世の誰より優秀な人間だ。
きっと君の人生にたくさんの花を添えてあげることができる。なんならこのフィネア全てを君に捧げてみせよう。
それは難しいことじゃない。君はただ僕の横で、その愛らしい笑顔を見せてくれるだけでいいんだ。
ただそれだけで、君はこの世界で本当にあるべき地位に立てる。この世界の女神という地位にね。
全ての男という男は君の美貌の前に忠誠を誓い、全ての女という女は君の優美さをすすんで範とし、
そうしてこのフィネアの大地に大破局以前と同じような秩序と安寧の世界が訪れるに違いない。
そう、君はこの世界に降り立った月神シーン様の生まれ変わりに違いない。そうでなければその誰もを
魅了する美しさを説明することができない。嗚呼! その血液の雫あるいは涙の一滴でも僕に分け与えておくれ。
この荒廃したフィネアに舞い降りた天使、いや女神よ! この僕にも慈愛を与えておくれ!
その胸に抱かれ、その柔らかな笑みに包まれて、僕はこれから先の日々を過ごしていきたい。
ああ! 愛情! これこそ愛情! 僕と君の間に生まれたこの感情を愛情と呼ばずしてなんと言おう!
魔法文明時代の言葉を借りればそれはアモオル。魔動機文明の言葉ならラフィアン! そして我々の言葉ならそれは愛だ!
君がこの手紙を受け取ったら、もう悩む必要はない。すぐにその薄暗い宿舎を飛び出して、
僕のいるところまで駆けてくればいい。たったそれだけのことをすれば、君の人生は花開く!
何て素晴らしい日だ! 今日はこの世界にとって記念するべき日なんだ! なぜなら僕と君が結ばれる日だから!
さあ僕の女神! 太陽! いやアモオル!
今日君の人生の全ての問題は解決する。ただ僕のところに駆けてくる、たったそれだけで!
愛しているよ。愛している。とにかく深く愛している。そう、愛している!
何度だって言える! 愛している!!!
ついに君が僕に向けて言葉を発してくれる日が来たと思うと、僕は歓喜に耐えない!
今日の夜は眠らずに待っていよう。きっと素敵な夜になる。
もう一度だけ、愛しているよ。
ダインハイト公国第1分隊第28小隊長ノイル・スミス
#endregion
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*走り書き
**レイラ・フェルンホルムへの呼び出し状(1−1開始時)
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北レシトリア騎士団所属 レイラ・フェルンホルム
配属までの間、ダインハイトの地理と状況を学ぶうってつけの仕事が入った。
速やかに私の執務室まで出向いてくれ。
第二分隊長 クリスティン・ヴェルチ
#endregion
**クリスティン・ヴェルチの日記(1−2終了後)
#region(close)
父上の病状が悪化する中でこのような事態に陥るとは思ってもみなかった。
このことに気づいている分隊長が何名いるのだろうか?
いや、期待するべくもないだろう。むしろむこうの息のかかった分隊がいくつあるのかを案じた方がいい。
しかし奴を止めるためには軍事行動が必要だ。おそらく奴と、噂になっている女の密使、この2人を同時に仕留めなければなるまい。
だがそれを私がなしてしまうのは、あまりに危険だ。おそらくそのことまで奴には分かっているのだろう。
世襲を嫌うこの国で、先公王の娘が次期公王候補を謀殺すれば、帝国の目にはどう映る?
たとえダインハイト市民を蛮族の手から守れたとしても、新皇帝に攻撃の口実を与えるようなものではないか。
策を練らねばならない。
それにしても、奴の狙いはなんだ?
すでに次期公王の座を手中にしているも同然だ。それ以上に何を望んでいるというのだ?
「人族の時代は終わる。目覚めの鐘が刻を知らせる」
たったこれだけで全てが終わったとは思えない。次は何が起こる?
いったい私はどうすればいいのだ…
#endregion
**シェリーの日記(1−3 2日目)
#region(close)
変態さんがあらわれた!! わたしは頭がぐるぐるになった!!
悪い人じゃなくてよかった! 鍵をたくさんつけよう! 鍵閉める魔法を教えてもらおう!
ああ、窓にも! 窓にも鍵つけないと! 変態さんが、変態さんがーーー!!
#endregion
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2017-05-25T15:49:25+09:00
1495694965
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学術文書
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/30.html
フィネア地方における最新の研究成果をリポート。
#contents
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*政治学
**帝国統合論
レシトリア帝国の学者ナディル・ローズを主唱者とする政治主張。
騎士制度によって分権化が進めば、対蛮族戦争における兵力運用に支障をきたすとする主張を軸とする。
実際、分権化が進めば中央の兵力を前線に投入しづらくなり、局所的な投入兵力は減少する。
そのため蛮族戦争全体を指揮する統帥権を皇帝から地方公爵に移譲するのは時期尚早だと論じるのである。
人間の生存領域を早急に拡張し国土を復興、さらにダーレスブルク公国領を復古する戦争を扇動している。
当初あまりに現実離れした徹底抗戦姿勢が受け入れられなかったが、新皇帝の即位と同時にその地位は一変する。
新皇帝ロンバルトは即位と同時に帝国統合論を取り入れた演説を実施。
蛮族の危機をことさらに強調し、再び力ある帝国の統合と蛮族戦争の完遂を訴えた。
以降、新皇帝ロンバルトの主導する統合派と、分権を重視する諸侯の間で対立が発生した。
**民主分治論(臨時帝国論)
レシトリア民主共和国が帝国化した初期から、帝国の漸次民主化を訴える主張が存在した。
その主張では、皇帝権限が蛮族戦争のための非常事態対応にすぎず、あくまで主権は議会にあるとされる。
法制上は実際そのように定義されているが、すでに民主共和国としてのレシトリアは機能しておらず、帝政機構が優位にある。
現在の封建制レシトリアの実現は民主政治への移行段階と考えられ、前線を持たないレシトリア西部で再民主化運動が活発化している。
各地の封建君主は、皇帝ロンバルトの統合主義に抵抗するべく、この派閥を支持母体として取り込もうとしている。
政治的目的から民主派を囲い込んだ典型的な封建君主として、[[アイラット候コリンズ>http://www65.atwiki.jp/sweiyuu/pages/16.html#id_3333af43]]を挙げることができる。
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*魔動機工学
**魔動エンジンの製造原理について
フィネア地方民の夢、魔動エンジンの製造がついに実現する。
昨年、蓄積したマナを周期的に炸裂させるプラグの機構の解析が終了し、現実味を帯びていた魔動エンジンの“生産”。
今回の研究でマナを気密容器内から透過させない特殊な金属の加工法が明らかになり、帝国マギテック協会はいよいよ試験生産を発表した。
すでに研究室レベルで生産された魔動エンジンが公開されており、フィネア市民の生活が魔動エンジンのうなり声とともに300年のくびきを乗り越える日も近い。
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*生物学
**大型海洋生物の分類学
南西諸島に遭難していた人々は、どうやらテラスティア大陸からの漂流者である可能性が高い。
テラスティア大陸にも〈大破局〉を生き延びた人々が生存しているようだ。
人族の血路ともなる海路開拓のためにも、航海に支障をきたす大型の海洋生物の生態及びその分布を明らかにする必要がある。
ついては調査船団を組織し、海洋生物の本格的調査を実施する旨の要望書を帝国政府に提出するに至った。
**アイラット地方の有害植物分布調査計画書
アイラット開拓計画に伴い、周辺の草原の調査を実施したところ、広範囲にわたって有刺蔦状植物の分布が確認された。
開拓計画を指揮するフロンタ・ラトヴィック卿の許可を得て、早急に分布調査を行い、これを討伐する必要がある。
**レシトリア赤化土壌の成分分析
〈大破局〉以降荒廃したレシトリア近辺の土壌を分析した結果、妖精の魔力が完全に枯渇していることが明らかになった。
植物を生み出す土の精霊も、水の精霊も見当たらず、完全に生物が生育する環境でなくなっている。
直ちに元の土壌に戻すためには神に近しい能力を持った妖精使いが必要だが、人並みの力でも80年ほどをかけて復旧できるかもしれない。
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*経済学
**帝国独占型経済の経済学的誤謬
帝国政府および帝国商会による独占的中央統制経済を痛烈に批判した論文。ダインハイト公国の政務官アダム・スミソアが発表した。
国土全体の発展を促進するために効率的な富の分配を実施するために公設商会により商業を管理するというのが帝国の主張であった。
これに対し「すべての交換を知ることができるのは神だけである」として管理経済の限界を指摘した。
スミソアによれば、政府の持つ役割は水道整備や農地開拓、教育機関の運営といった生活基盤の構築のみであり、交易までも統括する必要はないとされる。
このような主張の背後では民主派の一派である自由主義思想が強く影響しており、高まる帝国批判の材料として出版された側面も強い。
**管理経済における介入と計画
帝国商会の事務局長に就任したジョン・クインズが提出した論文。
現在の帝国による中央管理経済を否定せぬまでも、その経済政策実施の効率化を求めた。
議論の特徴として、数式を活用した経済学理論の数学化が挙げられる。
国民総生産と税率、国家財産などを明示的に算出することを追求しており、高度に発達した官僚機構が前提とされている。
実際、商業を国家が統括管理している帝国方式の国家経済にとっては非常に有用である。
その一方、拡張が続き国民資産の管理がおぼつかないダインハイトでは実効性の薄い理論である。
**魔動機占有による経済独占と労働者の権利1
ダインハイト陥落後に発表された論文。レシトリア帝国の図書館に所蔵されている。著者はキャロル・マークス。
魔動機都市ムートランドで行ったマギスフィア流通調査の結果に基づいて、生産手段の占有状況を明らかにした。
すべて商品はその再生産に必要な価値をもつとする生産価値説を展開。富の再分配や占有を行う帝国商会を激しい言葉で批判した。
また冒険者への依頼費用の高騰も攻撃対象としており、現在の相場の半値以下で冒険者労働の再生産が可能であると指摘している。
総じて、直接的に勤労している農民や労働者への正当な報酬が帝国商会の収奪(これを搾取と呼んだ)によって妨げられているとして、
帝国商会の打倒を目標とした市民革命の必要性を強調している。
なお著者のキャロルはこの著作を遺作として病死した。このため続巻の刊行は絶望的だ。
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*歴史学
**慈雨神フェトルとフィネア地方
フィネア地方で慈雨神フェトルの信仰が盛んになったのは、もっぱら〈大破局〉以降のことである。
魔剣〈クラウ・ソラス〉とも関わりの深い神と伝わってはいるものの、信仰としてライフォスやティダンに勝ることはこれまでなかった。
信仰の流通は、〈大破局〉によってレブダ山脈が隆起したことをきっかけに、フィネア地方の降雨量はおよそ3倍に膨れ上がったことと関係している。
そもそもフェトルの教えは苦難を耐え抜くことで豊かな実りを得られるという農民のための教えだった。
しかし今やその教えは蛮族との戦争という人族共通の苦難を乗り越える意思を象徴するものとして、広く信仰されるようになった。
蛮族の登場と時を同じくした豊穣の雨。市民がそこに慈雨神フェトルの存在を感じ取るのも、無理のない話なのかもしれない。
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*物理学
**重力原理とマナ力学
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2017-05-25T15:42:14+09:00
1495694534
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公人・著名人
https://w.atwiki.jp/sweiyuu/pages/16.html
爵位を持った人物や騎士団のメンバーなど。
物語で直接交流することは少ないが、物語全体の中で重要な役割を担っている。
#contents
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*ダインハイト公国
**ダインハイト公王ヤクーシャ
人間/83歳/男性
病床に伏しているダインハイト公国の国家元首。ダインハイトの独立を実現し、国家の礎を築いたダインハイト公国の父。
元は騎士団の師団長として活躍した腕の立つ剣士でもあったが、老衰したいまでは見る影もない。
#region(close)
ダインハイト・フォールにおいてノイルの手により謀殺される。
#endregion
**ノイル・フォン・ダインハイト侯爵
#html2(){{{
<div style="width:900px; height:200px;">
<div style="float:left; width:150px;">
<img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/16/42/ノイル.png" style="width:150px;">
</div>
<div style="float:left; width:650px; padding-left:20px;">
<p>人間/41歳/男性</br>
ヤクーシャに指名され次期公王の座を確約された侯爵級の騎士。</br>
ユークライント密林まで前線を押し広げた戦いの功労者。</br>
ダインハイト公国騎士団の第一分隊長であり、指揮官としての能力はもちろん、個人的な戦闘能力でも秀でている。</br>
軍略・知略・武術・政略どれをとっても優れた人物で、帝国からも警戒されている。</br></br>
【技能】ファイター9 マギテック7 エンハンサー5 ライダー8 セージ7</br>
【武装】ミスリルアックス プレートアーマー 高性能魔動バイク</br>
【特技】武器習熟アックスA・S 精密射撃 魔力撃 騎乗攻撃特化構成</br></p>
</div>
</div>
}}}
**公国騎士団第二分隊長クリスティン・ヴェルチ
#html2(){{{<div style="width:900px; height:200px;">
<div style="float:left; width:150px;">
<img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/16/37/クリスティン.png" style="width:150px;">
</div>
<div style="float:left; width:650px; padding-left:20px;">
<p>人間/28歳/女性</br>
現公王の長女で優秀な騎士。指導力に優れ部下からの信頼も厚い。</br>
一部で三月事件と呼ばれている先任者の負傷事件のおり、意識を失った隊長に代わって指揮をとった。</br>
結果として隊長の命だけではなく多くの隊員の命も救い、その判断力が買われて隊長に抜擢された。</br>
幼少期から慈雨神フェトルの信徒として教会で教育を受けたこともあり、忍耐強い性格。</br>
困難が人を成長させると考えており、その信念から部下の訓練にも抜かりがない。</br>
それゆえ彼女の指揮する第二分隊は騎士団の中でも最高の実力を持つと言われている。</br>
【技能】ファイター8 プリースト5 ライダー6</br>
【武装】ノーマルランス プレートアーマー ナイトシールド ウォーホース</br>
【特技】高所攻撃+チャージ+魔力撃</p>
</div>
</div>
}}}
**フレデリック・ヴェルチ
#html2(){{{<div style="width:900px; height:200px;">
<div style="float:left; width:150px;">
<img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/16/41/フレデリック.png" style="width:150px;">
</div>
<div style="float:left; width:650px; padding-left:20px;">
<p>人間/12歳/男性</br>
現公王の末子。奔放で自分勝手な性格をしており、ヴェルチ家の悩みの種。</br>
しばしば公邸を抜け出して街をぶらついていたが、ヤクーシャが病床についてから一層奔放ぶりに拍車がかかった。</br>
冒険者たちと一緒に要塞の外に出た感動が忘れられず、今日も自室にかけられた鍵の解鍵を試みる。</br>
【技能】なし</br>
【装飾】剣のアクセサリ</br>
【特技】逃げ隠れ</br></p>
</div>
</div>
}}}
----
*レシトリア帝国
**レシトリア皇帝ロンバルト2世
人間/47歳/男性 在位5年目
レシトリア帝国騎士団長にして皇帝。優れた武勇と政治センスを持ち合わせ、〈大破局〉以降最大のカリスマとの呼び声高い。
市民から強く支持されているものの、分権化が進んだ帝国の政治制度が彼の活躍を阻害している。このため帝国統合論を取り立てて表彰した。
実際、各分隊長はもちろんのこと諸侯にも権限の移譲を迫り、再び強固な中央集権体制の実現を目指している。
【技能】ファイター10 ライダー9 エンハンサー7 セージ7 マギテック8 シューター9
【武装】非公開
【特技】
**帝国騎士団魔動騎兵隊長 “天才”スカーレット・ヒューリー
ヴァルキリー/22歳/女性
騎士団入隊直後から圧倒的な戦闘センスと状況把握能力で頭角を現し、並み居るエリート騎士たちを差し置いて騎兵隊長に抜擢された。
初の女性皇帝就任も期待されるが、ロンバルトが病死でもしない限り年齢的に機会を得られないと考えられている。
非常に垢抜けた性格をしており、自信に裏打ちされたはっきりとした物言いに定評がある。こうした態度から先輩騎士からは不満も出ている。
しかし実際にスカイバイクの扱いや騎射の精度は群を抜いており、誰も表立って対立する勇気がない。
【技能】ライダー11 シューター10 マギテック9 エンハンサー4 セージ4
【武装】魔動スカイバイク ダブルバレル バレットシャワー×2
【特技】
**帝国騎士団重装歩兵隊長ドグラス・ベンハート
ドワーフ/64歳/男性
ドワーフらしくなく、何かを企んでいるようなヒゲおやじ。
振る舞いがいちいちわざとらしく、もったいをつけたような態度をとる。腹の底を読み兼ねるため、部下からも恐れられている。
【技能】ファイター8 エンハンサー6 レンジャー7
【武装】未定
【特技】全力攻撃
**帝国騎士団弓砲隊長フロンタ・ラトヴィック
#html2(){{{<div style="width:900px; height:200px;">
<div style="float:left; width:150px;">
<img src="http://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/sweiyuu/attach/16/43/フロンタ.png" style="width:150px;">
</div>
<div style="float:left; width:650px; padding-left:20px;">
<p>人間/46歳/男性</br>
弓術の名手。現皇帝のロンバルトと年齢も近いことから大変親しくしている。</br>
優れた指揮官ではあるが出世欲がそう強くないため、ロンバルトにとっても信頼出来る相談役である。</br>
高い信頼から、ムートランドに次ぐ食料生産地として開拓されているアイラットの開拓を任された。</br>
しばしば帝都とアイラットを往復する生活を送っている。</br></br>
【技能】シューター9 マギテック7 エンハンサー7 スカウト5 セージ5</br>
</div>
</div>
}}}
**帝国商会長ホンデン・マネリッチ
リルドラケン/72歳/男性
**交易促進会議所議長ルナ
ルーンフォーク/不明/女性型
いったい誰の召使なのか実はわかっていないルーンフォークの議長。
まさしくお飾りとして議長職に据えられており、書類に印を押すだけの仕事をしている。
逆に説得が難しいために帝国商会側も対応に苦労しており、誰の指示で行動しているのかを特定するために、密偵が帝都中を駆け回っている。
**アイラット候コリンズ
アイラット地域の統治を任されたそう有力でない騎士団員。
開拓計画以降この地域の重要性が急速に高まったために、より地位の高い騎士に地位を奪われそうになっている。
目下の敵は開拓事業団の団長を務める重装歩兵隊長ドグラス・ベンハート。
地味ながら地元住民とともに開拓事業団に対する反対運動を行って、摩擦を高めることで保身を図っている。
**ブラックバーン上院議員
人間/47歳/男性
騎士団出身者ではないにもかかわらず上院議員に選出されたことで知られる人物。
知られるといっても政治に興味がなければ知る由もない。
帝国商会の豪商で、会長のマネリッチとも親しい。
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*北レシトリア国
**スレイン公爵
エルフ/男性/116歳
先帝ヴィルフリートから北レシトリア公に任じられたエルフ。
長年凍土地帯グラン・イチにおける蛮族との小競り合いで人族陣営の指揮を担当してきた。
陣頭指揮をとる勇ましい指導者でありながら、思慮深く徳のある人格者として知られている。
エルフ族という寿命の長さも手伝って、北レシトリア公国民の間ではスレインへの個人崇拝も発生しつつある。
当人はこれを望ましいことと思っておらず、ことあるたびに帝国への恭順と皇帝の臣下として国を治めている旨強調している。
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*歴史上の人物
**メリーチカ・ド・フィネア
人間/女性/活躍時期:魔動機文明時代初期
フィネア地方を開拓した伝説上の人物。どうやら実在したらしいことは確か。
魔剣クラウ・ソラスの初めての使用者でもあり、フィネア地方各地にその伝説が語り継がれている。
**ロッテル・ヴェルチ
人間/男性/活躍時期:〈大破局〉前後
現在のダインハイト公王ヤクーシャ・ヴェルチの祖先にあたる。
レシトリア民主革命時騎士団に所属して、革命軍側として侯爵打倒に加勢した。
以降〈大破局〉後も騎士団員として活躍。帝都奪還戦にも参加した。
**ヴィルフリート・ホーエンシュヴァン
人間/男性/活躍時期:近年まで
レシトリア帝国の先帝。民主派への理解が深く、帝国の分権化事業を引き継いで北レシトリア国の独立を承認した。
妻マールシアには先立たれたものの、死亡するまで帝位を全うし、帝国の現在の繁栄に貢献した。
その遺志は三人の子に受け継がれている。
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2017-05-25T15:05:42+09:00
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