akiharu国のファーム

玄霧藩国の玄霧さんが作成した食糧生産地を流用しています。

部品構造


  • 大部品: akiharu国のファーム RD:58 評価値:10
    • 大部品: 食糧生産地 RD:18 評価値:7
      • 大部品: 生産する作物の選定 RD:5 評価値:3
        • 部品: 季節に合った作付け
        • 部品: 環境にあった品種
        • 部品: 救荒作物
        • 部品: 穀物畑
        • 部品: 根菜畑
      • 大部品: 連作障害対策 RD:5 評価値:3
        • 部品: 土壌診断
        • 部品: 有機物の投入
        • 部品: 湛水
        • 部品: 輪作での対応
        • 部品: 藩国の環境に適した対応
      • 大部品: 害獣・害虫対策 RD:6 評価値:4
        • 部品: 害獣・害虫の定義
        • 部品: 害獣除けの工夫
        • 部品: 害虫除けの知識
        • 部品: 獣・虫よけの薬品
        • 部品: 直接駆除をする
        • 部品: 畑の監視体制
      • 部品: 農地管理
      • 部品: 一時保管倉庫
    • 大部品: akiharu国の牧畜 RD:13 評価値:6
      • 部品: 牛
      • 部品: 豚
      • 部品: 鶏
      • 部品: 羊
      • 部品: ワニ
      • 部品: 栄養管理
      • 部品: 衛生管理
      • 大部品: アニマルウェルフェア RD:3 評価値:2
        • 部品: 快適な生育環境
        • 部品: 闘争の抑制
        • 部品: 苦痛の軽減
      • 大部品: カマキリの共同経営牧場 RD:3 評価値:2
        • 部品: 設立の経緯
        • 部品: カマキリなれ
        • 部品: 共同経営
    • 大部品: akiharu国のファームの機械・設備 RD:10 評価値:5
      • 部品: 耕耘機
      • 部品: 刈取機
      • 部品: ロールベーラー
      • 部品: ラッピングマシン
      • 部品: 堆肥散布機
      • 部品: 固液分離機
      • 部品: スラリーポンプ
      • 部品: 食肉解体施設
      • 部品: 食肉運搬車
      • 部品: 機械・設備の整備・訓練
    • 部品: 畜産と農業の連携
    • 部品: 入浴施設
    • 部品: 治水
    • 部品: 入退室管理
    • 部品: 旅行者の協力
    • 部品: 6次産業化
    • 大部品: 食品添加物 RD:11 評価値:5
      • 部品: 概要
      • 部品: 甘味料
      • 部品: 着色料・発色剤・漂白剤
      • 部品: 保存料
      • 部品: 増粘安定剤
      • 部品: 酸化防止剤
      • 部品: 防かび剤
      • 部品: 乳化剤
      • 部品: 膨脹剤
      • 部品: 光沢剤
      • 部品: 香料



部品定義


部品: 季節に合った作付け

当然のことながら、作物には「育つのに適した天候・気温・湿度」がある。
それから逆算し、適した時期に作付けを行うことで、安定した成長を見込める。
自然を操作することはできないが、合わせることは出来るのだ。

部品: 環境にあった品種

藩国によって、寒暖の差、乾季と雨季、四季の流れといった環境は違う。
そのため、品種は生産国の環境に沿った物が選定される。

部品: 救荒作物

主流の作物が不作の際にも比較的生育が良く、安定した収穫が見込める作物。
一般的には粟・稗や、蕎麦、根菜ではジャガイモやサツマイモ等。備荒作物ともいう。
共通して、「低温に強い」「生育期間が短い」「乾燥に強い」という作物が該当する。
これらは収穫後、使用する分以外は保管倉庫に緊急用に備蓄される。

部品: 穀物畑

主に穀物類を育てる畑。広大な土地が必要。
主食となる米・麦・トウモロコシといった代表的な穀物の中から、藩国に適した種類を育てる。
その用途の他、飼料としての雑穀や、酒造用の穀物の栽培も行われる。

部品: 根菜畑

救荒作物ともなるジャガイモやサツマイモの他、ニンジンやダイコンといった根菜を育てる畑。
主食だけでは栄養に偏りがあるため、土壌改良を兼ねて根菜が育てられる。

部品: 土壌診断

土壌の状態を確認し、土地がやせ細らないために適切な量の堆肥や土壌改善用の薬品を割り出す作業。
低物理と高物理では手段が違うが、土壌の栄養分を探ることで不足を割り出す方法をとる。


部品: 有機物の投入

動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。
わざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。

部品: 湛水

畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。
殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。
が、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。

部品: 輪作での対応

いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。
連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると
「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。

部品: 藩国の環境に適した対応

これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。
全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。

部品: 害獣・害虫の定義

自然に存在する獣にもさまざまな種類があるが、その中でも「人間の活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般」をさす。
家畜等を除けばほぼすべての獣が該当しうるが、今回の場合、畑を荒らす等の「(個人・公共問わず)資産に被害を与える」獣を害獣と呼ぶ。
同様に、上記と条件の一致する昆虫を「害虫」と呼ぶ。

部品: 害獣除けの工夫

藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。
その他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。

部品: 害虫除けの知識

害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。
その被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。

部品: 獣・虫よけの薬品

人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。
薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。
どちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。

部品: 直接駆除をする

害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。
必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。
なお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。

部品: 畑の監視体制

生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。
そのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。

部品: 農地管理

各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。
また、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。

部品: 一時保管倉庫

収穫した作物や、備蓄となる救荒作物を一時的に保管するための倉庫。
ここに一度集め、虫食いのチェックや、分類・品質分けの後、分配されたり、さらに大きな倉庫に移される。

部品: 牛

akiharu国の牛は主に乳肉兼用種である。牛同士の闘争を防ぐため、除角や去勢をしている。おいしい仔牛肉を作るためには鉄分不足にしないといけないため、仔牛は食肉にしていない。また霜降り肉を作るためにはビタミンA不足にしないといけないため、霜降り肉も作っていない。食肉にされる際、はいだ皮は牛革に加工される。

部品: 豚

免疫力が強く、環境にも適応しやすい家畜。歯切りや断尾の処置が不要となるよう、生育環境に配慮している。寄生虫がいるため、豚肉の生食は禁止されている。

部品: 鶏

akiharu国では平飼いで飼育されている。鶏肉は食中毒となる菌に汚染されていることが多いため、人知類が食べる場合は生食禁止である。猫士やカマキリは鶏肉の食中毒菌に強い耐性を持つため、生で食べても問題ない。羽毛は衣服や寝具に利用されている。

部品: 羊

山岳や砂漠など厳しい環境下でも飼育できる家畜。羊肉は体脂肪を消費しやすくする成分を他の食肉より多く含む。羊乳は牛乳アレルギーの者に需要があり、チーズやヨーグルトに加工されている。羊毛は衣類に使われている。

部品: ワニ

牛・豚・鶏・羊が食べられているので、ワニも食肉として食べられている。味は弾力の強い鶏胸肉である。食肉とした解体されたワニの皮はワニ革に加工されている。

部品: 栄養管理

家禽や飼育昆虫を含む家畜は発達状態に応じ、必要な栄養を含んだ良質な飼料と十分な量の新鮮な飲み水を与える。

部品: 衛生管理

害虫・害鳥・害獣などの有害動物、および寄生虫や病原体の侵入を防ぐ。具体的には有害動物を捕獲・駆除する、家畜の排泄物を除去する・空気清浄するなど、家畜や作物を飼養・生育する施設・設備を清潔に保つ。また、防疫のため、日々、栽培植物や家畜、およびそれらを世話する労働者・その周辺環境の状態を観察・記録する。必要に応じ、家畜の診断・治療・殺処分、労働者の休暇・休業・休職、着衣や施設の消毒など、適切な対応を行う。

部品: 快適な生育環境

家畜が生育しやすいよう、快適な環境を保持する。畜舎は家畜にとって快適な広さ・温度・湿度・光量にし、騒音を抑える。

部品: 闘争の抑制

社会的順位を確立するために闘争する習性がある家畜については、群内の争いをできるだけ減らすため、一度に多くの個体が食べたり飲んだりできる給餌器や飲水器を使用する。

部品: 苦痛の軽減

家畜の去勢や除角、屠畜が必要な場合、できる限り苦痛を生じさせない方法をとり、過度のストレスを防ぐよう配慮する。

部品: 設立の経緯

カマキリは工業製や動かないものを食べ物として好まない。そのため、狩りに行く時間のない都会派のカマキリが、動く新鮮な家畜を食べられるよう作られた。

部品: カマキリなれ

家畜はカマキリのいる環境に適応しやすい品種である。巨大カマキリがいる中で家畜が育てられているため、家畜はカマキリになれている。

部品: 共同経営

カマキリの需要で作られた施設ではなるが、その巨体からカマキリだけでは育てることは難しいため、人知類や猫士も協力している。

部品: 耕耘機

田畑を耕す機械。アタッチメントを交換することで、代掻や畦立て、中耕・除草もできる。安全に作業するためには注意が必要である。

部品: 刈取機

稲や麦などの穀類を収穫する機械。穀類の茎稈を往復運動する刃で刈り取る。風雨で作物が倒れている場合に備え、機械で刈り取れるよう引き起こす機能がある。

部品: ロールベーラー

牧草を円柱状に堅く巻く機械。畑にある物をすべて機械で巻きとるため、異物が混入するおそれがある。圧縮した牧草をロールベールと呼ぶ。ロールベールは斜面を転がるため、運搬には注意が必要。

部品: ラッピングマシン

ロールベールをフィルムで隙間なく巻きつけ密閉する機械。フィルムは幅の一定した伸縮性の高いものが用いられる。水分の多い牧草を密閉し、外気と遮断することで乳酸発酵させるロールサイレージで用いられる。積み上げたロールサイレージをペイントすることで道行く人を楽しませることもできる。

部品: 堆肥散布機

堆肥をまく機械。車体に積み込んだ堆肥をベルトコンベアで後部に送り、プロペラ状のひれを回転させ、散布する。積み上げた堆肥を定期的に混ぜる作業にも使われる。

部品: 固液分離機

糞尿を固体と液体に分離するための機械。固形物は水分は少なくなることで運びやすくなり、堆肥として使える。

部品: スラリーポンプ

スラリー液をパイプで運ぶためのポンプ。スラリー液とは液体の中に固体を混ぜ合わせたもの。糞尿処理では糞尿を脱水した際に出る液体が該当し、液肥として利用できる。

部品: 食肉解体施設

鳥獣肉を解体する施設。剥皮・洗浄から冷蔵保管まで床に触れない懸吊設備を用意し、衛生面に配慮している。

部品: 食肉運搬車

食肉を運搬する車両。食肉の新鮮さを保つため、冷蔵・冷凍の機能を備え、温度を管理できる。適切な洗浄・消毒を実施し、消毒薬を携行することで、衛生面に配慮している。

部品: 機械・設備の整備・訓練

機械・設備・車両は定期的に整備し、必要に応じて追加・廃棄・刷新する。また、労働者がこれらの機械・設備・車両を適切に扱えるよう、訓練・指導する。

部品: 畜産と農業の連携

労働力不足や土壌の栄養の観点から耕地を休閑する場合、休閑地に家畜を放牧する。家畜は雑草を食べることで除草し、歩き回ることで耕し、排泄された糞は肥料になるためである。

部品: 入浴施設

糞尿を処理・運搬した労働者が、悪臭のついたまま公共交通機関を利用するのは迷惑なので、ファーム内には入浴施設がある。また知類用とは別に、家畜用の入浴施設もある。

部品: 治水

栽培植物や家畜に安全な水を与えること、および暴風雨による洪水・浸水といった水害を防災・減災することを目的として、高い土木技術で作られた防風林や用水路・放水路・排水路が完備する。

部品: 入退室管理

家畜や作物の盗難・強奪、加工食品の異物混入などを防ぐため、作業員はそれぞれの権限ごとに入退室できるエリアと時刻が制限している。また誰がいつ入退室を行ったを記録し、事件・事故の際、原因調査で追跡できるようにしている。

部品: 旅行者の協力

ファームの人手が足りないとき、旅費を節約したい旅行者に規格外の食料を提供することで、労働力を得る。規格外とは味や栄養・衛生面で問題はないが、色や形が悪くて市場に出せないものである。旅の話を聞けるため、常勤の労働者の気分転換にもなる。

部品: 6次産業化

農畜産物の生産に加え、食品加工、流通・販売もおこなうこと。第一次産業と第二次産業・第三次産業もおこなうことから、1+2+3あるいは1×2×3で6次産業と呼ぶ。akiharu国のファームでは、野菜や果物をジャムに加工したり、豚肉をハムやソーセージに加工したりしている。また6次産業化で増えた収益は、従業員に充分な給料を払い、福利厚生を維持・改善するために使用している。

部品: 概要

食品をおいしくしたり、長持ちさせたりするために加えられるもの。安全性が確認されたものを使っており、通常の用途で必要な量も微量のため、適切に使えば健康被害はほとんどない。食品の長期保存を目的とした添加物は、缶詰や真空パック、冷蔵・冷凍などと比べ、コストが安く、また開封後も劣化しにくい。

部品: 甘味料

食品に甘みをつける調味料。酵母が繁殖して食品が劣化することを防ぐため、砂糖の代わりに入れる。また糖尿病や肥満、虫歯を防ぐ目的でも砂糖の代わりに用いられる。

部品: 着色料・発色剤・漂白剤

加工食品がおいしそうな色に変えたり、色を長期にわたって維持するために用いられる添加物。鮮魚介類や食肉、野菜類などの品質や鮮度を偽るために使うことは禁じられている。

部品: 保存料

食品が腐敗する原因となる微生物の増殖を防ぐための添加物。防腐剤とも呼ぶ。すでに微生物で汚染されたり、腐敗した食品に添加しても効果はない。

部品: 増粘安定剤

食品にとろみをつけた食べやすくしたり、食品成分を均一に安定させりするために用いられる添加物。嚥下障害による誤飲を防ぐためにも使われる。

部品: 酸化防止剤

食品の酸化を防ぐために用いられる添加物。酸化すると味や風味が悪くなる。また油脂成分が酸化してできる過酸化脂質は、摂取するとがんや動脈硬化などの原因となる。

部品: 防かび剤

かびの発生を防止するために使用される添加物。かびが生産する毒素は多種多様な健康障害を発生する原因となり、加熱調理しても分解されない。

部品: 乳化剤

水と油のような混じり合わないものを分散させ、均一にするために用いる添加物。また焼き菓子が型から外れやすくする離型剤としても使われる。

部品: 膨脹剤

蒸し菓子や焼き菓子をふっくらとさせるために用いられる添加物。たとえば、ふくらし粉とかベーキングパウダーなどである。

部品: 光沢剤

食品の表面に光沢をつけるために用いられる添加物。食品の水分蒸発を防いだり、湿気から食品を保護するためにも使われる。

部品: 香料

食品においしそうな香りをつけるために使われる添加物。嫌な臭いを消したり、ごまかしたりするためにも用いられる。



提出書式


 大部品: akiharu国のファーム RD:58 評価値:10
 -大部品: 食糧生産地 RD:18 評価値:7
 --大部品: 生産する作物の選定 RD:5 評価値:3
 ---部品: 季節に合った作付け
 ---部品: 環境にあった品種
 ---部品: 救荒作物
 ---部品: 穀物畑
 ---部品: 根菜畑
 --大部品: 連作障害対策 RD:5 評価値:3
 ---部品: 土壌診断
 ---部品: 有機物の投入
 ---部品: 湛水
 ---部品: 輪作での対応
 ---部品: 藩国の環境に適した対応
 --大部品: 害獣・害虫対策 RD:6 評価値:4
 ---部品: 害獣・害虫の定義
 ---部品: 害獣除けの工夫
 ---部品: 害虫除けの知識
 ---部品: 獣・虫よけの薬品
 ---部品: 直接駆除をする
 ---部品: 畑の監視体制
 --部品: 農地管理
 --部品: 一時保管倉庫
 -大部品: akiharu国の牧畜 RD:13 評価値:6
 --部品: 牛
 --部品: 豚
 --部品: 鶏
 --部品: 羊
 --部品: ワニ
 --部品: 栄養管理
 --部品: 衛生管理
 --大部品: アニマルウェルフェア RD:3 評価値:2
 ---部品: 快適な生育環境
 ---部品: 闘争の抑制
 ---部品: 苦痛の軽減
 --大部品: カマキリの共同経営牧場 RD:3 評価値:2
 ---部品: 設立の経緯
 ---部品: カマキリなれ
 ---部品: 共同経営
 -大部品: akiharu国のファームの機械・設備 RD:10 評価値:5
 --部品: 耕耘機
 --部品: 刈取機
 --部品: ロールベーラー
 --部品: ラッピングマシン
 --部品: 堆肥散布機
 --部品: 固液分離機
 --部品: スラリーポンプ
 --部品: 食肉解体施設
 --部品: 食肉運搬車
 --部品: 機械・設備の整備・訓練
 -部品: 畜産と農業の連携
 -部品: 入浴施設
 -部品: 治水
 -部品: 入退室管理
 -部品: 旅行者の協力
 -部品: 6次産業化
 -大部品: 食品添加物 RD:11 評価値:5
 --部品: 概要
 --部品: 甘味料
 --部品: 着色料・発色剤・漂白剤
 --部品: 保存料
 --部品: 増粘安定剤
 --部品: 酸化防止剤
 --部品: 防かび剤
 --部品: 乳化剤
 --部品: 膨脹剤
 --部品: 光沢剤
 --部品: 香料
 
 
 部品: 季節に合った作付け
 当然のことながら、作物には「育つのに適した天候・気温・湿度」がある。
 それから逆算し、適した時期に作付けを行うことで、安定した成長を見込める。
 自然を操作することはできないが、合わせることは出来るのだ。
 
 部品: 環境にあった品種
 藩国によって、寒暖の差、乾季と雨季、四季の流れといった環境は違う。
 そのため、品種は生産国の環境に沿った物が選定される。
 
 部品: 救荒作物
 主流の作物が不作の際にも比較的生育が良く、安定した収穫が見込める作物。
 一般的には粟・稗や、蕎麦、根菜ではジャガイモやサツマイモ等。備荒作物ともいう。
 共通して、「低温に強い」「生育期間が短い」「乾燥に強い」という作物が該当する。
 これらは収穫後、使用する分以外は保管倉庫に緊急用に備蓄される。
 
 部品: 穀物畑
 主に穀物類を育てる畑。広大な土地が必要。
 主食となる米・麦・トウモロコシといった代表的な穀物の中から、藩国に適した種類を育てる。
 その用途の他、飼料としての雑穀や、酒造用の穀物の栽培も行われる。
 
 部品: 根菜畑
 救荒作物ともなるジャガイモやサツマイモの他、ニンジンやダイコンといった根菜を育てる畑。
 主食だけでは栄養に偏りがあるため、土壌改良を兼ねて根菜が育てられる。
 
 部品: 土壌診断
 土壌の状態を確認し、土地がやせ細らないために適切な量の堆肥や土壌改善用の薬品を割り出す作業。
 低物理と高物理では手段が違うが、土壌の栄養分を探ることで不足を割り出す方法をとる。
 
 
 部品: 有機物の投入
 動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。
 わざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。
 
 部品: 湛水
 畑によっては、一定期間水を溜めることで病原体や害虫を処理し、水溶性の塩類を水に溶け出させることで塩害を避ける手段も取れる。
 殆どの病原体や害虫は、水中で長時間は生きられないため効果は高い。
 が、畑の地形や形状によってはこの手段はとれない。
 
 部品: 輪作での対応
 いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。
 連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると
 「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。
 
 部品: 藩国の環境に適した対応
 これらの連作障害対策のうち、各藩国で育成する作物や環境、食糧生産地の規模により、各国に適した物を行う。
 全てをやることで効果が高まるわけではなく、適した物を、必要なだけ行うことが大事である。
 
 部品: 害獣・害虫の定義
 自然に存在する獣にもさまざまな種類があるが、その中でも「人間の活動に害をもたらす哺乳類に属する動物一般」をさす。
 家畜等を除けばほぼすべての獣が該当しうるが、今回の場合、畑を荒らす等の「(個人・公共問わず)資産に被害を与える」獣を害獣と呼ぶ。
 同様に、上記と条件の一致する昆虫を「害虫」と呼ぶ。
 
 部品: 害獣除けの工夫
 藩国によって様々な野生動物がいるため方法は様々だが、基本の方法として「飛び越えれない高さの柵を立てる」というものがある。
 その他、その害獣より強い生き物の匂いのするものを置く、罠を仕掛ける、案山子を立てる、等、状況と藩国技術にあった方法を取り、害獣を近づけさせないようにする工夫。
 
 部品: 害虫除けの知識
 害虫にもさまざまな種類がいるが、一番わかりやすいものは「直接葉等を食べてしまう」イモムシたちだろう。
 その被害を防ぐには、『卵の段階で取り除く』『薬品を巻いてイモムシを殺す』等の対策を行う。
 
 部品: 獣・虫よけの薬品
 人体にはほぼ害はないが、獣や虫には害となる薬品を使用することで食糧生産地を守る。
 薬品に関しては、自然由来の材料で作ったものもあれば、人工的に合成された薬品もある。
 どちらも一長一短であるため、場合により使い分けすることもある。
 
 部品: 直接駆除をする
 害獣・害虫は放置すれば放置するほど、増えてゆく。
 必要とあらば、直接駆除することで、数を減らすことも重要である。
 なお、駆除する予定の害獣が「食べられるもの」だった場合、駆除の後、おいしく頂くこととなる。
 
 部品: 畑の監視体制
 生産地の規模が大きくなるほど、人の目ではすべてを把握できなくなる。
 そのため、夜間は監視カメラ(低物理域ではそれに準ずるもの)にて監視を行い、問題があれば対処するという方法をとる。
 
 部品: 農地管理
 各自が自由に、好きな物を作るのではなく、農地を区切り、気候と環境に合わせた生産物の管理を行うことで効率的な生産が可能となる。
 また、連作障害対策で輪作をする場合や、虫害発生時にも有効となる。
 
 部品: 一時保管倉庫
 収穫した作物や、備蓄となる救荒作物を一時的に保管するための倉庫。
 ここに一度集め、虫食いのチェックや、分類・品質分けの後、分配されたり、さらに大きな倉庫に移される。
 
 部品: 牛
 akiharu国の牛は主に乳肉兼用種である。牛同士の闘争を防ぐため、除角や去勢をしている。おいしい仔牛肉を作るためには鉄分不足にしないといけないため、仔牛は食肉にしていない。また霜降り肉を作るためにはビタミンA不足にしないといけないため、霜降り肉も作っていない。食肉にされる際、はいだ皮は牛革に加工される。
 
 部品: 豚
 免疫力が強く、環境にも適応しやすい家畜。歯切りや断尾の処置が不要となるよう、生育環境に配慮している。寄生虫がいるため、豚肉の生食は禁止されている。
 
 部品: 鶏
 akiharu国では平飼いで飼育されている。鶏肉は食中毒となる菌に汚染されていることが多いため、人知類が食べる場合は生食禁止である。猫士やカマキリは鶏肉の食中毒菌に強い耐性を持つため、生で食べても問題ない。羽毛は衣服や寝具に利用されている。
 
 部品: 羊
 山岳や砂漠など厳しい環境下でも飼育できる家畜。羊肉は体脂肪を消費しやすくする成分を他の食肉より多く含む。羊乳は牛乳アレルギーの者に需要があり、チーズやヨーグルトに加工されている。羊毛は衣類に使われている。
 
 部品: ワニ
 牛・豚・鶏・羊が食べられているので、ワニも食肉として食べられている。味は弾力の強い鶏胸肉である。食肉とした解体されたワニの皮はワニ革に加工されている。
 
 部品: 栄養管理
 家禽や飼育昆虫を含む家畜は発達状態に応じ、必要な栄養を含んだ良質な飼料と十分な量の新鮮な飲み水を与える。
 
 部品: 衛生管理
 害虫・害鳥・害獣などの有害動物、および寄生虫や病原体の侵入を防ぐ。具体的には有害動物を捕獲・駆除する、家畜の排泄物を除去する・空気清浄するなど、家畜や作物を飼養・生育する施設・設備を清潔に保つ。また、防疫のため、日々、栽培植物や家畜、およびそれらを世話する労働者・その周辺環境の状態を観察・記録する。必要に応じ、家畜の診断・治療・殺処分、労働者の休暇・休業・休職、着衣や施設の消毒など、適切な対応を行う。
 
 部品: 快適な生育環境
 家畜が生育しやすいよう、快適な環境を保持する。畜舎は家畜にとって快適な広さ・温度・湿度・光量にし、騒音を抑える。
 
 部品: 闘争の抑制
 社会的順位を確立するために闘争する習性がある家畜については、群内の争いをできるだけ減らすため、一度に多くの個体が食べたり飲んだりできる給餌器や飲水器を使用する。
 
 部品: 苦痛の軽減
 家畜の去勢や除角、屠畜が必要な場合、できる限り苦痛を生じさせない方法をとり、過度のストレスを防ぐよう配慮する。
 
 部品: 設立の経緯
 カマキリは工業製や動かないものを食べ物として好まない。そのため、狩りに行く時間のない都会派のカマキリが、動く新鮮な家畜を食べられるよう作られた。
 
 部品: カマキリなれ
 家畜はカマキリのいる環境に適応しやすい品種である。巨大カマキリがいる中で家畜が育てられているため、家畜はカマキリになれている。
 
 部品: 共同経営
 カマキリの需要で作られた施設ではなるが、その巨体からカマキリだけでは育てることは難しいため、人知類や猫士も協力している。
 
 部品: 耕耘機
 田畑を耕す機械。アタッチメントを交換することで、代掻や畦立て、中耕・除草もできる。安全に作業するためには注意が必要である。
 
 部品: 刈取機
 稲や麦などの穀類を収穫する機械。穀類の茎稈を往復運動する刃で刈り取る。風雨で作物が倒れている場合に備え、機械で刈り取れるよう引き起こす機能がある。
 
 部品: ロールベーラー
 牧草を円柱状に堅く巻く機械。畑にある物をすべて機械で巻きとるため、異物が混入するおそれがある。圧縮した牧草をロールベールと呼ぶ。ロールベールは斜面を転がるため、運搬には注意が必要。
 
 部品: ラッピングマシン
 ロールベールをフィルムで隙間なく巻きつけ密閉する機械。フィルムは幅の一定した伸縮性の高いものが用いられる。水分の多い牧草を密閉し、外気と遮断することで乳酸発酵させるロールサイレージで用いられる。積み上げたロールサイレージをペイントすることで道行く人を楽しませることもできる。
 
 部品: 堆肥散布機
 堆肥をまく機械。車体に積み込んだ堆肥をベルトコンベアで後部に送り、プロペラ状のひれを回転させ、散布する。積み上げた堆肥を定期的に混ぜる作業にも使われる。
 
 部品: 固液分離機
 糞尿を固体と液体に分離するための機械。固形物は水分は少なくなることで運びやすくなり、堆肥として使える。
 
 部品: スラリーポンプ
 スラリー液をパイプで運ぶためのポンプ。スラリー液とは液体の中に固体を混ぜ合わせたもの。糞尿処理では糞尿を脱水した際に出る液体が該当し、液肥として利用できる。
 
 部品: 食肉解体施設
 鳥獣肉を解体する施設。剥皮・洗浄から冷蔵保管まで床に触れない懸吊設備を用意し、衛生面に配慮している。
 
 部品: 食肉運搬車
 食肉を運搬する車両。食肉の新鮮さを保つため、冷蔵・冷凍の機能を備え、温度を管理できる。適切な洗浄・消毒を実施し、消毒薬を携行することで、衛生面に配慮している。
 
 部品: 機械・設備の整備・訓練
 機械・設備・車両は定期的に整備し、必要に応じて追加・廃棄・刷新する。また、労働者がこれらの機械・設備・車両を適切に扱えるよう、訓練・指導する。
 
 部品: 畜産と農業の連携
 労働力不足や土壌の栄養の観点から耕地を休閑する場合、休閑地に家畜を放牧する。家畜は雑草を食べることで除草し、歩き回ることで耕し、排泄された糞は肥料になるためである。
 
 部品: 入浴施設
 糞尿を処理・運搬した労働者が、悪臭のついたまま公共交通機関を利用するのは迷惑なので、ファーム内には入浴施設がある。また知類用とは別に、家畜用の入浴施設もある。
 
 部品: 治水
 栽培植物や家畜に安全な水を与えること、および暴風雨による洪水・浸水といった水害を防災・減災することを目的として、高い土木技術で作られた防風林や用水路・放水路・排水路が完備する。
 
 部品: 入退室管理
 家畜や作物の盗難・強奪、加工食品の異物混入などを防ぐため、作業員はそれぞれの権限ごとに入退室できるエリアと時刻が制限している。また誰がいつ入退室を行ったを記録し、事件・事故の際、原因調査で追跡できるようにしている。
 
 部品: 旅行者の協力
 ファームの人手が足りないとき、旅費を節約したい旅行者に規格外の食料を提供することで、労働力を得る。規格外とは味や栄養・衛生面で問題はないが、色や形が悪くて市場に出せないものである。旅の話を聞けるため、常勤の労働者の気分転換にもなる。
 
 部品: 6次産業化
 農畜産物の生産に加え、食品加工、流通・販売もおこなうこと。第一次産業と第二次産業・第三次産業もおこなうことから、1+2+3あるいは1×2×3で6次産業と呼ぶ。akiharu国のファームでは、野菜や果物をジャムに加工したり、豚肉をハムやソーセージに加工したりしている。また6次産業化で増えた収益は、従業員に充分な給料を払い、福利厚生を維持・改善するために使用している。
 
 部品: 概要
 食品をおいしくしたり、長持ちさせたりするために加えられるもの。安全性が確認されたものを使っており、通常の用途で必要な量も微量のため、適切に使えば健康被害はほとんどない。食品の長期保存を目的とした添加物は、缶詰や真空パック、冷蔵・冷凍などと比べ、コストが安く、また開封後も劣化しにくい。
 
 部品: 甘味料
 食品に甘みをつける調味料。酵母が繁殖して食品が劣化することを防ぐため、砂糖の代わりに入れる。また糖尿病や肥満、虫歯を防ぐ目的でも砂糖の代わりに用いられる。
 
 部品: 着色料・発色剤・漂白剤
 加工食品がおいしそうな色に変えたり、色を長期にわたって維持するために用いられる添加物。鮮魚介類や食肉、野菜類などの品質や鮮度を偽るために使うことは禁じられている。
 
 部品: 保存料
 食品が腐敗する原因となる微生物の増殖を防ぐための添加物。防腐剤とも呼ぶ。すでに微生物で汚染されたり、腐敗した食品に添加しても効果はない。
 
 部品: 増粘安定剤
 食品にとろみをつけた食べやすくしたり、食品成分を均一に安定させりするために用いられる添加物。嚥下障害による誤飲を防ぐためにも使われる。
 
 部品: 酸化防止剤
 食品の酸化を防ぐために用いられる添加物。酸化すると味や風味が悪くなる。また油脂成分が酸化してできる過酸化脂質は、摂取するとがんや動脈硬化などの原因となる。
 
 部品: 防かび剤
 かびの発生を防止するために使用される添加物。かびが生産する毒素は多種多様な健康障害を発生する原因となり、加熱調理しても分解されない。
 
 部品: 乳化剤
 水と油のような混じり合わないものを分散させ、均一にするために用いる添加物。また焼き菓子が型から外れやすくする離型剤としても使われる。
 
 部品: 膨脹剤
 蒸し菓子や焼き菓子をふっくらとさせるために用いられる添加物。たとえば、ふくらし粉とかベーキングパウダーなどである。
 
 部品: 光沢剤
 食品の表面に光沢をつけるために用いられる添加物。食品の水分蒸発を防いだり、湿気から食品を保護するためにも使われる。
 
 部品: 香料
 食品においしそうな香りをつけるために使われる添加物。嫌な臭いを消したり、ごまかしたりするためにも用いられる。
 
 


インポート用定義データ


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                 "title": "季節に合った作付け",
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                 "description": "動物性肥料や植物性肥料を使用し、土壌を改善することで病気を避け、生産性を安定化させる。\nわざわざ書くまでもないが、生育に適した状態に調整するために行うことであって、作物が大量にとれるように土壌を改良するというものではない。",
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                 "description": "いくつかの異なる作物を同じ畑で作り回すことで、土壌の養分の偏りを防ぐ。\n連作障害の原因のうち、ほぼすべての物に有効ではあるが、同じ畑で一つの種類を栽培することに比べると\n「同じ量を取るために倍以上の面積を必要とする」「育てる作物が変わるので、その分の知識や技術が必要となる」という欠点がある。",
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             "description": "akiharu国の牛は主に乳肉兼用種である。牛同士の闘争を防ぐため、除角や去勢をしている。おいしい仔牛肉を作るためには鉄分不足にしないといけないため、仔牛は食肉にしていない。また霜降り肉を作るためにはビタミンA不足にしないといけないため、霜降り肉も作っていない。食肉にされる際、はいだ皮は牛革に加工される。",
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             "description": "akiharu国では平飼いで飼育されている。鶏肉は食中毒となる菌に汚染されていることが多いため、人知類が食べる場合は生食禁止である。猫士やカマキリは鶏肉の食中毒菌に強い耐性を持つため、生で食べても問題ない。羽毛は衣服や寝具に利用されている。",
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                 "title": "快適な生育環境",
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                 "description": "家畜の去勢や除角、屠畜が必要な場合、できる限り苦痛を生じさせない方法をとり、過度のストレスを防ぐよう配慮する。",
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             "description": "稲や麦などの穀類を収穫する機械。穀類の茎稈を往復運動する刃で刈り取る。風雨で作物が倒れている場合に備え、機械で刈り取れるよう引き起こす機能がある。",
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           {
             "title": "ロールベーラー",
             "description": "牧草を円柱状に堅く巻く機械。畑にある物をすべて機械で巻きとるため、異物が混入するおそれがある。圧縮した牧草をロールベールと呼ぶ。ロールベールは斜面を転がるため、運搬には注意が必要。",
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           {
             "title": "ラッピングマシン",
             "description": "ロールベールをフィルムで隙間なく巻きつけ密閉する機械。フィルムは幅の一定した伸縮性の高いものが用いられる。水分の多い牧草を密閉し、外気と遮断することで乳酸発酵させるロールサイレージで用いられる。積み上げたロールサイレージをペイントすることで道行く人を楽しませることもできる。",
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           {
             "title": "堆肥散布機",
             "description": "堆肥をまく機械。車体に積み込んだ堆肥をベルトコンベアで後部に送り、プロペラ状のひれを回転させ、散布する。積み上げた堆肥を定期的に混ぜる作業にも使われる。",
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           {
             "title": "固液分離機",
             "description": "糞尿を固体と液体に分離するための機械。固形物は水分は少なくなることで運びやすくなり、堆肥として使える。",
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             "title": "スラリーポンプ",
             "description": "スラリー液をパイプで運ぶためのポンプ。スラリー液とは液体の中に固体を混ぜ合わせたもの。糞尿処理では糞尿を脱水した際に出る液体が該当し、液肥として利用できる。",
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             "title": "食肉解体施設",
             "description": "鳥獣肉を解体する施設。剥皮・洗浄から冷蔵保管まで床に触れない懸吊設備を用意し、衛生面に配慮している。",
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             "title": "食肉運搬車",
             "description": "食肉を運搬する車両。食肉の新鮮さを保つため、冷蔵・冷凍の機能を備え、温度を管理できる。適切な洗浄・消毒を実施し、消毒薬を携行することで、衛生面に配慮している。",
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           {
             "title": "機械・設備の整備・訓練",
             "description": "機械・設備・車両は定期的に整備し、必要に応じて追加・廃棄・刷新する。また、労働者がこれらの機械・設備・車両を適切に扱えるよう、訓練・指導する。",
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       {
         "title": "畜産と農業の連携",
         "description": "労働力不足や土壌の栄養の観点から耕地を休閑する場合、休閑地に家畜を放牧する。家畜は雑草を食べることで除草し、歩き回ることで耕し、排泄された糞は肥料になるためである。",
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       {
         "title": "入浴施設",
         "description": "糞尿を処理・運搬した労働者が、悪臭のついたまま公共交通機関を利用するのは迷惑なので、ファーム内には入浴施設がある。また知類用とは別に、家畜用の入浴施設もある。",
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       {
         "title": "治水",
         "description": "栽培植物や家畜に安全な水を与えること、および暴風雨による洪水・浸水といった水害を防災・減災することを目的として、高い土木技術で作られた防風林や用水路・放水路・排水路が完備する。",
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         "title": "入退室管理",
         "description": "家畜や作物の盗難・強奪、加工食品の異物混入などを防ぐため、作業員はそれぞれの権限ごとに入退室できるエリアと時刻が制限している。また誰がいつ入退室を行ったを記録し、事件・事故の際、原因調査で追跡できるようにしている。",
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       {
         "title": "旅行者の協力",
         "description": "ファームの人手が足りないとき、旅費を節約したい旅行者に規格外の食料を提供することで、労働力を得る。規格外とは味や栄養・衛生面で問題はないが、色や形が悪くて市場に出せないものである。旅の話を聞けるため、常勤の労働者の気分転換にもなる。",
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         "title": "6次産業化",
         "description": "農畜産物の生産に加え、食品加工、流通・販売もおこなうこと。第一次産業と第二次産業・第三次産業もおこなうことから、1+2+3あるいは1×2×3で6次産業と呼ぶ。akiharu国のファームでは、野菜や果物をジャムに加工したり、豚肉をハムやソーセージに加工したりしている。また6次産業化で増えた収益は、従業員に充分な給料を払い、福利厚生を維持・改善するために使用している。",
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         "title": "食品添加物",
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             "title": "概要",
             "description": "食品をおいしくしたり、長持ちさせたりするために加えられるもの。安全性が確認されたものを使っており、通常の用途で必要な量も微量のため、適切に使えば健康被害はほとんどない。食品の長期保存を目的とした添加物は、缶詰や真空パック、冷蔵・冷凍などと比べ、コストが安く、また開封後も劣化しにくい。",
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             "title": "甘味料",
             "description": "食品に甘みをつける調味料。酵母が繁殖して食品が劣化することを防ぐため、砂糖の代わりに入れる。また糖尿病や肥満、虫歯を防ぐ目的でも砂糖の代わりに用いられる。",
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           {
             "title": "着色料・発色剤・漂白剤",
             "description": "加工食品がおいしそうな色に変えたり、色を長期にわたって維持するために用いられる添加物。鮮魚介類や食肉、野菜類などの品質や鮮度を偽るために使うことは禁じられている。",
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             "title": "保存料",
             "description": "食品が腐敗する原因となる微生物の増殖を防ぐための添加物。防腐剤とも呼ぶ。すでに微生物で汚染されたり、腐敗した食品に添加しても効果はない。",
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           {
             "title": "増粘安定剤",
             "description": "食品にとろみをつけた食べやすくしたり、食品成分を均一に安定させりするために用いられる添加物。嚥下障害による誤飲を防ぐためにも使われる。",
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           {
             "title": "酸化防止剤",
             "description": "食品の酸化を防ぐために用いられる添加物。酸化すると味や風味が悪くなる。また油脂成分が酸化してできる過酸化脂質は、摂取するとがんや動脈硬化などの原因となる。",
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             "title": "防かび剤",
             "description": "かびの発生を防止するために使用される添加物。かびが生産する毒素は多種多様な健康障害を発生する原因となり、加熱調理しても分解されない。",
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           {
             "title": "乳化剤",
             "description": "水と油のような混じり合わないものを分散させ、均一にするために用いる添加物。また焼き菓子が型から外れやすくする離型剤としても使われる。",
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           {
             "title": "膨脹剤",
             "description": "蒸し菓子や焼き菓子をふっくらとさせるために用いられる添加物。たとえば、ふくらし粉とかベーキングパウダーなどである。",
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           {
             "title": "光沢剤",
             "description": "食品の表面に光沢をつけるために用いられる添加物。食品の水分蒸発を防いだり、湿気から食品を保護するためにも使われる。",
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           {
             "title": "香料",
             "description": "食品においしそうな香りをつけるために使われる添加物。嫌な臭いを消したり、ごまかしたりするためにも用いられる。",
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最終更新:2017年08月12日 14:40