ユーザーインターフェイス

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ユーザーインターフェイス」(2022/08/12 (金) 17:08:31) の最新版変更点

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Terragenはプロシージャルな景観を作成し、描画する事に焦点を絞っており、インターフェース・レイアウトと機能性はその目的に合わせて調整されています。基本的なUIは、あなたがこれまでに使用してきた3Dアプリケーションなどと類似しているかも知れませんが、重大な違いがあります。 この項目でTerragen UIの概要を解説していく事で、使い始めるに十分な知識を得る事でしょう。あなたがどんな特定のUIのエレメンツや機能上の事であっても、それに関するより具体的な詳細を知りたい場合は、オンラインヘルプでユーザーインターフェースのリファレンスを参照して下さい。 *メインウインドウのユーザーインターフェイスのエレメント群 TerragenのUIは、すばやくシーンのメインエリアへアクセスして編集を可能にする"トップツールバー"と言うアプリケーションの上部にあるタブやボタンによってアクセスするための複数の"レイアウト"に基づいています。それぞれのタブには、シーンの1方面に特化したツールと機能を備えたレイアウトで構成されています。タブボタンは、節の基本的な概念を読んだならば、自明な"項目名"として見る事が出来るでしょう。 それでも紛らわしいのが"シェーダー"と"ノード・ネットワーク"です。Terragenの用語"シェーダー"は、Terragen Classic版で言うサーフェース・マッピングと本質的には同じです(さらに強力な機能を備えていますが)、あるいは他のほとんどのアプリケーションが"テクスチャ"と呼ぶ機能と類似しています。 "ノード・ネットワーク"は、より複雑なあるいは標準的ではない方法であなたのシーンを編集するために備えられた強力なオプションのインターフェースです。 #image(doc-ui-00.jpg,width=750,height=450) +メニューバー(メニューの「&bold(){リファレンス}」より"▼メニューバー "を参照して下さい。) +&link_anchor(UI-TOPTOOL){トップツールバー} +&link_anchor(UI-NODELIST){ノードリスト} +&link_anchor(UI-PARMSET){ノードプロパティ/設定パネル} +[[ハイトフィールド/シェーダープレビュー]] +[[3Dプレビュー]] +&link_anchor(UI-NODENW){ノード・ネットワークビュー} +&link_anchor(UI-PROJECT){プロジェクト設定} +&link_anchor(UI-PLAYBACK){プレイバック表示} +&link_anchor(UI-ANM){プレイバックコントロールバー} +&link_anchor(UI-ERROR){エラーと警告の通知} **&anchor(UI-TOPTOOL,option=nolink){トップツールバー} #image(doc-ui-01.jpg,width=700,height=19) 上部のツールバーには、左側に標準の[新規]、[開く]、[保存]ボタンがあります。[保存]ボタンをクリックして押したままにすると、"Save Incremental"などの追加オプションを提供するドロップダウンメニューが表示されます。次に、レンダリングウィンドウと3Dプレビューにすばやくアクセスするためのボタンがあります(3Dプレビューが既に開いている場合、3Dプレビューボタンはデフォルトのワークスペースにあるため、効果がありません)。ツールバーの残りの部分には、シーンのさまざまな側面を編集するための特定のUIレイアウトのそれぞれにアクセスするためのボタンが含まれています。 インターフェースのトップには、&bold(){【File】}~&bold(){【Help】}などのオプションを含む標準の"&bold(){メニューバー}"があります。 トップツールバーの同線上の左側に標準のレイアウトタブがあります。 |&image(doc-ui-08.jpg)|&bold(){Create new Project(プロジェクトを作成)}|【File】->「New」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-09.jpg)|&bold(){Open Project file(プロジェクトを開く)}|【File】->「Open」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-10.jpg)|&bold(){Save or Save As Project(保存/別名保存)}|【File】->「Save/Save As...」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-11.jpg)|&bold(){Open Render View(レンダービューを開く)}|【View】->「Render」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-12.jpg)|&bold(){Open 3D Preview(3Dプレビューを開く)}|【View】->「3D Preview」のショートカットアイコン| 4.4.16からの新機能: トップメニューの右端に"Dynamic Layouts"という新しいチェックボックスがあります。これは、左側の[レイアウトボタン]をクリックした時の動作を制御します。チェック時、ユーザーインターフェースは依然と同じ動作をします。チェックを外すと、3Dプレビューやノードネットワークを自動的に開いたり閉じたりせず(ノードネットワークのレイアウトボタンをクリックした場合を除く)、3Dプレビューのシェーディング、大気、照明の設定も自動的に変更しません。 ---- **&anchor(UI-NODELIST,option=nolink){ノードリスト} #image(doc-ui-02.jpg) ノードリストには、シーン内のノードの構造化されたリストが表示されます。現在のレイアウトのフォーカスに対応するノードのみが表示されます。例えば、【Terrain】レイアウトでは、ノードリストに地形の形状を制御するノードが表示されますが、【Atmosphere】レイアウトでは、リストには大気と雲を定義するノードが含まれます。これの唯一の例外は、シーン内のすべてのノードを表示する【Node Network】レイアウトです。 ノードは階層的に表示され、「子ノード」とも呼ばれるサブノードが字下げ表示され、破線でメインノードまたは「親ノード」に接続されます。この構造は、[Node Network]枠に表示される構造を反映しています。リスト内のノードのいずれかをシングルクリックすると、ノードのプロパティ枠に設定が表示されます。ノードリストの構成は、使用しているレイアウトによって異なりますが、すべてのリストには、適切なタイプのノードを追加するためのボタンが上部に含まれています。 【Terrain】レイアウトと【Shaders】レイアウトでは、ノードの順序も重要であり、最終的なシーンの外観に大きく影響します。リスト内のシェーダの位置を変更するためのボタンが提供されています。これらは、リストの下部にある[Move]ボタンです。ボタンには上下に指す矢印があり、現在選択されているノードの移動方向を示します。リストの最上部にあるノードは、通常「上掛け」されるか、さらに下のノードに置き換えられます。特に【Shaders】レイアウトのサーフェスレイヤーを扱う場合、親もその子によって上掛けされますが、子は親の影響範囲または影響範囲に制限されます。【Terrain】レイアウトのノードリストには、オペレータを追加する[Add Operator]ボタンもあります。オペレータは、ハイトフィールドデータを特別に操作するノードです。 リストの[+][-]をクリックする事で階層表示の折りたたみを切り替えます。また、[Move]ボタンによってノードの階層(関連付け)の順を入れ替えます。 &image(doc-ui-13.jpg,width=500,height=335) 『Heightfield shader 01』を選択 &image(doc-ui-14.jpg,width=500,height=335) [↑ Move]ボタンで移動した結果。入れ替え後、TG4は自動で判断してノード間の関連付けを行います。 最後に、【Atmosphere】レイアウトのノードリストには、一般的な雲層が選択されている場合にのみ有効になる一意のボタンと情報表示があります。[Pattern]ボタンは、雲層の"Density shader"の入力ノードにアクセスし、情報表示には現在選択されている雲層の天部と底部の高度が表示されます。 &image(Node_list_atmos.jpg) ---- **&anchor(UI-PARMSET,option=nolink){ノードプロパティ/設定パネル} #image(doc_ui-3-1.jpg) #image(doc_ui-3-2.jpg) ノードリストとシェーダープレビューの下に、現在選択中のノードを設定します。ノード・ネットワークビューから編集したいノードをクリックした場合、フローティングのパラメータ/設定ウインドウが表示され、ノードリスト下には「The param view for this node is already open in a floating window.(このノードのパラメータ・ビューは、すでにフローティングウインドウ上で開いています)」とメッセージが表示されます。ノードネットワーク内のノードをダブルクリックして、ノード設定を別のウィンドウで開く事も出来ます。 ノードプロパティウィンドウは、すべてのノードタイプにわたって標準的な方法でレイアウトされています。設定名は通常、設定の左側にあるテキストラベルで指定されます。 設定コントロールには、多くの場合、ほぼすべての数字を入力する事が出来る数値入力フィールドと、より制限された範囲を持つスライダーコントロールの両方が含まれます。スライダーを使用して値を選択すると、数値フィールドが更新されて同じ値が反映され、その逆も同様です。ほとんどのスライダーの範囲は、その設定の推奨値内ですが、数値入力フィールドに直接数値を入力する事により、推奨範囲を超える値を設定する事も出来ます。 -&bold(){①ノード名:}すべてのノードには一意の名前があり、"Name"フィールドに表示されます。デフォルトでは、ノードはノードタイプに基づいて名前が付けられ、その後に通し番号が続きます。重複する名前を持つノードが検出されると、数値の接尾辞が自動的に生成されます。 "/"文字を使用する事は出来ず、別のノードですでに使用されている名前を使用する事は出来ませんが、ノードの名前はほぼ任意に変更する事が出来ます。日本語は使用出来ません。ここで入力したノード名は、ノード・ネットワークのノードボディーに反映されます。 -&bold(){②アクション機能:} --&bold(){Edit internal network(このノードの内部ネットワークを編集)}:現在選択されているノードの内部ネットワークを開きます。これは、右側の[ノードネットワーク]枠で開きます。ほとんどのノードには内部ネットワークがありません。その場合、空白のネットワークが表示されます。ただし、上級ユーザーは、内部ネットワークを使用して、複雑なネットワークでの組織化を改善する事があります。 --&bold(){Centre node in network(ネットワークビューの中央にノードを表示)}:このノードを中心にノードネットワークビューを中央に配置します。 -&bold(){③シェーダープレビューボタン:}現在のシェーダプレビューが新しい3Dプレビューウインドウでシ開きます。すべてのノードをプレビュー出来るわけではないため、プレビューが空白で表示される場合がある事に注意して下さい。シェーダプレビューウィンドウには、3Dプレビューとまったく同じコントロールと機能がありますが、それが開かれたノードに固有です -&bold(){④オンラインヘルプ:}現在のノードタイプの詳細を説明する関連ノードリファレンスページをブラウザを起動して表示します。&br()&br()ほとんどのノードには、有効化設定があります。"&bold(){Enable}"のチェックボックスは、現在のノードが有効か無効かをコントロールします。チェックを消すと、ネットワークを通る情報の流れはこのノードを通過し、シーンに影響を与えません。シーンは、ノードが存在しないかのように処理されます。 -&bold(){⑤タブ:}ノードに備わる多くの機能をタブ別で管理します。&br()多数の設定を持つ複雑なノードは通常、タブに配置され、共通または類似の目的を持つプロパティが適切な名前のタブにグループ化されます。タブをクリックして選択します。 -&bold(){⑥チェックボックス:}多くのノードに備えられています。チェックボックスを有効にすると「✔」マークが表示されます。例えば、「Enable」のチェックボックスから「✔」を外すと、そのノードは「無効」となり設定は反映されません。また、ノード・ネットワークのノードボディーのハイライトが消えます。 -&bold(){⑦アニメーションボタン:}設定する座標や数値によりポップアップの有無、またはポップアップメニュー項目が異なります。 --&bold(){Set animation key(アニメーションキーを設定):}現在選択されているフレームに、現在の設定値に対するキーフレームを設定します。設定(焼き込み)された数値はオレンジ色で表示されます。1フレームでもアニメーションキーが設定された場合は、以降のフレームの数値は青色(未焼き込み)で表示されます。 --&bold(){Remove animation key(アニメーションキーを除去):}設定したアニメーションキーを除去します。いずれかのフレームにアニメーションキーが設定されている場合は、数値は青色、設定されていない場合は黒色で表示されます。      --&bold(){Import animation file...(アニメーションファイルをインポート):}「.chan」ファイルと同様のテキストファイルからキーをインポートします。この場合、『Houdini』や『Nuke』から生成される座標空間の「.chan」ファイル形式ではなく、TG4の座標空間で設定する必要があります。また、現在の設定のキーフレームを手動で追加する事も出来ます。 --&bold(){Delete animation key(アニメーションキーを削除):}この設定からすべてのキーフレームを削除します。 --&bold(){Show in Animation Panel(アニメーションパネルを表示):}フローティングのアニメーションパネルを表示します。アニメーションパネルを表示しながら、ノードのパラメータ/設定枠で数値を変更した場合、アニメーションパネルを再表示しないと変更が反映されません。 -&bold(){⑧入力フィールド:}直接キーボードから値を入力します。&br()&image(UI-NodePropretiesPane-XYZCoord.jpg)&br()座標が表示される場合、通常、個別に座標名をラベル付けされませんが、常に同じ順序で表示されます(X、Y、Z)。YはTerragenの垂直軸である事を覚えておいて下さい。&br()場合によっては、(X、Z)の2つの座標のみが表示されます。これは、例えばハイトフィールドシェーダのように水平方向の調整のみが可能な場合です。&br()通常、座標コントロールは、フィールドの右側に座標のコピー/ペーストボタンを提供します。このボタンを使用すると、座標セット全体を別のノードの別の同様の座標セットにコピーする事が出来ます。これは、例えば複数のオブジェクトの位置を同期する場合に役立ちます。別の場所からコピーした座標データをこのノードの座標にペーストする事も出来ます。例えば、3Dプレビューのポイントからコピーした座標セットです。 -&bold(){⑨スライドバー:}スライドバーで数値を設定します。スライドバーの利点は設定範囲の最小、最大値がバーの両端で確認出来る事です。Terragenの多くの設定で、スライダーのそれぞれの最大値はかなり適当なものです。それが実際に重要な所で値が大きい程、シーンによっては優れた画像を生成する事が出来ますが、多くの場合は必要以上のレンダリング時間に見合う価値がありません。スライダーの最大値を越える値を直接入力する時は、望む結果を生み出す事が見いだせる検証結果の上で慎重に考慮する必要があります。 -&bold(){⑩カラーボタン:}カラーピッカーウインドウを呼び出します。こちらの[[カラーピッカー]]で詳しい内容を参照して下さい。 -&bold(){⑪関連ノードフィールド:} 関連付けされたノード名が表示されます。直接入力する事も出来ますが、既存しないノード名は関連付けされません。 -&bold(){⑫関連付けボタン:}関連付けノードの設定を行います。 --&bold(){Go to ""(任意のノードのフローティングウインドウを開く)} --&bold(){Break connection with ""(任意のノードの関連付けを解除)} --&bold(){Assign Shader(既存シェーダーを関連付け)} --&bold(){Create new Shader(新規シェーダを作成して関連付け)} --&bold(){Insert Clip File...(クリップファイルを差込)} -&bold(){⑬フォルダボタン:}ファイルの読み込みなどを行います。 --&bold(){Open File...(ファイルを開く)} --&bold(){Open Preview(開いた画像などのプレビューを表示)} --&bold(){Add to Library(開いたファイルをライブラリへ追加)} -&bold(){⑭編集ボタン:}座標のコピー/ペーストするためのボタン。 #image(doc_ui-3-3.jpg) [ノードプロパティ]枠ではなく、フローティングウィンドウでノードプロパティを開いた時にのみ表示されるコントロールがいくつかあります。 -&bold(){⑮Editボタン:}これは、Undo、Cut、Copy、Paste、Delete、Select all、Deselectの基本的な編集コントロールを提供するだけです。これらの機能はすべて、通常のホットキーからもアクセスする事が出来ます。 -&bold(){⑯Stay Openボタン:}通常、フローティングウィンドウで開かれたノード設定は、新しいノードが開かれた時、またはレイアウトを切り替えた時に自動的に閉じます。[Stay Open]ボタンは、ウィンドウが自動的に閉じるのを防ぎます。 -&bold(){カラー調整}:数値入力フィールドと値スライダーはどちらも、選択した色の明るさのみを制御します。特定の色を選択するには、右端のカラーアイコンをクリックする必要があります。これにより、オペレーティングシステムの標準[[カラーピッカー]]が表示されます。&br()&br()明度は、風景シーンへの現実的な統合のために色を変更する際に最も頻繁に調整するオプションであるため、明度コントロールは最もアクセスしやすい色コントロールである事に注意して下さい。&br()&image(UI-NodePropretiesPane-ColourField.jpg) -&bold(){マスク機能}:これは、1つのノードを使用して別のノードの分布または適用範囲をコントロールする事が出来ます。例えば、別のアプリケーションで作成された侵食マップのようなインポートされたグレースケール画像を使用して、サーフェスレイヤーの分布をコントロールする事が出来ます。ほとんどのノードを別のノードのマスクシェーダの入力として使用する事が出来ます。&br()&br()"&bold(){Mask by shader}"チェックボックスは、ブレンド効果を有効にします。右側のフィールドには、現在選択されているマスクシェーダの名前が表示されます(存在する場合)。&br()&br()"&bold(){Invert mask}"は、マスクシェーダ入力のグレースケール値を反転します。&br()&br()"&bold(){Fit mask to this}"は、このノードの「エリア」にマスクシェーダ入力を「合わせる」ことを試みます。例えば、16x16kmをカバーするハイトフィールドのマスクシェーダ入力として500x500ピクセルの画像マップを使用している場合、このオプションは画像マップを16x16kmに引き伸ばします。&br()&br()ハイトフィールドシェーダには、追加で"&bold(){Mask by heightfield}"チェックボックスがあり、これは同じように動作しますが、ハイトフィールドデータのみを入力として受け入れます。『Surface layer』ノードには、マスクシェーダ入力を通常のマスクシェーダではなく、カバレッジマスクとして扱う追加の"&bold(){Mask as coverag}"チェックボックスがあります。&br()&br()緑の[+]ボタンをクリックすると、オプションのリストがポップアップ表示されます。一番上のオプションは、現在割り当てられているマスクノードに「移動」し、編集用にそのノードの設定が開きます。その下には&bold(){"Assign shader}"オプションがあります。これにより、シーン内のノードの整理されたリストが提供され、そこから好みのシェーダーノードを選択できます。最後に、指定したタイプの新しいシェーダノードを作成するオプションがあります。 "&bold(){Create new shader}"メニューは、通常のシェーダ作成メニューで使用できる多くのオプションを反映していますが、現在のノードのシェーダーノードとして機能できないノードはリストから除外されます。&br()&image(UI-NodePropretiesPane-MaskControls.jpg) ---- **&anchor(UI-NODENW,option=nolink){ノード・ネットワークビュー} #image(doc_ui-06.jpg,width=750,height=264) 3Dプレビューの下に表示されます。3Dプレビューを閉じて、右画面全体にノード・ネットワークを表示させることも出来ます。反対にノード・ネットワークビューを閉じて、3Dプレビューを右画面全体に表示する事も出来ます。 このノード・ネットワークでは、現在のレイアウトと一致したデフォルトグループ内のノードに焦点を当てた、例えば"Terrain"がどんな特定のレイアウトと前後関係を結んでいるのかといった内容を確認する事が出来ます。 **&anchor(UI-PROJECT,option=nolink){プロジェクト設定} #image(Project_01.jpg) このウィンドウでは、現在のプロジェクトに関する詳細や情報を制御するためのいくつかの設定にアクセスできます。以下の通りです: |&bold(){Name}|プロジェクト名|プロジェクトの名前を入力します。| ***Mainタブ |&bold(){Written by program}|プログラム名|このプロジェクトを作成したプログラムの名前です。デフォルトで正しい値が入力されています。| |&bold(){Written by version}|プログラムバージョン|このプロジェクトを作成したプログラムのバージョンです。デフォルトで正しい値が入力されています。| |&bold(){Author}|作者|プログラムの製作者の名前です。| |&bold(){Comments}|コメント|プログラムについての注釈などを入力します。| |&bold(){Current frame}|現在のフレーム|タイムライン上で現在選択されているフレームです。ここに値を設定すると、タイムライン上のマーカーがそれに応じて更新されます。| |&bold(){Start frame}|開始フレーム|アニメーションを開始する最初のフレームです。ほとんどの場合、アニメーションはフレーム1から始まりますが、他のフレームから始めると便利な場合があります。| |&bold(){End frame}|終了フレーム|アニメーションの終了フレームです。これは任意の値に設定する事が出来ます。開始フレームと終了フレームは、アニメーションの長さを定義する方法です。例えば、毎秒30フレームの10秒間のアニメーションの場合、Start frameは1、End frameは300に設定します。| ノード設定ウインドウと同様に、ここで変更した値は即座に反映されます。適用のための[OK]ボタンはありません。ここでの設定変更が終了したら、ウインドウを閉じて下さい。 ***Colour Managementタブ このタブについての詳細は、[[OpenColorIO]]を参照して下さい。 **&anchor(UI-PLAYBACK,option=nolink){プレイバック表示} 時計のアイコンで示されたボタンは、アニメーションの再生コントロールの表示/非表示を切り替えます。時計アイコンの右側にあるコントロールです。 **&anchor(UI-ANM,option=nolink){プレイバックコントロールバー} #image(doc_ui-07.jpg) 再生コントロールの左端のフィールドは、現在のフレーム番号の表示で、デフォルトは0です。ここに値を手動で入力して特定のフレームにスキップしたり、右側のフレームコントロールを使用したり、タイムライン上をドラッグしてフレーム番号を変更する事も出来ます。フレーム番号の表示は、現在のフレームを調整する事で変化します。 フレーム番号表示の横には、アニメーションのタイムライン上を移動するためのコントロールがあります。ここのアイコンは、他の多くのアプリケーション、特にビデオ編集アプリケーションで使用されているものと似ています。後ろ向きの矢印はタイムライン内を戻り、前向きの矢印はタイムラインを進みます。線の付いた二重矢印のボタンは、タイムラインの先頭と末尾にスキップします。線の付いた単一の矢印は、タイムライン上で1フレーム分を前後に移動します。現在のフレームを変更すると、3Dプレビューは新しいフレームの設定を反映したものに更新されます(デフォルトのシーンではアニメーションが定義されていないため、変更は表示されないことに注意して下さい)。 中央には、右向きの矢印が1つありますが、これは[再生]ボタンで、タイムライン全体を自動的にリアルタイムで移動します。これにより、3Dプレビューに既存のアニメーションが表示されますが、3Dプレビューペインが表示するように設定されているのと同じように、限られたディティールでレンダリングされます。 矢印コントロールの右側がタイムラインです。タイムラインを使用して、アニメーションの任意の場所にすばやく移動する事が出来ます。スライダーの位置インジケーターをクリックしてドラッグすると、現在のフレームを移動するか、スライダーを直接クリックして、カーソルがスライダーバーの右か左かに応じて、一度に10フレームずつ前後にジャンプします。 **&anchor(UI-ERROR,option=nolink){エラーと警告の通知} #image(doc_ui-08.jpg) エラーと警告の表示です。赤い丸はエラーを表し、その横の数字は現在のプログラムセッションの開始以降に発生した数を示しています。黄色の三角形と感嘆符は警告を表し、こちらもカウンター付きです。エラーは重大な問題で、ファイルが見つからないとか、レンダリングに重大な問題があるとかいったものです。警告はそれほど深刻ではないため、シーンに大きな影響を与える可能性は低くなります。エラーと警告の通知部分をクリックすると、これまでに生じた全てのエラーや警告についての詳細をウインドウ表示で示します。
Terragenはプロシージャルな景観を作成し、描画する事に焦点を絞っており、インターフェース・レイアウトと機能性はその目的に合わせて調整されています。基本的なUIは、あなたがこれまでに使用してきた3Dアプリケーションなどと類似しているかも知れませんが、重大な違いがあります。 この項目でTerragen UIの概要を解説していく事で、使い始めるに十分な知識を得る事でしょう。あなたがどんな特定のUIのエレメンツや機能上の事であっても、それに関するより具体的な詳細を知りたい場合は、オンラインヘルプでユーザーインターフェースのリファレンスを参照して下さい。 *メインウインドウのユーザーインターフェイスのエレメント群 TerragenのUIは、すばやくシーンのメインエリアへアクセスして編集を可能にする"トップツールバー"と言うアプリケーションの上部にあるタブやボタンによってアクセスするための複数の"レイアウト"に基づいています。それぞれのタブには、シーンの1方面に特化したツールと機能を備えたレイアウトで構成されています。タブボタンは、節の基本的な概念を読んだならば、自明な"項目名"として見る事が出来るでしょう。 それでも紛らわしいのが"シェーダー"と"ノード・ネットワーク"です。Terragenの用語"シェーダー"は、Terragen Classic版で言うサーフェース・マッピングと本質的には同じです(さらに強力な機能を備えていますが)、あるいは他のほとんどのアプリケーションが"テクスチャ"と呼ぶ機能と類似しています。 "ノード・ネットワーク"は、より複雑なあるいは標準的ではない方法であなたのシーンを編集するために備えられた強力なオプションのインターフェースです。 #image(doc-ui-00.jpg,width=750,height=450) +メニューバー(メニューの「&bold(){リファレンス}」より"▼メニューバー "を参照して下さい。) +&link_anchor(UI-TOPTOOL){トップツールバー} +&link_anchor(UI-NODELIST){ノードリスト} +&link_anchor(UI-PARMSET){ノードプロパティ/設定パネル} +[[ハイトフィールド/シェーダープレビュー]] +[[3Dプレビュー]] +&link_anchor(UI-NODENW){ノード・ネットワークビュー} +&link_anchor(UI-PROJECT){プロジェクト設定} +&link_anchor(UI-PLAYBACK){プレイバック表示} +&link_anchor(UI-ANM){プレイバックコントロールバー} +&link_anchor(UI-ERROR){エラーと警告の通知} **&anchor(UI-TOPTOOL,option=nolink){トップツールバー} #image(doc-ui-01.jpg,width=700,height=19) 上部のツールバーには、左側に標準の[新規]、[開く]、[保存]ボタンがあります。[保存]ボタンをクリックして押したままにすると、"Save Incremental"などの追加オプションを提供するドロップダウンメニューが表示されます。次に、レンダリングウィンドウと3Dプレビューにすばやくアクセスするためのボタンがあります(3Dプレビューが既に開いている場合、3Dプレビューボタンはデフォルトのワークスペースにあるため、効果がありません)。ツールバーの残りの部分には、シーンのさまざまな側面を編集するための特定のUIレイアウトのそれぞれにアクセスするためのボタンが含まれています。 インターフェースのトップには、&bold(){【File】}~&bold(){【Help】}などのオプションを含む標準の"&bold(){メニューバー}"があります。 トップツールバーの同線上の左側に標準のレイアウトタブがあります。 |&image(doc-ui-08.jpg)|&bold(){Create new Project(プロジェクトを作成)}|【File】->「New」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-09.jpg)|&bold(){Open Project file(プロジェクトを開く)}|【File】->「Open」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-10.jpg)|&bold(){Save or Save As Project(保存/別名保存)}|【File】->「Save/Save As...」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-11.jpg)|&bold(){Open Render View(レンダービューを開く)}|【View】->「Render」のショートカットアイコン| |&image(doc-ui-12.jpg)|&bold(){Open 3D Preview(3Dプレビューを開く)}|【View】->「3D Preview」のショートカットアイコン| 4.4.16からの新機能: トップメニューの右端に"Dynamic Layouts"という新しいチェックボックスがあります。これは、左側の[レイアウトボタン]をクリックした時の動作を制御します。チェック時、ユーザーインターフェースは依然と同じ動作をします。チェックを外すと、3Dプレビューやノードネットワークを自動的に開いたり閉じたりせず(ノードネットワークのレイアウトボタンをクリックした場合を除く)、3Dプレビューのシェーディング、大気、照明の設定も自動的に変更しません。 ---- **&anchor(UI-NODELIST,option=nolink){ノードリスト} #image(doc-ui-02.jpg) ノードリストには、シーン内のノードの構造化されたリストが表示されます。現在のレイアウトのフォーカスに対応するノードのみが表示されます。例えば、【Terrain】レイアウトでは、ノードリストに地形の形状を制御するノードが表示されますが、【Atmosphere】レイアウトでは、リストには大気と雲を定義するノードが含まれます。これの唯一の例外は、シーン内のすべてのノードを表示する【Node Network】レイアウトです。 ノードは階層的に表示され、「子ノード」とも呼ばれるサブノードが字下げ表示され、破線でメインノードまたは「親ノード」に接続されます。この構造は、[Node Network]枠に表示される構造を反映しています。リスト内のノードのいずれかをシングルクリックすると、ノードのプロパティ枠に設定が表示されます。ノードリストの構成は、使用しているレイアウトによって異なりますが、すべてのリストには、適切なタイプのノードを追加するためのボタンが上部に含まれています。 【Terrain】レイアウトと【Shaders】レイアウトでは、ノードの順序も重要であり、最終的なシーンの外観に大きく影響します。リスト内のシェーダの位置を変更するためのボタンが提供されています。これらは、リストの下部にある[Move]ボタンです。ボタンには上下に指す矢印があり、現在選択されているノードの移動方向を示します。リストの最上部にあるノードは、通常「上掛け」されるか、さらに下のノードに置き換えられます。特に【Shaders】レイアウトのサーフェスレイヤーを扱う場合、親もその子によって上掛けされますが、子は親の影響範囲または影響範囲に制限されます。【Terrain】レイアウトのノードリストには、オペレータを追加する[Add Operator]ボタンもあります。オペレータは、ハイトフィールドデータを特別に操作するノードです。 リストの[+][-]をクリックする事で階層表示の折りたたみを切り替えます。また、[Move]ボタンによってノードの階層(関連付け)の順を入れ替えます。 &image(doc-ui-13.jpg,width=500,height=335) 『Heightfield shader 01』を選択 &image(doc-ui-14.jpg,width=500,height=335) [↑ Move]ボタンで移動した結果。入れ替え後、TG4は自動で判断してノード間の関連付けを行います。 最後に、【Atmosphere】レイアウトのノードリストには、一般的な雲層が選択されている場合にのみ有効になる一意のボタンと情報表示があります。[Pattern]ボタンは、雲層の"Density shader"の入力ノードにアクセスし、情報表示には現在選択されている雲層の天部と底部の高度が表示されます。 &image(Node_list_atmos.jpg) ---- **&anchor(UI-PARMSET,option=nolink){ノードプロパティ/設定パネル} #image(doc_ui-3-1.jpg) #image(doc_ui-3-2.jpg) ノードリストとシェーダープレビューの下に、現在選択中のノードを設定します。ノード・ネットワークビューから編集したいノードをクリックした場合、フローティングのパラメータ/設定ウインドウが表示され、ノードリスト下には「The param view for this node is already open in a floating window.(このノードのパラメータ・ビューは、すでにフローティングウインドウ上で開いています)」とメッセージが表示されます。ノードネットワーク内のノードをダブルクリックして、ノード設定を別のウィンドウで開く事も出来ます。 ノードプロパティウィンドウは、すべてのノードタイプにわたって標準的な方法でレイアウトされています。設定名は通常、設定の左側にあるテキストラベルで指定されます。 設定コントロールには、多くの場合、ほぼすべての数字を入力する事が出来る数値入力フィールドと、より制限された範囲を持つスライダーコントロールの両方が含まれます。スライダーを使用して値を選択すると、数値フィールドが更新されて同じ値が反映され、その逆も同様です。ほとんどのスライダーの範囲は、その設定の推奨値内ですが、数値入力フィールドに直接数値を入力する事により、推奨範囲を超える値を設定する事も出来ます。 -&bold(){①ノード名:}すべてのノードには一意の名前があり、"Name"フィールドに表示されます。デフォルトでは、ノードはノードタイプに基づいて名前が付けられ、その後に通し番号が続きます。重複する名前を持つノードが検出されると、数値の接尾辞が自動的に生成されます。 "/"文字を使用する事は出来ず、別のノードですでに使用されている名前を使用する事は出来ませんが、ノードの名前はほぼ任意に変更する事が出来ます。日本語は使用出来ません。ここで入力したノード名は、ノード・ネットワークのノードボディーに反映されます。 -&bold(){②アクション機能:} --&bold(){Edit internal network(このノードの内部ネットワークを編集)}:現在選択されているノードの内部ネットワークを開きます。これは、右側の[ノードネットワーク]枠で開きます。ほとんどのノードには内部ネットワークがありません。その場合、空白のネットワークが表示されます。ただし、上級ユーザーは、内部ネットワークを使用して、複雑なネットワークでの組織化を改善する事があります。 --&bold(){Centre node in network(ネットワークビューの中央にノードを表示)}:このノードを中心にノードネットワークビューを中央に配置します。 -&bold(){③シェーダープレビューボタン:}現在のシェーダプレビューが新しい3Dプレビューウインドウでシ開きます。すべてのノードをプレビュー出来るわけではないため、プレビューが空白で表示される場合がある事に注意して下さい。シェーダプレビューウィンドウには、3Dプレビューとまったく同じコントロールと機能がありますが、それが開かれたノードに固有です -&bold(){④オンラインヘルプ:}現在のノードタイプの詳細を説明する関連ノードリファレンスページをブラウザを起動して表示します。&br()&br()ほとんどのノードには、有効化設定があります。"&bold(){Enable}"のチェックボックスは、現在のノードが有効か無効かをコントロールします。チェックを消すと、ネットワークを通る情報の流れはこのノードを通過し、シーンに影響を与えません。シーンは、ノードが存在しないかのように処理されます。 -&bold(){⑤タブ:}ノードに備わる多くの機能をタブ別で管理します。&br()多数の設定を持つ複雑なノードは通常、タブに配置され、共通または類似の目的を持つプロパティが適切な名前のタブにグループ化されます。タブをクリックして選択します。 -&bold(){⑥チェックボックス:}多くのノードに備えられています。チェックボックスを有効にすると「✔」マークが表示されます。例えば、「Enable」のチェックボックスから「✔」を外すと、そのノードは「無効」となり設定は反映されません。また、ノード・ネットワークのノードボディーのハイライトが消えます。 -&bold(){⑦アニメーションボタン:}設定する座標や数値によりポップアップの有無、またはポップアップメニュー項目が異なります。 --&bold(){Set animation key(アニメーションキーを設定):}現在選択されているフレームに、現在の設定値に対するキーフレームを設定します。設定(焼き込み)された数値はオレンジ色で表示されます。1フレームでもアニメーションキーが設定された場合は、以降のフレームの数値は青色(未焼き込み)で表示されます。 --&bold(){Remove animation key(アニメーションキーを除去):}設定したアニメーションキーを除去します。いずれかのフレームにアニメーションキーが設定されている場合は、数値は青色、設定されていない場合は黒色で表示されます。      --&bold(){Import animation file...(アニメーションファイルをインポート):}「.chan」ファイルと同様のテキストファイルからキーをインポートします。この場合、『Houdini』や『Nuke』から生成される座標空間の「.chan」ファイル形式ではなく、TG4の座標空間で設定する必要があります。また、現在の設定のキーフレームを手動で追加する事も出来ます。 --&bold(){Delete animation key(アニメーションキーを削除):}この設定からすべてのキーフレームを削除します。 --&bold(){Show in Animation Panel(アニメーションパネルを表示):}フローティングのアニメーションパネルを表示します。アニメーションパネルを表示しながら、ノードのパラメータ/設定枠で数値を変更した場合、アニメーションパネルを再表示しないと変更が反映されません。 -&bold(){⑧入力フィールド:}直接キーボードから値を入力します。&br()&image(UI-NodePropretiesPane-XYZCoord.jpg)&br()座標が表示される場合、通常、個別に座標名をラベル付けされませんが、常に同じ順序で表示されます(X、Y、Z)。YはTerragenの垂直軸である事を覚えておいて下さい。&br()場合によっては、(X、Z)の2つの座標のみが表示されます。これは、例えばハイトフィールドシェーダのように水平方向の調整のみが可能な場合です。&br()通常、座標コントロールは、フィールドの右側に座標のコピー/ペーストボタンを提供します。このボタンを使用すると、座標セット全体を別のノードの別の同様の座標セットにコピーする事が出来ます。これは、例えば複数のオブジェクトの位置を同期する場合に役立ちます。別の場所からコピーした座標データをこのノードの座標にペーストする事も出来ます。例えば、3Dプレビューのポイントからコピーした座標セットです。 -&bold(){⑨スライドバー:}スライドバーで数値を設定します。スライドバーの利点は設定範囲の最小、最大値がバーの両端で確認出来る事です。Terragenの多くの設定で、スライダーのそれぞれの最大値はかなり適当なものです。それが実際に重要な所で値が大きい程、シーンによっては優れた画像を生成する事が出来ますが、多くの場合は必要以上のレンダリング時間に見合う価値がありません。スライダーの最大値を越える値を直接入力する時は、望む結果を生み出す事が見いだせる検証結果の上で慎重に考慮する必要があります。 -&bold(){⑩カラーボタン:}カラーピッカーウインドウを呼び出します。こちらの[[カラーピッカー]]で詳しい内容を参照して下さい。 -&bold(){⑪関連ノードフィールド:} 関連付けされたノード名が表示されます。直接入力する事も出来ますが、既存しないノード名は関連付けされません。 -&bold(){⑫関連付けボタン:}関連付けノードの設定を行います。 --&bold(){Go to ""(任意のノードのフローティングウインドウを開く)} --&bold(){Break connection with ""(任意のノードの関連付けを解除)} --&bold(){Assign Shader(既存シェーダーを関連付け)} --&bold(){Create new Shader(新規シェーダを作成して関連付け)} --&bold(){Insert Clip File...(クリップファイルを差込)} -&bold(){⑬フォルダボタン:}ファイルの読み込みなどを行います。 --&bold(){Open File...(ファイルを開く)} --&bold(){Open Preview(開いた画像などのプレビューを表示)} --&bold(){Add to Library(開いたファイルをライブラリへ追加)} -&bold(){⑭編集ボタン:}座標のコピー/ペーストするためのボタン。 #image(doc_ui-3-3.jpg) [ノードプロパティ]枠ではなく、フローティングウィンドウでノードプロパティを開いた時にのみ表示されるコントロールがいくつかあります。 -&bold(){⑮Editボタン:}これは、Undo、Cut、Copy、Paste、Delete、Select all、Deselectの基本的な編集コントロールを提供するだけです。これらの機能はすべて、通常のホットキーからもアクセスする事が出来ます。 -&bold(){⑯Stay Openボタン:}通常、フローティングウィンドウで開かれたノード設定は、新しいノードが開かれた時、またはレイアウトを切り替えた時に自動的に閉じます。[Stay Open]ボタンは、ウィンドウが自動的に閉じるのを防ぎます。 -&bold(){カラー調整}:数値入力フィールドと値スライダーはどちらも、選択した色の明るさのみを制御します。特定の色を選択するには、右端のカラーアイコンをクリックする必要があります。これにより、オペレーティングシステムの標準[[カラーピッカー]]が表示されます。&br()&br()明度は、風景シーンへの現実的な統合のために色を変更する際に最も頻繁に調整するオプションであるため、明度コントロールは最もアクセスしやすい色コントロールである事に注意して下さい。&br()&image(UI-NodePropretiesPane-ColourField.jpg) -&bold(){マスク機能}:これは、1つのノードを使用して別のノードの分布または適用範囲をコントロールする事が出来ます。例えば、別のアプリケーションで作成された侵食マップのようなインポートされたグレースケール画像を使用して、サーフェスレイヤーの分布をコントロールする事が出来ます。ほとんどのノードを別のノードのマスクシェーダの入力として使用する事が出来ます。&br()&br()"&bold(){Mask by shader}"チェックボックスは、ブレンド効果を有効にします。右側のフィールドには、現在選択されているマスクシェーダの名前が表示されます(存在する場合)。&br()&br()"&bold(){Invert mask}"は、マスクシェーダ入力のグレースケール値を反転します。&br()&br()"&bold(){Fit mask to this}"は、このノードの「エリア」にマスクシェーダ入力を「合わせる」ことを試みます。例えば、16x16kmをカバーするハイトフィールドのマスクシェーダ入力として500x500ピクセルの画像マップを使用している場合、このオプションは画像マップを16x16kmに引き伸ばします。&br()&br()ハイトフィールドシェーダには、追加で"&bold(){Mask by heightfield}"チェックボックスがあり、これは同じように動作しますが、ハイトフィールドデータのみを入力として受け入れます。『Surface layer』ノードには、マスクシェーダ入力を通常のマスクシェーダではなく、カバレッジマスクとして扱う追加の"&bold(){Mask as coverag}"チェックボックスがあります。&br()&br()緑の[+]ボタンをクリックすると、オプションのリストがポップアップ表示されます。一番上のオプションは、現在割り当てられているマスクノードに「移動」し、編集用にそのノードの設定が開きます。その下には&bold(){"Assign shader}"オプションがあります。これにより、シーン内のノードの整理されたリストが提供され、そこから好みのシェーダーノードを選択できます。最後に、指定したタイプの新しいシェーダノードを作成するオプションがあります。 "&bold(){Create new shader}"メニューは、通常のシェーダ作成メニューで使用できる多くのオプションを反映していますが、現在のノードのシェーダーノードとして機能できないノードはリストから除外されます。&br()&image(UI-NodePropretiesPane-MaskControls.jpg) ---- **&anchor(UI-NODENW,option=nolink){ノード・ネットワークビュー} #image(doc_ui-06.jpg,width=750,height=264) 3Dプレビューの下に表示されます。3Dプレビューを閉じて、右画面全体にノード・ネットワークを表示させることも出来ます。反対にノード・ネットワークビューを閉じて、3Dプレビューを右画面全体に表示する事も出来ます。 このノード・ネットワークでは、現在のレイアウトと一致したデフォルトグループ内のノードに焦点を当てた、例えば"Terrain"がどんな特定のレイアウトと前後関係を結んでいるのかといった内容を確認する事が出来ます。 ---- **&anchor(UI-PROJECT,option=nolink){プロジェクト設定} #image(Project_01.jpg) このウィンドウでは、現在のプロジェクトに関する詳細や情報を制御するためのいくつかの設定にアクセスできます。以下の通りです: |&bold(){Name}|プロジェクト名|プロジェクトの名前を入力します。| ***Mainタブ |&bold(){Written by program}|プログラム名|このプロジェクトを作成したプログラムの名前です。デフォルトで正しい値が入力されています。| |&bold(){Written by version}|プログラムバージョン|このプロジェクトを作成したプログラムのバージョンです。デフォルトで正しい値が入力されています。| |&bold(){Author}|作者|プログラムの製作者の名前です。| |&bold(){Comments}|コメント|プログラムについての注釈などを入力します。| |&bold(){Current frame}|現在のフレーム|タイムライン上で現在選択されているフレームです。ここに値を設定すると、タイムライン上のマーカーがそれに応じて更新されます。| |&bold(){Start frame}|開始フレーム|アニメーションを開始する最初のフレームです。ほとんどの場合、アニメーションはフレーム1から始まりますが、他のフレームから始めると便利な場合があります。| |&bold(){End frame}|終了フレーム|アニメーションの終了フレームです。これは任意の値に設定する事が出来ます。開始フレームと終了フレームは、アニメーションの長さを定義する方法です。例えば、毎秒30フレームの10秒間のアニメーションの場合、Start frameは1、End frameは300に設定します。| ノード設定ウインドウと同様に、ここで変更した値は即座に反映されます。適用のための[OK]ボタンはありません。ここでの設定変更が終了したら、ウインドウを閉じて下さい。 ***Colour Managementタブ このタブについての詳細は、[[OpenColorIO]]を参照して下さい。 ---- **&anchor(UI-PLAYBACK,option=nolink){プレイバック表示} 時計のアイコンで示されたボタンは、アニメーションの再生コントロールの表示/非表示を切り替えます。時計アイコンの右側にあるコントロールです。 **&anchor(UI-ANM,option=nolink){プレイバックコントロールバー} #image(doc_ui-07.jpg) 再生コントロールの左端のフィールドは、現在のフレーム番号の表示で、デフォルトは0です。ここに値を手動で入力して特定のフレームにスキップしたり、右側のフレームコントロールを使用したり、タイムライン上をドラッグしてフレーム番号を変更する事も出来ます。フレーム番号の表示は、現在のフレームを調整する事で変化します。 フレーム番号表示の横には、アニメーションのタイムライン上を移動するためのコントロールがあります。ここのアイコンは、他の多くのアプリケーション、特にビデオ編集アプリケーションで使用されているものと似ています。後ろ向きの矢印はタイムライン内を戻り、前向きの矢印はタイムラインを進みます。線の付いた二重矢印のボタンは、タイムラインの先頭と末尾にスキップします。線の付いた単一の矢印は、タイムライン上で1フレーム分を前後に移動します。現在のフレームを変更すると、3Dプレビューは新しいフレームの設定を反映したものに更新されます(デフォルトのシーンではアニメーションが定義されていないため、変更は表示されないことに注意して下さい)。 中央には、右向きの矢印が1つありますが、これは[再生]ボタンで、タイムライン全体を自動的にリアルタイムで移動します。これにより、3Dプレビューに既存のアニメーションが表示されますが、3Dプレビューペインが表示するように設定されているのと同じように、限られたディティールでレンダリングされます。 矢印コントロールの右側がタイムラインです。タイムラインを使用して、アニメーションの任意の場所にすばやく移動する事が出来ます。スライダーの位置インジケーターをクリックしてドラッグすると、現在のフレームを移動するか、スライダーを直接クリックして、カーソルがスライダーバーの右か左かに応じて、一度に10フレームずつ前後にジャンプします。 ---- **&anchor(UI-ERROR,option=nolink){エラーと警告の通知} #image(doc_ui-08.jpg) エラーと警告の表示です。赤い丸はエラーを表し、その横の数字は現在のプログラムセッションの開始以降に発生した数を示しています。黄色の三角形と感嘆符は警告を表し、こちらもカウンター付きです。エラーは重大な問題で、ファイルが見つからないとか、レンダリングに重大な問題があるとかいったものです。警告はそれほど深刻ではないため、シーンに大きな影響を与える可能性は低くなります。エラーと警告の通知部分をクリックすると、これまでに生じた全てのエラーや警告についての詳細をウインドウ表示で示します。

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