Colour Adjust Shader

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#image(Colour_adjust_shader01.jpg) &bold(){Node Type}: Colour Shader *ノード説明と目的: 『Colour Adjust Shader』では、黒色点と白色点とガンマを使用して入力シェーダのカラーを調整する事が出来ます。これらの機能はPhotoshopの"レベル補正"に相当する調整が行えます。 Terragenは画像のアンチエイリアス処理には最適ですが、マスクのエッジをシャープにするにはこのノードを使用します。黒色点と白色点に同じ値を使用すると、グレーレベルでバイナリー画像を得る事が出来ます。例えば、細い線がある場合は、0.5以上の値で薄くする事も、0.5以下の値で幅広くする事も出来ます。他にもノイズの低減などにも役立ちます。 **設定: ***Input levelsタブ このシェーダでは、スカラー値の下限値はRGBコンポーネントの中央値となります。そのため、RGB値がRGB(0、0.1、0.5)の場合、スカラー値は0.1になります。これは、白色点、黒色点、およびガンマに適用されます。この方法で動作する理由は、カラー内のRGB値の間隔を変更せずに色を上下に変動させる事を可能にし、負の黒色点を扱う時に役立つかもしれないからです。 それでは先ほどの例を取り上げて、色がRGB(0.0、0.1、0.5)で、中央値が0.1の場合を考えてみましょう。中央値を-0.4に変更すると、すべての値が-0.5だけ変動し、RGB(-0.5、-0.4、0.0)になります。これはUIが3つのRGB値をすべて示した時により分かりやすいでしょう。カラースウォッチと同じ列にある番号は、プログラム中の他の場所の色と同じように機能します。これはRGBコンポーネントの中で最大です。 |&bold(){Black point}|黒色点|この数値はパワーフラクタルの色の範囲を設定します(0-1)。例えば、黒色点を増やすように0.1に設定すると、シェーダーはパワーフラクタルの色範囲を0.1から1にしてから、この範囲を0から1に戻すように指示します。白点を減らすように0.9に設定すると、シェーダはパワーフラクタルの色範囲を0から0.9にしてから、この範囲を0から1に戻すように指示します。黒色点0.2、白色点0.8に設定すると、パワーフラクタルから0.2~0.8の入力範囲を取り去り、これを0~1に均等にします。黒色点を増やすにつれ、不要なノイズの除去範囲を増やします。| |&bold(){White point}|白色点|~| |&bold(){Clamp below black}|黒色点以下を切り捨て|より広い範囲を指定する場合は、値の切り捨て値を設定します。| |&bold(){Clamp above white}|白色点以下を切り捨て|~| ***Gammaタブ #image(Colour_adjust_shader02.jpg) |&bold(){Gamma}|ガンマ|画像の階調を補正します。マスク画像の縁を変位させたい場合などにも有用です。|
#image(Colour_adjust_shader01.jpg) &bold(){Node Type}: Colour Shader *ノード説明と目的: 『Colour Adjust Shader』では、黒色点と白色点とガンマを使用して入力シェーダのカラーを調整する事が出来ます。これらの機能はPhotoshopの"レベル補正"に相当する調整が行えます。 Terragenは画像のアンチエイリアス処理には最適ですが、マスクのエッジをシャープにするにはこのノードを使用します。黒色点と白色点に同じ値を使用すると、グレーレベルでバイナリー画像を得る事が出来ます。例えば、細い線がある場合は、0.5以上の値で薄くする事も、0.5以下の値で幅広くする事も出来ます。他にもノイズの低減などにも役立ちます。 **設定: ***Input levelsタブ このシェーダでは、スカラー値の下限値はRGBコンポーネントの中央値となります。そのため、RGB値がRGB(0、0.1、0.5)の場合、スカラー値は0.1になります。これは、白色点、黒色点、およびガンマに適用されます。この方法で動作する理由は、カラー内のRGB値の間隔を変更せずに色を上下に変動させる事を可能にし、負の黒色点を扱う時に役立つかもしれないからです。 それでは先ほどの例を取り上げて、色がRGB(0.0、0.1、0.5)で、中央値が0.1の場合を考えてみましょう。中央値を-0.4に変更すると、すべての値が-0.5だけ変動し、RGB(-0.5、-0.4、0.0)になります。これはUIが3つのRGB値をすべて示した時により分かりやすいでしょう。カラースウォッチと同じ列にある番号は、プログラム中の他の場所の色と同じように機能します。これはRGBコンポーネントの中で最大です。 |&bold(){Black point}|黒色点|この数値はパワーフラクタルの色の範囲を設定します(0-1)。例えば、黒色点を増やすように0.1に設定すると、シェーダーはパワーフラクタルの色範囲を0.1から1にしてから、この範囲を0から1に戻すように指示します。白点を減らすように0.9に設定すると、シェーダはパワーフラクタルの色範囲を0から0.9にしてから、この範囲を0から1に戻すように指示します。黒色点0.2、白色点0.8に設定すると、パワーフラクタルから0.2~0.8の入力範囲を取り去り、これを0~1に均等にします。黒色点を増やすにつれ、不要なノイズの除去範囲を増やします。| |&bold(){White point}|白色点|~| |&bold(){Clamp below black}|黒色点以下を切り捨て|より広い範囲を指定する場合は、値の切り捨て値を設定します。| |&bold(){Clamp above white}|白色点以下を切り捨て|~| ***Gammaタブ #image(Colour_adjust_shader02.jpg) |&bold(){Gamma}|ガンマ|画像の階調を補正します。上段のカラーアイコンの付いたスライダーはGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェイス)ガンマの3つの構成要素の中間値を設定します。これは、構成要素RGBカラー値の間隔を変更する事無く色をシフトアップ/ダウンさせる事を可能とします。この設定に応じた3Dプレビュー内でのサーフェスカラーなどに影響を与えます。下段のスライダーはレンダーガンマの値としてインプットノードに影響を与え、例えばマスク画像の縁を変位させたい場合などに有用です。|

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