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*概要 このリファレンスでは、Terragenのインポートとエクスポートの機能を解説します。この概要では、Terragenが可能なインポートとエクスポートについてを手早く概要をお伝えします。詳細については下記のインポートとエクスポートの節を参照して下さい。 TGはFBXファイルのインポートとエクスポートが出来ます。現在TGではアニメーションを含むカメラ、照明、マーカーのインポートとエクスポートが出来ます。『Micro Exporter』を介してジオメトリをエクスポートする事も出来ます。FBXのインポート/エクスポートについてはFBXの節を参照して下さい。 TGはいくつかのオブジェクトフォーマットをインポート/エクスポート出来ます。Wavefront OBJとLightwave LWO2フォーマットをインポート/エクスポート出来ます。またネイティブのTGOオブジェクトフォーマットを開ける事はもちろん、オブジェクトのエクスポートも出来ます。 『Micro Exporter』ノードを使い、地形ジオメトリをエクスポート出来ます。『Micro exporter』は『Render』ノードに関連付ける事でレンダリング時に地形ジオメトリをエクスポートします。FBX、OBJ、LWO2、TGOフォーマットで地形ジオメトリをエクスポート出来ます。 雲は、OpenVDBファイルにエクスポート([[VDB Export]])する事が出来ます。 アニメーションデータは".chan/.mov"やFBXファイルからインポート出来ます。また、カメラデータを".chan"やFBXフォーマットでエクスポートする事も出来ます。 TGは多くの画像フォーマットを含む幾多の"heightfield/DEM"フォーマットで、ハイトフィールドのインポート/エクスポートをサポートします。GeoTIFFsからジオリファレンスデータを読込む事が出来ます。 TGは様々な色震度で多くの画像フォーマットを読み書きする事が出来ます。 TGのシーン全体をエクスポートし、別のアプリケーションでシーンそのまま開く事は出来ません。例えば、TGのシェーダ等をエクスポートし、他のアプリケーションで稼動させる事は出来ません。別のアプリケーションでシーンとアニメーションを設定し、TGに戻ってカメラ動作などのパーツをインポートする事が出来る、という考えで言えば、TGからのエクスポートは十分に出来ます。例えば景色/環境をTGでレンダリングし、TGから出力したものと共に他のアプリケーションでレンダリングされたエレメントを合成する時にTGは利用出来ます。TGはすでに多くの複雑で知名度の高いプロジェクトにもこの方法が使用され、スタジオパイプライン等に取り込まれています。 *Import(インポート) [[FBXリファレンス]] ここでは、FBXファイルのTGでのインポート/エクスポート機能を記述します。 .chan/.movファイルからアニメーションデータをインポート ここでは、TGがどのように.chanと.movファイルからのアニメーションデータをインポートする事が出来るのかを記述します。 *Image Files(イメージファイル) この[[ページ>http://www.planetside.co.uk/wiki/index.php?title=Supported_Image_Formats]]で、TG4でサポートしている画像ファイル形式がリストアップされています。どのノードで画像ファイルを指定しても、これらのファイル形式のすべてを開く事が出来ます。 TG4で画像を保存する時は、これらのファイル形式より少ないサポート数です。サポートされたファイル形式は通常、適切な保存ダイアログにリストアップされます。 TG4は多くの色深度で画像を開く事が出来ます。 *Object Files(オブジェクトファイル) **Wavefront OBJのインポート Terragenは「Wavefront OBJ」ファイル(拡張子.obj)から限定的な型をインポートする事が出来ます。これはジオメトリとマテリアル情報をインポートする事が出来ます。 ***ジオメトリ +TGは3辺と4辺からなるポリゴンだけをインポートします。5つ以上の頂点」/辺を持つポリゴンはサポートされていません。また、フリーフォーム/スプライン曲線、またはNURBSのようなサーフェスもサポートしません。 +TGは法線やテクスチャ座標を読込む事が出来ます。 +TGはジオメトリのために割当てマテリアルやオブジェクト、グループを読込みます。下記でマテリアルの詳細を参照して下さい。 ***マテリアル +TGはOBJファイルによって参照されたMTL(.mtl拡張子)ファイルからマテリアルデータの読込みが出来ます。 +TGはMTLファイルから「diffuse(拡散)」と 「specular(光沢/鏡面反射)の値を読込みます。TGがサポートする画像ファイルのどんなテクスチャファイルも読込む事が出来ます。 ***ノード作成 OBJファイルは『Obj reader』ノードによって読込みます。マテリアルは、『Obj reader』ノードの内部ネットワーク内に作成された『Parts shader』を使ってオブジェクトに追加します。また、割当てられたマテリアルを持つオブジェクトの各グループは、『Parts shader』の内部ネットワーク内にさらに2つのノードを作成します。グループ毎に『Object part』ノードが作成します。このノードは、MTLファイルから読込んだ実際のマテリアル設定を保持し、それに割り当てられた『Default shader』を持っています。マテリアル設定を変更する場合、これらの内部ネットワークを介して下層に移り、そのオブジェクトの特定の部分の『Default shader』を変更する必要があります。 |&image(1.jpg,width=300,height=211)|『Obj reader』ノードの"Wheat_Blender"がOBJファイルを読込みます。マテリアルを持っている場合は内部ネットワークを持ちます。| |&image(2.jpg,width=300,height=211)|『Obj reader』の内部ネットワーク内の『Surface Shader』に、『Parts shader』を作成、関連付けします。これは内部ネットワークを持ちます。| |&image(3.jpg,width=300,height=211)|『Parts shader』の内部ネットワークにグループ毎(『Default shader』)に『Object part』が作成されます。| **Terragen TGO形式 +Terragen TGO形式は、Terragenのネイティブのオブジェクト形式です。TGOファイルは".tgo"拡張子を持っています。 +TGO形式はマテリアルやその他を定義しているすべての接続されたノードとオブジェクトを保存する事が出来ます。あなたが別形式のオブジェクトをインポートし、保持したいマテリアルなどの変更を加えてTGO形式でオブジェクトを保存する事で、それらすべての変更を保持出来ます。 +ネットワークビュー上のオブジェクトノードをクリックし、コンテキストメニューからオブジェクトをTGO形式に保存します。すべてのオブジェクトは、それらコンテキストメニューに"Save Object File…(オブジェクトファイルの保存)"を備え、保存/エクスポートが出来ます。保存ダイアログのファイル形式ポップアップから"Terragen Object Format"を選択して下さい。 +すべてのオブジェクトを保存する事は出来ません。実際、この時点で保存出来るのは、TGO、OBJ、LOW形式の元のオブジェクトのみです。オブジェクトの製作者が許可していないため、いくつかのTGOオブジェクトは保存する事が出来ません。さらにGrass clumps(草茂み)、Rocks(岩石)、Spheres(球体)などTGのビルドインオブジェクトの保存は出来ません。ですが、これらのオブジェクトをクリップファイルの一部として保存する事は出来ます。 *Terrain形式 [[Terragen .TER形式]] *エクスポート [[FBXリファレンス]] ここでは、FBXファイルのTGでのインポート/エクスポート機能を記述します。 **Terrain Geometry 地形ジオメトリをエクスポートする際に使用する『Micro exporter』ノードの詳細は、[[Micro exporter]]のページを参照して下さい。『Micro exporter』は、ディスプレースメントやオーバーハングを含むプロシージャル地形のジオメトリをエクスポートする事が出来ます。しかし、ハイトフィールドによる地形データをエクスポートする事は出来ません。 *Object Files Terragen TGO形式(上記参照) *Terrain形式 Terragen .TER形式(上記参照)
*概要 このリファレンスでは、Terragenのインポートとエクスポートの機能を解説します。この概要では、Terragenが可能なインポートとエクスポートについてを手早く概要をお伝えします。詳細については下記のインポートとエクスポートの節を参照して下さい。 TGはFBXファイルのインポートとエクスポートが出来ます。現在TGではアニメーションを含むカメラ、照明、マーカーのインポートとエクスポートが出来ます。『Micro Exporter』を介してジオメトリをエクスポートする事も出来ます。FBXのインポート/エクスポートについてはFBXの節を参照して下さい。 TGはいくつかのオブジェクトフォーマットをインポート/エクスポート出来ます。Wavefront OBJとLightwave LWO2フォーマットをインポート/エクスポート出来ます。またネイティブのTGOオブジェクトフォーマットを開ける事はもちろん、オブジェクトのエクスポートも出来ます。 『Micro Exporter』ノードを使い、地形ジオメトリをエクスポート出来ます。『Micro exporter』は『Render』ノードに関連付ける事でレンダリング時に地形ジオメトリをエクスポートします。FBX、OBJ、LWO2、TGOフォーマットで地形ジオメトリをエクスポート出来ます。 雲は、OpenVDBファイルにエクスポート([[VDB Export]])する事が出来ます。 アニメーションデータは".chan/.mov"やFBXファイルからインポート出来ます。また、カメラデータを".chan"やFBXフォーマットでエクスポートする事も出来ます。 TGは多くの画像フォーマットを含む幾多の"heightfield/DEM"フォーマットで、ハイトフィールドのインポート/エクスポートをサポートします。GeoTIFFsからジオリファレンスデータを読込む事が出来ます。 TGは様々な色震度で多くの画像フォーマットを読み書きする事が出来ます。 TGのシーン全体をエクスポートし、別のアプリケーションでシーンそのまま開く事は出来ません。例えば、TGのシェーダ等をエクスポートし、他のアプリケーションで稼動させる事は出来ません。別のアプリケーションでシーンとアニメーションを設定し、TGに戻ってカメラ動作などのパーツをインポートする事が出来る、という考えで言えば、TGからのエクスポートは十分に出来ます。例えば景色/環境をTGでレンダリングし、TGから出力したものと共に他のアプリケーションでレンダリングされたエレメントを合成する時にTGは利用出来ます。TGはすでに多くの複雑で知名度の高いプロジェクトにもこの方法が使用され、スタジオパイプライン等に取り込まれています。 *Import(インポート) [[FBXリファレンス]] ここでは、FBXファイルのTGでのインポート/エクスポート機能を記述します。 .chan/.movファイルからアニメーションデータをインポート ここでは、TGがどのように.chanと.movファイルからのアニメーションデータをインポートする事が出来るのかを記述します。 *Image Files(イメージファイル) この[[ページ>http://www.planetside.co.uk/wiki/index.php?title=Supported_Image_Formats]]で、TG4でサポートしている画像ファイル形式がリストアップされています。どのノードで画像ファイルを指定しても、これらのファイル形式のすべてを開く事が出来ます。 TG4で画像を保存する時は、これらのファイル形式より少ないサポート数です。サポートされたファイル形式は通常、適切な保存ダイアログにリストアップされます。 TG4は多くの色深度で画像を開く事が出来ます。 *Object Files(オブジェクトファイル) **Wavefront OBJのインポート Terragenは「Wavefront OBJ」ファイル(拡張子.obj)から限定的な型をインポートする事が出来ます。これはジオメトリとマテリアル情報をインポートする事が出来ます。 ***ジオメトリ +TGは3辺と4辺からなるポリゴンだけをインポートします。5つ以上の頂点」/辺を持つポリゴンはサポートされていません。また、フリーフォーム/スプライン曲線、またはNURBSのようなサーフェスもサポートしません。 +TGは法線やテクスチャ座標を読込む事が出来ます。 +TGはジオメトリのために割当てマテリアルやオブジェクト、グループを読込みます。下記でマテリアルの詳細を参照して下さい。 ***マテリアル +TGはOBJファイルによって参照されたMTL(.mtl拡張子)ファイルからマテリアルデータの読込みが出来ます。 +TGはMTLファイルから「diffuse(拡散)」と 「specular(光沢/鏡面反射)の値を読込みます。TGがサポートする画像ファイルのどんなテクスチャファイルも読込む事が出来ます。 ***ノード作成 OBJファイルは『Obj reader』ノードによって読込みます。マテリアルは、『Obj reader』ノードの内部ネットワーク内に作成された『Parts shader』を使ってオブジェクトに追加します。また、割当てられたマテリアルを持つオブジェクトの各グループは、『Parts shader』の内部ネットワーク内にさらに2つのノードを作成します。グループ毎に『Object part』ノードが作成します。このノードは、MTLファイルから読込んだ実際のマテリアル設定を保持し、それに割り当てられた『Default shader』を持っています。マテリアル設定を変更する場合、これらの内部ネットワークを介して下層に移り、そのオブジェクトの特定の部分の『Default shader』を変更する必要があります。 |&image(1.jpg,width=300,height=211)|『Obj reader』ノードの"Wheat_Blender"がOBJファイルを読込みます。マテリアルを持っている場合は内部ネットワークを持ちます。| |&image(2.jpg,width=300,height=211)|『Obj reader』の内部ネットワーク内の『Surface Shader』に、『Parts shader』を作成、関連付けします。これは内部ネットワークを持ちます。| |&image(3.jpg,width=300,height=211)|『Parts shader』の内部ネットワークにグループ毎(『Default shader』)に『Object part』が作成されます。| **Terragen TGO形式 +Terragen TGO形式は、Terragenのネイティブのオブジェクト形式です。TGOファイルは".tgo"拡張子を持っています。 +TGO形式はマテリアルやその他を定義しているすべての接続されたノードとオブジェクトを保存する事が出来ます。あなたが別形式のオブジェクトをインポートし、保持したいマテリアルなどの変更を加えてTGO形式でオブジェクトを保存する事で、それらすべての変更を保持出来ます。 +ネットワークビュー上のオブジェクトノードをクリックし、コンテキストメニューからオブジェクトをTGO形式に保存します。すべてのオブジェクトは、それらコンテキストメニューに"Save Object File…(オブジェクトファイルの保存)"を備え、保存/エクスポートが出来ます。保存ダイアログのファイル形式ポップアップから"Terragen Object Format"を選択して下さい。 +すべてのオブジェクトを保存する事は出来ません。実際、この時点で保存出来るのは、TGO、OBJ、LOW形式の元のオブジェクトのみです。オブジェクトの製作者が許可していないため、いくつかのTGOオブジェクトは保存する事が出来ません。さらにGrass clumps(草茂み)、Rocks(岩石)、Spheres(球体)などTGのビルトインオブジェクトの保存は出来ません。ですが、これらのオブジェクトをクリップファイルの一部として保存する事は出来ます。 *Terrain形式 [[Terragen .TER形式]] *エクスポート [[FBXリファレンス]] ここでは、FBXファイルのTGでのインポート/エクスポート機能を記述します。 **Terrain Geometry 地形ジオメトリをエクスポートする際に使用する『Micro exporter』ノードの詳細は、[[Micro exporter]]のページを参照して下さい。『Micro exporter』は、ディスプレースメントやオーバーハングを含むプロシージャル地形のジオメトリをエクスポートする事が出来ます。しかし、ハイトフィールドによる地形データをエクスポートする事は出来ません。 *Object Files Terragen TGO形式(上記参照) *Terrain形式 Terragen .TER形式(上記参照)

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