ユーザーインターフェイス

Terragenはプロシージャルな景観を作成し、描画する事に焦点を絞っており、インターフェース・レイアウトと機能性はその目的に合わせて調整されています。基本的なUIは、あなたがこれまでに使用してきた3Dアプリケーションなどと類似しているかも知れませんが、重大な違いがあります。
この項目でTerragen UIの概要を解説していく事で、使い始めるに十分な知識を得る事でしょう。あなたがどんな特定のUIのエレメンツや機能上の事であっても、それに関するより具体的な詳細を知りたい場合は、オンラインヘルプでユーザーインターフェースのリファレンスを参照して下さい。

メインウインドウのユーザーインターフェイスのエレメント群

TerragenのUIは、すばやくシーンのメインエリアへアクセスして編集を可能にする"トップツールバー"と言うアプリケーションの上部にあるタブやボタンによってアクセスするための複数の"レイアウト"に基づいています。それぞれのタブには、シーンの1方面に特化したツールと機能を備えたレイアウトで構成されています。タブボタンは、節の基本的な概念を読んだならば、自明な"項目名"として見る事が出来るでしょう。
それでも紛らわしいのが"シェーダー"と"ノード・ネットワーク"です。Terragenの用語"シェーダー"は、Terragen Classic版で言うサーフェース・マッピングと本質的には同じです(さらに強力な機能を備えていますが)、あるいは他のほとんどのアプリケーションが"テクスチャ"と呼ぶ機能と類似しています。
"ノード・ネットワーク"は、より複雑なあるいは標準的ではない方法であなたのシーンを編集するために備えられた強力なオプションのインターフェースです。

  1. メニューバー(メニューの「リファレンス」より"▼メニューバー "を参照して下さい。)
  2. トップツールバー
  3. ノードリスト
  4. ノードプロパティ/設定パネル
  5. ハイトフィールド/シェーダープレビュー
  6. 3Dプレビュー
  7. ノード・ネットワークビュー
  8. アニメーションツールバー
  9. エラーと警告の通知

トップツールバー

各ボタンは、シーンの特定部分を編集するレイアウトタブにアクセスします。

インターフェースのトップには、【File】【Help】などのオプションを含む標準の"メニューバー"があります。
トップツールバーの同線上の左側に標準のレイアウトタブがあります。
Create new Project(プロジェクトを作成) 【File】->「New」のショートカットアイコン
Open Project file(プロジェクトを開く) 【File】->「Open」のショートカットアイコン
Save or Save As Project(保存/別名保存) 【File】->「Save/Save As...」のショートカットアイコン
Open Render View(レンダービューを開く) 【View】->「Render」のショートカットアイコン
Open 3D Preview(3Dプレビューを開く) 【View】->「3D Preview」のショートカットアイコン

ノードリスト

画面左のタブの下に、階層リスト形式で現在のレイアウトに関連するノードの一覧を表示します。リストの[+][-]をクリックする事で階層表示の折りたたみを切り替えます。また、[Move]ボタンによってノードの階層(関連付け)の順を入れ替えます。

『Heightfield shader 01』を選択

[↑ Move]ボタンで移動した結果。入れ替え後、TG4は自動で判断してノード間の関連付けを行います。
[Add Operator]ボタンは、地形に変化を加える操作ノードを追加する事が出来ます。

ハイトフィールド/シェーダープレビュー

現在選択中のノードが有効(全てのノードをプレビュー表示する事は出来ません)な時、ノードリストの右側の小さな小窓にリアルタイムプレビューを生成して表示されます。マウスカーソルがプレビュー上の時、右クリックでポップアップが開きます。
  • "Copy Altitude(高度をコピー)":マウスカーソル上の高度をメモリにコピーします。
  • "Copy Coordinates(座標をコピー)":マウスカーソル上のxyz座標をメモリにコピーします。
  • "Copy Slope Angle(傾斜角をコピー)":マウスカーソル上の傾斜角をメモリにコピーします。
  • "Reset Preview(プレビューをリセット)":再計算してプレビューを表示します。
  • "Open in New Windows(ビューを新規ウインドウで開く)":新規ウインドウを開き、ビューを表示します。
ビューウインドウは3Dプレビューとは違い、"Top View(上空から見下ろした)"の透視法のみの表示となります。機能は3Dプレビューと同等のため、詳細は3Dプレビューの項目で行います。また、ビュー上にカメラの絵(白)が描かれていますが、こちらもカメラノードの項目で詳細を解説します。
ノードによってはビュー距離の単位が表示され、右上の[+][-]ボタンでズームする事が出来ます。

ノードプロパティ/設定パネル

ノードリストとシェーダープレビューの下に、現在選択中のノードを設定します。ノード・ネットワークビューから編集したいノードをクリックした場合、フローティングのパラメータ/設定ウインドウが表示され、ノードリスト下には「The param view for this node is already open in a floating window.(このノードのパラメータ・ビューは、すでにフローティングウインドウ上で開いています)」とメッセージが表示されます。
  • ①ノード名:ノード名を管理します。日本語入力は使用出来ません。ここで入力したノード名は、ノード・ネットワークのノードボディーに反映されます。
  • ②アクション機能:
    • Edit internal network(このノードの内部ネットワークを編集)
    • Centre node in network(ネットワークビューの中央にノードを表示)
  • ③シェーダープレビューボタン:新規ウインドウでシェーダープレビューを表示します。
  • ④オンラインヘルプ:このノードのオンラインヘルプをブラウザを起動して表示します。
  • ⑤タブ:ノードに備わる多くの機能をタブ別で管理します。
  • ⑥チェックボックス:多くのノードに備えられています。チェックボックスを有効にすると「✔」マークが表示されます。例えば、「Enable」のチェックボックスから「✔」を外すと、そのノードは「無効」となり設定は反映されません。また、ノード・ネットワークのノードボディーのハイライトが消えます。
  • ⑦アニメーションボタン:(Animation版のみ)
    • Set animation key(アニメーションキーを設定):設定する座標数によりポップアップの有無、またはポップアップメニュー項目が異なります。設定(焼き込み)された数値はオレンジ色で表示されます。1フレームでもアニメーションキーが設定された場合は、以降のフレームの数値は青色(未焼き込み)で表示されます。
    • Remove animation key(アニメーションキーを除去):設定したアニメーションキーを除去します。いずれかのフレームにアニメーションキーが設定されている場合は、数値は青色、設定されていない場合は黒色で表示されます。     
    • Import animation file...(アニメーションファイルをインポート):「.chan」ファイルと同様のテキストファイルからキーをインポートします。この場合、『Houdini』や『Nuke』から生成される座標空間の「.chan」ファイル形式ではなく、TG4の座標空間で設定する必要があります。
    • Delete animation key(アニメーションキーを削除):すべてのフレームのアニメーションキーを削除します。
    • Show in Animation Panel(アニメーションパネルを表示):フローティングのアニメーションパネルを表示します。アニメーションパネルを表示しながら、ノードのパラメータ/設定枠で数値を変更した場合、アニメーションパネルを再表示しないと変更が反映されません。
  • ⑧入力フィールド:直接キーボードから値を入力します。
  • ⑨スライドバー:スライドバーで数値を設定します。スライドバーの利点は設定範囲の最小、最大値がバーの両端で確認出来る事です。Terragenの多くの設定で、スライダーのそれぞれの最大値はかなり適当なものです。それが実際に重要な所で値が大きい程、シーンによっては優れた画像を生成する事が出来ますが、多くの場合は必要以上のレンダリング時間に見合う価値がありません。スライダーの最大値を越える値を直接入力する時は、望む結果を生み出す事が見いだせる検証結果の上で慎重に考慮する必要があります。
  • ⑩カラーボタン:カラーピッカーウインドウを呼び出します。こちらのカラーピッカーで詳しい内容を参照して下さい。
  • ⑪関連ノードフィールド: 関連付けされたノード名が表示されます。直接入力する事も出来ますが、既存しないノード名は関連付けされません。
  • ⑫関連付けボタン:関連付けノードの設定を行います。
    • Go to ""(任意のノードのフローティングウインドウを開く)
    • Break connection with ""(任意のノードの関連付けを解除)
    • Assign Shader(既存シェーダーを関連付け)
    • Create new Shader(新規シェーダーを作成して関連付け)
    • Insert Clip File...(クリップファイルを差込)
  • ⑬フォルダボタン:ファイルの読み込みなどを行います。
    • Open File...(ファイルを開く)
    • Open Preview(開いた画像などのプレビューを表示)
    • Add to Library(開いたファイルをライブラリへ追加)
  • ⑭編集ボタン:座標のコピー/ペーストするためのボタン。

ノード・ネットワークビュー

3Dプレビューの下に表示されます。3Dプレビューを閉じて、右画面全体にノード・ネットワークを表示させることも出来ます。反対にノード・ネットワークビューを閉じて、3Dプレビューを右画面全体に表示する事も出来ます。
このノード・ネットワークでは、現在のレイアウトと一致したデフォルトグループ内のノードに焦点を当てた、例えば"Terrain"がどんな特定のレイアウトと前後関係を結んでいるのかといった内容を確認する事が出来ます。

アニメーションツールバー

アニメーションのタイムラインと制御ボタンを備えたツールバーがユーザーインターフェースの一番下に表示されています。

エラーと警告の通知

エラーと警告の通知部分をクリックすると、これまでに生じた全てのエラーや警告についての詳細をウインドウ表示で示します。