Enable | 有効 | チェック時、このノードを有効にします。 |
Apply far colour | 遠くの色を適用 | ペイントソフトウエアの"グラデーションツール"のようなもので、デフォルトで、"far colour"を白、"near colour"を黒として設定されており、下記の"Far distance"と"Near distance"で設定した距離間でグラデーションを作ります。サーフェスの色付けとして使う場合もありますが、多くの場合はマスクや密度シェーダとして使用します。白は有効色、黒は無効色として扱い、グラデーションされた中間色はその境をぼかす効果として働きます。未チェックの場合、着色に関する処理は無視されます。 地形のサーフェスと樹木のポピュレーションに同じ『Distance Shader』を使用した例。近い(黒い)部分に樹木は生えず、遠く(白く)に行くほど樹木は密集します。グラデーション部分は濃度差で樹木の密集度に影響を与えます。 |
Apply near colour | 近くの色を適用 | |
Far distance | 遠距離 | デフォルトでは『Render Camera』のデフォルト座標(0, 10, -30)が基点として設定されていますが、下記の"Camera"で設定されない限り、カメラの座標に追随しません。ここで設定したパラメータ値が、上記で設定した色の最大値(最遠/最近距離)となり、"Far distance"と"Near distance"間をグラデーション処理します。注意点として、この距離設定は、カメラからの距離になりますが、カメラの高度も計算に入れる必要があり、カメラの(X, Z)座標から距離を設定する場合は、距離の基点となる別の『Camera』ノードを追加する必要があります。単位はメートル。 『Render Camera』とは別の『Distance Camera』を作成し、2つのカメラの設定によってそれぞれの距離の違いを見る事が出来ます。 |
Near distance | 近距離 | |
Distance mode | 距離モード | 距離間をグラデーションする2つの方法をポップアップから選択する事が出来ます。 -Distance (spherical): カメラを中心に球形の距離を計算します。グラデーションの境界線が円形の放射線状に広がります。 -Z depth (planer): カメラが向けている方向に被写体深度でグラデーションを付けます。カメラの後方はすべて近距離となります。惑星単位で見ると円の一部なので直線の水平線に見えます。 |
Camera | カメラ | 距離の基点となる『Camera』ノードを関連付けます。指定しない場合は、『Render Camera』を基点とします。 |
Clamp far colour | 遠くの色を固定 | -Clamp far colour: チェック時、"Far distance"よりも遠い距離はすべて"far colour"として固定します。効果をより際立たせたい時に使用します。 -Clamp near colour: チェック時、"Near distance"よりも近い距離はすべて"near colour"として固定します。効果をより際立たせたい時に使用します。 色を固定しない場合、GI効果が影響してハレーション現象と同様の効果を与えます。 |
Clamp near colour | 近くの色を固定 |