Render pixel sampler

Node Type: Render

ノード説明と目的:

注意) 『Render Pixel Sampler』は、適応ピクセルサンプラーのパラメータを含むノードで、『Render』ノードの内部ネットワークに含まれています。『Render Pixel Sampler』ノードをしても問題はありませんが、デフォルト設定で次回に画像をレンダリングするか、または[Edit Sampling...]ボタンを押す事で新たなノードを作成する事も出来ます。ただし、『Render Pixel Sampler』ノードを追加作成しないで下さい。予期しない動作が発生する可能性があります。

設定:

Anti-aliasing アンチエイリアス "Ray trace objects"、または"Ray trace everything"を使用する場合、画像のクオリティはこのパラメータに大きく依存します。実際、このパラメータは、適応ピクセルサンプラのパラメータをコントロールするするプリセットのようなものです。通常は自動で適切なプリセットが選ばれていますが、より精密なコントロールを望む場合は、この数値を編集する事で可能になります。
Max samples per pixel ピクセルあたりの最大サンプラー "First sampling level"を "Max samples (non-adaptive)"に設定しない限り、"Pixel noise threshold"が適応サンプリング(=適応アンチエイリアシング)に使用されます。
例えば、"Anti-aliasing"が4に設定されている場会、"Max samples per pixel"を16、"First sampling level"を"1/16 first samples"に設定します。これにより、最大サンプル数が16の場合、1ピクセルあたり1サンプルの最小値が得られます。"Min samples per pixel"は、"Max samples per pixel"と"First sampling level"のポップアップからの選択に依存します。また、アンチエイリアスは奇特な間隔で処理するため各ピクセルについて必ずしも同じではない可能性があるため、値の隣に"mean(平均)"と表示されます。
上記の例では、まずTerragenはピクセルごとに1つのサンプルを取ります。4ピクセルごとに、それらのピクセルの輝度とピクセルの平均輝度の違いを検分します。これは、このエリアにどれだけのノイズやコントラストがあるかを推定する方法です。総差が"Pixel noise threshold"の設定値よりも大きい場合、そのピクセルは4つのサブピクセルに細分化されます。このプロセスは、サブピクセルに続き、一度に4つのサンプルのセットを比較してさらに細分化するかを決定します。
次のレベルに細分化するかを決定するために使用される実際のしきい値は、ピクセルのサイズと比較した現在の細分レベルにおけるサンプル間の間隔に依存します。より細かな細分化レベル(より多くのサンプル)では、サンプルのそれぞれがピクセル結果への寄与が少ないため、許容できるしきい値をより高く(細分する可能性は低い)する事で、出来る限り早く細分化を中止する手助けをします。同様に、"First sampling level"が1ピクセルあたり1よりも粗い場合、"First sampling level"で使用される実際のしきい値は入力された値よりも低くなります。
"Min samples per pixel"が1未満である事を示す設定を選択した場合、これは"First sampling level"の間の間隔が1ピクセルより大きくなる事を意味します。"Anti-aliasing"が1で、"First sampling level"が"1/4 first samples"の時、これは4ピクセル(2ピクセル間隔)ごとに"First sampling level"が存在する事を意味します。同様に"Anti-aliasing"が2で、"First sampling level"が"1/16 first samples"にも当てはまります。"First sampling level"をこれより粗くする事も出来ます。通常、低クオリティのプレビューに役立つだけですが見た目に悪くなく高速です。
アンチエイリアスレベルが2の累乗である場合、すべてが理にかないます。これは1,4,16,64の最大サンプルに対応します。適応プロセスの全レベルでのサンプル間の間隔は2の累乗になります。ただし、Terragenのアンチエイリアスレベルでは、奇数値を使用すると、"First sampling level"のサンプルが正確なピクセル間隔にならない事があります。そのため、ピクセルあたりの平均最小サンプル数が非整数になる事があります。
現在のところ、適応サンプラーは個々のRGBコンポーネントではなく、輝度から調整しています。異なる色相、彩度値を有しますが、同じ"luminance(輝度)"を与えるサンプルは等しいと見なされるので、色および彩度の高い量のノイズがサンプラにより許容する事が出来ます。これは、人間の視覚がこれらの高周波数の変化にあまり敏感でないため、多くの場合許容されます。また、輝度計算では、これらの値の加重値によって、青色チャネルで最もノイズが多く、緑色チャネルで最もノイズが少ない事も意味します。しかし、この近似が十分でない状況が多いので、将来のバージョンでこれを変更するオプションを追加します。
Min samples per pixel ピクセルあたりの最小サンプラー
Customise sampling サンプリングのカスタマイズ
First sampling level 最初のサンプリングレベル
Pixel noise threshold ピクセルノイズのしきい値
New curve (BETA) 新しいカーブ これを有効にすると、隣接するサンプルとのコントラストのために適応サンプラーがRGB値をどのように推定するかを変更します。主な違いは、"New curve"が明るいピクセル(特に超明るいピクセル)のノイズ耐性を高め、影や中間範囲に費やす時間が長くなる事です。有効時はレンダリング時間が通常より短くなります。これにより、より高いアンチエイリアシングを使用して、より短時間でより高品質の画像を得る事が出来ます。
Robust adaptive sampler (BETA) 堅牢な適応サンプラー これを有効にすると、適応サンプラーは、画像品質を向上させるために、より堅牢な取り組みを使用してノイズを推定します。そのため、スーパーサンプリングのために考慮されている現在のピクセルまたはサブピクセルを囲むサンプルのより大きなグリッドを調査します。これは、DOF(被写界深度)、3Dモーションブラー、パストレース、まばらな小さなオブジェクトからのノイズが多いシーンをレンダリングする場合に重要です。アニメーションの一時的なエイリアシングを減らすのに役立ちます。古い適応サンプラーでは見逃されがちなサンプルが含まれているため、繊細な植物の品質を高める事が出来ます。有効時はシーンに依存するため、レンダリング時間が以前より短くなったり長くなったりする事があります。画像の一部は以前よりもノイズが目立つように見える事がありますが、他の部分はよりきれいに見える事もあるので、アンチエイリアスやピクセルノイズのしきい値を調整して、要求する結果を得るためのコントロールをして下さい。これの有効時は、上記の"New curve"が自動的に使用されます。